元永定正と具体の作家たち

高北幸矢のエッセイ「アカデミズム番外地、元永定正の抜けた創造力。」

アカデミズム番外地、元永定正の抜けた創造力。

高北幸矢
(清須市はるひ美術館館長)

2018年7月14日より9月30日まで、清須市はるひ美術館において「元永定正展」が開催されている。今も売れ続けている人気絵本「もこ もこもこ」(文・谷川俊太郎)や「もけらもけら」(文・山下洋輔)などの原画を主に、版画、インスタレーションなどを紹介している。
IMG_2267

元永定正を語るとき、28年先輩でありながら同郷(元永の生まれた伊賀市の隣名張市で私は生まれた)の親しみを勝手にずっと抱いてきた。それはアカデミズムとは遠くかけ離れた田舎町で、芸術に関わっていく者の精神のありようを共にすることでもあった。
漫画家志望の元永は上野商業を卒業後、国鉄や郵便局に勤務。そのような中、洋画家濱邊萬吉との出会いは「芸術・文化とは何か」の端を開いていくもので、人生の道を決定づけていくものであったと思われる。造形的影響という小さなものではなく、思想を形作っていくことがなされたに違いない。
30歳、神戸に移り住んだ元永は、ダイナミズム渦巻く具体美術協会のリーダー吉原治良と出会う。当時のアカデミズムとはその議論さえ無意味とする具体美術協会の活動は、元永に美術家としての命を吹き込んで行く場となった。
美術家としての活動の必須要件であるかのようなデッサン力は、デッサン力を身に付けた者も身に付けぬ者にも、その呪いはアカデミズムと共謀して多くの若い美術家に襲いかかる。絵画評の「デッサンの狂いが、デッサン力の不足が・・・」はどれだけ虚しい評であるか。アカデミズムとは無縁の元永が、この呪いに絡め取られなかったことは、その後の活動をも含めて大きな意味を持つものと考える。
1966年ニューヨークに渡り、アクリル絵の具やエアブラシなど表現方法に大きな影響を与えるものとの出合いがある。そうした物理的な出来事は、それを是として裏付ける思考が必要である。元永は1960年にグラフィックデザイナー中辻悦子と出会っている。後に夫婦となり、制作パートナーとなる中辻との出会いは、元永作品から重苦しい絵画芸術らしさを取り去っていく。漫画家志望であった元永が、「表現における要となるものとは何か」に改めて気付いたのかもしれない。中辻悦子と同じグラフィックデザイナーであった私は、元永作品の変容を中辻の感性と切り離しては考えることができないと断言することができる。そこにアクリル絵の具やエアブラシなど表現方法との出合いがあった。

IMG_2268
そして絵本「もこ もこもこ」の誕生である。美術館では絵本の原画を展示しているが、原画が本物で絵本が複製というわけではない。絵本が本物で、原画はその絵本を創り出すための道具である。表現すべき最終地は絵本であり、そのための原画はあくまでも黒子である。紙と印刷インクで表現される絵本は、作者自身が紙と印刷インクで脳裏に描いているのである。一般に多くの美術家が、原画に主役を置き、紙と印刷インクによって原画に忠実に再現することを求める。どれだけの印刷技術で挑んでも、結果は原画に対しての複製でしかない。グラフィックデザイナーは、最初から紙と印刷インクで発想し描いているのである。プロセスとして印刷過程があろうとも、仕上がる絵本のために原画がどうあるべきかという態度で制作される。

シルクスクリーンなどによる版画作品も同様で、たとえ原画が紛失しようとも版画の価値はなんら変わることはない、第一目的は原画ではなく版画であるのだから。グラフィックデザイナーとして印刷に精通した中辻と日常をともにしている元永の創作が、絵本やシルクスクリーン版画に秀逸なものを残していることは当然のことと考える。
IMG_2272

ユーモラスな形と明るい色彩で、難解とされる前衛抽象画のイメージを一新させ、自らを芸術理論に振り回されない「アホ派」と称していることは、多くの拍手喝采を浴びた。そこにはアカデミズムや反アカデミズムから絡め取られないアカデミズム番外地に住み続けた元永定正の天分がある。
たかきた ゆきや

