とこちゃんのひとりごと

空のお話・少林寺拳法・家族・思ったことを綴る日記です。 仕事関係のことはプライベートモードにしています。 PASSWORDを知りたい方はprofileにあるアドレスにメールしてください。

2012年03月

留守番中

今はうちの奥さんが旅行中なので僕は休みを取って家でお留守番です。子供たちは春休みですが、それぞれ結構忙しい。長男は中学校入学前で一番暇にしてますね。今年一年は受験勉強で長期休みはずっと講習会などに行っていたので、「この休みはホントに休みらしい休みで嬉しい。」と暇な時間を満喫しているようです。

昨日はダイヤモンドシティで下の子3人でドラえもんの映画を見にいかせ、パパとお兄ちゃんはその間ダイヤモンドシティをうろついてました。さすが中学生ともなると一人の時間が楽しいようで、一人で一時間ほどアーケード街をブラついて楽しんでたみたいでした。最近特に身長の伸びも著しいし、言うこともしっかりしてきたし、ちょっと頼りなくてのんびりさんなのは相変わらずですが成長が頼もしいこの頃です。

一方、新6年生の次男は来年の入試に向けて春期講習会で頑張ってます。普通の進学塾のような朝から晩まで缶詰という塾は無理だと思ったので午後から1時間半の授業を2回ずつ入れてやっています。お兄ちゃんの受験失敗を見て「俺は失敗しないぞ」という意気込みはなかなかのもので、特に優秀なわけではありませんが少しずつ頑張ってやってるみたいです。野球はどうしてもやめたくないということで、土日は野球に掛けていいから、平日はしっかり勉強することという約束を守っていますね。野球と受験のかけもちは大変ですが文武両道で頑張ってほしいものです。次男はパパに似たのか本をよく読む子で、大人の読む本を手当たり次第に読んでいます。今読んでるのは本屋大賞ノミネート作の三浦しおん『船を編む』らしい。上沼恵美子の夫婦喧嘩のネタを書いた『犬も食わない』やスーザン・フォワード『毒になる姑』などの子供が読む本じゃないものまでこっそり持ち出して読みふけるので困ったものです。「それは子供が読む本じゃない!」って言うと余計に気になるらしくこっそり自分の部屋に持ち込んで読みふけるので笑えます。ちゃんと読んだのならどんな感想を持ったのか聞いてみたいものです。勉強に関して言えば、やはり読書量に比例して国語の成績は優秀ですが、課題は理数ですね・・・。

新3年生と年長の下の子二人は週3回の剣道と、週1回の水泳とエレクトーンに頑張ってます。幼稚園児なのにいっちょ前に面をつけて竹刀を振ってる姿は頼もしい限りです。もともと1年生と間違われるくらい身体の大きな子ですが、いつも新1年生の子と一緒に練習して小学校高学年の剣士たちに混じって同じ練習をやってるんだから大したものです。どんなに怒られても叩かれても絶対泣かないしね。これが一番才能があるんじゃないかと思います。

お姉ちゃんは面酔いするし、腕力がないのでメン打ちも超スローモーションだけど、本人いわく「正確に打つためにわざとゆっくりやってるの!」らしいです。厳しい道場で週3回の練習は知らないうちにやっぱり成長しますね。決して楽ではない稽古なんだけど、それでもお兄ちゃんより剣道が好きというのは一種の才能なんだろうか、と指で取れそうな超スローのメン打ちを見ながら悩んでいます。

まあ、そんな習い事の送り迎えとか、食事の準備とか洗濯・掃除だけで一日終わってしまいます。主婦もなかなか大変ですね。ママが帰ってくるまであと2日がんばりまーす。

高野和明 『ジェノサイド』

ジェノサイド
ジェノサイド
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高野和明『ジェノサイド』は本屋大賞ノミネート作のうちでも大賞候補最有力と書評で噂されている作品だったので、楽しみにして読みました。まさに噂に違わずの素晴らしい大作でした。

