山田陽のエッセイ

山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第16回(最終回)

山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第16回(最終回)

4月の頭に毎年オープンするブルックリンの南端に位置するコニーアイランド。そこにはビーチはもちろん、長く綺麗なボードウォークがあり何個かの遊園地、たくさんの露店、飲食、そして水族館まである。いわゆる昔からあるアミューズメントエリアと言えばよろしいでしょうか。
最近では毎夏、7月4日、アメリカ独立記念日に行われるホットドックの早食い選手権でだいぶ有名かもしれませんが。
歴史は1920年頃から始まり、アストロランドという大きめの遊園地を中心に広がっていったエリアでした。
中でもフリークスショーやなんだか怪しい露店などは、昔はたくさんあった様で、30年前のタイムズスクエア辺りの暗く怪しい雰囲気が漂っていたようです。
現在は、だいぶクリーン化が進み、綺麗なボードウォーク沿いに家族連れが楽しめるようなエリアにさま変わりしています。
なんだか僕の私感では昔のドヨーンと重くシニカルな雰囲気が今でも残っていたらよりスリリングでドキッとする場面に出会えるような気がするのですが、それは無い物ねだりですね。
今でも昔と変わらずにあるものは、歴史記念物にも定められている木造のローラーコースター、サイクロン。 
これは、乗り物そのものの怖さよりそのまま壊れてしまいそうな雰囲気があるのが怖いです。実際きしみながら進むローラーコースターって大丈夫でしょうか?
(やまだあきら)
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山田陽さんのエッセイは、今回が最終回です。
昨年7月にときの忘れもので個展「山田陽写真展 Line1_Lily Grass」を開く前から一年半、全16回にわたりニューヨークから原稿を送ってくださった山田さん、ありがとう。
ご愛読くださった皆様にも厚く御礼を申し上げます。
山田さんの益々の活躍を期待し、再びときの忘れものでお会いできることを祈っています。
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山田陽《Line1_Lily Grass_Untitled》(3)
2010年撮影(2011年プリント)
Fiber Print, Gelatin Silver Print
50.8x40.6cm
Ed.10
サインあり

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山田陽《Line1_Lily Grass_Untitled》(9)
2010年撮影(2011年プリント)
Fiber Print, Gelatin Silver Print
40.6x50.8cm
Ed.10
サインあり

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山田陽《Line1_Lily Grass_Untitled》(10)
2011年
Fiber Print, Gelatin Silver Print
50.8x40.6cm
Ed.10
サインあり

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山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第15回

