植田正治の世界

明日から「植田正治展」3月13日(火)〜3月31日(土)

昨日ART FAIR TOKYO 2018が盛況のうちに終了しました。
たくさんのご来場、美味しい差し入れの数々、何より大枚はたいてのお買い上げ、本当にありがとうございました。
昨年と比べ入場者数も多く感じました。

ニューヨークのart on paper 2018も最終日を迎えています。
ニューヨークでフェアに参戦しているスタッフたちが帰国するのを待たず、ときの忘れものでは明日から「植田正治写真展―光と陰の世界―Part II」を開催します。

●「植田正治写真展―光と陰の世界―Part II」
会期:2018年3月13日[火]〜3月31日[土] 11:00〜19:00 ※日・月・祝日休廊(ただし3月25日[日]は開廊)
201803_UEDA

昨年5月に開催した「Part I」に続き、1970年代〜80年代に制作された大判のカラー作品や新発掘のポラロイド写真など約20点をご覧いただきます。

出品作品
今まであまり知られてこなかった植田正治のカラー作品を中心にご紹介します。
11植田正治
(無題)
1990年代後半
チバクローム、木製パネル
Image size: 62.0×90.0cm
Panel size: 90.0×90.0cm


01植田正治
(無題)
c.1978
ゼラチンシルバープリント、木製パネル
Image size: 52.0×80.0cm
Panel size: 61.7×89.9cm


13植田正治
(無題)
1970年代〜1980年代前半
チバクローム、木製パネル
Image size: 52.7×73.0cm
Panel size: 60.0×80.0cm


17植田正治
(無題)
1970年代〜1980年代前半
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 41.8×54.0cm
Panel size: 42.7×54.0cm


18植田正治
(無題)
1970年代〜1980年代前半
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 42.1×53.8cm
Panel size: 43.0×54.0cm


12植田正治
(無題)
1970年代〜1980年代前半
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 42.1×53.8cm
Panel size: 43.0×54.0cm


02植田正治
(無題)
1977
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 27.0×40.0cm
Panel size: 27.0×40.0cm
*『植田正治作品集』(2016年、河出書房新社) P132参照


03植田正治
(無題)
1977
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 40.0×27.0cm
Panel size: 40.0×27.0cm
*『植田正治作品集』(2016年、河出書房新社) P132参照


16植田正治
(無題)
1970年代〜1980年代前半
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 40.0×27.0cm
Panel size: 40.0×27.0cm


15植田正治
(無題)
1970年代〜1980年代前半
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 40.0×27.0cm
Panel size: 40.0×27.0cm


オーソドックスないわゆる<植田調>の作品も準備していますので、どうぞスタッフに問い合わせてください。
ueda_13_hama_no_shonen植田正治
《浜の少年》
1931(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 20.2×30.1cm
Sheet size: 27.8×35.5cm
サインあり

ueda_14_sakyu_jinbutu植田正治
《砂丘人物》
c.1950(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 26.6×23.6cm
Sheet size: 35.5×27.9cm
サインあり
*『植田正治作品集』(2016 年、河出書房新社)No.46 参照

ueda_17_sakuhin植田正治
《作品》
c.1950
ゼラチンシルバープリント
Image size: 17.2×25.6cm
Sheet size: 23.9×30.3cm
サインあり

ueda_15_dowa_yori植田正治
〈童暦〉より《白い道》
1955-1970
ゼラチンシルバープリント
Image size: 20.1×31.2cm
Sheet size: 27.7×35.6cm
*『植田正治作品集』(2016 年、河出書房新社)No.102参照

ueda_12_tasogare植田正治
《昏れる頃 3》
1974
ゼラチンシルバープリント
Image size: 14.7×22.4cm
Sheet size: 20.2×25.6cm
サインあり


新発掘のポラロイド作品は先日のアートフェア東京でお披露目しました。
P1植田正治
《P1》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P2植田正治
《P2》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P3植田正治
《P3》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P4植田正治
《P4》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P11植田正治
《P11》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P16植田正治
《P16》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P5植田正治
《P5》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P6植田正治
《P6》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P7植田正治
《P7》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P12植田正治
《P12》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P14植田正治
《P14》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P17植田正治
《P17》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P8植田正治
《P8》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P9植田正治
《P9》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P10植田正治
《P10》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P13植田正治
《P13》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P15植田正治
《P15》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm


P18植田正治
《P18》
制作年:1974〜1985
拡散転写法(SX−70)
Image size: 8.0x8.0cm
Sheet size: 10.8x8.9cm

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください

●カタログのご案内
表紙『植田正治写真展―光と陰の世界―Part II』図録
2018年
ときの忘れもの 発行
24ページ
B5判変形
図版18点
執筆:金子隆一(写真史家)
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
価格:800円(税込)※送料別途250円


ueda_cover『植田正治写真展―光と陰の世界―Part I』図録
2017年
ときの忘れもの 発行
36ページ
B5判
図版33点
執筆:金子隆一(写真史家)
デザイン:北澤敏彦(DIX-HOUSE)
価格:800円(税込)※送料別途250円


こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください

植田正治 Shoji UEDA(1913-2000)
1913年、鳥取県生まれ。15歳頃から写真に夢中になる。1932年上京、オリエンタル写真学校に学ぶ。第8期生として卒業後、郷里に帰り19歳で営業写真館を開業。この頃より、写真雑誌や展覧会に次々と入選、特に群像演出写真が注目される。1937年石津良介の呼びかけで「中国写真家集団」の創立に参加。1949年山陰の空・地平線・砂浜などを背景に、被写体をオブジェのように配置した演出写真は、植田調(Ueda-cho)と呼ばれ世界中で高い評価を得る。1950年写真家集団エタン派を結成。1954年第2回二科賞受賞。1958年ニューヨーク近代美術館出展。1975年第25回日本写真協会賞年度賞受賞。1978年文化庁創設10周年記念功労者表彰を受ける。1989年第39回日本写真協会功労賞受賞。1995年鳥取県岸本町に植田正治写真美術館開館。1996年フランス共和国の芸術文化勲章を授与される。2000年歿(享年88)。2005〜2008年ヨーロッパで大規模な回顧展が巡回、近年さらに評価が高まっている。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
◆埼玉県立近代美術館で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が開催されています。
会期:2018年1月16日(火)〜3月25日(日)
現代版画センターと「ときの忘れもの」については1月16日のブログをお読みください。
詳細な記録を収録した4分冊からなるカタログをぜひご購入ください(2,200円)。
埼玉チラシメカス600現代版画センターは会員制による共同版元として1974年〜1985年の11年間に約80作家、700点のエディションを発表し、全国各地で展覧会、頒布会、オークション、講演会等を開催しました。本展では45作家、約280点の作品と、機関誌等の資料、会場内に設置した三つのスライド画像によりその全軌跡を辿ります。