高野和明さんといえば、『13階段』で江戸川乱歩賞を受賞してデビューしたのは知っていましたが、その他の作品はまったく読んだことがありませんでした。2001年に乱歩賞を受賞して10年も経つのに著作はほとんどなく、非常に寡作な作家さんみたいですね。『ジェノサイド』のようなすごい作品が書ける人であれば、過去の作品ももっと読んでみたいと思わせるすごい筆力でした。映画とかドラマの脚本ののほうが本職みたいな感じの人なんでしょうか。少しもったいないですね。

『パラサイトイヴ』『BRAIN VALLEY』を書いた瀬名秀明さんのような科学系の大変詳しい描写と研究者の世界を描いた表現が秀逸で、戦闘部分に関しては『終戦のローレライ』『Op.ローズダスト』等の福井晴敏氏を彷彿とさせるような迫力とリアリティがありました。

この作品では薬学・創薬に関する描写が専門的で詳しく、研究者の気持ちや心意気にも深く踏み込んだ描写がされている点、ブッシュ政権時代のアメリカをモデルにイラク戦争や軍事の外部委託に関わる諸問題なども考察しながら、主人公の一人である元特殊部隊員の傭兵の立場や気持ちにどんどん感情移入させてくれる表現力、戦争と平和の意味や人類の本質まで考えさせてくれるこの作品全体の深いテーマはいろんなことを考えさせられる内容でもあり、まさに大賞にふさわしい作品だったと思います。

ネタばれしない程度に大まかなあらすじを・・・。

イラク戦争の後始末に頭を悩ませる米国大統領の定例ミーティングに一つの変わった議題が取り上げられます。アフリカ中央部・コンゴにおいて謎の生物を発見。その生物は人間の突然変異とも考えられるが、驚異的な知能を持つ幼児であるという。前世紀、人類絶滅の可能性のある脅威をまとめた「ハインズマンレポート」にも取り上げられたことのある人類よりもさらに進んだ人類「超人類」の出現ではないか、との懸念がある。彼の知能であれば人間には不可能とされる素因数分解を用いた米国の最高機密を扱うセキュリティをも解読される恐れがある、とのことでした。大統領は半信半疑ながらも国家安全保障局に対し脅威の早期解決を指示します。すなわち、抹殺。

バグダッドでの傭兵任務に当たっていた元米国海兵隊特殊部隊隊員のイエーガーは極秘任務の依頼を受けます。莫大な報酬を約束する極秘任務の作戦場所はアフリカ、命の危険を伴うという謎の指令に難病の息子を抱え、治療のために必要な医療費を稼ぐためイエーガーは任務を承諾します。集められたメンバーは4名、作戦名は「ガーディアン」コンゴに住む小人族ピグミーの一集落を全滅させることと、その集落に滞在している白人学者を共に抹殺すること、そして正体不明の生物を目撃した場合は最優先に射殺すること、という任務を受けて4人はコンゴに向かいます。

一方、日本の薬学部の冴えない大学院生、古賀研人は同じく薬学研究者であった父の突然の死に遭遇します。父は駅のホームで突然の大動脈瘤破裂に襲われ突然の死を迎えます。葬儀が終わり父の死から一週間ほどが過ぎたある日、研人の大学のパソコンに突然父からのメールが届きます。「死者からのメール」には不思議な内容が書かれています。「このメールが届いたということは、私が5日以上お前やお母さんの前から姿を消しているのだろう。だが心配はいらない。おそらくあと何日かすれば父さんは帰れるはずだ。だが、しばらく帰れない場合を想定しておまえに頼みたいことがある。「アイスキャンデーで汚した本を開け」それからこのメールのことは母さんにも誰にも言わないように。以上だ。」実家に戻った研人は父との記憶を思い出し、子供のころアイスキャンデーで汚したことのある本を開くとその本は中味が繰り抜かれており、その中に父からの新たなメッセージを発見します。そこには更に意外な内容が…。冴えない愚痴ばかりこぼしていた末端研究者だと思っていた父が家族にも職場にも秘密でのめりこんでいた研究とは?父の遺した謎の創薬ソフト「GIFT」とは何なのか?研人の周りを次第に脅かす謎の組織。身の危険を感じ始める研人は次第に父の遺言の内容を信じ、自分の役割を果たそうと行動をはじめます。