山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第15回

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早くも今年も春分の日が過ぎ、4分の一が終わってしまいました。
そんな中、まだまだ寒さ残る日本へ、幼なじみの結婚式に参加すべく、短期間ですが日本へやってきました。
結婚式、しかも和装でのものには今まで参加した事がなくこれは良い機会と思い海を超えてやってきた次第です。
場所は、明治神宮、春分の日、大安、なんだかめでたいことがありそうでしかもずっとじとじと降っていた雨はやみ、快晴。
素敵な挙式にならない訳がありません。
お嫁さんの着物は素晴らしく彼女に似合い、友人の着物はそれなりに、いやおそらくタキシードより素敵だったと僕は思います。挙式も厳かに進み、なんだか気持ちまで素晴らしく晴れました。
当日は、スナップ程度で良いといっていたはずでしたので、小さなカメラしか持っていっていなかったのですが、式進行役に必要に迫られ、
結局、はじめから最後まで写真を撮る事に、慣れないスーツ姿での撮影に終わった頃には、時差ぼけと疲れが混ざり重しをのせられたように家に着いたら撃沈でした。
しかしながら、素敵に撮れているはずですので、フィルムの現像がすごく楽しみです。
とメインイベントは、結婚式だったのですが、そこへ何件か仕事が発生し、結局、大忙しの日本滞在に突入です。
その一つは、新宿御苑にて行われたシャネルのオートクチュールショー関連の仕事でした。
デザイナー、カール・ラガーフィールドが来日する事は、おそらく8年ぶりです。
実際、僕も生のカールさんにお会いするのは初めてで凄く楽しみでした。
当日は、シャネルの昔からのミューズの一人、アマンダ ハーレックさんを小春日和の中、駒込の六義園にて撮影後、ショー会場に向かいました。
新宿御苑に作られた特設会場の大きさといったら、さすがシャネルといった感じでした。会場でお会いしたのは、日ごろからお世話になっております、女性誌の方々、そしてプレス関係の方々、海外からのセレブ、サラジェシカ パーカーやバネッサ パラディさんなど、日本勢は、安室奈美恵さんや長谷川京子さん、水原紀子さんなどなど、ですが実際は僕が知らないだけで、著名な方達はたくさんいらしていたに違いありません。
今回は、パリでのショーをそのまま持ってくるといった試みでしたので、モデル達(40〜50人)も4〜5人を除いてすべてパリと同じ、これには本当にビックリしました。やはりシャネルですねとしか言えません。
オートクチュールのショー、カールさんの写真集のオープニング、そして海岸線で行われた、大規模なパーティーなどが、なぜ今回日本で行われたかなどの詳細は、僕も撮影させていただきました『ヴォーグジャパン』にて詳しく説明されていると思います。ぜひ掲載誌を読んでみてください。

今回の滞在の心残りは桜が見られなかった事でしょうか。
そのかわりに綺麗な梅がたくさん見られましたが。
(やまだあきら)

山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第14回

山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第14回

現在、アトランタへ向かう飛行機の中です。
2月の中旬からニューメキシコ州を訪れ、ネイティブアメリカンの方達の織物、アクセサリーデザイナー、ターコイズ関連の撮影するという仕事を受けました。
深くさかのぼると自分が高校生の時から興味を持っていたアメリカの文化にとうとう触れられるという事に大変興奮して、撮影に向かいました。
どういう訳か、いままでニューメキシコ州には行った事がなく、初めて見るワイドオープンな風景、すっきりシャープな空気に着いてそうそう魅了されました。
撮影に入り,織物工房、シルバー職人さんへのインタヴューを進めていく中で、素朴で昔ながらのやり方をしっかり続けている職人さん達との交流はなんだかほっとでき、そしてとても勉強になる時間でした。
会話とインタヴューを通じて分かっていく、彼らにまつわる時代の移り変わり、生活習慣、作品を作っていく工程など、本当に興味深いものばかりで、いままで自分の描いていた印象はなんだかすっきり洗い流されたような感覚になりました。
意外なことに日本からのオーダーというものが、ネイティブクラフト、特にアクセサリーとジュエリーに関してはなかなかのパーセンテージをしめているという事でした。
日本の方々が、彼らの文化を尊重しそのものに価値をみいだしているのでしょうか?
もしくは、私たちの思い描く、ネイティブアメリカン_インディアンの方達は、だいぶ昔の段階でとまっているのではないでしょうか?
昔ながらの礼服は、何かのしきたりの時にしか着ませんし、ジュエリーなども皆がつけているという訳ではありません。現状は、いろいろと個人差はありますが、私たちが通常、直面している問題などに彼らもしっかり向き合っています。
日本人も丁髷をして、着物をきているというような事はないですし、、。
現状の彼らを知った上でネイティブアメリカンの古い文化やクラフトに触れる事が、より素敵にそのものを身につけることができるでは?
もしくは外見だけでにわかアメリカンインディアンを装うかは、それを受け入れる側にまかされていますね。
こんな物も情報も溢れている世の中で本質を学び取り入れていく事がやはり僕は素敵な気がします。
それは彼らの文化を学ぶ事に繋がることですから。

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(やまだあきら)