IMG_2269
IMG_2270
IMG_2271
高北幸矢 YUKIYA TAKAKITA
アーティスト、デザイナー、プロデューサー
清須市はるひ美術館館長、高北デザイン研究所主宰、ギャラリースペースプリズム主宰、愛知芸術文化協会理事長。
1950 年三重県生まれ。三重大学教育学部美術科卒業。
名古屋造形大学講師、助教授、教授、学長を経て現在名古屋造形大学名誉教授。
1972〜2017年名古屋、東京、スペイン(バルセロナ)、台湾(台南)、アメリカ(ボイシー)などで個展57回。
コレクション:ニューヨーク近代美術館、ポーランド・ポズナン美術館、チューリッヒ・造形美術館、ワルシャワ・ポスター美術館、カナダ・ストラッドフォード美術館、ハンブルグ美術工芸博物館、ラハチポスター美術館(フィンランド)、ペ-チガレリア美術館(ハンガリー)、ハリコフ美術館(ウクライナ)、富山県立近代美術館、古川美術館、極小美術館、椿大神社等。
facebook http://www.facebook.com/yukiya.takakita
twitter https://twitter.com/takakitay

「元永定正展 おどりだすいろんないろとかたちたち」
会期:2018年7月14日〜9月30日
会場:清須市はるひ美術館
  愛知県清須市春日夢の森1、電話:052-401-3881
休館日:月曜日(7月16日、9月24日は開館)7月17日、9月25日
観覧料:一般800円、大学・高校生600円、中学生以下は無料
アクセス:JR清洲駅徒歩20分
URL http://www.museum-kiyosu.jp

*画廊亭主敬白
高北先生は名古屋造形大学学長時代、たしか「学長ブログ」というタイトルでほぼ毎日、学内行事、授業はもとより、学外の展覧会などを実にこまめに回り、学生や親御さんへ、そして高北ファンである私たちに向けて発信しておられた。写真とともに率直に語りかけるブログはとても人気があった。
アートフェアで名古屋に行くと、自家用車で宿まで迎えに来てくださり、地元の人しか知らない素晴らしい場所にご案内してくださる。いつもお世話になってばかりです。
学長を退任されて、「学長ブログ」も無くなり寂しく思っていたのですが、2012年4月より、清須市はるひ美術館館長に就任され、お元気なご様子。ますますのご活躍をお祈りしています。

細江英公写真展より「1970年3月30日」

かねてから細江英公先生は「記念写真」の重要性を力説されていますが、なかでも今回ご紹介するのは極め付きの記念写真です。

20171102

細江英公《1970年3月30日》
1970年  ゼラチンシルバープリント
23.6×29.5cm  サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください


この年(1970年)、細江先生は東北を舞台に舞踏家の土方巽を撮った『鎌鼬』で芸術選奨文部大臣賞を受賞されました。
細江先生は、ん十万だったかの賞金をはたいて土方巽はじめ関係者を招いて赤坂プリンスホテルのレストランでお礼の宴を開きます。
そのときの記念写真です。
写っているのは11人。凄いメンバーです。
細江先生の指示で、全員あらぬ方を見ていますが、ただひとり瀧口修造だけは指示に逆らって(というか無視して)カメラのレンズを見つめています。
後列左から、加藤郁乎横尾忠則高橋睦郎田中一光川仁宏種村季弘
前列左から、澁澤龍彦土方巽瀧口修造細江英公三好豊一郎

撮影場所は赤坂プリンスホテル旧館の中庭ですが、建物は李氏朝鮮最後の王世子(皇太子)である李垠(い・うん 1897-1970)の東京邸だったもので、戦後西武の堤康次郎が買取りホテルにしたもの。
1928年竣工のこの建物は、隣の新館(丹下健三設計、1983年)が解体されてしまったのに対して今も瀟洒な佇まいを見せています。

細江展記念写真20171031
因みに左の写真は一昨10月31日の夕刻、ときの忘れものでの細江英公写真展オープニングの記念写真。細江先生の指示で(さすがに直ぐに撮影場所を決めるなんて凄いです)二階から三階への階段に上れるだけ上がっていただいた皆さんの記念写真。シャッターを押したのは拙いスタッフでして、上掲の1970年3月30日の記念写真とはくらぶべくもありませんが・・・
でも皆さんの笑顔がいいですね。

ただいま開催中の細江英公写真展から各シリーズの紹介を順次行います。
〜〜〜〜〜〜〜
毎月2日は堀尾貞治先生の「ドローイング集 あたりまえのこと」を順次紹介しています。

●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.7』
20131105堀尾貞治
「5 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131110堀尾貞治
「10 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed



20131115堀尾貞治
「15 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131119堀尾貞治
「19 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131126堀尾貞治
「26 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131225堀尾貞治
「25 Dec 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131229堀尾貞治
「29 Dec 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20140127堀尾貞治
「27 Jan 2014」
2014
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20160720堀尾貞治
「20 Jul 2016」
2016
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20161127堀尾貞治
「27 Nov 2016」
2016
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜〜土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.1』
堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.2』
堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.3』
堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.4』
堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.5』
堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.6』

