2012年11月01日

おはようございます

拝啓

秋冷の候、時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。

・・
えーっと。

昨年10月末日で休眠したとくふく堂。

ちょうど一年間寝ていました・・。

そろそろ起きます。

まだ少し寝ぼけていますが、しばらくの間はこちらをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/tokufukudo-sanpoya/

よろしくお願いします。

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2011年12月16日

行ってきます

またねー

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2011年12月13日

とくふく堂はパリで再開

するのでしょうか?

121一年前に視察に行き、街は自分でも意外なほど気に入ったし、素晴らしい出会いもいくつもあった。

ここ沖縄でもそうだったけど、ここぞというタイミングで素晴らしい人と出会う運の強さみたいなものは持っているかも。
ありがたやありがたや・・

ですので、また行くかもしれません。パリ。

・・
とにもかくにも、明日、沖縄を出ます。

東京の実家を経由して、タイへ行きます。とくふく堂。

エベレストに登りたいのです。
いや、登るのは大変そうだから、とにかく近くに行ってから考えよう。と思ってたのですが、
少し調べたら周辺は気温が低いということがわかり、すっかり沖縄の気候に順応してしまっているので、
「うーん・・。そうか、山は寒いのか・・」と、気持ちがゆらぎ始めてます。

どうなるのでしょうか?

まあとりあえずバンコクで考えようかなと。すぐにネパール方向へ行かなくてもいいし。
結局、「南はイイ!!」とかいって戻ってきたりして。

わかりません。
わかっていることは、これから僕らは少し動き始めるということだけ。

VFMI0001この写真。
7年半前、僕らが沖縄へ引っ越してきた初日に撮ったものです。

国際通り近くの安宿に荷物を置き、7月の強烈に鋭い日差しの中、二人で海まで歩き続けました。

ほとんど知り合いもいないこの島でどうなってしまうのか?
なんだかものすごい不安になり、二人で無言・・
しばらく夕日を眺めながら途方にくれました。

数年前、携帯を変更したときに、撮った事さえ忘れていたこの写真を見つけました。

二人で爆笑しました。
その時の、明日をも知れぬわが身というような不安な気持ちがリアルに出ているようで。

なんか今見てても笑える。

どうにかなるんだと思います。
どうにかどころか、その後、今日まで本当に素晴らしい日々を送れました。

最後にもう一度、この地と出会った人達に感謝。
ありがとうございました。

今後?
どうにでもなるかなーと。

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2011年12月12日

また会いましょう

さようなら。
いろいろありがとう。
最後に会えなくてゴメンね。

もうすぐ沖縄を出ます。

引越しの準備も終わってない。
まだまだ時間があると思ったけど、もうないや。
お許しを。

縁があればまた。

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2011年12月09日

燃えたよ・・・燃え尽きた・・

真っ白にな・・

ジョー!!

・・
こんにちは。元古本屋の徳沢です。

先日、ウララ店長宇田さんに、「今日の夜、焚き火をしながらお酒を飲んだり南米の楽器を練習したりする。」と言われ、とくふく夫婦も参加させてもらいました。

IMG_3840で、店の向かいの電柱につけていた看板を燃やしました。

涙がこぼれました。

ウソです。

「12月なのに長袖Tシャツだけで暖かい。というか焚き火で熱いくらいだ。海と空と星。そういえばひさしぶりだなー焚き火。素晴らしい。」と気持ちよくなりました。

本店にあった看板は残してあるし、燃やした看板は実は一年以上使っていなかったものなのであまりシミジミする事もないのですが、
それにしても、一瞬だなあと思いました。物質が燃えてなくなってしまうのは。

記憶だけが残る。
記録は確認したい人がすればいい。

あそこに古本屋があった。
その記憶が続いて欲しい。

僕らがたまたまたどり着いて始めた。
6年半。いろいろイロイロ。

そして、ほぼ間をあけることなく、宇田さんが新たにスタート。

本人しかわからないこともあると思うけど、聞いていると、開店一ヶ月の古本屋にしてはいい感じだと思う。
いい感じどころか、ホントに今までのとくふく堂では考えられなかった事がイロイロ起きそうな、 そんな無限の可能性を確信しているのであります。はい。

