ギャラリー  ときの忘れもの

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カテゴリ: 版画の生まれるとき

岡部徳三「ナムジュンパイクの版画制作始末記」第5回

岡部徳三「ナムジュンパイクの版画制作始末記」 第5回  一旦は帰国するパイクさんに、約束の金銭を準備しなければならない。その日が刻々と迫っていたそんなある日、こころ当たりの友人を頭に描きながら自宅への帰りすがら、行き付けの酒屋へ立ち寄り、コップ酒をあおって …
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岡部徳三「ナムジュンパイクの版画制作始末記」第4回

岡部徳三「ナムジュンパイクの版画制作始末記」 第4回  わたしたちスタッフは、少ない日程で最良の仕事を望んだ。打ち合わせをしたといってもイメージの交換をしただけだから仕事はむしろぶっつけ本番そのもの。渋谷にあったSONYのスタジオで、パイクさんとわれわれスタッ …
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岡部徳三「ナムジュンパイクの版画制作始末記」第3回

岡部徳三「ナムジュンパイクの版画制作始末記」 第3回  彼は言葉を選ぶように、金大中(ノーベル平和賞の韓国元大統領)とKCIA(韓国情報部)とか朴正熙(時の大統領)など、断片的にしか聞こえないような話し方をした。いつもそうだが、わたしは彼が小声で喋るときの日本語を十 …
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岡部徳三「ナムジュンパイクの版画制作始末記」第2回

岡部徳三「ナムジュンパイクの版画制作始末記」 第2回  いちど打ち合わせに日本へきてくださいといったものの、そう簡単にはいかない。当時、円レートが360円であったことを考えればすぐに説明がつきましょう。なにしろ私どもは貧乏な工房でしたから。なんやかやと時を …
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岡部徳三「ナムジュンパイクの版画制作始末記」第1回

ナムジュン・パイクの版画制作始末記 「これであなたも蔵が建つよ」とパイクは冗談をとばした。 ――― 岡部徳三 第1回  巨星がひとつ消えた。偶然とはいえ、新聞でパイクさんの計報を知ったのは、私たちがたまたま2月1日からショールームKORINOで、催すナムジュンパイク …
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