【トークイベント】ウォーホルの版画ができるまで―現代版画センターの軌跡
日時:3月18日 (日) 14:00〜16:30
第1部:西岡文彦 氏(伝統版画家 多摩美術大学教授)、聞き手:梅津元(当館学芸員)
第2部:石田了一 氏(刷師 石田了一工房主宰)、聞き手:西岡文彦 氏
場所:2階講堂
定員:100名 (当日先着順)/費用:無料
〜〜〜〜
○<今日、夫とふたりで行ってまいりました。
スライドやフィルム上映も、楽しませていただきました。
70年代、80年代の熱気のある様子が懐かしかったです。
どなたも、若かったですね。
私は特に、磯崎新さんの作品に惹かれました。
ピラミッド型の構造物のある建物群をいろんな角度から描いた3点の作品です。
舟越保武作品にも、安らぎをおぼえました。日曜で、ときの忘れものギャラリーにお寄りできなかったのが、残念でした。
いつかまたお尋ねしたいと思っています。

(20180311/IMさんからのメールより)>

西岡文彦さんの連載エッセイ「現代版画センターという景色が始まりました(1月24日、2月14日、3月14日の全3回の予定です)。草創期の現代版画センターに参加された西岡さんが3月18日14時半〜トークイベント「ウォーホルの版画ができるまでー現代版画センターの軌跡」に講師として登壇されます。

光嶋裕介さんのエッセイ「身近な芸術としての版画について(1月28日ブログ)

荒井由泰さんのエッセイ「版画の景色―現代版画センターの軌跡展を見て(1月31日ブログ)

スタッフたちが見た「版画の景色」(2月4日ブログ)

毎日新聞2月7日夕刊の美術覧で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が紹介されました。執筆は永田晶子さん、見出しに<「志」追った運動体>とあります。

倉垣光孝さんと浪漫堂のポスター(2月8日ブログ)

嶋吉信さんのエッセイ〜「紙にインクがのっている」その先のこと(2月12日ブログ)

大谷省吾さんのエッセイ〜「版画の景色−現代版画センターの軌跡」はなぜ必見の展覧会なのか(2月16日ブログ)

植田実さんのエッセイ「美術展のおこぼれ 第47回(3月4日ブログ)

土渕信彦さんのエッセイ<埼玉県立近代美術館「版画の景色ー現代版画センターの軌跡」展を見て(3月8日ブログ)

塩野哲也さんの編集思考室シオング発行のWEBマガジン[ Colla:J(コラージ)]2018 2月号が展覧会を取材し、87〜95ページにかけて特集しています。

○月刊誌『建築ジャーナル2018年3月号43ページに特集が組まれ、見出しには<運動体としての版画表現 時代を疾走した「現代版画センター」を検証する>とあります。

○埼玉県立近代美術館の広報誌 ソカロ87号1983年のウォーホル全国展が紹介されています。

○同じく、同館の広報誌ソカロ88号には栗原敦さん(実践女子大学名誉教授)の特別寄稿「現代版画センター運動の傍らでー運動のはるかな精神について」が掲載されています。

現代版画センターエディションNo.504 大沢昌助「机上の空論 黒」、No.505 大沢昌助「机上の空論 赤」
現代版画センターのエディション作品を展覧会が終了する3月25日まで毎日ご紹介します。
20180311大沢昌助
「机上の空論 黒」
1982年
リトグラフ(刷り:森版画工房・森仁志)
Image size: 115.0×229.5cm
Sheet size: 124.3×244.5cm
Ed.10  Signed

20180311-2大沢昌助
「机上の空論 赤」
1982年
リトグラフ(刷り:森版画工房・森仁志)
Image size: 115.0×229.5cm
Sheet size: 124.3×243.7cm
Ed.10  Signed

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください

パンフレット_05
出品作家45名:靉嘔/安藤忠雄 /飯田善国/磯崎新/一原有徳/アンディ・ウォーホル/内間安瑆/瑛九/大沢昌助/岡本信治郎/小田襄/小野具定/オノサト・トシノブ/柏原えつとむ/加藤清之/加山又造/北川民次/木村光佑/木村茂/木村利三郎/草間彌生/駒井哲郎/島州一/菅井汲/澄川喜一/関根伸夫/高橋雅之/高柳裕/戸張孤雁/難波田龍起/野田哲也/林芳史/藤江民/舟越保武/堀浩哉 /堀内正和/本田眞吾/松本旻/宮脇愛子/ジョナス・メカス/元永定正/柳澤紀子/山口勝弘/吉田克朗/吉原英雄

ときの忘れもの・拾遺 ギャラリーコンサートのご案内
第7回 愛といのち

日時:2018年4月3日(火)18:00〜
会場:ときの忘れもの
出演:メゾ・ソプラノ/淡野弓子
   スクエアピアノ/武久源造   
プロデュース:大野幸
*要予約=料金:1,000円
予約:必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記の上、メールにてお申し込みください。

info@tokinowasuremono.com

●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
20170707_abe06新天地の駒込界隈についてはWEBマガジン<コラージ12月号>をお読みください。18〜24頁にときの忘れものが特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜〜土曜の平日11時〜19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

長いあいだありがとうございました。

●<それと昨日は南青山のときの忘れ物さんが、移転されるとのことで、南青山での最終営業日に伺わせて頂きました。植田正治のプリントとしては初めて目にするカラー作品と新発見の数々。植田正治という名の知れた方でも、新発見が出てくる。ちゃんと捨てずに画廊を探した元所有者の方も綿貫さんも凄い。>
(YUMI AOTA/粟生田弓‏さんのfacebookより)

●<いこいの場所でした・・・・
新しいところも楽しみにしております。>

(Mさん、芳名簿より)

<会社の研修のあとときの忘れもので金子隆一さんによる植田正治についてのトークを拝聴。
アーカイブが日本において遅れているとの指摘。
遅れているのではなく、そもそもアーカイブという定義が日本では無いと感じられる。
作品を出す出さないについてのお話は、山本大臣みたいな愚か者には思いもつかないものだろう。
植田正治はまだまだ発見が待たれていて、植田カラーはこれからだと感じた。これは長い時間をかけて発見されていく。楽しみ。>

(山崎達哉さんのfacebookより)

<選りすぐられた作品が並んだ植田正治先生の写真展。きれいに飾られた写真の中には貴重なものも。けれど会場のみなさんで回し見た60〜70年代雑誌掲載のカラー写真の味わいが最も鮮烈な印象に。
写真の現場に長く関わる金子隆一さんの活きたお話と共に、とても貴重な機会でした。>

(きみのえり‏さんのtwitterより)

<青山のギャラリーときの忘れものにて展示中の植田正治作品。「砂丘ヌード」は超有名なシリーズだけど、これ自分的には初見でした。このシリーズでソフトフォーカスっても珍しいような?
植田正治はベス単使いだったけど、このボケはベス単の豪快なボケっぷりと違う気がするんだよなあ 1950年て撮影年も微妙だし。昨日は金子隆一さんも増谷寛さんもみえてたのだし聞いてみれば良かった...(撮影共有OK確認済みです)
そういえば金子隆一さんが植田正治を語る土曜日のギャラリートーク 僕も聴かせてもらったんだけど、カラー作品をめぐる考察が興味深かったな。70年代を境にして前後で意味合いが全然違っていると – 場所: ときの忘れもの >

