ギャラリー  ときの忘れもの

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カテゴリ: 倉方俊輔のエッセイ

倉方俊輔「『悪』のコルビュジエ」連載を終えて

「『悪』のコルビュジエ」連載を終えて 倉方俊輔 これはとんでも無いことを引き受けたと感じたのは、2016年夏に光嶋裕介さんからお声がけいただいて、ル・コルビュジエに関する連載を受け、この期に未見の作品も訪れようと企てた秋のヨーロッパ旅行の最中だった。 だいぶ以 …
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倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第12回(最終回)

倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第12回(最終回) 浮遊する永遠 フィルミニの文化と青少年の家 倉方俊輔(建築史家/大阪市立大学准教授) 画:光嶋裕介(建築家)  とりわけ20世紀の技師の魅力をたたえて、ル・コルビュジエは第一次世界大戦後の世界に登 …
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倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第11回

倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第11回 投げ出された自由 チャンディーガルのキャピトル・コンプレックス 倉方俊輔(建築史家/大阪市立大学准教授) 画:光嶋裕介(建築家)  コンクリートはあらゆることを可能にする。インド・チャンディーガルの議事堂 …
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倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第10回

倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第10回 歳月の手触り ラ・トゥーレットの修道院 倉方俊輔(建築史家/大阪市立大学准教授) 画:光嶋裕介(建築家)  裏方であったはずのコンクリートが、いつしか表に現れるようになった。ラ・トゥーレットの修道院は、そ …
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倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第9回

倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第9回 孤立するモダン ロンシャン礼拝堂 倉方俊輔(建築史家/大阪市立大学准教授) 画:光嶋裕介(建築家)  ロンシャン礼拝堂は、1955年に献堂された時から突出していた。一見して、既存のルールから外れていた。キリスト …
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倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第8回

倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第8回 時代からの出航 マルセイユのユニテ・ダビタシオン 倉方俊輔(建築史家/大阪市立大学准教授) 画:光嶋裕介(建築家)  優れた設計者が時代に乗って本領を発揮するとすれば、「建築家」は時代からズレたときに本領を …
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倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第7回

倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第7回 停泊させられた船 イムーブル・クラルテ 倉方俊輔(建築史家/大阪市立大学准教授) 画:光嶋裕介(建築家)  船のメタファーに、彼はなぜこれほど執着したのだろうか。最小限であること、動くこと、組み立てられてい …
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倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第6回

倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第6回 透明な砦 ナンジュセール・エ・コリ通りのアパート(ポルト・モリトーの集合住宅) 倉方俊輔(建築史家/大阪市立大学准教授) 画:光嶋裕介(建築家)  1917年にパリに出てきて10年あまり、故郷のラ・ショー=ド=フ …
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倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第5回

倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第5回 一つのピリオド サヴォア邸 倉方俊輔(建築史家/大阪市立大学准教授) 画:光嶋裕介(建築家)  今さら何が語れるだろう、サヴォア邸について。それでも訪れると、自分が最初に発見した物事でもあるかのように、言葉 …
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倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第4回

倉方俊輔のエッセイ「『悪』のコルビュジエ」 第4回「明白な夏 ヴァイセンホフ・ジードルングの住宅」 倉方俊輔(建築史家/大阪市立大学准教授) 画:光嶋裕介(建築家)  ル・コルビュジエのヴァイセンホフ・ジードルングの住宅は、1927年にドイツのシュトゥットガル …
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