◆ときの忘れものでは下記の皆さんのエッセイを連載しています。
 植田実さんのエッセイは毎月数回、更新は随時行います。

 小林美香さんのエッセイは毎月10日と25日の更新です。

 光嶋裕介さんのエッセイは毎月11日と22日の更新です。

 大竹昭子さんのエッセイは毎月15日の更新です。

 井桁裕子さんのエッセイは毎月20日の更新です。

 山田陽さんのエッセイは毎月30日の更新です。

 浜田宏司さんの「展覧会ナナメ読み」は、更新は随時行います。

 深野一朗さんのエッセイは、更新は随時行います。

 君島彩子さんのエッセイはコチラです。

 西村智弘さんのエッセイ「ジョナス・メカスをめぐる断章」はコチラです

今までのバックナンバーはコチラをクリックしてください。

*画廊亭主敬白
本日、明日ともに企画展開催中につき画廊は開いています。
山田陽さんの連載は月末更新の予定が少し遅れてしまいました。
上掲の通り、ときの忘れもののブログはおかげさまで10人もの強力執筆陣が素晴らしい原稿を寄せてくれています。ほとんどの方が締め切り前に黙っていても原稿を送ってくださる。
学校時代を思い出すと、授業に必ず遅刻してくる子がいましたよね。部活ともなると定時に全員が揃うことはめったになくて、優等生の部長が何とか時間厳守と躍起になるがうまく行ったためしがない。
今思うとあれでいいんですね。全員が右向け右、では社会は窒息してしまう。
編集担当の尾立がメールで何度督促しても、「ヤマダ君の締め切り破り」は直りそうも無い。
きっとヤマダ君は学生時代は遅刻の常習者だったに違いない。

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山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第13回

山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第13回

実は、ニューヨークに移ってきてから、11回引っ越しをしています。
学校の寮から始まり、友達とルームシェア、5人の知らない人と一緒に住んだり、短い期間の部屋のまた貸し、とうとうできた一人暮らし、ここ数年のブルックリンに落ち着くまで数えると、本当にたくさん移動していました。
ニューヨークでの住居についての話は、ステイタスの問題と同じくらいずっとまとわりついてくるニューヨークらしい話題であると同時に、常にみんなの関心事でもあります。
マンハッタンは、狭い島の中に世界中から人が集まってくるのですから、それはビックリするくらい家賃は高いですし競争も激しいです。そこからもう少しより良い条件を求めて、ブロンクス、クイーンズ、ブルックリン、スタッテンアイランド、そして川を挟んだニュージャージーへと住む場所を探して拡散しているという感じです。とはいえ、ブルックリンでも人気の地区、たとえばブルックリンハイツやウィリアムスバーグは、マンハッタン並みに高かったりするのですが。
最近撮影させていただいているインテリア雑誌の取材で、素敵なニューヨーク暮らしを実践されている方々の部屋をみる機会が続いています。外観ははっきり言ってボロボロ、という場合でも、なかに入ってみると、住人の方のセンスが隅々まで生かされていて、とても素敵な空間に仕上がっている、ということが多いです。ニューヨークでもやはりデザイナーズの家具はそれなりの値段がしますから、みんな遠くのフリマに出掛けて行ったりして、好みの家具を安く入手していたりします。やはり手間ひまかけてこそ、インテリアのスタイルも築かれていくのでしょう。そういうおうちを拝見したあとは、自分の家も片付けよう、もっと工夫しよう、という気が起きるので、インテリア撮影はおもしろいです。
ちなみに現在僕が住んでいるのは、1800年代後半に建てられた一軒家を、その後1フロアずつ区切って貸している、という物件です。5フロアあり、僕らは2階に住んでいます。もちろん階段しかないので、5階の人達はいつも大変そうですが、それでもいちばん光が差し込んでくるのも5階なので、各フロア毎に長所&短所があるというところでしょうか。ちなみに1階のユニットには、かなり大きな庭がついています。その庭は1階の住人だけのものですが、それだけのスペースが裏にあるのは、景色だけでも贅沢というものです。
最近また手狭になってきたため、もしかしたら近い将来12回目の引っ越しが
やってくるかもしれません…。