(michiro‏さんのtwitterより)

<青山のギャラリーときの忘れもの @AoyamaCube101 で開催中の植田正治展、短時間だけど今日は落ち着いて没頭してきました。この「パパママコドモ」あちこちで見てるけど、白縁つきのプリントたぶん初めてだった
19時までのはずが今まで居残り大目に見てもらいありがとうございます! (@ ときの忘れもの in 港区, 東京都) >

(michiro‏さんのtwitterより)

<ときの忘れもの画廊にて、打ち合わせだん。移転が決まったため、この場所で最後の展示となる「植田正治展」は、圧巻の写真たち。いつか、自宅にこれを飾りたい… >
光嶋裕介さんのtwitterより)

<新緑の南青山キラー通りから1本入ったギャラリー「ときの忘れもの」で開催中の植田正治先生の展覧会へ。生前お目にかかった展覧会での先生は深紅の麻シャツをお洒落に着こなされていて素敵だったのを思い出す。Gデザイナー時代よく打ち合わせした青山キルフェボン5月限定ベリータルト。先生を偲ぶ。 >
(marimarigohan‏さんのtwitterより)

<植田正治写真展―光と陰の世界―Part I at ときの忘れ物。良かったですよ。>
(YASUSHI ISHIBASHI‏さんのtwitterより)

<gallery自体素敵空間で 行けてよかったときの忘れものさん ベルコモンズがなかったYO←;>
(わん‏さんのtwitterより)

<昨日はあのような素晴らしいコンサートに参加させていただき、ありがとうございました。
植田正治さんの写真に囲まれた空間に置かれたスクエア・ピアノもヴァ―ジナルも素敵で、淡野先生、武久先生、太郎さんによる様々な夜鶯の歌の演奏は、今思うと現実だったのかしら、と思えるくらいです。音楽の楽しみを満喫させていただきました。>

(Hさんより)

<ブログ連載でお世話になっているギャラリーときの忘れものが移転されるので、今の場所での最後の展覧会に伺いました。
ギャラリーに娘をベビーカーに乗せて連れて行ったことや、娘におやつを下さったこととかも思い出され、しみじみと愛おしい空間です。
5/27まで植田正治さんの写真展。貴重なカラー作品も見られます。>

小林美香さんのtwitterより)

<今日の見てきた!
植田正治写真展―光と陰の世界―Part I… https://www.instagram.com/p/BUjzJ3BDbkJ/

(ぼうしゃさんのtwitterより)

●<植田正治写真展ー光と陰の世界一Part?展@ときのわすれもの〜5/27(土)12時〜19時。いつもの砂丘のイメージと異なる写真が大半。新鮮というにはノスタルジックで、なんだか不思議な感じ。移転前の最後の展示、駆け込めてよかった。>
(magrittian(m25)‏さんのtwitterより)

RIMG0331_6002017年5月26日
峯村敏明先生(右)と亭主
因みに峯村先生は毎日新聞OB、亭主の大先輩であります。

●<ときの忘れもの「植田正治写真展」へ。今日が最終日。移転するということなんだがどちらへ…。青山の良い場所だったなあ。 >
(うみちんさんのtwitterより)

●<ときの忘れものは「植田正治写真展 光の陰の世界 Part機廖ここ最近植田正治作品観る機会多かったけど、カラー写真は初かもしれない。ところでこのギャラリー移転されるようなのですが、Part兇呂△襪里世蹐Δ…?どこで…?>
(aruku take‏ さんのtwitterより)

●<感想ブログ更新しました→植田正治写真展−光と陰の世界−Part I @ときの忘れもの(2017/05/27) http://bit.ly/2qp5biU 《砂丘ヌード》を含む氏の代表作が並ぶ内容。マスターピースを間近で堪能しました>
(林光一郎‏さんのtwitterより)

●<昨日はhpgrpギャラリーにゆき野村康生展を見る。美しかった。ギャラリー360°にて小林エリカ展を見る。なんとか最終日に間に合った。ときの忘れものにゆき植田正治展を見る。19時3分前。ときの忘れものは、この展覧会が青山でのラストショウなので、私が最後の観客となった。>
中村惠一さんのtwitterより)
〜〜〜
1995年6月の第1回企画展「白と黒の線刻 銅版画セレクション1/長谷川潔、難波田龍起、瑛九、駒井哲郎」から数えて第289回目となる「植田正治写真展―光と陰の世界―Part I」が先週末27日で終了しました。
201705UEDA_DM

青山最後の展覧会となり連日たくさんの方にご来場いただきました。
最終日には一軒家時代を知るお客様とあれこれ昔話に花が咲きました。
作品をお買い上げいただいたお客様には(この時期とても助かります)心より御礼を申し上げます。

初期名作から晩年のカラー写真など15点を Part I として展示し、(当初は)6月に Part 展を開催する予定でしたが、急遽引越し話が持ち上がったため、当分はお預けです。
縁あって私たちがコレクションした植田正治作品はこれから新しい移転先で、じっくり時間をかけてご紹介してまいります。

長いあいだ青山にお運びいただいた皆さん、ほんとうにありがとうございました。
移転先の新空間もお客様にとって今以上に居心地の良い場所にしたいと念じています(長期滞在型ギャラリーが理想であります)。
契約が済み次第、発表しますが、早ければ7月上旬にはお披露目の予定です。

●あたためて出品作品のご紹介をします
20植田正治
《都会》
1935年
ゼラチンシルバープリント
Image size: 12.9×11.1cm
Sheet size: 17.9×13.0cm
*『植田正治作品集』(2016年、河出書房新社) P10参照
初出=『写真サロン』(1935年11月号 第33回月例懸賞A 部特選)

ueda_13_hama_no_shonen植田正治
《浜の少年》
1931年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 20.2×30.1cm
Sheet size: 27.8×35.5cm
サインあり

ueda_01_papamama植田正治
《パパとママと子供たち》
1949年(Printed Later)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 20.0×28.3cm
Sheet size: 23.8×32.5cm
サインあり
*『植田正治のつくり方』(2013年、青幻舎)No.79 参照

ueda_06_sakyu-nude_3植田正治
《砂丘ヌード》
1950年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 23.7×21.7cm
Sheet size: 30.3×25.2cm
サインあり

ueda_08_sakyu-nude_5植田正治
《砂丘ヌード》
1950年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 24.2×21.7cm
Sheet size: 30.3×25.3cm
サインあり

ueda_15_dowa_yori植田正治
〈童暦〉シリーズより《白い道》
1955年-1970年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 20.1×31.2cm
Sheet size: 27.7×35.6cm
*『植田正治作品集』(2016 年、河出書房新社)No.102参照

ueda_12_tasogare植田正治
《昏れる頃 3》
1974年
ゼラチンシルバープリント
Image size: 14.7×22.4cm
Sheet size: 20.2×25.6cm
サインあり

