2019年12月27日

年末に毒を吐くpart2

自分のblogを読み返していたら、ザハ案が採用された際の国立設計コンペの募集要項が出てきた。オイラもよく調べたもんだ。その中の骨子である「新国立競技場に求められる主な要件(目指すスタジアムの姿)」を記載する。

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■新国立競技場に求められる主な要件(目指すスタジアムの姿)
(1)大規模な国際競技大会の開催が実現できるスタジアム
・国家プロジェクトとして、世界に誇れ、世界が憧れる次世代型スタジアムを目指す
・アスリートやアーティストのベストパフォーマンスを引き出す高性能スタジアムを目指す
(2)観客の誰もが安心して楽しめるスタジアム
・世界水準のホスピタリティ機能を備えたスタジアムを目指す
・開閉式の屋根や、ラグビー、サッカー及び陸上いずれの競技の開催においても、競技者と観客に一体感が生まれる観覧席を備えた、快適で臨場感あふれるスタジアムを目指す
(3)年間を通してにぎわいのあるスタジアム
・コンサート等の文化的利活用を楽しめる工夫が施され、特に音響に配慮された多機能型スタジアムを目指す
・各種大会や文化利活用がない時でも気軽に楽しめる商業・文化等の機能を備えたスタジアムを目指す
(4)人と環境にやさしいスタジアム
・最先端の環境技術を備え、緑あふれる周辺環境と調和するスタジアムを目指す
・震災等の災害発生時にも安全で、避難・救援等に貢献できるスタジアムを目指す
・スタジアム内外及び周辺駅からのバリアフリーに配慮されたスタジアムを目指す
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そんで完成した新国立は・・・・。虚しいの一言しかないですねぇ・・・。

(1)大規模な大会
サブトラックないから、国際的な陸上の大会は開催できない。球技的には専用でないから魅力がない。(埼スタや吹田のほうが良い)結果として大規模な国際大会ができない。
(2)安心
ピッチが遠くて一体感もない。傾斜が平らで臨場感もない。3階は縦の座席間隔が狭く快適じゃない。
(3)にぎわい
サブトラックないから、国際的な陸上の大会は開催できない。球技的には専用でないから魅力がない。(埼スタや吹田のほうが良い)結果として使用頻度は少なく閑散とする。
(4)やさしい
スタジアム内外への導線混雑、入退場の混乱、やさしいにはほど遠い。

結論:ぶっ壊せ。

ではよいお年を。

  

Posted by tokiokas at 15:04Comments(0)聖火台下

年末に毒を吐く

師走ですが、新国立の件について毒を吐きます。ただし、今皆さんとの間で話題になっている新国立の構造、設備、見やすさ等のような、いわば国立建設の当事者ではなく、陸上ファンが相手です。

毒を吐く前に、私のスタンスを明確にします。私はサッカーファンであると同時に陸上ファンです。よって新国立にトラックが残ることをやみくもに反対しているわけではありません。しかし、国立使用は東京五輪だけでオシマイではありません。その後も何十年も使用するスタジアムです。ならば負の遺産としないためには、何よりも五輪後の使用頻度を上げなくてはいけません。そしてサブトラックのない、国際的競技を開催できない、すなわち陸上競技を開催しても集客が期待できない、この状況でトラックを残す意味があるのでしょうか、と何回も何回も意見しています。詳しくは添付URLを見てください。
http://blog.livedoor.jp/tokiokas/archives/cat_50036458.html

まとめると、この国立を有効活用するためにどうするか、ということをずっと思ってきているわけです。この考え方は、多くのサッカー友人も同様だと思います。

が、巷の陸上ファンから建設的な意見はほとんど、もっと言えば全然聞こえません。五輪を開催するスタジアムなのだからトラックを残すのは当然だろうという子供がだだをこねるような、何の将来活用に関する提言もないヒステリックな意見だけです。これらにはバカバカしくて反論する気も起きません。

また、竣工した新国立を見て、いまさら球技専用にしたところでどーしよーもないことがわかった今、この事案(トラックを残すか否か)は、もうどーでもいいやと思っていました。

が、新たな沸点があったのです。

今回の新国立のお披露目において、私のサッカー友人たちは、その見にくさ等の問題と同時に、スタジアムへの導線、入退場時の効率、トイレの数等様々な観客目線での指摘をしました。一方、陸上ファンからは、これらの指摘は一切ありません。