堀尾貞治 Sadaharu HORIO(1939-)
1939年神戸に生まれる。三菱重工に勤務する傍ら、美術活動を精力的に継続。1957年より芦屋市展に連続出品。1964年より京都アンデパンダンに連続出品。
1965年第15回具体美術展に出品、翌年会員となり、1972年の解散まで参加。1968年吉原治良に師事する。「あたりまえのこと」をテーマに、年間100回以上の展示・パフォーマンスを行なっている。

◆ときの忘れものは「細江英公写真展」を開催しています。
会期=2017年10月31日[火]―11月25日[土]
293


●書籍のご案内
TAKIGUCHI_3-4『瀧口修造展 III・IV 瀧口修造とマルセル・デュシャン』図録
2017年10月
ときの忘れもの 発行
92ページ
21.5x15.2cm
テキスト:瀧口修造(再録)、土渕信彦、工藤香澄
デザイン:北澤敏彦
掲載図版:65点
価格:2,500円(税別)*送料250円


中村美奈子さんが瀧口修造にオマージュした文鎮を制作しました。
中村美奈子 文鎮こげ茶、赤、緑、オレンジの4色あります。
一個:大5,500円 小5,000円(税別)
二個組:10,000円(税別)
三個組:14,000円(税別)
紙ケース付、送料は一律500円(何個でも)。
瀧口ファンならずとも手元に置きたくなるような色彩豊かな佳品です。特別頒布中ですのでどうぞご注文ください。


●ときの忘れものは、〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
営業時間=火曜〜土曜の平日11時〜18時。日・月・祝日は休廊。

JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
12

堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.5』

ときの忘れもの「今週の特集展示:アジェとドアノー」
201708
会期=2017年8月1日[火]―8月5日[土] 
11:00-18:00
短い会期ですが二階図書室で、パリの街角を取り続けたジャン=ウジェーヌ・アジェと、ロベール・ドアノーの写真作品をじっくりご覧いただきます。

昨日の初日、一番乗りは飯沢耕太郎先生でした。
お披露目のコレクション展で展示した作品はすべて外して、アジェとドアノーなど写真中心の展示に換えました。
RIMG0637
エントランスには堀尾貞治の1992年《作品》

RIMG0636


左)ロベール・ドアノー《Un regard oblique 斜めの視線》
右)ロベール・ドアノー《Creature de reve 夢の想像物》

RIMG0632
右から)
ロベール・ドアノー《L'ENFER キャバレー地獄》
ロベール・ドアノー《Les bouchers melomanes 音楽狂の肉屋》
ロベール・ドアノー《Les cantinieres be la foi》

RIMG0626
ロベール・ドアノー《Jacques prevert ジャック・プレヴェールのいる街角》

RIMG0630
図書室内、右から)
ロベール・ドアノー《Le ptit balcon かわいいバルコニー》
ジャン=ウジェーヌ・アジェ《サント・フォア通り24-26番地》
ロベール・ドアノー《La palme de Picasso》

RIMG0624
階段には、ロベール・ドアノー《La stricte intimite 厳粛な関係》

RIMG0620
階段を上ると、細江英公《薔薇刑 作品32》

RIMG0643
階段踊り場には、宮脇愛子『Hommage a Man Ray マン・レイへのオマージュ』

RIMG0616
反対側の壁、
左)マン・レイ《宝飾品のための最初の広告写真》
右)エルンスト・ハース《Sea Foam》

RIMG06153階には、ベッティナ・ランス《SYLVIA AUX LUNETTES, PARIS》

展示換えしてみて気づいたのですが、コンクリートの無機的な壁に、写真作品がとてもよくなじんでいます。風景が一変し、モノトーンのしっとりと落ち着いた感じになりました。土曜日までですので、どうぞお見逃しなく
〜〜
a_01ジャン=ウジェーヌ・アジェ
《サント・フォア通り24-26番地》
ゼラチンシルバープリント
Image size: 17.5x23.0cm
Sheet size: 17.5x23.0cm
*ピエール・ガスマンによるプリント


こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください

〜〜〜〜〜〜〜〜
毎月2日に堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのこと』(各10点組)をご紹介しています。
今回はVol.5のご紹介です。

●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.5』
20131105堀尾貞治
「5 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131119堀尾貞治
「19 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131225堀尾貞治
「25 Dec 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131228堀尾貞治
「28 Dec 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20161123堀尾貞治
「23 Nov 2016」
2016
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20161127堀尾貞治
「27 Nov 2016」
2016
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20170115堀尾貞治
「15 Jan 2017」
2017
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20170116堀尾貞治
「16 Jan 2017」
2017
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20170117堀尾貞治
「17 Jan 2017」
2017
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20170124堀尾貞治
「24 Jan 2017」
2017
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜〜土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.1』
堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.2』
堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.3』
堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.4』

