ギャラリー  ときの忘れもの

001_外観1

カテゴリ: 佐藤圭多のエッセイ

佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと−」第12回

佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと−」第12回 サグレスの釣りびと 「アルガルヴェまで行かれる?」「はい。しかし私は絶望的な気持ちで行くのです・・・」ポルトガルの国鉄CPの車内での、こんな会話から映画は始まる。ポルトガル映画界の …
続きを読む
佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと−」第11回

佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと−」第11回 旅する感覚 東京に住んでいた時に娘が通っていた水泳教室は厳しい指導で有名で、オリンピック選手も輩出したスクールだった。家から徒歩で行けたため軽い気持ちで事前見学に行き、生徒たちの …
続きを読む
佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと−」第10回

佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと−」第10回 外部と内部 テラス席と店内席があるお店では、たいていテラスから埋まっていくのがポルトガルだ。凝ったインテリアが売りのレストランなのに、石畳で不安定にガタつく路上のテーブルは満席 …
続きを読む
佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと−」第9回

佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと−」第9回 名付ける 「アナさん久しぶり!」「久しぶりケイタ。紹介するわ、こちら友達のアナさん」ポルトガルではこんなことがよく起こる。名前をオリジナルでつけることが少ないためだ。親が外国籍の場 …
続きを読む
佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと−」第8回

佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと−」第8回 未来派野郎 その曲のタイトルは「Milan, 1909」。坂本龍一のアルバム「未来派野郎」に収録された1曲だ。追悼の意味でしばらく氏の音楽ばかり聴いていたのだけれど、ちょうど世界最大のデザイ …
続きを読む
佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと−」第7回

佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと−」第7回 言葉をスケッチする ポルトガルに来て一年が経った。僕のポルトガル語学力にあまり進展は見られないが、現地小学校に通い始めた娘の語学の上達は目覚ましい。子どもが言葉を習得するプロセスは …
続きを読む
佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと−」第6回

大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと− 第6回 阿部勤さんのこと 佐藤圭多 バリ島で聴くガムラン、トリニダード・トバゴで聴くスティールパン、ブラジルで聴くビリンバウ。旅に出る醍醐味のひとつは、様々な民族楽器との出会いだ。ユニークな形の魅力も相まって …
続きを読む
佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと−」第5回

大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと− 第5回 クラフト 佐藤圭多  隣家に住むおじいちゃんがある日ピンポンとやってきた。「アレンテージョにあるうちの畑で採れたオレンジだよ。食べてみて」。採れたてのみずみずしいオレンジとレモンがカゴいっぱい。「すご …
続きを読む
佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード−ポルトガルで思うこと−」第4回

大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと− 第4回 船が行く 佐藤圭多  祖父の部屋には、帆船の模型があった。とても精巧な模型で、ガラスケースに入れて大切に飾られており、子供だった僕には近づくことさえ憚られた。装飾品とはおよそ無縁な家になぜそれがあ …
続きを読む
佐藤圭多のエッセイ「大西洋のファサード−ポルトガルで思うこと−」第3回

大西洋のファサード −ポルトガルで思うこと− 第3回 時間旅行 佐藤圭多    小旅行に出かけた。エヴォラというローマ時代の遺跡も残る古い街だ。リスボンのバスターミナルを出発してしばらくすると、テージョ川を越える橋に差し掛かる。リスボン中心部では1km程度の …
続きを読む