アフリカで報道されないまま日常的に行われている大虐殺(ジェノサイド)、米国首脳部の考え、ついに生まれた超人類、日本とアフリカを結ぶ緊密なネットワーク。複雑に絡み合った糸が物語が進むにつれ徐々にほどけていきます。自分の利害のために人を殺そうとする者と、利害に関わらず人を救おうとする者、我が子を救うためアフリカの地獄絵図の中で任務に当たる傭兵と、父の遺志を継ぎ難病から子供たちを救うため死力を尽くす大学院生、決して交わるはずのない人々が交わる時世界は変わり、人類は人知れず転回点(Turning Point)を迎える…。

590ページの超大作ですが、読み始めると止められない抜群の面白さ、ラストまで上手にまとめてあって読後感もすごくいいので、長さも気にならないと思います。ピエタも素晴らしかったですが、桁外れのスケール感にやはりこの作品が本屋大賞間違いなしだと思います。

火球

ロスに来ています。成田発ロサンジェルス便は夕方成田を出発してすぐに日没になります。しかし、地球の自転に乗っかって飛行しているので6時間足らずで夜が明けます。旅客機の速度自体は地球の自転より少し遅いくらいですが、西海岸行きの場合は強いJET気流に乗って飛行するので地面に対しては約24時間で地球を一周する自転よりやや速い速度で飛行していることになります。5時間半くらいで日が沈んでまた夜が明ける風景は何度見ても不思議な感じがします。逆にアメリカから日本に向かう場合は14時間飛行しても現地時間は3時間くらいしか進みませんね。日付変更線を越えるので翌日になってしまいますが、太陽の感覚としては時間が止まったような感じです。

さて、一昨日の飛行では日没後、月出までに少し時間がありました。太平洋の上、地上の光が全く届かず、月もなく星々をまたたかせる邪魔な大気も薄い成層圏での夜間飛行は絶好の天体観測場所です。もちろん、仕事はちゃんとしてますよ。通信は衛星を介したCPDLCというDATA通信によってなされます。BACK UPとして感度はもう一つですがHF通信も確保しています。計器類を常時モニターし異常がないか眼と耳でSCANをしています。そんなときふと上を見上げると、地上からは決して観ることのできない満天の星空が広がっています。天の川がくっきりと川のように見え、一等星や惑星の輝きはすぐにわかります。星の色の違いもはっきり見て取れます。時々は小さな人工衛星の光がすごい速さで移動して行くのが見えます。もともとこの星空が好きでPILOTになった自分としては国際線の月のない夜間飛行は楽しみの一つです。

流星もしばしば見えます。さっと一瞬で流れ落ちる流星はしょっちゅうありますが、一昨日は約5秒ほどもオレンジ色に輝いて、途中で二つに分離して消える火球(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E7%90%83)と呼ばれるものが見えました。大きな隕石の落下ですね。地上に届くことなく燃え尽きたと思いますが、願い事を3回唱えるのにも十分な時間がありました。何を唱えたかは内緒です(^^ゞ。


地上で暮らしていたら滅多に観ることのできない現象をこうやって偶然見ることができるというのは、すごく得をした気分になりますし、地球の大きさや宇宙の不思議を実感できるのは素晴らしいことだと思います。なんだか小さな悩みは吹っ飛んじゃいますね。

オリックスー巨人 オープン戦

昨日は長男と次男を連れて京セラドーム大阪にオリックス―巨人のオープン戦を見に行きました。久しぶりのプロ野球観戦、しかも巨人戦とあって子供たちより僕の方が楽しみにしてたと思います。

ネット裏の特等席でしたが、試合の方はお寒く先発澤村は3回にエラーもどきの守備の乱れから連打を浴びて3失点、打線の方は8回表にようやく2本のヒットらしいヒットが出てチャンスを迎えましたが、坂本はポップフライで完封負け。投手戦というより貧打戦の低レベルな内容でした。

