昨日は武専の修了審査でした。研究科4年、いよいよ3月で武専も卒業です。足掛け9年、長かったですねー。入学したときはまだ31歳だったのかー(遠い目・・・)。あの頃は体も軽かったなぁ・・・なんて思い出しました。まだ僕らは予科の飛び級ができた時代だったので9年で済みますが、今から入る人は予科の飛び級が出来ないので11年かかることになりますね。在学生のみなさん頑張ってください。

1月は修了技術審査があります。11月の講習日に剛法15技、柔法15技の試験科目が発表され、その中から10技ずつが審査されます。「出たら困るなー」と思っていた僕のできない二つの技、「逆合掌投」と「押受巻投」はいずれも審査科目からは外されてました。「逆合掌投」は腕相撲の形からやる形がどうも理解できません。肘を入れて崩していく、圧法を使って引き込むなど、いくつかのコツは練習しましたが、どうしても柔法として使えるほどのレベルになりません。要は簡単にどつかれたら終わり。倒す前の体勢が隙だらけですぐ逃げられるし、反撃も簡単にされてしまうのです。手首を完全に極められるわけでもないし・・・どうやったら取れるのか理解できません。反撃を前提としないで何とか倒すだけが目的の崩しの遊びと考えれば多少できなくはないですが・・・。

押受巻投は攻者が力を入れてしっかりと振ってきてくれれば、跳ね返さないように受けて、引っ掛けて落として、巻き込むことで崩しができますが、攻者の攻撃が浅いと引っ張るだけになってしまいうまくかかりません。同期といろいろ話したんだけどやっぱり攻者がしっかりと攻撃しないとこの技は取りようが無いという結論でした。まあ、しっかりと攻撃が来たら来たで結構力加減が難しい技ではあるんですが・・・。かなり練習しないと、直前練習だけでこの技をしっかりと見せるのは難しいと思って出ないように祈ってました。掛け手を捌き手の前にするか、後ろにするかも議論が分かれるところで、大御所のH先生に個人的に聞いたところでは「崩しができていればどちらでもいいんだ」と仰っていましたが、これもどちらでやるか迷っていたので出なくて助かりました。まあ、こういうややこしい技は練習だけで、試験は基本的な技でしっかり習熟度を見るということなのかもしれませんね。

審査員は東大阪の大先生、Y先生でした。数年前から大きな病気をいくつもされて、体の麻痺が取れず歩くのにも苦労されているとのことですが、顔色と目の光はまだまだ若く光を持っていました。75歳とはとても思えません。かつては厳しいことで名を馳せた先生ですが、指導の内容にはその片鱗があったものの、審査中は終始穏やかで長い時間を取ってお話をしていただきました。武専修了の記念に貴重なお話を伺うことが出来てとても良かったです。

技術審査は5段の同い年の友人の拳士と組んで受けました。相棒とは全然合わせて練習してなくて、当日昼休みに少し合わせただけですが、長年一緒に練習した仲なので呼吸はわかっていて違和感なくできました。まあ、お互い試験でもあるし、取りやすいように合わせる呼吸も知っているのでやりやすかったです。剛法・柔法とも特に問題なくできました。結果については発表が何もなく、みんな心配していましたが、最後の集合前にM先生が話しかけてきてくれて、「○○(僕の名前)はようできとったみたいやな。○○(相棒の名前)と組んだんか。ええ点ついとったぞ。」と仰ったのでほっとしました。まあ、少林寺の審査で落ちるとは思ってないけど、低い点だと嫌ですもんね。結局、全員一発合格でめでたしめでたしでした。みんなで万歳とハイタッチしました。9年一緒にやってきた仲間と喜びを分かち合えると言うのはなかなかいいものです。久しぶりにしびれました。

来月の授業からは毎回、お疲れ会で宴会するそうです。出席日数は足りてるけど3月までは休めないな、こりゃ。