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(やまだあきら)

山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第12回

山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第12回

ニューヨークも日本から14時間遅れですが、2012年を迎えました。
新年もどうぞよろしくお願いいたします。
11月末のサンクスギビング、クリスマスと続いてニューイアーとなるホリデーシーズン。その中でも新年がなんだか一番地味です。
アメリカのサンクスギビング、クリスマスは、日本で言う、お盆もしくは年末年始のような休日になり、皆家族で集まりゆっくり時間を過ごす休日になります。
学校も仕事もなんだかお休みモードとなり、街もメディアも一斉に、これらの休日に動いている感じがします。
しかし、新年はというと年末のカウントダウンまでは、街はおおにぎわい、特にタイムズスクエアはカオスとなります。街のにぎわいも12時になると同時に少しずつ沈静化され、明け方には祭りのあとの静かな休日と行った感じになります。
日本人の僕的にはやはり元旦は、大きな意味のある祝日です。
少し早めに起きて、おせち、お雑煮を食べて、ちょっとお酒を飲みゆっくりと家族と時間を過ごし、そして初詣に出掛け、初風呂を浴びに温泉に出掛ける。
やはりそんなお正月は素敵ですね。
去年は十年ぶりに日本でのお正月を過ごしました。やはり良いですね。今年は時間的に帰国することはできませんでしたが、来年はゆっくりと師走の日本を楽しめるように予定を早めに調整したいと思っています。
やはりあまり年始のお休みのないアメリカは、仕事も学校も2日もしくは3日からスタートします。
そういう僕も明日2日が仕事始めになります。今年はゆっくりとおせちを用意する事もできなかったので、精進料理のおいしい日本食へおせち料理を食べにと思い、予約をしてみたら予約は一杯で結局、今週末まで予約が取れませんでした。週末まで気分を落とさずがんばっていかねばと気持ちを入れ替えて、
さあ2012年スタートです。

最後に、最近面白かったものを何点か紹介いたします。
エンターテイメントですがご理解を。
Mission Impossible Ghost Protocol
http://www.imdb.com/rg/s/4/title/tt1229238/#lb-vi2866585113
これは初めから最後までハラハラさせてもらえる娯楽映画でした。
体を張って演技をするトムクルーズさんには元気をいただけます。
もう一つは、Gleeです。
http://www.fox.com/glee/こちらは、高校学園コメディなのですが、歌と踊りのGleeというクラブを中心に進んで行くテレビシリーズです。数々のヒットパレードが今風にアレンジされ次々に出てくるところなどは毎回面白いです。
とっても完成度が高くどんどん見入ってしまいます。歌と踊りって素晴らしいなあと素直に感じてしまいます。
この二つはどちらもエンターテイメント性がとっても高いですのでお時間がある時にぜひ見てみてください。
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(やまだあきら)