収穫と言えば終盤に出てきた越智と西村のピッチングが良かったことぐらいかな。巨人の打者からは芯で捉えた打球音がほとんど聞かれなかったことが残念です。今シーズンも投手陣はまずまずでも打線が足を引っ張ることになるのかなーと心配になりました。

翌日の試合では坂本とボウカーにホームランが出ての逆転勝ちで13安打と活発になったみたいですが、どうも相手は2戦級投手ばかり見たいだし不安が解消されたとは言い難いようです。

「打線は水もの」とよく言いますが今はコンディションが悪くてもシーズンが始まればそれなりに結果は出てくるもの、と考えられればいいんですが、ある程度の勝負強さやここぞという場面での集中力はヒット数が増えなくても表われるものだと思うので、今の淡白さはやはり不安ですねー。 以前の巨人の豪快な打線の迫力はもう忘れて、1点1点泥臭く確実に取っていく野球を目指して欲しいなと思います。

昔から原監督の言う4点取って3点以内に抑える野球を確実にやってもらいたいですね。さらにいいピッチャーが相手なら3点取って2点以内に抑える野球をしないと勝てないですよね。 子供たちも親父に染まっていつの間にか巨人の応援をするようになって(長男は野球は全然知らないんですが…)巨人がぼろ負けだったのでちょっとがっかりしたみたいです。今度は甲子園の阪神戦でレフトスタンドに連れて行ってやろうかなと思います。

大島真寿美 『ピエタ』

ピエタ
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大島真寿美著『ピエタ』を読みました。帯に2012年本屋大賞ノミネート作ということで買ってみました。大島真寿美さんという作家は初めて知りましたが、プロフィールを読むともう20年も活動してらっしゃるベテランの作家さんだったんですね。代表作もいくつか紹介がありましたがどれも知らない作品ばかりでした。初めて読む作家さんの作品はいつも楽しみです。

さて『ピエタ』。舞台は18世紀のイタリア・ヴェネツィア。ピエタと呼ばれる慈善院(孤児院)があります。(ピエタとは?http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A8%E3%82%BF%E9%99%A2)ここは子供を育てられなくなった親が赤ちゃんをこっそり預けることができるスカフェータと呼ばれるシステムがあります。今でいう「赤ちゃんポスト」の原型です。ここに捨てられた赤ん坊は「神の子」としてピエタで育てられ、成長します。男子は16歳になるとほぼ出されますが、女子は結婚しない限り基本的に一生をピエタの中で過ごします。その中でも特に音楽的才能に恵まれた女子は「合奏・合唱の娘たち」と呼ばれるメンバーに選ばれ、ヴェネツィアでの様々な演奏会に参加したりコンサートを開き、聴衆からの寄付を募ってピエタの生計を立てています。

主人公であり語り手のエミーリアもまた、スカフェータに捨てられた孤児でした。希有な音楽的才能を持つ親友のアンナ・マリーアと共にバイオリンの修行をしていましたが、成長するにつれて事務的才能を認められ音楽よりもピエタの運営に力を注いでいくようになります。有名な音楽家であり作曲家であったアントニオ・ヴィヴァルディは30年以上にわたりこのピエタで音楽を指導し、多くの曲をピエタの娘たちのために作曲しました。アンナ・マリーアはヴィヴァルディの指導により天才的ヴァイオリニストとしてピエタの音楽を支える存在になっていきます。この物語はヴィヴァルディの作った簡単な楽譜の行方を巡って、ピエタとヴィヴァルディの関わり、ヴィヴァルディの生涯と思い、ピエタに生きる女性たちの生きざまを生き生きと描いた小説でした。

冒頭はヴィヴァルディがヴェネツィアから遠く離れたローマで亡くなったという訃報がピエタに入ったところから始まります。この小説では生きているヴィヴァルディは登場しません。物語は主としてヴィヴァルディに関わった4人の女性たちが主人公です。ピエタの事務担当者として会計を預かるエミーリア、ヴァイオリニストのアンナ・マリーア、そしてヴィヴァルディの恋人であった高級娼婦のクラウディア。そして幼少時はともにヴァイオリンの修行をしていてピエタに大口の寄付を続けていた貴族の娘ヴェロニカ。