堀尾貞治 Sadaharu HORIO(1939-)
1939年神戸に生まれる。三菱重工に勤務する傍ら、美術活動を精力的に継続。1957年より芦屋市展に連続出品。1964年より京都アンデパンダンに連続出品。
1965年第15回具体美術展に出品、翌年会員となり、1972年の解散まで参加。1968年吉原治良に師事する。「あたりまえのこと」をテーマに、年間100回以上の展示・パフォーマンスを行なっている。

●ときの忘れものは、〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
営業時間=火曜〜土曜の平日11時〜18時。日・月・祝日は休廊。

JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
12

堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.4』

今日はギャラリーときの忘れものの新しい引越し先のオープニングでした。阿部勤さん設計の3階建ての個人住宅。
めったに見る機会のない建築目当ての客さんがたくさん!
誰も展示品を見てくれない、と店主の綿貫さんはぼやいておられましたが、まあ、今日のところは何を掛けても建築に目がいってしまいそうです。
階段ホールを中心に、部屋が左右に振り分けられていて、他の部屋の様子がチラチラと見えます。
朝と夜、天気の具合でも大胆に表情を変えそうですし、
いくら見ても見飽きない細部のおもしろさに満ちていて、マドリストとしては至福の時を過ごしました。

大竹昭子さんのfacebookより>

◆駒込開店2日目です。
本日からは11時〜18時が営業時間です

昨日はたくさんの方にご来廊いただきありがとうございました。
どしゃぶり男の亭主のことゆえお天気が心配でしたが、この日七夕がお誕生日だった阿部勤先生がとびきりの「晴れ男」のおかげで、順調なスタートが切れました。
201707_komagome
移転記念コレクション展
会期:2017年7月8日[土]―7月29日[土]
立体:関根伸夫、北郷悟、舟越直木、小林泰彦、常松大純、柳原義達、葉栗剛、湯村光
平面:瑛九、松本竣介、瀧口修造、オノサト・トシノブ、植田正治、秋葉シスイ、光嶋裕介、野口琢郎、アンディ・ウォーホル、草間彌生、宮脇愛子、難波田龍起、尾形一郎・優、他

〜〜〜〜〜
毎月2日に堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのこと』(各10点組)をご紹介しています。
今回はちょっとずれて8日になってしまいましたが、Vol.4のご紹介です。

●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.4』
20131105堀尾貞治
「5 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131110堀尾貞治
「10 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131113堀尾貞治
「13 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131117堀尾貞治
「17 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131126堀尾貞治
「26 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131202堀尾貞治
「2 Dec 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20161122堀尾貞治
「22 Nov 2016」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20161203堀尾貞治
「3 Dec 2016」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20170115堀尾貞治
「15 Jan 2017」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20170118堀尾貞治
「18 Jan 2017」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜〜土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.1』
堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.2』
堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.3』

堀尾貞治 Sadaharu HORIO(1939-)
1939年神戸に生まれる。三菱重工に勤務する傍ら、美術活動を精力的に継続。1957年より芦屋市展に連続出品。1964年より京都アンデパンダンに連続出品。
1965年第15回具体美術展に出品、翌年会員となり、1972年の解散まで参加。1968年吉原治良に師事する。「あたりまえのこと」をテーマに、年間100回以上の展示・パフォーマンスを行なっている。

◆ときの忘れものは〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
営業時間=火曜〜土曜の平日11時〜18時。日・月・祝日は休廊。

12

JR及び南北線の駒込駅南口から約10分、名勝六義園の正門からほど近く、東洋文庫から直ぐの場所です。

高知県立美術館で「高元尚新作展 ―破壊 COLLAPSE―」2017年6月17日[土]〜7月23日[日]

具体美術協会で活躍を続けてきた高元尚先生が、6月22日0時27分に永眠されました。
ご出身の高知で回顧展が始まり、このブログでもご紹介しようとしていた矢先でした。
ときの忘れものでは、2013年に開催した「GUTAI 具体 Gコレクションより」で初めて作品を扱わせていただきました。
お目にかかる機会はありませんでしたが、折にふれ自筆の丁寧なお手紙をいただきました。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

20170709_高崎元尚20170709_高崎元尚_裏
「高元尚新作展 ―破壊 COLLAPSE―」
会期:2017年6月17日[土]〜7月23日[日]
会場:高知県立美術館
時間:9:00〜17:00 ※入館は16:30まで
無休

