ギャラリー  ときの忘れもの

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カテゴリ: 針生一郎・現代日本版画家群像[再録]

針生一郎「現代日本版画家群像」 第12回(最終回) 高松次郎と井田照一

現代日本版画家群像 第12回(最終回) 高松次郎と井田照一 針生一郎  戦後版画の流れを、毎回二人ずつの作家に焦点をおいてたどってきたこの連載も、今回でひとまず終ることになった。ふりかえると、山口源、関野準一郎、上野誠、北岡文雄、菅野陽、内間安瑆、吉田政 …
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針生一郎「現代日本版画家群像」 第11回 島州一と野田哲也

現代日本版画家群像 第11回 島州一と野田哲也 針生一郎  一九六〇年代には、ビデオ・カセット、有線テレビ、コンピュータ、電子リコピー、電子計算機、レーザー光線、教育機器など、エレクトロニクス・メディアが多様化した一方、版画ではガリ版の原理にもとづくシル …
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針生一郎「現代日本版画家群像」 第10回 木村光佑と黒崎彰

現代日本版画家群像 第10回 木村光佑と黒崎彰 針生一郎  一九六〇年代の末、文字どおり彗星のように登場した二人の作家ほど、版画の新しい息吹きを感じさせたものはない。一九三六年生まれの木村光佑と、三七年生まれの黒崎彰である。どちらも関西に育ち、デザインか …
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針生一郎「現代日本版画家群像」 第9回 吉原英雄と斉藤寿一

現代日本版画家群像 第9回 吉原英雄と斉藤寿一 針生一郎 戦後版画のパイオニアは、創作版画の流れを汲む人びとや、敗戦直後に版画をはじめた世代にかぎらない。今回とりあげる二人は、ともに一九三一(昭和六)年生まれだから、敗戦のとき中学生で、一九五〇年代に版 …
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針生一郎「現代日本版画家群像」 第8回 加納光於と横尾忠則

現代日本版画家群像 第8回 加納光於と横尾忠則 針生一郎  「ある日、私は辿りついた谷間の家で、生物の変態の、そのふしぎな過程を眼のあたりにする想いであった。鏡の束は羽化の寸前を、静かに脈を打っていた。なぜ私は蛾よりもはかない羽音の瞬間に魅せられたのだ …
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針生一郎「現代日本版画家群像」 第7回 靉嘔と池田満寿夫

現代日本版画家群像 第7回 靉嘔と池田満寿夫 針生一郎 「その人間は私を変える力を持っていた。かれは私の信ずる限りもっとも秀れた芸術家であった。私はかれからなんと多くのことを学んだことか?かれは無数の言葉でどのように私を困惑させたことか?(中略) かれ …
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針生一郎「現代日本版画家群像」 第6回 菅井汲と泉茂

現代日本版画家群像 第6回 菅井汲と泉茂 針生一郎  菅井汲の名をわたしが知ったのは、一九五五年ごろ、読売新聞特派員としてパリにいた海藤日出男が、「美術手帖」によせた紹介記事と図版によってである。その彼のアトリエを訪れたのは、それから十年後にはじめてヨ …
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針生一郎「現代日本版画家群像」 第5回 国吉康雄と北川民次

現代日本版画家群像 第5回 国吉康雄と北川民次 針生一郎  明治以来、日本の美術家の留学先は大部分パリだが、一般にかの地ではエトランゼにとどまり、純粋に美術史の様式交替のなかで模索しながら、帰国後にはいつしか日本の風土や伝統に回帰した例が多い。それにた …
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針生一郎「現代日本版画家群像」 第4回 駒井哲郎と浜田知明

現代日本版画家群像 第4回 駒井哲郎と浜田知明 針生一郎  一九五二年から、たどたどしい美術批評をはじめたわたしは、五三年に二つの銅版画個展をみて、小さな画面に世界を凝縮するような銅版画の魅力に眼をひらかれた。―資生堂の駒井哲郎展とフォルム画廊の浜田知 …
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針生一郎「現代日本版画家群像」 第3回 浜口陽三と瑛九

現代日本版画家群像 第3回 浜口陽三と瑛九 針生一郎  数年前、パリの浜口陽三から手紙がきて、古い資料を整理していたら、かつてわたしが彼について書いた記事がでてきたので、記念に作品を一点贈るとあり、まもなくパリ帰りの女性に託して銅版画が届けられた。わた …
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