とこちゃんのひとりごと

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2011年06月

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荻原浩 『愛しの座敷わらし』

愛しの座敷わらし 上 (朝日文庫)
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愛しの座敷わらし 下 (朝日文庫)
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文庫本で荻原浩さんの「愛しの座敷わらし」を読みました。文庫では上下2巻なんだけど、面白いので1日で読んでしまいました。荻原浩さんといえば映画化した「明日の記憶」が有名ですね。若年性アルツハイマー病に罹った一流企業のサラリーマンを渡辺健が演じ、本人とその家族の心の動きを追った感動的なドラマでした。今回の「愛しの座敷わらし」ももうすぐ水谷豊主演で映画化されるそうです。楽しみ。

さて、ストーリーは食品メーカーに勤める高橋家の主人・晃一は東京本社から東北の支社に左遷されます。家族と共に東北に移住することになったのですが、住処を探すに当たって晃一が見つけてきたのは、かなり郊外の田舎町のそのまた外れにある古民家。広い一戸建てに住むのが夢だった晃一にはここが気に入ってどうしても住みたかったのです。ところが現実派の主婦・史子は猛反対。少し認知症の疑いのある姑、東京の学校で少しいじめにあっており友達のいない中学生の長女梓美、小さい頃から喘息の気があり過保護気味の9歳の長男・智也と何かと問題の多い家族と共に無理やりここに越してきます。

新しい家に入ったもののこの家には不思議なことが起こります。誰もいない部屋に見える人影、消えるシュークリームやマスカット、誰も動かしていないのに移動するカエル人形・・・はては梓美が夜中に見た鏡に子供の顔が映って大騒ぎ。近所のおばあさんが言う「座敷ぼっこ」、智也が出会う不思議な子供の正体を友達に「座敷わらし」だと教えてもらって少しずつ座敷わらしのことが分かってきます。

最初は智也と姑・澄代にしか見えない座敷わらしの姿が次第に他の家族にも見えるようになっていきます。そして、座敷わらしの出現とともにそれまでばらばらだった家族の心が少しずつ寄り添い、打ち解けあって全てが上手く回っていきます。生きる意欲を取り戻す澄代、仕事だけでない生き方、家族の大切さに気付く晃一、夫の存在価値を認め直す史子、友達とは何かに気づき父を見直す梓美、引っ込み思案を返上し、喘息の不安もなくなってサッカーに打ち込み、のびのびと成長していく智也・・・。

そんなとき、座敷わらしのおかげか晃一に再度栄転の知らせが…というようなお話でした。登場人物が一人一人生き生きとしていて、それぞれの悩みや個性にも違和感がなく、「座敷わらし」という一つの非現実的設定によってドラマが動いてくところがすごくいいです。面白い場面はなんだか「クレヨンしんちゃん」的なコメディータッチでした。でも怖いところは少し怖いし、泣けるところはしっかり泣けるとても素晴らしい作品でした。映画の前に是非読んでみてください。

気をつけないといけないですね。

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