どうか、僕らの10倍は続けて欲しい。
60年。

なんといっても、とくふく本店の初代の主、富盛さんは60年以上商売をあの狭い空間で続けていたのです。

そして、60年後・・
また、新たな誰かが本屋をやってほしい。

「とにかく、あそこはずーっと本屋だったんだよ。」と歩く人に笑顔で言われるような、そんな空間であってほしい。

「最初は東京からの変な夫婦で、その後の女の人もちょっと変わってておもしろい人でさ。そしたら今度は・・」
なんてね。

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2011年12月01日

テイクオフ

「市場の古本屋ウララ」がオープンして、明日で3週間。
まだ一ヶ月もたってないのに、沖縄の地元紙から全国紙、昨日はラジオ、いろいろなメディアで取り上げられています。
だから僕が何ヶ月も前から言ってたじゃないですか。「これは事件だ。伝説の始まりだ」って。むほほ。

そして、ウララブログの他に、「本屋繁昌節」(高文研)も引き続き連載中。
さらに、「本と本屋と」(NTT出版Webマガジン)は「本屋になる」として再スタートした。

もう完全にテイクオフしています。

さすが、「謎のフクロウ」「東大卒クールビューティー孤高のアナーキスト」などとうわさされる女性は違います。
本当に今後が楽しみな、宇田さんと市場の古本屋ウララです。


・・
さてさて、スバラシイ話の後に申し訳ないのですが、とくふく堂の二人の話です。

IMG_0052毎日、家からこうして夕日を眺めています。

ウソです。
いや、嘘でもないんだけれど、それだけしているわけではありません。

本当にこの家は気に入っているんですが、もうすぐここは取り壊されてしまいます。くすん。
そして、一部の方にはすでに話をしていますが、この家の立ち退きがきっかけなんですけど、いろんな事情とタイミングが重なって、僕らは沖縄を出ることになりました。

なんとなく先延ばししようとグズグズするつもりだったのですが、先日ついに店長が決断しました。
さすが、7年半前、僕の知らないうちに沖縄行きの航空券を取っていた行動力です。決めた後は早いのです、店長は。

というわけで、僕らも飛び立ちます。

14日(水)に東京へ、そして16(金)にとりあえずタイへ飛びます。

ですので、現在いろいろなものを整理中です。
けっこう大きい冷蔵庫、椅子6脚、アナログテレビ、地デジチューナー、録画がたまにしかできないDVD、大きな鏡、インク切れのプリンター、
などが欲しい方は、早めにご連絡ください。取りに来てくれればあげます。

もう少しマシなものはないのか?と言われそうですが、そういうものはもう引き取り手が決まっています。あしからず。
逆に餞別などもくれるならもらいます。

よろしくお願いします。

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2011年11月25日

とくふく in ウララ

明日、「市場の古本屋 ウララ」が「とくふく堂」になる?!

・・うそです。けど、少しホント。
明日、26(土)、ウララ店長の宇田さんに急用ができたため、とくふくの2人が店番をすることになりましたー。

6年半、イロイロな方に店番を頼みましたが、まさか頼まれてやる日が来るとは・・。
感激です。喜んでやらせていただきます!!

市場の古本屋ウララに興味がありながらも、店主が「東大卒クールビューティー孤高のアナーキスト」と一部でうわさされたため、恐ろしくてなかなかお店に行けなかった方、
おバカな二人が一日だけ戻りますので、この機会に是非ぜひ。

ちなみにホントの宇田さんはそんなに恐ろしい人ではありません。
謎のフクロウといった雰囲気の不器用ながらも誠実なちょっと変わった面白い人です。
明日は残念ながらいませんが、いつも市場の前のあの場所にいますので、宇田さんと彼女の選んだ本に会いに行ってくださいね。


・・
ところで、我々「とくふく堂の二人」ですが、
IMG_7094えー・・

今日は部屋を少し片づけてから歩いて外に。銀行と郵便局でとくふく口座を解約したり用事をすませて軽く食事。
石垣行きの船が出ていた港で休憩していると、「帰って掃除したい」と店長が言うので帰って今に至る。
・・という。

まあ、とにかく僕らは来月少し動きます。

スイマセン。言いたいことはそんな事ではないのです。
近所の港でなんとなくこの写真を撮ったあと、朝日新聞の方から電話がありました。

明日の、朝日新聞の「ひと」欄に、市場の古本屋ウララと宇田さんが紹介されるとの事です。
スバラシイ。

新聞といえば、先日は
那覇経済新聞で紹介され、
沖縄タイムスでは、記事や宇田さんの隔月のコラム「本との話」でお店のことが書かれていた。

今、「市場の古本屋ウララ」は動いています、この機を逃してはいけません!
まだの方、是非行きましょう!