つまり彼らはトラックが残れば、その後の国立がどうなろうが、その国立へ行く観戦者たちがどんなストレスやリスクを抱えようが、どうでもいいわけです。と言うか、6万〜8万の観客の入ったスタジアムを経験したこともなく、よって導線やら入退場の効率やらを考える素地もないわけです。こんな輩とスタジアムの活用を議論することが、本当にバカバカしいわけですよ。

陸上は素晴らしく楽しいスポーツです。競技人口もいわば市民ランナーを含めれば、十分にサッカーファミリーを凌駕する数です。つまりエンタメとしても競技としても、日本陸上はもっともっと飛躍するインフラがあるのです。それなのに陸上ファンの人たちのリテラシーがこんなもんだと、本当に悲しくなります。

ps.サッカー友人のみなさまへ
新国立の建物自体に毒を吐くのはもうやめます。虚しくなるだけなんで。で、元日の各位の冷静なレポートをお待ちします。当日、私はニューイヤー駅伝(陸上!)応援で群馬まで行ってきますw。

  
Posted by tokiokas at 15:02Comments(0)聖火台下

2019年12月14日

10km完走

P_20191214_132127_BF怪我から半年。遂にノンストップ10km走破。良かった!嬉しい!さあ、帰ろう。
(追記 1kmラップ)
9.14 9.15 9.24 9.22 9.36 9.27 9.30 9.38 9.49 9.53  
Posted by tokiokas at 14:45Comments(0)酔っぱRUN

2019年10月16日

ラグビーとワタシ

【ラグビーとワタシ】

 ラグビーを最初に見たのは小学生の時の早慶戦だった。早稲田のFBは万谷、もう一人ウイングに早い選手がいることをオヤジに教えてもらっていたが、名前を忘れていた。そんな話を一緒に見に行ったトモダチと秩父宮の観客席で話していたら、隣に座っていたお姉さんが、それは宮吉よ、と教えてくれた。その後1年か2年後の1971年秩父宮で伝説のイングランド戦(3−6)をオヤジと観戦した。この時代がラグビーとの出会いだった。

 その後は大学時代まで、早慶明の時代であり、関西の雄同志社や新興勢力として台頭してきた大東大や京産大を相手にした戦いにわくわくしていた。一方、日本ラグビーはキックが下手で早稲田FBの植山のインフロントキックをサイドキックと称したり、PGを狙えるのに無謀なトライを取りに行く姿勢に疑問を感じ始めたのもこの頃だった。

 疑問は、大会の運営方式やメディアの扱いにも及んだ。本来の国内実力トップの社会人ラグビーより、早慶明のブランドがあるとはいえ、たかだか大学の、しかも関東と言う地域の、さらにその関東と言う地域でも振興大学を排除した対抗戦という大会が脚光を浴び、また1月15日に実施されていた社会人トップと大学トップでの日本一決定戦という方式も時代錯誤であった。

 とは言え、試合自体は面白く、1983年カーディフでのウェールズ戦では、日比野が監督でありながら本城、吉野ら早稲田のスタメンはゼロ、大八木や平尾が輝いた伝説の試合はTV前で興奮したし、翌年の早慶戦での若林(慶応)のトライは当時早稲田贔屓だったオイラを絶望させたもんだった。

 こうして迎えた1987年ラグビーワールドカップが開催され、初戦の相手はUSAだった。今でいうティア1国には勝てないまでも、USAには勝てると期待した。が、前述のキック下手は日本の悪しき伝統となり、今なら高校生でも簡単に決められるコンバージョン、PGを連続で失敗し、みすみす勝利を逃がす。日本には沖土居という素晴らしいキッカーがいたに関わらず、宮地監督は彼を起用せずバカバカしい敗戦となった。

 3連敗で終わったW杯御、宿沢監督のもと、秩父宮でスコットランド相手にジャイキリをした。が、この時のスコットランドはブリティッシュライオンズに多くの主力を抜かれたいわば2軍チームであり、その試合も両チームともミスの多いレベルの低いゲームだった。

 1991年第2回W杯は予選があった。アジアはトンガ、韓国、西サモア(当時)とのリーグ戦(日本開催)で上位2国が本大会に出場できた。トンガ、韓国に勝利した日本は本大会にて平尾、大八木、吉田らを擁し、ジンバブエには快勝した。しかし、キッカー不足はなにも解消されず、プロ化に移行しつつある世界ラグビーからは乖離されていた。

