映画放浪記

沖縄の映画集団「シネマラボ突貫小僧」が注目する沖縄にまつわる映画ニュースや、メンバーが身近で出会った映画ネタ、映画の感想などを綴ります。
シネマラボ突貫小僧公式サイト「キネマ探偵団 on Web」

『洞口依子映画祭パート2』を渋谷と那覇で開催!

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『洞口依子デビュー40周年記念 洞口依子映画祭パート2』が渋谷【ユーロスペース】と那覇【桜坂劇場】の2カ所で開催されます(※画像は那覇の桜坂劇場版ポスター)。

洞口依子映画祭パート2:桜坂劇場


上映作品・トークショーの内容は【ユーロスペース】と那覇【桜坂劇場】で異なります。
情報は下記の通り。
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全国・映画館写真偏愛録(7)〜京都みなみ会館(移転前)

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古波蔵千尋(こはぐら・ちひろ)さんがカメラ片手に巡った全国各地の映画館を紹介する「全国・映画館写真偏愛録」。今年さいごを飾るのは、古都・京都に存在したミニシアターについて。それでは始まり、始まり〜。
2023年9月30日に閉館した京都みなみ会館。同じ南区にあった旧館が2018年に老朽化で休館となり2019年に新館に移転オープンしてわずか4年で閉館となったことは全国の映画館ファンに衝撃を与えました。私自身は移転前のみなみ会館しか行ったことはないのですが、惜しまれて閉館したみなみ会館を偲んで今回は移転前のみなみ会館(154席)をご紹介します。
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▲みなみ会館外観
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映画『ファニーズ』と沖縄エンタメのスピリット

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映画『ファニーズ』を観てきた。
1993年に演芸集団FEC(フリーエンジョイカンパニー)という、お笑いの芸能事務所を立ち上げた、漫才コンビ・ファニーズ山城達樹氏の生前・没後を追ったドキュメンタリー作品。
達樹氏が亡くなった後に事務所を引き継いだ、同じくお笑い芸人の弟、山城智二氏が監督を務める。
FECと言えば、『お笑い米軍基地』など、全国で勝負できるコンテンツもあり、また最近では人気キャラクターも多く登場していて、県内ではもう不動ともいえる人気事務所になっている。
舞台挨拶で監督は「壮大なホームビデオ」と称していたけれど、わたしは、1980~90年代の、沖縄のお笑い史・エンタメ史を観ているようで、鑑賞中はあれこれと思い出が湧いてきたりと、不思議な鑑賞体験になった。
だからこれは映画の感想というよりは、思い出ばなしのようなもの。
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EPOさんから『一生売れない心の準備はできてるか』の応援メッセージ

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『一生売れない心の準備はできてるか』とEPO


歌手のEPOさんから、映画『一生売れない心の準備はできてるか』への応援メッセージが届きました。
ご本人のブログでも紹介されていますが、こちらにも掲載します。
以下、EPOさんの寄稿。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


仕事を通じて沖縄とご縁が繋がってから、ほぼ30年。
プロモーションで沖縄に来るときに、
現在音楽プロデューサー、
野田隆司さんのインタビューを受けることが多く、
そこに必ずフォトグラファーとして同行してくださったのが、
『やちむん』奈須重樹さんでした。
那覇の街中での、さりげない私の写真、
多分、沖縄の空気感の中で、
すごくリラックスしていたからだと思うんだけど、
奈須さんが撮ってくれた私の表情、いつもよかった。
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全国・映画館写真偏愛録(6)〜名古屋シネマテーク

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古波蔵千尋(こはぐら・ちひろ)さんがカメラ片手に巡った全国各地の映画館を紹介する「全国・映画館写真偏愛録」。今回は惜しくも閉館した名古屋のミニシアターについて。それでは始まり、始まり〜。
名古屋のミニシアター・名古屋シネマテークが去る2023年7月28日に41年の歴史に幕を閉じた。名古屋シネマテークの開館は1982年。あのシネマスコーレの開館が翌年の1983年のため名古屋のミニシアターの老舗中の老舗でした。
私が名古屋シネマテークを利用したのは2000年の4月から9月までの半年間。長い同館の歴史のほんのひと時の事でしたが、当時の写真とともに振り返ってみます。撮影はすべて2000年です。
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▲外観にあるシネマテークの看板。すっかり色あせていましたが閉館まで残っていました
 
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▲「コーヒーハウスルーシー」「ヤングレディ今池」「ノア」など、開館当初からのテナントの数々
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