ギャラリー  ときの忘れもの

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カテゴリ: 松井裕美のエッセイ

松井裕美のエッセイ「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第12回(最終回)

松井裕美のエッセイ「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第12回(最終回) 「キュビスムの教会装飾」 松井裕美  近代化が進むにつれ人々の信仰もまた衰えた、という認識は端的に言って誤りである。このことは美術の分野においても同様である。モダ …
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松井裕美のエッセイ「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第11回

松井裕美のエッセイ「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第11回 「美術館コレクションとジャック・ヴィヨン」 松井裕美  2019年に上梓した『キュビスム芸術史』を執筆していたときに、調査の過程で興味深い資料に遭遇した。プティ・パレ美術館に …
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松井裕美のエッセイ「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第10回

松井裕美のエッセイ「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第10回 「色彩の理論とオブジェとしてのタブロー」 松井裕美 ジャック・ヴィヨン《劇場》1962年(1932年の油彩画を版画化したもの)。リトグラフ。 ギャラリーときの忘れもの  ヴィヨンが …
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松井裕美のエッセイ「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第9回

松井裕美のエッセイ「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第9回 「研究資料編――控えめな足跡をたどる」 松井裕美  前衛的な立場にいることを自認していたキュビスムの芸術家たちのなかには、ピカソのように制作を通して新たな表現を模索し続ける …
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松井裕美のエッセイ「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第8回

松井裕美のエッセイ「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第8回 「弟デュシャン=ヴィヨンの死」 松井裕美  1937年にジャック・ヴィヨンが手がけたデッサンに、《明日の芸術》というタイトルのものがある。パリ万博が行われたこの年、プティ・パレ …
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松井裕美のエッセイ「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第7回

松井裕美のエッセイ「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第7回 「ピュトーでの生活」 松井裕美  ジャック・ヴィヨンが弟のレイモン・デュシャン=ヴィヨンと共に使用していたアトリエは、セーヌ川左岸に位置するパリ近郊の街ピュトーにあった。私 …
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松井裕美のエッセイ「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第6回

「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第6回 「芸術と科学」 松井裕美  パリのポンピドゥー・センターには、ジャック・ヴィヨンによる油彩画《行進中の兵士たち》と、その鉛筆による下絵の写真が収蔵されている。写真の方は普段は資料室にあって …
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松井裕美のエッセイ「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第5回

「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第5回 「デュシャン家の芸術家たち」 松井裕美  デュシャン家には、長男として生まれたジャック・ヴィヨンの他にも、その後を追うようにして芸術家となることを志した兄弟たちがいた。その中でも最も有名な …
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松井裕美のエッセイ「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第4回

「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第4回 「色彩と戯れる――ジャック・ヴィヨンの絵画作品」 松井裕美  版画家として名を馳せたジャック・ヴィヨンだが、絵画制作も行っている。画題としては版画と共通するものが多いのだが、彼の絵画作品は …
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「線の詩情、色彩の調和――ジャック・ヴィヨンの生涯と芸術」第3回 「版画表現におけるキュビスム的視覚」 松井裕美  キュビスムといえば、絵画作品を中心にした芸術運動であるという認識が一般になされているが、もちろん版画も存在する。例えばパブロ・ピカソが、詩 …
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