山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第11回

山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第11回

そうやってバディがうちにやってきたのは、2010年5月のことでした。ちなみに我が家は、タウンハウスと呼ばれる5階立ての2階なのですが(各フロアに1家族、という具合)、同じビル内の人々も、最初は友達の犬を預かっていると思ったらしく(まさか、2匹目を飼うとは誰も思っていなかったようです。)、かなり驚かれてしまいました…。でも真下の階の人達も、「犬の音はしないし、問題ない」と優しく言ってくれたので、最初から安心して飼い始めることができました。
問題はもうすぐ13歳になるマロとの相性でした。マロもさすがに、この歳でお兄ちゃんになるとは思ってもいなかったようで、ちょっと戸惑っていましたが、特に意地悪することは(最初は)なく、バディもマロが先輩ということをよく理解している様子でした。最初の夜は落ち着かなかったバディですが、2日目からは夜も静かに寝るようになり、すぐにうちに馴染んでいきました。
家のなかではおとなしい犬なので、油断していたのですが、バディはマロがすでに失ったジャックラッセル根性みたいなものをじつは持っていて、リスを見ると大興奮して追いかけるし、大きな犬を見ると吠えたて、落ちているものはなんでも食べようとするなど、いろいろ大変な部分を徐々に発見、こちらも慣れるのに時間がかかりました。なので、バディは絶対に抜けないような体を固定するリーシュを付けて散歩し、向こうから大型犬が来るものならばルートを即変更し、拾い食いをしないようにマズルと呼ばれる口輪みたいなのを外に行くときは着けることにしました。
しかし、今年の正月、バディはまさかの大事件を起こしてしまったのです……。
10年ぶりにお正月を日本で迎えるべく、日本に戻っていた僕たち家族に1月4日、早朝4時に電話が鳴りました。
飛び起きて電話に出ると二匹を預けていたお友達が、取り乱した様子で話しかけてきました。
内容はというと、バディーを家の前のちょっとした庭でお手洗いさせようと外へ出したら、家の柵から飛び出ていき、その前の道を歩いていた3匹のピットブル(闘犬)に迷わずに飛びかかったそうです。もちろんピットブルは防衛本能を出し、3匹同時に噛み返し、噛み返されたバディーは、、、、なす術無く。
その3匹はシェルターの犬だったらしく、連れていた方は慣れた感じで2匹は取り離したのですが、最後の一匹のあごがロックしたらしく全く外れなかった様で、ようやく近隣の人の助けを借りて、外れた時には、バディーの片耳も一緒に落ちました。
その後、お友達はバディーを緊急病院に連れて行き早急に治療をうけさせてくださいました。先ほどの電話はそこからのものでした。
彼らの看病のおかげでなんとか、そして凄いスピードでバディーは回復していきました。その回復度は凄く一番凄いのは彼は全く懲りていないというか片耳なしでも以前と同じように大きな犬には吠え、近所のリスを必要以上に追い回そうと必死です。よほど嫌な思い出が彼には昔あったのでしょうか。
唯一、その時の様子を思い出させるのがバディーの片耳がない事なのですが、初めからなかったごとく、彼は毎日元気に過ごしています。
最近は少し落ち着いたのか、大きな犬にも相手が吠えない限り滅多にほえなくなってきました。
でも拾い食いはやめませんが、、。

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(やまだあきら)

山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第10回

山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第10回

うちには2匹の犬がいます。
2匹ともジャックラッセルテリア、という犬種です。が、似ているようで2匹はまったく似ていません。2匹はまったく異なる骨格を持っており、そのせいかどうか、性格も正反対です。
そもそも、ジャックラッセルという犬種は、ビーグル、フォックステリア、ブルテリアなどを掛け合わせているらしいのですが、ときにコーギーなどもミックスされている子もいるらしく、足が短い子(ショートレッグ)もいれば、長い子(ロングレッグ)もいます。もうすぐ13歳になるマロは、どこから見てもロングレッグですが、1年半前にアダプトしたバディはショートレッグというにはやや長く、ロングレッグと呼ぶには短過ぎる、といった印象です。またジャックラッセルには、ショートヘアとワイヤーヘアの2種類がいるはずなのですが、マロに関しては頭の部分の黒い毛はショートで、あとの白い毛はすべてワイヤー、という不思議なコンビネーションです。バディもうちに来たときはショートの印象だったのに、いつの間にか(マロと一緒に暮らしているからか)ショートとワイヤーのコンビになってきました。これはほんとうに不思議です。マロに関しては、よく道で、「ナイスヘアカット」とか、「モヒカンヘアにしているの?」とか聞かれますが、真夏に自宅でカットするくらいで、これはナチュラルなんです。
バディがうちに来ることになったのは、昨年春に、駅の近所にあるペットホテルのドアを始め、近所の公園やらペットフードショップなどに貼り出されていた”Buddy for Adoption“の貼り紙を見て気になっていたのがきっかけでした。すでにジャックラッセルを飼っていたので、同じ犬種のバディが気になったのかもしれません。それから1ヵ月後、ある週末、ブルックリンのフォートグリーンにあるフリーマーケットに向かっているとき、近所のスーパーの横で、オレンジ色のベスト(”Adopt Me”と書かれているお決まりのベストです)を着せられた本物のバディに遭遇してしまったのです。近づいていくと、バディは(あとで知ったのですが得意とする)ひざ抱っこをしてきて、一瞬にしてメロメロになってしまったのです。アダプションが頻繁に行われてはいますが、子犬はすぐにもらい手が見つかるらしいのですが、一ヵ月ももらい手が見つからないバディはどうなるんだろう?ということで、うちでもらうことになってしまいました。すでに一匹、まるで人間のように暮らしてきた犬がいるので、どうかなーと思い、まず連れて帰って様子を見ることに。ちなみに、さすがにその場でもらったのではなく、その夜ボランティアをしているクレアさんという女性に電話をして、家に連れてきてもらいました。クレアさんは、保健所から(どういう基準かはわかりませんが)犬を選んで連れて帰ってきては、近所に貼り紙をしたりして、飼い主を探すという活動を個人的にやっているようです。
そうやって、バディはうちにやってきました。
次回、第2話へ続く、、、
(やまだあきら)