 ちなみにJリーグ開幕は1993年。この1991年はサッカーがプロ化に対し積極的なアクションを行いつつあった年である。その合理的かつ明るく組織だったヴィジョンのサッカーに対比し、ラグビーは相変わらず早慶明を中心とした旧態依然な体制であり、どんどん世界から取り残されていった。昔から主はサッカーであったオイラは、この旧態依然な組織に全く魅力を感じなくなり、同時にサッカーだけで十分に忙しくなったため、ラグビーを忘れていった。その理由により、第3回以降のラグビーW杯はほとんど見ていない。

 そして時を経て、4年前の南ア戦にたまたま遭遇したのであった。

 さて、今回のW杯におけるベスト8は素晴らしい快挙だと思う。しかしこの成績を継続するには、国内を活性化させることは自明の理。相変わらず早明戦が最高のコンテンツである日本ラグビーに国内を活性化させることができるのか。外様ではあるが、少しだけ注目していきたい。

  
Posted by tokiokas at 17:47Comments(0)聖火台下

2019年10月15日

出雲駅伝 青学惨敗

 惨敗だった。今シーズンの駅伝はそうとう厳しそうだ。
レースを振り返ると、1区湯原、2区岸本の初駅伝コンビ、3区吉田、4区神林のニュージーランド留学コンビの4選手は理想の走りをしてくれた。そして残りの5区、6区は信頼のおける最上級生であり、昨年までの強い青学だったら、ここでレースを決めていたはずだった。しかし、期待の2名、竹石、中村が失速してしまった。タイムで言えば、竹石は18分程度の距離で区間賞から40秒遅れの区間6位、中村は約10kmで区間賞より60秒近く遅い区間5位。合計6区の短い出雲において区間5位、6位、さらにタイムにおいてもこの遅れは致命的だった。

 原監督は毎年最上級生である4年生を重要視する。そしてその4年生が期待にたがわぬ走りをすることで、栄光をつかんできた。さらにこの二人はリベンジ的起用だった。竹石は昨年箱根5区での失速、中村は高校時代素晴らしい記録を持ちながら青学入学後ケガもあり、過去3大駅伝での出場はない。要はこの2人が「雪辱」を果たすことで、今年の青学は全日本、箱根にむけてステップアップするはずだった。その目論見が完全に外れてしまった。

 たらればだが、もしも1区2区で出遅れて3区以降で挽回しての今回の着順であれば、まだ希望はあったが、下級生が頑張ったのに4年生がレースを壊してしまったこの展開のダメージはかなり大きい。

 こうなると、全日本、箱根をどう戦うか、思案のしどころだ。もう一度この2人に鈴木主将、吉田祐也を加えた4年生に期待をするのか、もしくは順位を捨てて来年のために3年生以下の選手の経験の場とするのか。さらに竹石に期待ができないとすると、箱根5区、そして小野田の抜けた6区の特殊区間2区をどうするのか。かなり厳しい選択が必要となってくる。

  
Posted by tokiokas at 18:56Comments(0)酔っぱRUN

2019年08月28日

4年前の南ア戦 ラグビー

ラグビーW杯開催を間近に控え、いまだに腑に落ちないことを書いてみる。それは4年前のイングランド大会のあの歴史的勝利に関してである。

腑に落ちない場面とは・・・、その状況をおさらいする。

グループリーグ初戦、優勝候補の南アフリカに対し、日本は大善戦。後半40分を過ぎ、2点ビハインドの日本は敵陣深い位置でペナルティを獲得する。そのラストワンプレーの場面、日本はPGを狙わずにトライをとりにいく選択をした。この場面のプレー選択についてである。

結果としてはラインアウトを選択し、トライ、逆転で日本は歴史的勝利を獲得した。そしてこのプレー選択は、勇気ある選択として美談となり語り継がれている。が、あの選択は勝負として本当に正しかったのだろうか?

もう少し状況を深く整理する。
あの場面、あとワンプレーでゲームは終了する。そしてPGを狙えばほぼ確実に2点はゲットできる。すなわち強豪南アに対し、ほぼ確実にドローとなり勝ち点をゲットできる。一方、トライを狙えば3点をゲットし南アに対し勝利できる、が、その可能性はPG狙いの2点ゲットよりかなり低い。数的にいえばPG2点はほぼ100%、トライ3点は30%程度と考えるのが妥当だろう。

ほぼ100%で引き分けることができることと30%の可能性に賭けて勝利を得ようとすること、どちらが正しい選択だったのだろう。しかもこのゲームはリーグ戦初戦であり、勝たなければ終わってしまうKOラウンドとは異なる状況なのだ。

