ギャラリー  ときの忘れもの

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カテゴリ: 関根伸夫と「もの派」

鴫原悠「林芳史について―企画展「イン・ビトウィーン」によせて」埼玉県立近代美術館〜2024年1月28日

林芳史について―企画展「イン・ビトウィーン」によせて 鴫原 悠(埼玉県立近代美術館 学芸員)  埼玉県立近代美術館では、1月28日(日)まで、企画展「イン・ビトウィーン」を開催しています。この展覧会は、近年当館が作品を収蔵した林芳史、早瀬龍江、ジョナス・メカス …
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ミライの椅子 吉田克朗 生誕80年

先日あるアマチュアオーケストラの50周年記念の演奏会にお招きを受け、初めて横浜みなとみらいホールに行ってきました。 演奏会は新田ユリさん指揮のシベリウスがメインで、シベリウスファンの亭主としては久しぶりに交響曲第2番を堪能させていただきました。 演奏は素晴ら …
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■今週のWATANUKI'S CHOICE/関根伸夫《位相−大地(1968年)》

本日9月12日は関根伸夫先生(1942年9月12日〜2019年5月13日)のお誕生日。 ご健在なら81歳になられます。 ときの忘れものは現代版画センターの時代から多くの作品をエディションし(版画、立体)、多摩美在学中の学生時代から最晩年まで、もの派の代表作家としての全生涯にわ …
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鏑木あづさのエッセイ〜「旅する人」と、旅をする

「旅する人」と、旅をする 鏑木あづさ  彼との出会いから少なくとも、一年間はまとまった絵画が描けなかった。 関根伸夫(1942-2019)の学生時代の油彩を見て、よどみのない明るい色づかいに不意をつかれた。レゾネ『関根伸夫1968-1978』に掲載された、モノクロの小さな …
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■今週のWATANUKI'S CHOICE/李禹煥 Lee UFAN《項 B》

李禹煥 Lee UFAN 《項 B》 1979年 木版(和紙)作家自刷り イメージサイズ:59.7×80.5cm シートサイズ:73.5×106.0cm Ed.30 サインあり *レゾネNo.48 *1979年第11回東京国際版画ビエンナーレの京都国立近代美術館賞の受賞作品 『李禹煥 全版画 Lee UFAN Prin …
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関根伸夫「<発想>について」第5回

〈発想〉について 第5回(全5回)  関根伸夫 (1976年執筆の再録)  かって見た光景が、作品構想の大きな根拠になる例はしばしば経験する事であるが、逆に、作ってしまった作品が、その後訪れた光景とよく合致してしまい、しかももっと壮大な世界へと導かれるのは不思議 …
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関根伸夫「<発想>について」第4回

〈発想〉について 第4回(全5回)  関根伸夫 (1976年執筆の再録)  美術を志して数年後、思った以上に美術家としての職業は困難でどうも将来専門家として食うにはおぼつかないという危惧と、偶然姉が教わっていた華道を、私も習ったことがある。師匠は母と同年輩という …
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関根伸夫「<発想>について」第3回

〈発想〉について 第3回(全5回)  関根伸夫 (1976年執筆の再録)  ≪空間≫について考えたり、感じたりすることの表明が美術ではないか、と私は以前漠然と考えたことがある。その時以来私は、常に自分の仕事を≪空間≫に対する把えかたの問題と規定することにしている …
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関根伸夫「<発想>について」第2回

〈発想〉について 第2回(全5回)  関根伸夫 (1976年執筆の再録)  ある少年の日、荒川辺の小さな村で生息していた私は、堤防の上で粘土をこねて人形をつくるのに夢中だった。種々の豊かな雑草におおわれた道は、それでも轍に踏み切られて赤い土膚を見せて、目が届かな …
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関根伸夫のエッセイ「<発想>について」第1回

〈発想〉について 第1回(全5回)  関根伸夫 (1976年執筆の再録)  この大切な紙面で、数ヵ月にわたり私の駄文に付き合わざるをえない読者に、寛容の精神を先ずはお願いさせていただきたい。それと、昨年のクロス・カントリー7,500kmでは全国行脚の途上で皆様に多大な …
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