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山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第9回

山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第9回

日本での約2ヵ月の滞在を終え、さあニューヨークへと思っていたら、
最終日の夜に連れて行っていただいた、軽井沢の寿司屋あじ。
とっても美味しくて日本に次回、戻ってきたら、またぜひ行きたい場所の一つに決定してしまいました。ちょっと大人な時間を過ごし、 羽田早朝発のニューヨーク行きの飛行機に乗るため、そのまま空港へ向かいました。
その飛行機から見えたのは、針くらいの大きさに見えるスカイツリー、広大な関東平野、そして、その後ろに立派にそびえ立つ富士山。
実は、今回の滞在で富士山を見たのは、この帰路の飛行機の中だけでした。
最後にとても後ろ髪をいろいろな意味で引かれながらニューヨークに戻ってきました。
ニューヨークに戻ってから今日までほとんどノンストップで仕事をこなし、気づけばもう9月も終わりです。振り返る暇もなかったので少し振り返ってみますね。
別に決まっているのではないですが、アメリカ人は毎年9月の頭の勤労感謝の日を過ぎるまでは夏が終わっていると思いません。
基本的に多くのかたが休暇をまだ取っていますし、学校もお休みです。
その時期にちょうど重なってくるのが、ニューヨークではファッションウイークとテニスの全米オープンそして今年はサーフィンの世界大会が初めて東海岸のしかもニューヨーク、ロングビーチにて行われました。
東海岸、しかもニューヨークでサーフィンができるのかと思われますが、
それができるんです!
東の突端の街モントーク、昔は漁師の街でしたが今では感じの良いお店やレストランも並ぶニューヨークの人気ビーチタウンです。
そのモントークでのサーフィンカルチャーは一般的に知られています。
しかしながら今回大会が行われた、ロングビーチはあまり知られていないかもしれません。
マンハッタンから車で40分、電車で45分くらいで着く、ロングアイランドの東南側に位置する場所になり、その小さななが細い島は、通常は夏になると少し盛り上がりを見せますが、シーズンオフは寂れたビーチタウンです。
そんな街に今回は最大4万人の観客が集まりました。
普段それほど波のない、ビーチになんとハリケーンの影響もあり4〜5メーターの波が立っていました。
きっと中継を見ていた違う国の方達には、凄い波がくるビーチなのだなあとお思いになったはずですが、普段はさほど大きな波にはならないビーチなのです。
大会は多いに盛り上がりサーフィン世界大会史上最高額の賞金1億円をかけて選手達は素晴らしい競技を観せてくれました。
来年もぜひ大会がロングビーチにきて欲しいです。
と少し話が完全にそれていましたが、僕自身はその大会中、マンハッタンにてファッションの撮影をこなしておりました。
ニューヨークに戻った翌日から打ち合わせが始まり、ファッションショー後のセールス期間に向けてのブランドカタログ撮影、韓国ウエブショップのカタログ撮影。通常行っている雑誌などの撮影。
そしてファッションウイークが始まるとショー会場にてデザイナーのインタビューに続くポートレイト撮影、ルポタージュ撮影など。
撮影後は1週間位、写真の処理に追われておりました。完全にコンピューターとにらめっこ状態が続きます。そして気づけば現在にいたっておりました。
次回の作品展示や新しい作品作りなどはやっとこれから手につけると思います。
ペースを乱さず作業などを進めていければ良いのですが、なかなかそうはいかないようですね。
この写真は、日本とニューヨークにてアイホンにて撮った写真です。
雰囲気と四角いフォーマットが個人的にとても好きです。