04植田正治
《作品名不詳》
1976年
ゼラチンシルバープリント、木製パネル
Image size: 40.6×28.0cm
Panel size: 53.2×42.9cm

21植田正治
《作品名不詳》
ゼラチンシルバープリント
Image size: 9.5×12.0cm
Sheet size: 13.0×18.0cm

22植田正治
〈白い風〉より
1978年
Type-Cプリント
Image size: 7.4×10.9cm
Sheet size: 8.2×11.7cm

07植田正治
〈白い風〉より
1978年
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 22.0×32.6cm
Panel size: 41.5×52.0cm

05植田正治
〈白い風〉より
1970年代〜80年代前半
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 22.0×32.6cm
Panel size: 41.5×52.0cm
サインあり

06植田正治
《作品名不詳》
1970年代〜80年代前半
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 22.0×32.6cm
Panel size: 41.5×52.0cm

19植田正治
《光の筺》
1994年
Type-Cプリント
Image size: 24.2×35.5cm
Sheet size: 25.3×36.3cm
*『植田正治 印籠カメラ寫眞帖』(2011年、青幻舎)P120参照

ueda_20_sakuhin植田正治
〈幻視遊間〉より《作品》
1992年
Type-Cプリント
Image size: 35.6×43.0cm
Sheet size: 35.7×43.1cm
Ed.3   サインあり

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください

植田正治展は本日最終日です

さようなら、南青山3丁目

ブログ連載でお世話になっているギャラリーときの忘れものが移転されるので、今の場所での最後の展覧会に伺いました。
ギャラリーに娘をベビーカーに乗せて連れて行ったことや、娘におやつを下さったこととかも思い出され、しみじみと愛おしい空間です。
5/27まで植田正治さんの写真展。貴重なカラー作品も見られます。

小林美香さんのtwitterより)

前身の編集事務所の時代から30年近く青山で営業してきましたが、このたびここを引き払い、移転することになりました。
青山での最後の企画「植田正治写真展―光と陰の世界―Part I」は本日が最終日です(夜19時まで)。
201705UEDA_DM
初期名作から晩年のカラー写真など15点をご覧いただきます。出品リストはコチラをクリックしてください。

植田正治についてはこのブログでもたびたびご紹介してきました。
金子隆一先生のテキストを収めた本展のカタログも実は制作中だったのですが、展示写真についての新たなデータ(撮影年など)が次々と判明し、とうとう会期末の今日までに刊行できませんでした(ゲラは画廊でご覧になれます)。可能な限り正確な情報を記載し、移転先でのお披露目のときに皆様にお渡しできたらと考えています。

植田正治を見られる美術館

●DMに使った蝶の写真については<大竹昭子のエッセイ「迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす」第52回
(大竹さんは第40回でも植田正治作品を取り上げています)

●5月13日に開催した金子隆一ギャラリートークについては「スタッフSのレポート」

●1995年に中京大学アートギャラリーで開催された植田正治写真展については「森本悟郎のエッセイ その後」の第13回第14回

●2013年3月に代官山の蔦屋書店で開催された「S H O J I U E D A 1 0 0 t h B I R T H D A Y P A R T Y」

●飯沢耕太郎のエッセイ「日本の写真家たち」第4回

01


02

右から、
出品No.9《作品名不詳》
出品No.7《昏れる頃 3》
出品No.6〈童暦〉より《白い道》

09


04

右から、
出品No.2《浜の少年》
出品No.3《パパとママとコドモたち》
出品No.4《砂丘ヌード》
出品No.5《砂丘ヌード》

07


05

右から、
出品No.14《光の筺》
出品No.15〈幻視遊間〉より

08


06

右から、
出品No.11〈白い風〉より
出品No.10〈白い風〉より
出品No.12〈白い風〉より
出品No.13《作品名不詳》

03

右から、
出品No.1《都会》
出品No.8《作品名不詳》

来週からは引越し作業にかかり、7月初旬には皆様にお披露目できると思います。
慣れ親しんだ場所からの移動はたいへんですが、新たな空間への期待もあります。
長年のご愛顧に感謝するとともに、新たな場所での再出発にご支援、ご協力をお願いします。

●今日のお勧め作品は、植田正治です。
05植田正治
〈白い風〉より
1970年代〜80年代前半
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 22.0×32.6cm
Panel size: 41.5×52.0cm
サインあり

06植田正治
《作品名不詳》
1970年代〜80年代前半
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 22.0×32.6cm
Panel size: 41.5×52.0cm

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜〜土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

植田正治を見られる美術館

ときの忘れものは近く移転しますが、青山での最後となる「植田正治写真展―光と陰の世界―Part I」を開催中です。27日までですので、どうぞお見逃しなく。

今日は植田正治作品を所蔵している国内の美術館をいくつかご紹介します。
もちろん下記以外の美術館で所蔵しているところも多々あると思いますが、それは他の機会にご紹介いたします。

植田正治写真美術館
植田正治の故郷境湊に近い鳥取県西伯郡伯耆町に1995年に開館(設計:高松伸)、植田正治の作品1万2千点が収蔵されています。
いつでも植田正治の作品を見られる美術館で、現在は<植田正治の「かたち」 写真における造形表現>展が開催されています(2017年6月4日まで、火曜日(祝祭日の場合は翌日)は休館)。
植田正治美術館フライヤー2
植田正治美術館フライヤー


東京都写真美術館
所蔵点数:299件
代表作品:《妻のいる砂丘風景(III)》、《ボクのわたしのお母さん》、〈童暦〉、〈砂丘〉、〈白い風〉、〈音のない風景〉など。
ueda_03_tuma-iii_large植田正治
《妻のいる砂丘風景(III)》1950年頃


ボクのワタシのお母さん植田正治《ボクのわたしのお母さん》1950年
*『植田正治のつくりかた』(2013年、青幻舎)より転載

都写美クロージングパーティ101Fメインエントランスへと続く外壁には、ロベール・ドアノー、ロバート・キャパ、植田正治の大型パネルが展示されています。
植田正治「妻のいる砂丘風景(III)」(2014年9月22日撮影:綿貫不二夫)


米子市美術館
所蔵点数:写真作品170点+資料3点=173点
代表作品:《自写像》、《小狐登場》
子狐植田正治
《小狐登場》1948年
*植田正治『写真とボク』(2010年、クレヴィス)より転載


九州産業大学美術館
所蔵点数:12点
代表作品:〈風景の光景〉シリーズ((1970〜80年に制作、40×52cm)計10点)

清里フォトアートミュージアム(Kmopa)
所蔵点数:5点
代表作品:《少女たち》1945年 サイズ 20.4×31.6cm 
     《カコ》1949年 サイズ 27.0×24.1cm
     《土門拳とモデル》1949年 サイズ 23.7×27.9cm
カコ植田正治《カコ》1949年
*『植田正治作品集』(2016年、河出書房新社)より転載