齢94歳を超えてもなお作品制作に挑み続けた本県香美市出身の美術作家、高元尚。本展ではこれまで鑑賞の機会が限られていた高の代表的シリーズ「破壊」の最新作を5つのパートで紹介します。未来に向かって進化し続ける高元尚作品の今の姿をご覧ください。
高元尚は、1923(大正12)年1月6日、高知県香美郡香北町(現香美市)の生まれ。第二次大戦を経て1949年、東京美術学校(現東京藝術大学)彫刻科を卒業。帰郷後は母校・土佐高校にて教鞭を執りながら、当初はモダンアート協会展へ出品を続けます。1958年には「抽象絵画の展開」展(東京国立近代美術館)に出品。この頃にアクション・ペインティングから一転、ミニマルな平面シリーズ〈装置〉へと作風が転換します。1962年には前衛土佐派の結成に参加しますが、第3回展を最後に脱退。1966年にアメリカ・ニューヨークで開催された「ジャパン・アート・フェスティバル」展への出品を通じて具体美術協会のリーダー・吉原治良と知り合い、同会会員となります。具体の解散後は京都、大阪を軸に毎年のように個展を開催。1978年に「アート・ナウ’78」展(兵庫県立近代美術館)に破砕コンクリートブロックを敷き詰めたインスタレーションを展開し、埼玉県立近代美術館等数多くの展覧会に作品がセレクトされます。1995年に当館で開催した「クールの時代」展では、ブロック一千個を破砕した作品を発表し大きな話題を集めました。高知県内での「モダンアート研究会」や「現代美術の実験」展シリーズ等活動の功績により、1996年に高知県文化賞を受賞。2013年、アメリカ・グッゲンハイム美術館で開催された「Gutai: Splendid Playground」に作品〈装置〉を出品。2016年には故郷・香美市立美術館にて回顧展「高元尚展 −誰もやらないことをやる−」を開催し注目を集めたばかりです。
本展覧会は、「装置」と並ぶ高元尚の代表シリーズである<破壊>を一堂にまとめてご覧いただける貴重な機会です。
ぜひご来場くださいませ。(高知県立美術館HPより転載)

●今日は追悼の心をこめてコレクションから高元尚作品をご紹介します。
01_600高元尚
《装置》
1973年頃
キャンバス、木枠、白エンビ
125×83cm

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください

堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.3』

毎月2日に堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのこと』(各10点組)をご紹介していきます。
本日はVol.3です。

●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.3』
20131104堀尾貞治
「4 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131105堀尾貞治
「5 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131108堀尾貞治
「8 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131109堀尾貞治
「9 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131110堀尾貞治
「10 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131113堀尾貞治
「13 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131118堀尾貞治
「18 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20140126堀尾貞治
「26 Jan 2014」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20161123堀尾貞治
「23 Nov 2014」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20170119堀尾貞治
「19 Jan 2017」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜〜土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.1』
堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.2』

堀尾貞治 Sadaharu HORIO(1939-)
1939年神戸に生まれる。三菱重工に勤務する傍ら、美術活動を精力的に継続。1957年より芦屋市展に連続出品。1964年より京都アンデパンダンに連続出品。
1965年第15回具体美術展に出品、翌年会員となり、1972年の解散まで参加。1968年吉原治良に師事する。「あたりまえのこと」をテーマに、年間100回以上の展示・パフォーマンスを行なっている。

堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.2』

ブログ拝見。お引越しされるとのこと、驚きました。
私も自宅を先月引越したばかりで、まだ体中がギクシャクしてるので、他人事とは思えません。
良い行き先が決まることを願っています。
    Oさん(東京)


ブログ拝読。
大変な事態になっていたのですね、
心労お察し致します。
ネット画廊では、お二人とお話する機会が無くなってしまいますもの、ぜひ リアルな画廊が、彷徨することなく新天地で始動される事を強く望みます。
物件探しと引っ越しと
大変な仕事になると思いますが
「運」を見方に、益々のお仕事の隆盛を期待しております。
でも、無理をなされませんよう
お身体を大切になさって下さい。
    Iさん(京都)


日曜日のブログ読みました。
いよいよ大河ドラマ風「風雲綿貫城」の様相。おんな城主令子社長の心労如何ばかりか、です。根をつめて体調を崩さないでください。
この時期、家老尾立さんの復帰は心強いです。
綿貫さんは何事も御城主と御家老に相談しましょう。(つまり、気になる作品があっても決める前に許可を得ましょう、の意。)
「いつまでも あると思うな 命とお金」ある賢人(?)の言葉。これを心に刻み・・・生きていこうと思います・・・ では。
    Tさん(広島)


皆様、お見舞いのメールをありがとうございます。
今直ぐ出て行けという話ではないのですが、30年ぶりの引越し騒ぎです。
若ければそんなこと苦にもならなかったのですが、亭主(リハビリ、気管支アレルギー)も社長(狭心症、神経痛)も医者通いの日常です。せめて体力が残っている間に最後の引越しをと思っています。

今と同じように駅から近い場所で、
今と同じように安い家賃で、
今と同じくらいの広さがあり、
今と同じように緑のある静かな環境で、
スタッフたちにとって居心地のいい空間。

