ギャラリー  ときの忘れもの

001_外観1

カテゴリ: 大竹昭子のエッセイ

大竹昭子のエッセイ「迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす」第119回

大竹昭子のエッセイ「迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす」第119回 (日本カメラ博物館所蔵) ふたりの男性のあいだに、おばあさんが立っている。 いや、「おばあさん」と思ってしまうのはいまの感覚かもしれない 昔の人を写真で見ると、みな実年齢より確実に10歳、 ひょ …
続きを読む
大竹昭子のエッセイ「迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす」第118回

大竹昭子のエッセイ「迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす」第118回 (画像をクリックすると  拡大します) 画面の中央に小さな男の子が立っている。 ようやく歩きはじめたくらいの歳格好だ。 つかむものがあって安心したように、 縦長のポールを両手で握っている。 彼の …
続きを読む
大竹昭子のエッセイ「迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす」第117回

大竹昭子のエッセイ「迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす」第117回 (画像をクリックすると  拡大します) 和風の庭園である。 丸く刈り込んだ植栽が四つ目垣や生け垣に囲まれて半円球のアタマを陽にさらしている。 遠くには花が咲いているらしい木々もみえている。 梅か …
続きを読む
大竹昭子のエッセイ「迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす」第116回

<迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす>第116回 (画像をクリックすると  拡大します) たくさんの人々が横に並んで何かを見下ろしている。 彼らが立っている場所から地面が低くなっているらしい。 右手には、木の枝に手をかけて立っている男がいて、 彼の足のすねから先 …
続きを読む
大竹昭子のエッセイ「迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす」第115回

<迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす>第115回 (画像をクリックすると  拡大します)高さ30センチにも満たない低いコンクリートの台座に、一分の隙なくぎっしりと人間が詰まっている。 パックに詰まったカイワレダイコンを見ているようだ。 全員の体が一方向にむけられ …
続きを読む
大竹昭子のエッセイ「迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす」第114回

<迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす>第114回 (画像をクリックすると  拡大します) いったい何人の人間がこの浜辺にいるだろう。 全員が海とは逆の方向に体を向けているが、 ついさっきまでのんびりと海を眺めていたことはまちがいない。 ほとんどのデッキチェアが …
続きを読む
大竹昭子のエッセイ「迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす」第113回

<迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす>第113回 (画像をクリックすると  拡大します) 新旧ふたつの光景がひとつの画面のなかに収まっている。 旧世界の建物はどれも低く、せいぜい三階建どまりで、 となりの建物と壁を接している。 手前の家の二階からは物干し竿が6 …
続きを読む
大竹昭子のエッセイ「迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす」第112回

<迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす>第112回 (画像をクリックすると  拡大します) 桜の季節である。 地面に花びらが散っていて、上の方には花のついた枝も見える。 桜の木は土手に植わっており、その下には並行して道が通っている。 男三人、女一人、合計四人が土 …
続きを読む
大竹昭子のエッセイ「迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす」第111回

<迷走写真館>一枚の写真に目を凝らす 第111回 (画像をクリックすると拡大します)等身大どころではない。 通行人の頭が膝の位置に届かないほど巨大な男が剣をふりかざしている。 なんだか切りつけられそうで、見ていると思わず身を引いてしまう。 長髪で、首に勾玉のネ …
続きを読む
大竹昭子さんより「3.11から10年/藍ではじめる〜福島県大玉村の試み」

大竹昭子さんより「3.11から10年/藍ではじめる〜福島県大玉村の試み」 二月に旧正月のごあいさつをお送りしてから早一ヶ月。 世の中の動きに気が滅入らされることが多いですが、 今日のように春らしい一日には心がなごみますね。 そう言えば十一年前のこの日も天気のいい …
続きを読む