明日は残念ながら店主不在で僕らがいますが、本物の宇田さんに会う前の予行演習のつもりでいかがでしょうか?
お待ちしておりますー。

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2011年11月11日

オープンしました!

IMG_6123本日、11月11日11時11分、
とくふく堂跡地に、
「市場の古本屋 ウララ」がオープンしました。

お祝いの花、植木、ふくろうの焼き物、お菓子・・いろんなものが届き、
いろいろなお客さんが来ていました。

今頃はまだオープニングライブで盛り上がっていると思います。

え?写真がピンボケ?よく見えない?
じゃあ、直接見てもらうしかありませんね。

行きましょう!!

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2011年11月10日

市場の古本屋 ウララ

明日、
2011年11月11日11時11分、
とくふく堂跡地に、
「市場の古本屋 ウララ」がオープンします。

皆さま、よろしくお願いいたします!!


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2011年11月09日

新たなる可能性

2005年4月23日、市場の隙間で、ひっそりと、とくふく堂が開店。
2011年10月31日、またひっそりと、閉店しました。

そして、
2011年11月11日11時11分、宇田さんのお店がオープンします。

一番優れていそうな大学を出て、一番大きそうな新刊書店に行き、
そして、一番狭く小さい古本屋を始めます。

なんだか、とっても不思議に面白い話じゃないでしょうか?

・・
彼女の独特な「無言力ペース」は宇宙のように計り知れないところがあり不安もありました。
が、まあ、世の中どうにかなるものです。
一時は「ホントに間に合うのか?」と恐れていたお店の準備もほとんど終わりつつあり、
今は楽しみな気持ちでいっぱいです。

そして、大きな可能性を感じています。

僕らに欠けていた「古本力」(?)のようなモノを持ち合わせているだけでなく、その文章のうまさ、
じっくり読ませるテキスト力に、あの場から何か新しいモノが生まれそうな予感が。

ある程度本が売れて楽しい場であることは誰よりもわかっています。
宇田さんならそれ以上の「今までとは違う何か新しいこと」をやってくれそうな、
そんな無限の可能性を感じています。

明日、正午、
宇田さんのお店を発表いたします。

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2011年11月08日

宇田さんについて その3

今日で「宇田さんについて」も最終回。
過去2回でなんとなく宇田さんの事をわかっていただけたでしょうか?

よくわからない?

スイマセン。僕のボキャブラリーでは限界が・・
まず、見た目はこんな感じです!

udafukuroujpgうーん・・似ている。
本人を知っている方はうなずいてくれるかと。

未知の方へ簡単に説明しますと・・って僕の言葉はもういいですね。
ジュンク堂の同僚だった方は
「クールビューティー」と言ってましたよ!

すらっとキュートでキョトンとしている存在感たっぷりの女性です。
いえーい。

さてさて、そんな宇田さんの中身です。
これは、もう、宇田さん自身の言葉をご覧ください。

本と本屋と 
NTT出版Webマガジン

本屋繁昌節 沖縄の本屋から
高文研


いやはや・・
あまり本を読まない私にもわかります。その文章のうまさが。

さすがです。
なんというか、すでに小説家っぽい雰囲気が・・

ありがたや。ありがたや・・

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2011年11月07日

宇田さんについて その2

宇田智子

1980年神奈川県横浜市に生まれる。
2002年東京大学文学部卒業。
同年ジュンク堂書店入社、池袋店にて人文書担当。
2009年那覇店開店に伴い・・


って?え?
ジュンク堂はもうわかったけど、その前・・
東京大学!?って東大??

そうですよー。宇田さんは東大を出ているのです。
入ったから出ているのです?卒業しているのです。

あなた、東大に行ったことあります?