そういう条件で出入りの不動産屋さんに頼んだら、
「ワタヌキさん、そんなところはここしかないですよ」と呆れられてしまった。

社長からも「あれもこれもは無理!」と冷たいお言葉。
ここ青山(港区)は東京で最も空き家率が低い地域で、当然ながら家賃も高い(らしい)。探索の範囲を港区以外にも広げなければ・・・
何かいい情報がありましたら、ぜひぜひお寄せください(藁にもすがる思い)。

もしいい物件が見つかったら即引越できるよう準備しておかねばなりません。従って数ヶ月先の予定(展覧会)はたてられない。翌月の展示は前月に企画するという綱渡りが続きます。どうぞご理解ください。

さて、先日のVol.1に引き続き、堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.2』のご案内です。
毎月2日に一巻ずつご紹介していきます。

●堀尾貞治『ドローイング集 あたりまえのことVol.2』
20131105堀尾貞治
「5 Nov 2013」
2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed


20131108堀尾貞治
「8 Nov 2013」
2013
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed


20131110堀尾貞治
「10 Nov 2013」
2013
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed


20131113堀尾貞治
「13 Nov 2013」
2013
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed


20131116堀尾貞治
「16 Nov 2013」
2013
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed


20131202堀尾貞治
「2 Dec 2013」
2013
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed


20161203堀尾貞治
「3 Dec 2013」
2013
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed


20170118堀尾貞治
「18 Jan 2017」
2017
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed


20170119堀尾貞治
「19 Jan 2017」
2017
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed


20170122堀尾貞治
「22 Jan 2017」
2017
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed


こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜〜土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

堀尾貞治 Sadaharu HORIO(1939-)
1939年神戸に生まれる。三菱重工に勤務する傍ら、美術活動を精力的に継続。1957年より芦屋市展に連続出品。1964年より京都アンデパンダンに連続出品。
1965年第15回具体美術展に出品、翌年会員となり、1972年の解散まで参加。1968年吉原治良に師事する。「あたりまえのこと」をテーマに、年間100回以上の展示・パフォーマンスを行なっている。

堀尾貞治「ドローイング集 あたりまえのこと Vol.1」

堀尾貞治「ドローイング集 あたりまえのこと Vol.1
Sadaharu HORIO "Drawing Collection -Things ordinary- Vol.1"


 現在開催中の「堀尾貞治・石山修武二人展 ―あたりまえのこと、そうでもないこと― 」に53点ものドローイングを展示している堀尾貞治先生。

 本日は社長と亭主が神戸のアトリエをお訪ねしていただいてきた多数のドローイングの中から、更にスタッフSが選んだ以下の10点を「ドローイング集 あたりまえのこと Vol.1」としてご案内させていただきます。
各10点組のセットをVol.1〜Vol.10まで、10巻をつくる予定です。
CIMG9642堀尾貞治
Sadaharu HORIO
"20 Nov 2013"

2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed

horio_set_02堀尾貞治
Sadaharu HORIO
"30 Nov 2013"

2013
ドローイング、コラージュ
38.0×27.0cm
Signed

horio_set_03堀尾貞治
Sadaharu HORIO
"16 Nov 2013"

2013
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed

horio_set_04堀尾貞治
Sadaharu HORIO
"20 Jan 2017"

2017
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed

horio_set_05堀尾貞治
Sadaharu HORIO
"14 Nov 2016"

2016
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed

horio_set_06堀尾貞治
Sadaharu HORIO
"26 Jan 2017"

2017
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed

horio_set_07堀尾貞治
Sadaharu HORIO
"18 Jan 2017"

2017
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed

horio_set_08堀尾貞治
Sadaharu HORIO
"16 Jan 2016"

2016
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed

horio_set_09堀尾貞治
Sadaharu HORIO
"14 Jan 2017"

2017
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed

horio_set_10堀尾貞治
Sadaharu HORIO
"19 Nov 2016"

2016
ドローイング
38.0×27.0cm
Signed

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
2013年のグッゲンハイムの具体展のオープニングでは堀尾貞治先生によるファミリーワークショップも開催され大好評だったとか。
Family Tour and Workshop with Gutai Artists Matsutani Takesada and Horio Sadaharu


以下は2017年1月に、京都のアートスペース虹にて開催された同名の個展に際して堀尾先生が書かれたコメントです。

昔にも、いやずっとひとつひとつという色塗りを一日一色するようにやってきた様に、ひとつひとつ という意識は僕の中のひとつの大事な表現方法なんだと思う。
考えとは逆に量とか時間というのは自分の思惑と違う言葉や新しい表情を造り出してくるようなことに心引かれている。2017年のアートスペース虹の事も考えている様になるのでなく、やっている行為の中から出て来ると思っているので、当日のその時にならないとわからんような事をやりたく思ってます。 