ヴィヴァルディとその音楽を愛した4人の娘たちが、それぞれの境遇に苦悩しながらも、前を向いて凛と生きていこうとする姿勢にとても共感が持てました。ヴィヴァルディ亡きあと、衰退するピエタの音楽と財政を立て直すため奔走するアンナ・マリーアとエミーリア。ヴェロニカが裏に詞を書いたという一枚の楽譜を探し出せば大口の寄付をするという申し出を受けて、楽譜を探すエミーリアは司祭でもあったヴィヴァルディに高級娼婦との付き合いがあったことを知り、恐る恐るながらピエタのためにクラウディアに会いに行きます。そこで知ったクラウディアとヴィヴァルディの関係とは?寄付を餌に楽譜を探させる高慢な貴族の娘という印象であったヴェロニカのピエタへの真の思いとは?ピエタを捨ててローマへ旅立ち、そこで亡くなったヴィヴァルディの思いとは?

大した意味があるとも思えない一枚の楽譜に亡きヴィヴァルディの思いと娘たちへの深い愛情を感じることのできるラストシーンはとても感動します。18世紀のヴェネツィアの街の美しい描写とカーニバルの雰囲気が独特の世界観を作り出し、大変美しい小説になっています。エミーリアを視点に据え、全編にわたっての細かい心理描写は女性作家ならではだと思うし、揺れ動く女性の気持ちを丁寧に描いたこの作品は本屋大賞ノミネートにふさわしい素晴らしい小説でした。僕の評価では間違いなく大賞候補だと思います。読後感がとても爽やかで元気の出る小説でした。ヴェネツィアにも是非一度行ってみたくなりますし、あらためてヴィヴァルディの音楽も聞いてみたいと思いました。

サッカーと野球・雑感

今日はいよいよ女子サッカーアルガルベカップの決勝戦ですね。相手はアメリカと並ぶ強豪のドイツ。簡単に勝てる相手ではありませんが、今のなでしこジャパンならやってくれるんじゃないかと期待が高まります。それにしても一昨日のアメリカ戦の歴史的な初勝利はお見事でした。エースの澤を体調不良のために欠いていても、他のメンバーがそれぞれの実力を発揮し、「スピルバーグ則夫」こと佐々木監督の戦略と期待に完璧な結果を出しました。ほんとに強くなりましたね。素晴らしかったです。今のなでしこジャパンについて、とても共感できる記事を書いているブログを見つけました。(http://news.livedoor.com/article/detail/6344531/

ワールドカップ優勝の自信があれだけ実力差のあったアメリカ・ドイツとの差を一気に埋めてしまった。このアメリカ戦勝利は決して運だけではない、という記事でした。女子サッカーに生まれた初めての「技巧派」チャンピオン。この日本サッカーが世界に与えた衝撃は決して小さなものではないはずだ、という意見はアメリカの監督や選手のインタビューを聞いても頷けるものがあります。残念ながら澤選手は決勝にも出場は難しいようですが、ロンドンオリンピックに向けての今回のアルガルベカップでの優勝は非常に価値のあるものとなるはずなので、是非優勝というタイトルを取ってきてもらいたいものです。

一方の男子代表ザックジャパン。ワールドカップ3次予選最後の試合となるウズベキスタン戦ではホーム、最終予選進出決定済み、相手は主力選手のほとんどが欠場という楽勝条件であったにもかかわらず、0-1で敗れてしまいました。原因はヨーロッパからの移動組が強行スケジュールでコンディション不良だったことや、チームで練習する時間がほとんど取れなかったことによる準備不足だったようです。相手国のウズベキスタンは主力メンバーがいないとはいえ、十分な準備をしてモチベーション高く挑んできたため、とてもいいサッカーをしていました。試合をする前から負けていたと言ってもいいかもしれませんね。