え?僕ですか?「行ったこと」ならありますよ?
学食でパスタ食べましたよー。
・・スイマセン。ただ、「行ったことがある」だけです。ゴメンナサイ。

んー・・
すると、アレですか・・

宇田さんは、東大を出てジュンク堂という新刊書店で働き(これも少し変わっているような・・)、
そして、
日本で一番狭く小さい古本屋をやる。

いやー・・、
さすが東大。

もうフツーの感覚ではよくわかりません。その流れ。

・・
ゴメンなさい。凡人が失礼しました。

僕は付属の高校でサボりにサボりまくり上にもいけず、浪人という名のプータローのち入ったところは「東京ラーメン大学」、しかも即効で中退・・という最悪の流れでした。学生以降の話というのも働いたかと思えば・・
って、スイマセン!
また、僕の話になってしまいそうになりました。

宇田さんについて、最終回は僕はなにも書きません。
そもそも、私ごときが宇田さんを語れないのです。とほほ。

こうなったら本人に語ってもらうしかありません。しかし、ご本人は今開店準備でお忙しいのです!
どうすれば宇田さんという人を皆さんに伝えられるのでしょうか?

IMG_7894先日、「元・とくふく堂」で撮ったこの写真、おお・・右に宇田さん、そして左にいるのは古本仲間のミキシズさんではないですか。
何かを書こうとしている。いや描こうとしている・・。
そこに何か答えがあるような気がする・・。

・・
今回も、「宇田さんについて」を今ひとつ伝え切れませんでした。
前回が「ジュンク堂は素晴らしい」、今回は「東大は凄い」という話で終わってしまいました。

いやはや。
やはり、東京ラーメン大学中退の男には、宇田さんという人を伝える能力がありません。ゴメンなさい。
ですので、僕が語る「宇田さん」は今回が最後です。というか何も語ってませんでしたね。ハイ。

明日、
宇田さんについて その3
最終回です!!

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2011年11月06日

宇田さんについて

遅めの朝食をとった後、家でウロウロしていると
「掃除の邪魔!どっか行って!屋上で海でも見てて」と奥さんに言われました。
リアル「アバウト・シュミットのシュミットさん」状態です。

あ、スイマセン。
今語るべきは、シュミットさんや我々ではなく、宇田さんなのです。

宇田さんについて、お話します。

宇田さん。
宇田智子さんは、ジュンク堂書店那覇店の副店長さんです。

ああ、こないだやめたので、「元・副店長」ですね。

そのジュンク堂を調べてみました。

株式会社ジュンク堂書店(JUNKUDO Co.,Ltd.)。
日本の大都市圏を中心に展開している書店。
台湾とパリに・・

ん?パリ?
041あ!行った!一年前!
店長・・パリの街で見ると小学生みたいですよ・・。

うーん・・まさか、一年後にそのジュンク堂の人が・・こんなことになろうとは・・

あ、スイマセン。僕らのパリ珍道中じゃなくて「宇田さんについて」ですね。

まあ、宇田さんのいた「ジュンク堂書店」というところは大きいんですね。いろんな意味で。日本有数の大型書店です。はい。
那覇店ですが、売場面積約5000m2(約1,500坪)って・・
いや、これはホントにでかい!!

調べてみたら日本の中に1,500坪以上ある書店って数えられるくらいしかない。
という事は、ジュンク堂那覇店は、「日本最大級のメガ書店」といっても言い過ぎではないと思う。

トップクラスのメガストアが東京、大阪なのは納得できるけど、その少し後に続くのが那覇店とは・・。うーん。意外だ。

いやはや・・。一坪半のとくふく堂からは想像できない大きさです。うちが何店舗入るんだろうか?スイマセンスイマセン。

そんなメガ書店の副店長の宇田さんが、うちに?とくふく堂跡地を継ぐ?
ホントに冗談のような話なので、最初の電話の翌日、直接会ってからも何度も聞いてしまいました。

「ホントに本当なんですか?うちですよ?見たでしょ?アレですよ?」と。

・・
あれれ?
なんだか宇田さんについてというより、
「ジュンク堂書店は大きくてスバラシイ。とくふく堂は狭く小さくてゴメンナサイ」みたいな話でしたね。
続きはまた。