17. Sep 2016 堀尾貞治


作家略歴
1939年 神戸市に生まれる。
1955年 1998年の定年退職迄、働きなら旺盛な作家活動を展開。
1965年 第15回具体美術展(具体ピナコテカ、大阪)に初出品。
1966年 具体美術協会の会員となり、1972年3月末の解散まで在籍。
1975年 神戸の居酒屋「ぼんくら」で作家仲間と月例の作品発表を始め実験の場とする。
      2008年5月に閉店となったが、月例会は今も継続されている。
1985年 「あたりまえのこと」を一貫したコンセプトに作品制作を始める。
1998年 松谷武判と二人展、トゥルーズ及びフィジャック(フランス)
2002年 「堀尾貞治展――あたりまえのこと」/芦屋市立美術博物館
      「未来予想図〜私の人生☆劇場〜」/兵庫県立美術館
2003年 4月より翌年3月まで1年間「空気美術館in兵庫運河」を開催。
      木版画展「妙好人伝」 堀尾貞治(絵師)x周治央城(彫師)/芦屋市立美術博物館
2004年 フランス北部リール市アートセンター「メゾンフォリー・ワゼム」など、
      5ヶ所でパフォーマンス。現場芸術集団「空気」と。
2005年 第2回横浜トリエンナーレ、現場芸術集団「空気」と共に参加。
2007年 Resounding Spirit: Japanese Contemporary Art of the 1960s(Carleton University Art Gallery, Ottawa, Canada)
      関連企画のライブアート・フェスティバルに招かれ、篠原有司男、松谷武判とともにパフォーマンスを行なう。
2009年 富山県立美術館「みんなのアートミュージアム2009」展 2日間のワークショップ
      ベネチアのフォルチュニイ美術館で開催の「In-Finitum」展「空気」と。
      「水都大阪2009」(中之島公園、大阪)
2010年 旧神戸生糸検査所で《堀尾貞治+現場芸術集団「空気」あたりまえのこと(同時空間 四角連動)》を開催
2011年 ドイツ・フランクフルトのアートフェスティバル《Frankfurter Positionen 2011》
      「空気」メンバーと。ベルギー・アントワープのAxel Vervoordt Gallery
      ヴェルヴォールト財団による堀尾の作品集「Sadaharu Horio」(英語版)が出版される。
2012年 ストックホルム近代美術館「EXPLOSION ! - Painting as Action」展
2013年 グッゲンハイム美術館 「具体」−素晴らしい遊び場」
2015年 「ドローイングのトリエンナーレ」「Two Sticks」展 ポーランド/ブロツワフ
(アートスペース虹のサイトより引用)
http://www.art-space-niji.com/

◆ときの忘れものは「堀尾貞治・石山修武展―あたりまえのこと、そうでもないこと―」を開催しています。
会期:2017年3月31日[金]―4月15日[土] *日・月・祝日休廊
horio-ishiyama_DM
岩手県に生まれた堀尾貞治(1939〜)の未発表ドローイングと、建築家石山修武(1944〜)の新作銅版画とドローイングをご覧いただきます。

「堀尾貞治・石山修武二人展 ―あたりまえのこと、そうでもないこと―」開催中

ときの忘れものでは「堀尾貞治・石山修武二人展 ―あたりまえのこと、そうでもないこと―」を開催中です。
入り口を入った右壁面が堀尾作品、左壁面と正面が石山作品
01

<20 Oct. 2016>と記された堀尾先生の108.5×77cmもの大判ドローイング、全部で7点ある連作です(会場の制約で3点しか展示していません)。一気に制作されたのでしょう、筆の勢いと色彩が美しい。
02

向かいには石山先生の銅版画小品5点
03

一番大きな壁面には「毎朝欠かさず10枚描く」という堀尾先生のドローイング、アトリエに積んであった4万点の中から選りすぐりの50点、壮観です。
04

負けてはならじと石山先生の渾身のドローイング
05

二段目中央に「NARUKO」、その左が「ひろしまハウス」、右が「気仙沼宝船」など。タイトルの多くには石山先生が手がけた建築作品ゆかりの地名が記されています。
06

石山先生のドローイングは17点を展示(他に銅版5点)
07

堀尾先生のドローイングは全53点
08

左が石山作品、右が堀尾作品
09

初日3月31日夕刻のオープニングには雨にもかかわらず大勢の皆さんがかけつけてくださいました。
以下の5枚の写真は出席された土渕信彦さんの撮影です。
20170406_ishiyama_horio_01
ごキゲンの石山先生の仕切りで即席のギャラリートーク