横浜美術館
所蔵点数:11点
代表作品:《子守り(田園の1)》1938年、ゼラチン・シルバー・プリント、28.5×22.5cm

東京国立近代美術館
所蔵点数:17点
代表作品:《少女四態1939》、《パパとママとコドモたち》、《妻のいる砂丘風景(III)》など。
少女四態植田正治《少女四態》1939年
*『植田正治作品展 砂丘劇場』(1992年、JCIIフォトサロン)より転載

ueda_01_papamama植田正治
《パパとママとコドモたち》1949年


東川町文化ギャラリー
所蔵点数:10点
代表作品:すべて〈砂丘〉シリーズ、1949年、1950年、1983年、1986年、16x20インチ。

以上、8館をご紹介しました。
それぞれが所蔵する作品点数と代表作名については、各館からお答えいただきました。記して謝意を表します。
植田正治作品の展示予定については、各美術館にお問合せください。
〜〜〜
又、7月から山梨県立美術館で開催されるコレクション展にも、植田正治作品が出品されます。
●フジフイルム・フォトコレクション「私の1枚」
会期:2017年7月1日[土]〜8月20日[日]
会場:山梨県立美術館
幕末に写真が渡来してから150年余り、日本では多くの優れた写真家が作品を残してきました。
本展では、その中でも特に重要な101人が撮影した「この1枚」と呼べる代表作を銀塩プリントで展示し、日本写真史の軌跡をご紹介します。
日本写真の黎明期を支えたフェリーチェ・ベアトや下岡蓮杖の作品を筆頭に、写真に絵画的表現を追求した20世紀初頭の芸術写真、写真としての独立した芸術を目指した1930年代の新興写真、戦前戦後に活躍した木村伊兵衛、土門拳、植田正治、林忠彦などが見せた多種多様な表現、そして今日現役で活動する写真家たちの作品など、日本写真史を語る上で欠かせない作品を展示します。甲府市出身の日下部金兵衛、富士山を多く撮影した岡田紅陽、白籏史朗など、山梨にゆかりのある写真家の作品も含まれます。
写真が今まで以上に身近になった今日こそ、日本写真史の流れを改めて見直します。(山梨県立美術館HPより転載)

-------------------------------

●今日のお勧め作品は、植田正治です。
22植田正治
〈白い風〉より
1978年
Type-Cプリント
Image size: 7.4×10.9cm
Sheet size: 8.2×11.7cm

07植田正治
〈白い風〉より
1978年
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 22.0×32.6cm
Panel size: 41.5×52.0cm

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください

◆ときの忘れものは青山に編集事務所を構えてから30年近くなりますが、諸般の事情によりここを引き払い移転することになりました。
ただいま開催中の「植田正治写真展―光と陰の世界―Part I」が青山での最後の企画展となります。
会期:2017年5月13日[土]―5月27日[土] *日・月・祝日休廊
201705UEDA_DM
初期名作から晩年のカラー写真など15点をご覧いただきます。出品リストはコチラをクリックしてください。

スタッフSの「金子隆一ギャラリートーク」レポート

スタッフSの「金子隆一ギャラリートーク」レポート

 読者の皆様こんにちは、この度慣れ親しんだ青山より画廊が移転することとなり、引っ越しのあれこれを考えると憂鬱になりつつも、新天地を思い年甲斐もなくウキウキしております、スタッフSこと新澤です。

01

 普段は展覧会半ば、或いは最終日前後に開催するギャラリートークですが、今回は月末にギャラリーコンサートが控えていたこともあり、「植田正治写真展―光と陰の世界―Part I」初日に開催することと相成りました。既に過去に二回、「中藤毅彦写真展 Berlin 1999+2014」と「西村多美子写真展 実存―状況劇場1968-69」のギャラリートークにご出演いただき、最早ときの忘れもので写真について語っていただくのはこの方しかおられない(と、スタッフSは勝手に思っている)写真史家・金子隆一先生に、ひょんなことから画廊で取り扱うこととなった、珍しい植田正治作品についてお話しいただきました。

RIMG0304 恒例、亭主の前語り。
 今回のお題は今展覧会の開催経緯について。さるお客様より持ち込まれた植田作品の数々ですが、その来歴からサインされていないものが多数。ですが、もしご存命ならばツァイトフォトの石原氏に話が行ってもおかしくないものばかり。早々に画廊内だけの判断は無理と結論し、金子先生にご出馬願うことに。

 金子先生は複数の植田正治写真集の出版に関係されており、こちらもときの忘れものが大変お世話になっている飯沢耕太郎先生と共に去年の12月に出版された「植田正治作品集」にも監修として参加されています。この作品集は特徴として、掲載内容をプリントの実存が確認されている作品に限らず、雑誌等に掲載された作品をベースとして選ばれています。今回展示した作品もその中に含まれていますが、驚くべき事に、編集時にプリントの現存が絶望視され、雑誌に掲載された画像を撮影した作品が、非常に良好な状態であっさりウチに入荷されていることが判明しました。他にも構図は同じものの、左右が反転している作品もあり、それはミスではなく、元々掲載されていた冊子の構成に逆らわないように構図を調整した結果であること等を教えていただきました。

RIMG0318 写真雑誌、特に日本のそれが半ば観光雑誌ともいえる特異性を持ち、1960年代の植田正治が所謂「有力な地方作家」と見做されていたことを説明する傍ら、作品集の編集時に集められた資料を回覧。

 今回最も自分の興味を惹いたのは、昨今美術写真としてモノクロ写真がカラー写真よりもてはやされている理由が、作風だけではなく社会インフラも関わっているというお話でした。後発の技術であるカラー写真は当初白黒写真よりも手間暇が必要とされる分野でしたが、1970年代には技術の発展に伴い一般においてカラー写真の方が簡単、安価に大量のプリントが処理できるようになりました。結果として一般人が気軽に、自分でも撮影できるカラー写真と、手間暇がかかる玄人志向のモノクロ写真という棲み分けが確立したということです。また、2014年の4月に開催した「百瀬恒彦写真展―無色有情」のギャラリートークで写真家・百瀬恒彦さんは現在でも個人単位ではカラー現像よりモノクロの方が簡単と言われており、その辺りの労力の差も写真屋任せの一般人と、現像まで自分でこなす作家でカラーとモノクロが分かれた理由なのかと思い返してみたり。

 今回のギャラリートークでは建築評論の植田実先生、奈良原一高先生の夫人の恵子さん、写真家の五味彬先生、植田正治事務所の増谷寛さん、国立美術館や大学の研究者の皆さんなどなど、何時にもまして豪華な面々が来廊され、青山での最後のギャラリートークを飾るに相応しい盛況ぶりでした。

RIMG0344建築評論の植田実先生
RIMG0360奈良原一高先生の夫人の恵子さん(右)
RIMG0340写真家の五味彬先生
RIMG0335植田正治事務所の増谷寛さん

