
<再臨> W.B.イェイツ
(「対訳 イェイツ詩集」岩波文庫 / 高松雄一編)
まさかジョー・ダンテについての文章がいきなりイェイツの引用から始まるとは、書いている僕でさえ想像もしてませんでしたよ。
でもなぜ?続きを読む
沖縄の映画狂集団「シネマラボ突貫小僧」のメンバー・良實が、ジョー・ダンテ監督の作品について書くブログです。
シネマラボ突貫小僧公式サイト「キネマ探偵団 on Web」
ジョー・ダンテの商業監督デビュー作『ハリウッド・ブルバード』(’76 アラン・アーカッシュと共同)から、ほとんど全ての作品に出演した俳優・ディック・ミラー。
最も有名なのは『グレムリン』(’84)、『グレムリン2 新・種・誕・生』(’90)の外国製品嫌いの男フッターマン役だろうか。
他のダンテ作品に出演したミラーの役どころを年代順に記すと『ピラニア』(’78)のリゾート会社社長、『ハウリング』(’81)の本屋の主人、『トワイライトゾーン/超次元の体験』(’83)のダイナー店主、『エクスプロラーズ』(’85)のヘリコプターパイロット、『インナースペース』(’87)のタクシー運転手、『メイフィールドの怪人たち』(’89)のゴミ収集作業員、『マチネー/土曜の午後はキッスで始まる』(’93)の怪しい男・ハーブ・デニング、『スモール・ソルジャーズ』(’98)のトラック運転手、『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』(’03)の警備員、『ザ・ホール』(’09)のピザ配達員、『ゾンビ・ガール』(’14)の警官。他にもダンテが手がけたテレビ作品にも出演しているので、ダンテ作品を見て、ディック・ミラーと出会わない方が難しいくらいだ。
続きを読む2016年2月から桜坂劇場で毎月開催されている「ガチバーン映画祭」。
これまでSF、ホラー、アクション、ファンタジーから西部劇に戦争映画など、様々なジャンルのレアな作品が公開されてきたが、Vol.18となる今回は「お宝フィルムメーカーズ」という括りで、『ハリウッド・ブルバード』と『バニシング in TURBO』が上映される。
目玉は『アポロ13』や『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズのロン・ハワード監督デビュー作『バニシング in TURBO』ということになるだろうが、このブログでは、当然ダンテの監督デビュー作(アラン・アーカッシュと共同)『ハリウッド・ブルバード』を推すのである。続きを読むtokkan_kozo