ギャラリー  ときの忘れもの

カテゴリ: 木村利三郎のエッセイ(再録)

木村利三郎「ニューヨーク便り」第8回最終回(再録)

木村利三郎■ニューヨーク便り8(1980年執筆、最終回) 東と西  一日、モントークに友人たちと釣りに行った。船をやとい、ブルーフィッシュをつるのだ。あまりつれないので、場所を移動するために船長は20〜25ノットの高速で走る。船尾の椅子にすわって、高く盛り上る …
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木村利三郎「ニューヨーク便り」第7回(再録)

木村利三郎■ニューヨーク便り7(1980年) ピカソ展  六月の夕暮、ぼくは一片の招待状を持って、ニューヨーク近代美術館の裏口に立った。この夜は主として画家達にゆっくりピカソを見せたいと云う、館の計画だった。普通、切符を買うのは難しく、友人の一人は五時間並んだ …
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木村利三郎「ニューヨーク便り」第6回(再録)

木村利三郎■ニューヨーク便り6(1980年) 版画オークション  五月三日、パークバネットのオークションを見に行った。下見は前週の土曜日、総点数六百六十点、三部屋の壁一面にすきまなく飾られており、部屋の中央の机の上にも並べられている。六$のカタログを手に明記さ …
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木村利三郎「ニューヨーク便り」第5回(再録)

木村利三郎■ニューヨーク便り5(1979年) 版画の値段  今年の夏は特別日本からの客が多かった。二十二人がぼくのスタジオを訪ねて来た。友人や知人、それに一度も会ったことのない人も数多くあった。それ等の人々を接待するのに一つの型がある。まず、夕刻ソーホーを案内 …
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木村利三郎「ニューヨーク便り」第4回(再録)

木村利三郎■ニューヨーク便り4(1979年) イースト・ハンプトンにて  今日はモントークまで行ってラブスターと魚を買って帰って来た。生きたままのラブスターの瓜をテープでむすびそのまま火の上で焼くのはあまり気分のよいものではない。でも林の中でバーベキューは …
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木村利三郎 ■ ニューヨーク便り3(1979年) SOHO(ソーホー)  今、手持ちのギャラリーガイドを開き、ソーホーの画廊の数をかぞえてみたら、68あった。ハウストン通りの南、25ブロックにちらばっているが、歩いてみてもそんなに時間はかからない広さである。画廊以外 …
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木村利三郎「ニューヨーク便り」第2回(再録)

木村利三郎 ■ ニューヨーク便り2(1979年) 「アートフェアーと或るコレクターの話」  三月八日から十二日までニューヨークコロシアムで、第一回アートエクスポが開かれた。  時間は午前十一時から夜の十時まで。出店の数は百五十、アメリカとヨーロッパ全域、ソ聨から …
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木村利三郎先生を偲んで、お別れ式の日程

先日のブログで木村利三郎先生の訃報(5月17日死去)をお伝えしました。 リサさんを愛する方々からお問合せやメッセージをたくさんいただきました。 横須賀のご親族の方から、お別れ式についてのご連絡をいただきましたので、謹んでお知らせいたします。 木村利三郎先生のお別 …
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