 本日のギャラリーコンサートを持ちまして青山CUBEでのイベントは全て終了します。
 とはいえ画廊の場所が変わったくらいで亭主のイベント好きが収まるハズはありませんので、そう遠くない内にまた何かしら告知することとなると思われます。

 どうぞ今後ともお付き合いいただけますよう、宜しくお願い申し上げます。

RIMG0365

(しんざわ ゆう)

◆ときの忘れものは青山に編集事務所を構えてから30年近くなりますが、諸般の事情によりここを引き払い移転することになりました。
ただいま開催中の「植田正治写真展―光と陰の世界―Part I」が青山での最後の企画展となります。
会期:2017年5月13日[土]―5月27日[土] *日・月・祝日休廊
201705UEDA_DM
初期名作から晩年のカラー写真など15点をご覧いただきます。出品リストはコチラをクリックしてください。
本日夕方6時からギャラリーコンサートを開催します(既に満席)。6時以降は予約者以外は入場できません。

植田正治写真展開催中

ときの忘れものでは「植田正治写真展―光と陰の世界―Part I」を開催中です。
出品リストはコチラをクリックしてください。

昨日の金子隆一先生のギャラリートークは雨にも関わらず、多くの方々にご参加いただきありがとうございました。
山口や栃木など遠方からのお客様をはじめ、写真のコレクター、建築評論の植田実先生、奈良原一高先生の夫人の恵子さん、写真家の五味彬先生、植田正治事務所の増谷寛さん、国立美術館や大学の研究者の皆さんなどなど、錚々たるメンバーが集まり、熱気あふれるひとときでした。
尚、本日(日曜)と明日(月曜)は休廊です。
01


02

右から、
出品No.9《作品名不詳》
出品No.7《昏れる頃 3》
出品No.6〈童暦〉より《白い道》

09


04

右から、
出品No.2《浜の少年》
出品No.3《パパとママとコドモたち》
出品No.4《砂丘ヌード》
出品No.5《砂丘ヌード》

07


05

右から、
出品No.14《光の筺》
出品No.15〈幻視遊間〉より

08


06

右から、
出品No.11〈白い風〉より
出品No.10〈白い風〉より
出品No.12〈白い風〉より
出品No.13《作品名不詳》

03

右から、
出品No.1《都会》
出品No.8《作品名不詳》

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜〜土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

◆ときの忘れものは「植田正治写真展―光と陰の世界―Part I」を開催しています。
会期:2017年5月13日[土]―5月27日[土] *日・月・祝日休廊
201705UEDA_DM
初期名作から晩年のカラー写真など15点をご覧いただきます。出品リストはコチラをクリックしてください。

「植田正治写真展―光と陰の世界―Part I」2017年5月13日(土)〜5月27日(土)

訃報です。
ときの忘れものでも幾度か展覧会を開いていただいた作家の舟越直木さんが亡くなりました。1953年生まれですから亭主よりも8歳も若い、これからもっともっと活躍してほしかったのに残念です。
謹んでご冥福をお祈りします。

〜〜〜

ときの忘れものは「植田正治写真展―光と陰の世界―Part I」を開催します。
会期:2017年5月13日[土]―5月27日[土] *日・月・祝日休廊
201705UEDA_DM

2008年11月の「植田正治写真展 -砂丘劇場」以来、9年ぶりの植田正治展です。
昨年、縁あって植田正治作品をまとめてコレクションすることができました。専門家である金子隆一先生、植田正治事務所の増谷寛さんらに見ていただき、データの調査、カタログ制作等に一年近くを費やし、ようやくその一部を公開できる運びとなりました。
今まであまり知られることの無かったカラー写真が多く、今後数年をかけて、順次公開、頒布してゆきたいと考えています。
第一弾となる13日からの<Part I>では、1935年の初期名作「都会」から、晩年のカラー写真など15点をご覧いただきます。
出品リスト(価格入り)をご希望の方は、「件名(植田正治展リスト希望)」「お名前」「連絡先(住所)」を明記の上、メールにてお申し込みください。
今まで販売される(コレクションできる)機会の少なかったカラー写真ですが、(破格の)お求めやすい価格でご案内します。ぜひこの機会に、植田正治作品をコレクションしてください。
初日には間に合いませんが、カタログも鋭意編集中です(テキスト:金子隆一)。

●イベントのご案内
5月13日(土)17時より、写真史家の金子隆一さんによるギャラリートークを開催します(要予約/参加費1,000円)。
必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記の上、メールにてお申し込みください。
info@tokinowasuremono.com

●出品作品のご紹介
20植田正治
《都会》
1935年
ゼラチンシルバープリント
Image size: 12.9×11.1cm
Sheet size: 17.9×13.0cm
*『植田正治作品集』(2016年、河出書房新社) P10参照
初出=『写真サロン』(1935年11月号 第33回月例懸賞A 部特選)

ueda_13_hama_no_shonen植田正治
《浜の少年》
1931年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 20.2×30.1cm
Sheet size: 27.8×35.5cm
サインあり

ueda_01_papamama植田正治
《パパとママと子供たち》
1949年(Printed Later)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 20.0×28.3cm
Sheet size: 23.8×32.5cm
サインあり
*『植田正治のつくり方』(2013年、青幻舎)No.79 参照

ueda_06_sakyu-nude_3植田正治
《砂丘ヌード》
1950年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 23.7×21.7cm
Sheet size: 30.3×25.2cm
サインあり

ueda_08_sakyu-nude_5植田正治
《砂丘ヌード》
1950年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 24.2×21.7cm
Sheet size: 30.3×25.3cm
サインあり

ueda_15_dowa_yori植田正治
〈童暦〉シリーズより《白い道》
1955年-1970年(Printed later)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 20.1×31.2cm
Sheet size: 27.7×35.6cm
*『植田正治作品集』(2016 年、河出書房新社)No.102参照

ueda_12_tasogare植田正治
《昏れる頃 3》
1974年
ゼラチンシルバープリント
Image size: 14.7×22.4cm
Sheet size: 20.2×25.6cm
サインあり

04植田正治
《作品名不詳》
1970年代〜80年代前半
ゼラチンシルバープリント、木製パネル
Image size: 40.6×28.0cm
Panel size: 53.2×42.9cm

21植田正治
《作品名不詳》
ゼラチンシルバープリント
Image size: 9.5×12.0cm
Sheet size: 13.0×18.0cm

22植田正治
〈白い風〉より
1970年代〜80年代前半
Type-Cプリント
Image size: 7.4×10.9cm
Sheet size: 8.2×11.7cm

07植田正治
〈白い風〉より
1970年代〜80年代前半
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 22.0×32.6cm
Panel size: 41.5×52.0cm

05植田正治
〈白い風〉より
1970年代〜80年代前半
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 22.0×32.6cm
Panel size: 41.5×52.0cm
サインあり

