20130330_102353ドイツ旅行5日目。今日はいよいよノイシュバンシュタイン城の観光です。ミュンヘンにステイした時に来ておきたかったんだけど、タイミングが合わず行きそびれていました。白鳥城とも呼ばれるルートヴィッヒ2世が建造したヨーロッパ随一とも言われる美しいお城です。ディズニーランドのお城(シンデレラ城)のモデルとしても有名ですね。今から約130年ほど前にバイエルン王国を統治していたルートヴィッヒ2世はヴェルサイユ宮殿などに刺激を受け、自分の作品を世に残したいと思い立ちこの城を造らせたそうです。首都ミュンヘンからは遠く、山の断崖絶壁に立つこのお城は設備その他も完全にルートヴィッヒ2世の趣味のために作られ、城の機能はあまり実用的ではなかったと言われます。また、この城や他にも多くの建築物を造らせた経費の乱発が反感を招き、政情不安の時代背景もあって、ルートヴィッヒ2世は形ばかりの精神鑑定を受けさせられた揚句、「統治不能者」として権力を奪われ軟禁されます。ベルク城というところに軟禁された翌日、王は主治医と湖畔を散歩中にその主治医と共に謎の死を遂げます。王の死にはいろいろな説がありますが真相は今も謎とされています。おそらくは暗殺されたのだろうと誰もが思うところですが、最後までドラマティックな人生を歩んだ国王だったのでしょうね。(ルートヴィッヒ2世の詳細情報http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%922%E4%B8%96_(%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%B3%E7%8E%8B)



CIMG4108コピー今はミュンヘン中心部にある教会の地下に墓所があるルートヴィッヒ2世ですが、彼の遺したノイシュバンシュタイン城は完全には完成しないまま残されました。外観や内装はほぼ完成しているようでしたが、玉座の間には玉座は設置されないまま今も部屋だけが残されています。王本人はわずか100日余りしか滞在することはなかったそうで、ルートヴィッヒ2世の死後、即座に一般公開され城としての役割を果たすことはなく、ほぼ最初から文化財・観光地としての歴史を歩んできたそうです。この城のそういう不思議な運命に思いを馳せつつ、ものすごい断崖絶壁に、130年も昔にこれほどのすごい建物を建設した技術力と建設のセンスには感動しました。

CIMG4109コピー城の見学は車で行くとフュッセンからは約20分。近隣にあるホーエンシュバンガウ城の下のチケット売り場に向かいます。朝早めに行って正解でした。お昼ごろになるとかなりの行列ができていましたが、朝のお城のOPEN前だとさほど並ばずにチケットが買えました。窓口の係員は若い男の人だったけど、結構無愛想で不親切でした。子供の人数は間違えるし、日本語のオーディオガイドはないのか、と聞いてもわかるように教えてくれないし、ドイツの人にしては珍しいなと思いました。結局、日本語のオーディオガイドは数が限られていて、その日はあとで日本人の団体が入っていたのでそちらに全部取られてしまい、英語のガイドツアーしかなかったということが帰り際になってわかりました。英語のガイドツアーで申し込んだんだけど、城内部の案内開始までは1時間半ほどもあります。チケット売り場からノイシュバンシュタイン城までは歩いて30分程度。バスや馬車もあるということだったので、子供たちのリクエストで馬車で行くことにしました。

CIMG4097コピー多くの観光客は歩いていましたが、登りの山道は結構きつそうでした。馬車は徒歩道と同じところを歩くのとあまり変わらない速さで登って行きます。結構楽しかったですね。お城の下では案内開始時間まで記念撮影。撮影ポイントとかもしっかり整備されていて便利でした。グループの案内時間なんかも電光掲示板で表示されていてとてもModernでしたね。ここでいろいろ写真撮影してるうちにすぐに時間になりました。城内部は撮影禁止のため残念ながら中の写真はありませんが、天井が高くて雰囲気のあるとても素敵な空間が広がっていました。らせん階段が多くて、上に下にかなりの上下移動があって足が痛くなりそうでした。とても立体的な造りのお城なんですね。ここに住むならかなり足は鍛えられるなぁと思いました。来る前は「ただのお城見て何が楽しいの?」なんて言っていた奥さんもこのお城の壮大さには感心したらしく、「すごいもの見たねー。さすが世界遺産。」と喜んでもらえたので僕も連れてきた甲斐がありました。

CIMG4090コピーそんなこんなで見学してるうちに午後になり2時ごろにノイシュバンシュタイン城を出発。最終目的地のミュンヘンへ向かいました。ミュンヘンまではアウトバーンでスムーズに走行し1時間半ほどで夕方にはホテルに入れました。ミュンヘンでは以前仕事でステイに使っていたMarriott Hotel Munichに泊ります。普通のCity Hotelなのでトリプルルームを2部屋。でも部屋は広いので問題ありません。末っ子を除いて子供たちだけで泊らせて、自由にさせてやりました。子供たちだけでホテルで寝るのってかなり楽しかったみたいですね。喧嘩することもなく仲良くやっていました。夕食の前に親二人はロビーのラウンジでビールで乾杯。こちらもなかなか良かったです。