少しずつ涼しくなってきているニューヨークからでした。
(やまだあきら)

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山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第8回

山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第8回

今回の日本滞在も今週で終わりです。ラストスパートのように今週は朝から夜までバタバタしていますが、本当に時間が経つのは早いなあと実感しています。
実は、日本に2ヵ月近く滞在したのは、13年ぶりです。
7月の初めの、ときの忘れものでの写真展から始まり、その後は、東京での撮影、いろいろな方達との打ち合わせ、もちろんその間には家族や友達とのゆっくりとした時間なども入れていましたが、気づけばもう8月も終わりです。
屋久島にも初めて行ってきました。台風直撃で、12時間、豪雨の中を縄文杉目指して歩きました。あんなに雨に濡れながら歩いたのは人生初でした。
あれだけの雨の中では、高級レインウエアーでも150円の雨がっぱでも、全身びしょ濡れになるという事が分かりました。
そんな中、撮影をしようと果敢に撮ってきましたが、自分が望んでいた写真の量には全く及びませんでした、しかしながら縄文杉に到着した時の気持ちの晴れようと、その後に食べたおにぎりの味は格別でした。
ゴールについた時の達成感、やはり来て良かったなと体で感じました。
来年は、熊野〜伊勢間を歩こうかなと思っています。こちらも雨が多そうですが、今から楽しみです。今回のハイキングを機に、NYに戻り次第、本格的にトレッキングを始めようと心に軽く誓ってみました。
滞在先の長野では近郊の温泉にできる限りつかってきました。
それだけでも日本に帰ってきたかいがあるなあと思います。
なかでも御盆明けに行った、草津の湯は、なんだか力の強いお湯で体のなかから温めてもらいました。
こうして書かせていただくとなんだか遊びの事ばかり強調されてしまいますが、
いろいろとお仕事もさせていただきました。
今後、楽しみな展開もいろいろと出てきましたので、気持ちを崩さずに継続していきたいです。
写真はランダムに日本での楽しみの一つである食事などの写真です。
でも毎回気づかされますが、日本のご飯のおいしいこと、僕が日本人だからなのかもしれませんが、世界一です!
素晴らしい自然とその恵みを本当に大切にしていきたいですね。
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(やまだあきら)

◆ときの忘れものでは下記の皆さんのエッセイを連載しています。
 植田実さんのエッセイは毎月数回、更新は随時行います。

 大竹昭子さんのエッセイは毎月15日の更新です。

 井桁裕子さんのエッセイは毎月20日の更新です。

 山田陽さんのエッセイは毎月30日の更新です。

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山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第7回

山田陽のエッセイ"FRESH BREW  NEW YORK" 第7回

今回の日本滞在、もう少しで1ヵ月になります。
時が経つのは本当に早いです。
前半、2週間はときの忘れものでの展示がありました。
作品を見ていただくのは、僕にとって嬉しい反面、とても恥ずかしいです。
自分の隠している何かをそっと見せているかのようですので。
しかしながら、そこに打ち勝つようにして次回作にも、
取り組んでいかなければと痛感しました。

