2006年04月26日

「流出!エレ片ライブ」

1e0bed7b.jpgお笑い芸人のDVDといえば、そのいずれもが少なからず完成されたものでなくてはならない。単独ライブは一つの作品となり、ベストライブは一つの集大成でなくではならない。そういう意味で、本作はどうしようもないくらいに、ユルい。エレキコミックとラーメンズ片桐の三人によるライブといえば、かなりファンには期待させられるものがあったのであろうが、これがまた、どうしようもないくらいにユルいのである。某Amazonでも低い評価を連発され、もうメタメタのユルユル。しかし、世の中に様々な“笑い”を必死になって取ろうとしているお笑いDVDたちの中で、ここまでユルい空気を出しているDVDというのは、逆に貴重なのではないだろうか、とも思えるのだ。

本作に収録されているのは、「タカシと父さん」(元:ラーメンズ)と「演劇部」(元:エレキコミック)のエレ片バージョンと、片桐氏・やつい氏によるエセ大喜利企画、そして三人によるトーク。こうやって書くと、非常にバラエティ豊かな内容になっていると錯覚してしまうが、その大半は実にユルい。「タカシと父さん」での片桐氏・やつい氏はやりたいほうだいでグダグダになり、「演劇部」での片桐氏・今立氏もやりたいほうだいでグダグダ気味。大喜利企画では片桐氏の初体験の年齢が発覚してしまい、トークコーナーでは片桐氏がガンダムについて語りだす。日頃、小林賢太郎というブレーキによってどうにかなっている片桐氏が、エレキコミックを差し置いてのワンマンショー状態。ここまでやりたいほうだいにすりゃ、そりゃグダグダになる。でも、なんだかこのユルい感じが、たまらなく愛しくなってしまうから、不思議である。そういえば、この空気はシティボーイズライブに似ている気がする。このユルユルさが完成されれば、彼らは第二のシティボーイズになれるかもしれない……?

副音声も、激しくユルユル。

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