とはいえ、2位通過でも最終予選には無事進出。アジアにおいては相手が誰であれ本来の力を発揮すれば勝てるはずの日本代表ならば2位通過自体はそんなに深刻に考えるほどの問題ではないんじゃないかと思います。むしろ2連敗で3次予選を終える結果になり、代表選手たちの危機感を高める結果になったことはむしろ最終予選に向けて気持ちを引き締める意味ではいい結果に繋げてくれることを期待するのみです。

ヨーロッパにもどった香川やハーフナー・マイク、宮市、吉田などは各チームでさっそく活躍していい状態を維持しているみたいだし、本田も復活してきているようだから、最終予選が始まれば再び本来のザックジャパンの活躍が見られるものと期待しています。長友の状態があまり良くなさそうなのはちょっと心配ですけどね…。

香川・ハーフナー・マイク・李・宮市・本田といった攻撃的プレイヤーにいい選手が増えてきたのが、今の日本代表はとても頼もしいです。以前は守備にはいい選手がたくさんいたし、中盤も中田や中村俊介のような世界に通用する選手がいたんだけど、なにせ得点に絡める攻撃的な選手でいい選手が日本代表には圧倒的に少なかった。守って守って、最後に一点取るというのが日本代表が勝てる唯一のスタイル(いわゆる弱者の戦術)のようになっていたのが、今はいろんな攻撃のバリエーションを組み立てられるようになってきて、高さのハーフナー、スピードの宮市、技術の李、そして得意のセットプレイと強い相手にも守りを固める相手にもそれなりに闘える力が付いてきています。多くの代表選手が海外でプレイするようになってコンディション調整が難しく、今回のようにころっと負けることはあっても、日本サッカーの地力が上がってきたと感じられる部分は多いので、選手のコンディションと代表に召集された時のコンビネーションさえきちんと準備できれば、「何かやってくれる」パフォーマンスは備わってきてると思うので最終予選では頑張ってほしいものです。もし最終予選で再度ウズベキスタンと当たることがあれば今度はこうはいかないぞ、と見返してやりたいものですね。

サッカーの話題はこの辺にして次は野球。我がジャイアンツは開幕に向けて投手陣の準備は万端のようですね。今年は充実した先発陣の力が際立っていて、杉内、ホールトンの加入の影響は他の先発投手陣にもいい刺激を与えているようです。「試合が作れる」投手がたくさんいることは今シーズンのジャイアンツの闘い方を安定したものにしてくれると思うので「今年こそは優勝」の期待が高まります。新人の宮國投手の活躍も予想外の収穫でしたね。是非、ペナントレース本番でも使っていってもらいたいものです。

一方の打撃陣は相変わらず心配です。オープン戦の成績がなんせひどい。ほとんど点が取れてないし、西武には主力投手陣が出てきたとはいえ2試合連続完封。昨年同様、勝負どころで打てない病が今年も出そうな予感がします。新外国人のボウカーはいい感じで使えそうな感じがします。村田も好調を維持しているし、坂本や小笠原は今はもう一つですがシーズンが始まれば集中力を高めて結果を出してくれるんじゃないかと期待しています。ただねー。期待してた大田は全然ダメだし、松本ももう一つ。坂本、大田、松本、藤村のような若手が躍動してくれなきゃ優勝は厳しいと思うんだけど、そこが心配ではあります。投手陣が安定することで打線にもいい効果が表れてくれることを願うのみです。開幕戦はヤクルト。義範・館山・石川など主力投手陣のしっかりしたヤクルトはなかなか打てそうにないから、今年も胃の痛い投手戦が続くのかと思うと観るのも大変ですね。

海外ではダルビッシュの活躍が本当に楽しみです。間違いなく通用するはずだと思うんだけど、メジャー最強球団に入って名監督ワシントンのもとダルビッシュがどれだけ本来の力を発揮できるか、最近低迷しつつあった日本人選手の低評価を覆す大活躍を期待したいです。イチロー・松井以来ですね。こんなに期待感が高まるのは・・・。レンジャースの開幕も楽しみです。

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