06植田正治
《作品名不詳》
1970年代〜80年代前半
Type-Cプリント、木製パネル
Image size: 22.0×32.6cm
Panel size: 41.5×52.0cm

19植田正治
《光の筺》
1994年
Type-Cプリント
Image size: 24.2×35.5cm
Sheet size: 25.3×36.3cm
*『植田正治 印籠カメラ寫眞帖』(2011年、青幻舎)P120参照

ueda_20_sakuhin植田正治
〈幻視遊間〉より《作品》
1992年
Type-Cプリント
Image size: 35.6×43.0cm
Sheet size: 35.7×43.1cm
Ed.3   サインあり

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください

3月27日は植田正治の誕生日です

写真家・植田正治は今から104年前の今日、1913年(大正2)3月27日に鳥取県境港で生まれました。亡くなったのは2000年7月4日(享年87)ですが、生前から多くのファンに愛され、特に砂丘を背景とした演出写真は、ユーモアとシュールな詩情、ポリフォニーを湛えたイメージで、70年代フランスを始めとするヨーロッパでの高い評価を獲得しました。
ときの忘れものは2009年11月にスイスのチューリッヒのアートフェアに出展したことがありますが、細江英公五味彬などと一緒に植田正治の写真作品を出品したところ、現地の写真専門のディーラーたちから「あなたの画廊はウエダを扱っているのか」と敬意をもって挨拶されたものでした。そのくらいUeda-cho(植田調)は世界の共通語となっています。

ときの忘れものが初めて植田正治の個展を開催したのは、2008年11月でした。
2008年植田正治展DM
植田正治写真展ー砂丘劇場
会期:2008年11月14日(金)〜12月6日(土)

201008/銀塩写真の魅力展DM
銀塩写真の魅力II―Noir et Blanc
会期:2010年8月27日[金]―9月4日[土]

以後もグループ展などで幾度か植田作品を展示してきましたが、なかなか個展を開くほどの点数をコレクションできず、今にいたりました。
昨年縁あって植田正治の作品をまとめてコレクションすることができました。写真集や回顧展にも出品されなかった珍しい作品も多く、金子隆一先生(写真史家)やご遺族の協力を得て展覧会の準備を進めています。

昨秋には金子先生と飯沢耕太郎先生の監修で決定版ともいえる『植田正治作品集』(河出書房新社)も出版されました。
この機会に、一層植田正治の顕彰に努め、若い世代の人たちにぜひ植田作品をコレクションしていただきたいと考えています。
どうぞご期待ください。

05植田正治
《作品名不詳》
カラー写真
Image size: 22.0×32.6cm
サインあり


04植田正治
《作品名不詳》
ゼラチンシルバープリント
Image size: 40.6×28.0cm


こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください

大竹昭子のエッセイ「迷走写真館〜一枚の写真に目を凝らす」第40回

<迷走写真館>一枚の写真に目を凝らす 第40回

01_1500
(画像をクリックすると拡大します)

黒々した山が建物に迫っている。土の山ではない。ごつごつしたキメの荒い岩山だ。浅間山の鬼押出を歩いたときの記憶がよみがえる。平らなところがなく、どの岩も尖っていて、そこに足を乗せると足元がぐらつき、からだがふらふらした。あそこと同じように、建物ギリギリのところで止まった溶岩の流れが冷え固まってできた山なのか。

建物は二階建てだが、窓の様子からすると住宅ではなさそうだ。ガラス窓はどれも破壊され、弾丸が飛び込んだような跡が付いていたり、アルミのフレームが曲がって外壁に飛び出していたりする。部屋の奥の様子は暗くて見えない。

右端にちらりと写っている空の様子からすると、天気は快晴。斜め上の角度から照りつけた日差しが強そうだ。それにしても、部屋の中が真っ暗なのが気になる。

岩山の影を左に追っていくと、その延長上に別の影が写っている。とっさにブロック塀が思い浮かんだ。影のなかに透かし模様のついた花ブロックに似たものが写っているからだ。

もし本当にブロック塀ならば、手前に立ちはだかる山の大きさからすると、相当に背の高い塀でなければ写真には写らないはずだ。あるいは、この建物めがけて流れてきた溶岩が塀を押し倒し、建物のほうに引き寄せたのだろうか。

ここに至ってもうひとつ気づいたことがある。岩山のはじっこから、葉の長い植物が飛び出していることだ。暗くて不鮮明だが、ラン科の植物を連想させる長い葉が垂れているのが見える。前庭に植わっていたものが溶岩の流れに押しつぶされたのだ。ぐったりした葉の様子から、建物のなかに押し入ろうとする溶岩が間一髪のところで止まったのがわかる。

ここでおもむろに、その植物からそう遠くない位置にいる男の姿に目を移す。彼の姿はもちろん視界には入っていたが、触れるのをためらっていたのは、背広に蝶ネクタイ、シルクハットに雨傘というこの場にそぐわない彼の出で立ちに意表を突かれたからだった。言葉を失うとはこのことだ。

男は窓枠に左足を残したまま、一メートル以上も離れている岩に右足を大きく踏み出している。窓のサッシも岩山も凹凸があって靴底でしっかり踏みしめるのは不可能だ。開脚している姿勢もあぶなっかしく、体が揺れているのか顔からメガネがずり落ちそうになっている。右手に傘を抱えているから余計にバランスがとりにくそうだ。晴天なのだから持ってくることはないのに、帽子を被ると自動的に傘に手が伸びてしまうのだろうか。

男が脱出しようとしているところなのはわかる。わからないのは、なぜこんな格好をしているのかということだ。外出するのに着替えたのではないだろう。この服装で室内でなにかしていたところに溶岩が流れてきたのだ。

そこで行われていたのは、異なる意見の調整がむずかしい会議だったのか。なにかの業績に権威を与える儀式だったのか。あるいは食べきれないほどの料理が並んだ豪華な宴会だったのか。

男はその場を後にし、すたこらさっさと部屋を出る。窓に足をかけて身を戸外に乗り出す。暗い室内からの脱出は、文明からの脱出だったのかもしれない。

大竹昭子(おおたけあきこ)

〜〜〜〜
●紹介作品データ:
植田正治
シリーズ〈砂丘モードより〉
(『BRUTUS』1985年4月1日号より)
1985年撮影
(没後のニュープリント ※2010年頃)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 23.0x23.0cm
Sheet size: 27.9x35.6cm

植田正治 Shoji UEDA
1913年、鳥取県生まれ。15歳頃から写真に夢中になる。1932年上京、オリエンタル写真学校に学ぶ。第8期生として卒業後、郷里に帰り19歳で営業写真館を開業。この頃より、写真雑誌や展覧会に次々と入選、特に群像演出写真が注目される。1937年石津良介の呼びかけで「中国写真家集団」の創立に参加。1949年山陰の空・地平線・砂浜などを背景に、被写体をオブジェのように配置した演出写真は、植田調(Ueda-cho)と呼ばれ世界中で高い評価を得る。1950年写真家集団エタン派を結成。
1954年第2回二科賞受賞。1958年ニューヨーク近代美術館出展。1975年第25回日本写真協会賞年度賞受賞。1978年文化庁創設10周年記念功労者表彰を受ける。1989年第39回日本写真協会功労賞受賞。1996年鳥取県岸本町に植田正治写真美術館開館。1996年フランス共和国の芸術文化勲章を授与される。2000年歿(享年88)。2005〜2008年ヨーロッパで大規模な回顧展が巡回。