今回の展示にいらしていただいた皆様、本当にありがとうございました。
短い時間でしたが、皆様からいただいた貴重な意見、お話を通じていろいろな発見をさせていただきました。
今後も作品を作っていこうと自分に植え込むのに、とっても良い体験でした。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。

以下少しですが、初日の会場の様子を写真にてお伝えします。

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写真展終了後は、打ち合わせ、撮影を東京にてこなしております。
来月まで良いペースを保ち、素敵な出会いと良い作品を作っていきたいです。
NYへ戻り次第、NYでの展示の用意をするつもりです。
まだ完全に決まってはおりませんが、きっと形にしたいと思います。
そこでも素敵な出会いがある事を願っております。
こちらは追って詳細をお伝えします。

それでは来月からも引き続きブログよろしくお願いいたします。
(やまだあきら)
Line1_lilyGrass1107Tokyo_Select003山田陽
《Line1_Lily Grass_Untitled》(1)
2011年
Fiber Print, Gelatin Silver Print
76.2x101.6cm
Ed.10
サインあり


Line1_lilyGrass1107Tokyo_Select002山田陽
《Line1_Lily Grass_Untitled》(2)
2010年撮影(2011年プリント)
Fiber Print, Gelatin Silver Print
40.6x50.8cm
Ed.10
サインあり


Line1_lilyGrass1107Tokyo_Select005山田陽
《Line1_Lily Grass_Untitled》(4)
2010年撮影(2011年プリント)
Fiber Print, Gelatin Silver Print
40.6x50.8cm
Ed.10
サインあり


Line1_lilyGrass1107Tokyo_Select006山田陽
《Line1_Lily Grass_Untitled》(5)
2010年撮影(2011年プリント)
Fiber Print, Gelatin Silver Print
40.6x50.8cm
Ed.10
サインあり


Line1_lilyGrass1107Tokyo_Select007山田陽
《Line1_Lily Grass_Untitled》(6)
2010年撮影(2011年プリント)
Fiber Print, Gelatin Silver Print
40.6x50.8cm
Ed.10
サインあり

◆ときの忘れものでは下記の皆さんのエッセイを連載しています。
 植田実さんのエッセイは毎月数回、更新は随時行います。

 大竹昭子さんのエッセイは毎月15日の更新です。

 井桁裕子さんのエッセイは毎月20日の更新です。

 山田陽さんのエッセイは毎月30日の更新です。

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◆ときの忘れものは、2011年7月26日[火]―7月30日[土]「クレー、カンディンスキーと恩地孝四郎展」を開催しています。
本日が最終日ですので、お見逃しなく。
明日31日(日)と8月1日(月)は休廊です。
クレー、カンディンスキー、恩地展19世紀末から20世紀はじめにかけて巻き起こった新しい美術運動の中から生まれたクレー、カンディンスキーの版画作品と、それらの影響を受けながら日本で独自の抽象作品を制作した恩地孝四郎の作品、あわせて20点を出品します。

◆ときの忘れものは、2011年8月5日[金](プレス、招待客のみ)、6日[土]、7日[日]にウェスティンナゴヤキャッスル9Fで開催される「ART NAGOYA 2011」に出展します。
ときの忘れもののブースは908号室です。

◆ときの忘れものは、2011年8月8日[月]―8月15日[月]まで夏季休廊となります。夏休みをとるのは数年ぶりですので、営業日に関してどうぞお間違いのないようお願いいたします。

今月のWEB展は福田勝治展です。
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ギャラリー&編集事務所「ときの忘れもの」は建築家をはじめ近現代の作家の写真、版画、油彩、ドローイング等を扱っています。またオリジナル版画のエディション、美術書・画集・図録等の編集も行なっています。
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