ギャラリー  ときの忘れもの

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カテゴリ: 松本竣介の世界

小松崎拓男のエッセイ「松本竣介研究ノート」第25回

松本竣介研究ノート 第25回 戦争の時代〜鶴田吾郎『半世紀の素描』から 小松粼拓男  前回、画家鶴田吾郎の著作『半世紀の素描』を取り上げたのだが、原本ではなく、コピーの資料だった。思い立ってネットで探してみると、価格1円という古書が出ていたので取り寄せること …
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弘中智子「さまよえる絵筆—東京・京都戦時下の前衛画家たち」展をめぐって 3月27日(土)より5月23日(日)

「さまよえる絵筆—東京・京都戦時下の前衛画家たち」展をめぐって 弘中智子(板橋区立美術館) 2020年の展覧会準備 2021年3月27日より板橋区立美術館で「さまよえる絵筆—東京・京都戦時下の前衛画家たち」展が始まった。当初は2月26日からオープンする予定であったが、 …
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小松崎拓男のエッセイ「松本竣介研究ノート」第24回

松本竣介研究ノート 第24回 戦争画関係資料 小松粼拓男  修士論文を書き、博士課程に進んだものの、そのまま大学の教員を目指すような研究者としての道を歩むことなく、学芸員として美術館で働くことになった結果、松本竣介や彼が生きた時代の研究は、1994年の美術史学会 …
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小松崎拓男のエッセイ「松本竣介研究ノート」第23回

松本竣介研究ノート 第23回 不作為の兵役免除〜松本竣介の場合 小松粼拓男  今は、体の不自由な人に対するさまざまな公的な保護や支援が、その障害の程度によって等級が決められ、保険制度や医療制度の中で、具体的な行政の施策が行われている。総じて福祉と呼ばれている …
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小松崎拓男のエッセイ「松本竣介研究ノート」第22回

松本竣介研究ノート 第22回 危険な徘徊〜街をスケッチして巡るということの危うさ 小松粼拓男 図1 「軍機保護法」御署名原本 明治32年 法律第104号(国立公文書館デジタルアーカイブよりスクリーンショット) 図2 同上  さて皆さんは「軍機保護法」(図1,2)という法 …
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小松崎拓男のエッセイ「松本竣介研究ノート」第21回

松本竣介研究ノート 第21回 昭和18年8月の志賀高原 小松粼拓男    松本竣介が終生自身の絵画のモチーフにしたのは、都会風景=建物と人物の二つの題材であった。それ以外のものは、自身の子どもの絵をトレースしたものや花をモチーフにしたものがわずかにあるだけである …
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小松崎拓男のエッセイ「松本竣介研究ノート」第20回

松本竣介研究ノート 第20回 都会を歩く男〜松本竣介のスケッチ帖 小松粼拓男  前回、1985年綜合工房から出版されていたスケッチ帖の複製画集『松本竣介手帖』を話題にした。だが、別冊で付けられていた冊子の中野孝次のエッセーについては書いたが、肝心の画集そのものに …
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小松崎拓男のエッセイ「松本竣介研究ノート」第19回

松本竣介研究ノート 第19回 「モダニティ」と「ヒューマニティ」 小松粼拓男  1985年、綜合工房から『松本竣介手帖』(図1)という松本竣介手作りのスケッチ帖の複製画集が刊行されている。表紙にアルファベットのスタンプで『TATEMONO』『KOZU』(図2)などタイトルが押 …
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小松崎拓男のエッセイ「松本竣介研究ノート」第18回

松本竣介研究ノート 第18回 続「戦意高揚ポスター」 小松粼拓男  岩手日報紙に掲載された『征け大空へ』(1943年)という松本竣介の作品は、鉛筆やコンテを使った線描に水彩で淡彩が施された作品である。飛行服を着た航空兵が飛行場と思われる場所に正面を見据えて立ち、 …
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小松崎拓男のエッセイ「松本竣介研究ノート」第17回

松本竣介研究ノート 第17回 戦意高揚ポスター 小松粼拓男  2020年8月15日付のネットの岩手日日新聞に「戦時中のポスター18点初公開 本県ゆかりの作家制作・岩手県立美術館」と題された記事が掲載されている。  内容は、岩手県立美術館で開催されている展覧会の案内だが …
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