20170406_ishiyama_horio_02
開始早々から堀尾先生(右)のペース。

20170406_ishiyama_horio_03
石山先生いつもの威勢はどこへやら、借りてきた猫みたいにだんだん左に傾いてきました。

20170406_ishiyama_horio_04
かくして東男と生粋の神戸っ子の対決は堀尾先生の圧勝で終わったのですが、

20170406_ishiyama_horio_06
トーク終了後も関西のエンターテイナー面目躍如、遂には発声装置のついた縫いぐるみを相手に漫才をはじめた堀尾先生、会場は爆笑の渦でした。

RIMG0045
遠くは宮崎、広島からも。
たくさんの皆さんにご出席いただきました。

出品全作品のリストはホームページに掲載しました。
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください

●ときの忘れものは「堀尾貞治・石山修武 二人展―あたりまえのこと、そうでもないこと―」を開催しています。
会期:2017年3月31日[金]〜4月15日[土] *日・月・祝日休廊
horio-ishiyama_DM

堀尾貞治(1939〜)の未発表ドローイングと、建築家石山修武(1944〜)の新作銅版画及びドローイングをご覧いただきます。

具体の上前智祐「宿命の版画」

ただ今通信機能は不通です
岩泉乳業株式会社のHPより)>

先日の東北、北海道を襲った洪水で岩手県岩泉町は惨憺たる状況になっています。
何かできることはないかと、地元のNPOに送金したり、岩泉ヨーグルトの製品をいっぱい買って配ろうかと思ってHPをみたら、操業などできる状況ではない。
官民あわせての支援によって、一日も早く復旧することを願っています。
---------------------------------------
8月29日の東京新聞(朝刊)こちら特報部面で<戦後日本の前衛美術 「具体」の魅力>と題した大きな記事が掲載されました。見出しは勇ましいですね。
「米国中心に再評価」
「人のやらないことをやる」
「大阪市に資料 数万点」
「5年後開館予定 新美術館で公開めざす」


大阪市の新美術館建設準備室が吉原治良の遺族らから寄贈を受けた具体の膨大な資料の一般公開を目指していると記事にはあります。
美術関係者なら誰でも知っていることですが、大阪市が美術館を建設するといってから早ん十年。準備室に入った当時将来を嘱望された有為な人材がもう定年を迎えちゃっている(笑)。佐伯祐三はじめもの凄いコレクションを所蔵しながらいつになっても建設がはじまらない。果たして亭主が生きているうちに開館してくれるんでしょうか。

昨年6月、久しぶり(40年ぶり)に元永定正の版画展を開催した折に、数多いる具体の作家たちの中で、版画に本格的に取り組み数百種類の版画作品をつくったのは元永定正先生ただひとりである、と申しました。
まあ、大筋では間違いないのですが、亭主もうっかりしていて松谷武判先生のことはすっかり忘れていました。松谷先生は早くからパリに渡り、シルクスクリーンによる版画を制作していて、1970年代の版画雑誌にはよく紹介されていました。ただし、私たち画商にとっては「売れない版画」の筆頭でした。いまはただただ不明を恥じるばかりです。

また不勉強で他の具体メンバーの中にも版画に一所懸命取り組んでいる作家がいることも最近知りました。
先日ある方のご遺族から託された作品を整理していたら、具体のメンバー上前智祐先生から贈られたらしい版画作品の包みの中に、『宿命の版画』と題された上前智祐先生のメッセージが入っており、その内容に驚きました。

20160907_uemae


上前智祐_作品1上前智祐
(作品)
2002年
シルクスクリーン
イメージサイズ:18.4×22.0cm
シートサイズ:25.7×27.4cm
Ed.24  サインあり

上前智祐_作品2上前智祐
(作品)
2002年
ディープエッチング
イメージサイズ:23.0×16.0cm
シートサイズ:35.0×25.7cm
Ed.50  サインあり

上前智祐_作品3上前智祐
(作品)
2002年
エッチング
イメージサイズ:23.1×16.4cm
シートサイズ:35.0×25.8cm
Ed.15   サインあり

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜〜土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

亭主は創作版画から、戦後の現代版画にいたるまで日本の作家たちに関して一通りは概観してきたとうぬぼれていたのですが、それが大いなる過ちだと気づいた次第です。
こうやってブログを日々綴るのは、恥をさらすようなものですが、まあ仕方ない。せいぜいこれからも精進したいと存じます。
ときの忘れもの
blogランキング

ギャラリー&編集事務所「ときの忘れもの」は建築家をはじめ近現代の作家の写真、版画、油彩、ドローイング等を扱っています。またオリジナル版画のエディション、美術書・画集・図録等の編集も行なっています。
ときの忘れもの
ホームページはこちら
Archives
Categories
最新コメント
記事検索
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