●展覧会のお知らせ
アツコバルーで、植田正治さんの展覧会が開催されています。上掲の作品も出品されています。

UEDA_DM


UEDA_DM_
「あの時代(とき)のホリゾント
植田正治のファッション写真展」

会期:2016年4月16日[土]〜5月22日[日]
会場:アツコバルー
   〒150-0046 東京都渋谷区松濤1-29-1 クロスロードビル5F
時間:水曜〜土曜/14:00〜21:00、日曜・月曜/11:00〜18:00
火曜休廊
¥500 (includes a drink)

「生涯、アマチュア写真家」を自称していた植田正治が初めてファッション写真を手がけたのは1983年、植田が70歳を迎えた年であった。それまでのファッション写真の枠組みを自由に飛び越えた作品は大きな反響をもって迎えられ、新たに植田正治の名を世に知らしめる契機となった。すでに植田正治を知るものにとっても、生まれ故郷の鳥取にとどまり、戦前からアマチュアリズムを貫いていた植田正治が、商業写真、しかもファッション写真を撮影したことに対する驚きは相当なものだった。
ただひたすらに「写真する歓び」を追い求めることで満足していた植田正治を新たな世界へ導いたのは、当時、アートディレクターとして活躍していた次男の充であった。この年の3月、最愛の妻を亡くし、写真を撮る気力さえ喪失していた父の姿を見かねた充が思いついた"荒療治"、それがデザイナー菊地武夫のブランドTAKEO KIKUCHIのカタログ撮影だった。自らのホームグラウンドとも言える砂丘で、モデルたちを自由に演出することが許された撮影で生来の実験精神と遊び心を取り戻した植田は、まったく新しいファッション写真の世界を創造することになった。それは、期せずしてすでに70歳になっていた植田正治の写真家としての新たな転機にもなる。もともと新しもの好きでハイカラ趣味だった植田正治とファッション写真との相性は抜群だった。その後も、充の手引きにより、多くのファッション写真を手がけた植田正治は、まさに水を得た魚のように次々と名作を生み出していった。後年、「砂丘モード」として知られるようになるこれら一連の作品群は、若い世代や海外にも大きくアピールし、植田の名前を次世代に伝えていく上で重要な役割を果たすことになった。時代と運命を共にする宿命であるはずのファッションは、植田正治の作品の中では色あせるどころか、時代を経てさらに輝きを増し続けている。それは、まさに植田正治が生み出したあらゆる作品にも共通して言えることだ。
本展では、80年代に手がけたファッション写真を中心に植田正治の作品世界を立体的に展示することで、その世界観を追体験する。また「80年代」をキーワードにアート、ファッション、グラフィックなど、バブル経済を背景に成熟の頂点を迎えた時代の証言者たちを迎えたトークセッションの開催も予定されている。
企画協力:植田正治事務所、五味彬、コンタクト
(アツコバルーHPより転載)
〜〜〜〜〜〜
●今日のお勧め作品は、ときの忘れものコレクションより植田正治作品です。
20160501_ueda_18_sakyu-mode_d
植田正治
〈砂丘モード〉より《砂丘D》
1983年
ゼラチンシルバープリント
Image size: 25.0x23.3cm
サインあり


こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜〜土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

◆大竹昭子のエッセイ「迷走写真館 一枚の写真に目を凝らす」は毎月1日の更新です。

「終わりなき挑戦 植田正治の1980年代」3月1日〜6月5日

植田正治写真美術館にて「終わりなき挑戦 植田正治の1980年代」が開催されています。
植田正治_終わりなき挑_表植田正治_終わりなき挑_裏


会   期:平成28年3月1日(火)−6月5日(日)
開館時間:午前9時から午後5時(入館は閉館30分前まで)
休 館 日:火曜日(祝祭日の場合は翌日)3月1日、5月3日、4日は開館
会   場:植田正治美術館
入 館 料:一般900円(800円) 高校・大学生500円(400円) 小・中学生300円(200円)
      *( )内は20名以上の団体料金です
主   催:伯耆町/植田正治写真美術館

【展覧会内容】
今回の展覧会では、1913(大正2)年生まれの植田正治の1980年代、つまり植田が60歳代後半から70歳代後半にかけての10年間の作品に注目します。それに先立つ1970年代は、写真集『童暦』が高く評価され、写真集の出版、雑誌の連載、海外での撮影など意欲的な活動が目立った10年間でした。一方この80年代は、愛妻の死、体調の不良など、辛い日々もありましたが、それらを乗り越え、年齢を感じさせない挑戦的で実験的な活動、表現が目立ちます。
1982年、70歳を目前にした植田が、自身に言い聞かせるかのように、「画家とちがって、写真家は、どんな世代であっても、“過去”に足踏みすることは、消滅につながる。“今”を踏んまえて、明日を指向することができてこそ、これぞ“若さ”というものではないのか、とおもう。感覚的新鮮さが、“今”が撮れる“生臭さ”が、いくつになっても必要なのだ。」と記しています。この言葉を実践するかのように、鋭い時代感覚が必要とされるファッション写真、ソフトフォーカスのような効果のあるレトロなレンズを用いたカラー写真、あるいはインスタント写真など、様々な挑戦を展開しているのです。
今回の展覧会では、植田の1980年代を概観しながら、アマチュア精神を抱き続けた“ベテラン”写真家の“若さあふれる”挑戦の数々を紹介します。(展覧会HPより転載)

主な出品作品
・シリーズ〈白い風〉より 1980−81年
・シリーズ〈砂丘モード〉より 1983−88年
・シリーズ〈軌道回帰〉より 1984−85年
・《草原の発見》1986年


●今日のお勧め作品は、植田正治です。
ueda_20_sakuhin植田正治
シリーズ〈幻視遊間〉より《作品》
1992年 C-print
35.7×43.0cm
Ed.3
サインあり


DSCF9730植田正治
〈砂丘モード〉より《砂丘D》
1983年
ゼラチンシルバープリント
イメージサイズ:25.0x23.3cm
額装サイズ:55.7×43.5cm
サインあり



こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください


ときの忘れもの
blogランキング

ギャラリー&編集事務所「ときの忘れもの」は建築家をはじめ近現代の作家の写真、版画、油彩、ドローイング等を扱っています。またオリジナル版画のエディション、美術書・画集・図録等の編集も行なっています。
ときの忘れもの
ホームページはこちら
Archives
Categories
最新コメント
記事検索
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