選択におけるいくつかの疑問点。
ひとつ、監督であるエディジョーンズはPGを指示したが、ピッチ内の主将はスクラムを選択した。すなわち監督の指示に背いたのだ。ピッチ内外でゲーム熱量が異なるのはわかる、しかし最も大事な場面でのプレー選択において監督の指示に背くことはチームとしてどうなんだろうという疑問。

次に監督の指示かプレーヤーの判断かは別として、30%の可能性に賭けてしまうことの是非。すなわち100%を放棄してギャンブルプレーを選択した勝負に対する哲学、もっと大げさに言えば文化の疑問。

どんなゴール(得点)でも1点であるサッカーに例えることが困難なため、また結果としてギャンブルが成功して美談となったため、なかなか判断しずらいが、感覚論で言えばあそこでPGを狙うチームのほうが強いチームであると感じる。
  
Posted by tokiokas at 18:49Comments(0)聖火台下

2019年08月16日

MGC予想

9/15にせまったMGCのレース展開及び結果を素人ながら予想してみる。

■大会の特殊性
通常のマラソン大会と比較してこの大会には以下の特殊性がある。
1)夏のレース
2)ペースメーカーがいない
3)通常のレースならば優勝、PB等選手によって参加目的に多様性があるが、このレースでは3位以内に入ることが参加選手全ての目標。
4)30km過ぎからゴールまでが上り坂。

■レース展開予想(男子)
 上記1)2)要素からサブ10の走りは無理、同時に3)の要素から無謀な飛び出しをする選手は皆無と考えるのが妥当、となると3分10秒〜15秒/kmのペースで少なくとも20kmまで、おそらく30km付近までは集団で進むと予想する。その集団内で先頭を走らず、体力を温存させる走りをして勝負所(37km過ぎ 飯田橋付近)以降でスパートするのが基本戦略となるだろう。
 
 このレース展開はとても常識的な考え方であり、つまりこの展開となれば実力者が優位である。となると、優勝候補は実力があり、かつ夏のレース実績もある、井上大仁が一番手で、大迫傑、服部勇馬が続くと予想する。設楽悠太は前半のゆっくり展開にがまんができるかどうか。ダークホースとしては、札幌で実績のあるベテラン岡本直己を押したい。

 が、しかしである。繰り返しになるが、この展開は誰でもが予想すること。そしてこの展開になれば実力者が優位であることも誰でもがわかること。ならば、この展開に乗らずに最初からぶっとばして良い意味でレースを壊すランナーが出てきてもおかしくはない。その候補者一番手は、佐藤悠基だろう。それに続くのが若手の鈴木健吾あたりか。一方、最後の上り坂で勝負!という部分で強いと思われる今井正人、神野大地は上り坂までのペース展開についていくのが激しく、3位以内は困難と思われる。また表記以外にも、園田隼、山本憲二あたりは優勝に絡んでくる可能性があると思う。

 最後に、門外漢としての期待する展開。まず佐藤、村澤明伸の東海大勢がスタートからぶっとばし、その他集団を30秒程度突き放す。それに30km付近で集団から抜けた設楽が追いつく。この時点で集団もバラけて、大迫、井上、服部が追う。37km地点で3人が追いつき村澤が落ちて5人の集団となる。残り5kmでけん制が始まりトップ5人集団のペースが落ちる。その時、猛烈な勢いで山の神野が追いかけてくる!

 なんてことになったら最高ですね。もちろん個人的には神野、一色恭志、橋本峻、藤川拓也の青学4人衆を応援しますよ!!

■レース展開予想(女子)
 スタートが男子より20分遅れる、つまりそれだけ暑くなること以外の条件は男子と一緒。但し、男子ほど有力な優勝候補は少ない。その中でのキーパーソンは関根花観。彼女の調子が戻っていて名古屋ウイメンズのような走りができればレースは俄然面白くなる。

 本命はやはり鈴木亜由子、松田瑞生で、そこに暑さ実績のある前田穂南、野上恵子がどう絡むかだと思う。その4人のけん制をぶっ壊す役目が前述関根と福士加代子だろう。後参加人数がわずか12人しかいないというのは、レース上にどんな影響があるのだろうか。

 個人的には、鈴木、関根の郵政グループのワンツーフィニッシュがみたい。で、マラソン代表はこの2人と松田。10000mが新谷仁美、鍋島莉奈、廣中瑠梨佳でどうよ。

  
Posted by tokiokas at 17:30Comments(0)酔っぱRUN