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2011年11月05日

あの人からの電話

5月24日、ちょうど昼12時に「とくふく堂休眠宣言」をしました。

その日の夜8時ごろ電話が鳴った。見たことのない電話番号だった。

「もしもーし」
「あの・・。今日はまだやっていますか?」という声。
なんだかとても慌てているような雰囲気だった。

「ゴメンなさい。今日はもう閉めちゃいました。」
「・・」
「スイマセン。」
「・・」
最初の勢いとはうらはらに何故か無言。

すると、
「・・あの・・」
「はい」
「・・宇田です。」

「え?宇田さん?どもどもー。お久しぶりです。」
「・・」
「どうしたんですか?」

「・・ブログ見たんです。」
「ああ、そうなんですよー・・」

「・・話が聞きたいです。」
「ん?話って?」
「次にやる人の・・」
「んん??」

「・・」
「ええっ!?」


いやー。ホントにこんな会話だったんです。忘れっぽい僕ですがハッキリと覚えています。
今にして思えば、いつもクールなあの人が息を切らして電話してきたあの時点で、もう決意は固まっていたような気がする。うん。

しかし、最初はなんの冗談かと思いました。さすがに。
「次ってうちですよ?とくふく堂のですよ?」なんて、何度も聞きましたからね。

だって、電話をしてきたのは、「宇田さん」ですよ!?

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2011年11月04日

再起動

今日、何冊か本を発送しました。
そして、これで本当にとくふく堂としての仕事はすべて終了しました。

本を送った後、奥さん(ひろみ店長)と軽く食事をして公園を散歩。買い物がてら映画を数本借りて帰りました。
公園を散歩しているときは、定年退職した人の気分でした。
まるで「アバウト・シュミット」のシュミットさん状態です。ちと大げさか。

お店をやめてから3日たちました。
最後までいろいろな方によくしてもらった。

この場を借りて改めてお礼を。
ありがとうございました。


・・
さてさて。
とくふく堂をやめると市場の近所の方に挨拶したときに、いろんな人に
「なんで?!もったいない」
というような事を言われました。

「そうか・・」と、シミジミ言われることは全くなかったと思います。

そうなのです。
「もったいない」のです。

もったいなさ過ぎるのです!あの場が持つ力のようなものを捨ててしまうのが。

・・
誰かいないのか。あの場を継いでくれる人が。

しかし、「沖縄の市場の前で古本屋。しかもお店はメチャメチャ狭くて小さい。」という事実。
僕らはそこを楽しくやってきたつもりだし、信じられないことに少しだけど儲かった。
けど、普通はあまりピンとこないんじゃないかな。と思っていました。

まあ、そうでしょう。うん。それがフツーです。
嫌味じゃなくて、本当にそう考えるのが当たり前だと思います。ハイ。


IMG_6278「普通じゃない」
また映画のタイトルではありません。

あの人はフツーじゃありません。
特別です。これは事件です。

そして、もう、動いています。

とくふく堂があったあの場は、数日眠ったあと、起きて再び動き出しているのです。

眩しすぎてよく見えないじゃないですか・・。
いったいとくふく堂の場所で何が起きているのでしょうか?

一週間後の11日(金)、あの人の店はオープンします。
ついに、その時が・・。どきどき。

思えば、5月24日、とくふく堂休眠宣言の夜、一本の電話がすべての始まりでした。

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2011年10月31日

休眠しました。

本日20時で、とくふく堂は休眠しました。

休み、眠ります。

また、いつかどこかで目が覚めたら遊んでやってください。

さようなら。
ありがとう。

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2011年10月30日

ごあいさつ

2005年4月23日、市場の隙間で、ひっそりと、とくふく堂が開店しました。
2011年10月31日、またひっそりと、閉店します。
6年半、いろいろ、たくさん、みなさん、ありがとうございました。
また、いつか、どこかで。

とくふく堂 徳沢ひろみ(旧姓 福島ひろみ フク)



店長ありがとうございました。ホントにシンプルですね・・。
まあ、明日で閉店です。

自分的には結構うまくいった6年半でした。

沖縄というか那覇というか市場は、
僕の人生の中で第2か第3か4か5かわからないけど、
確実に何番目かの青春の地だったと記憶されていくと思います。

楽しかったです。

東京からやってきた変な夫婦が、南の島の市場で小さな本屋をやっていた。
そんな事を考えた時に、少し楽しい気持ちになってもらえれば嬉しい気がします。

ありがとうございました。

とくふく堂 徳沢達哉(トク)

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2011年10月29日

お店の話を3つ

その1
いかがでしたか?「那覇の三ツ星ゴールデントライアングルのお店たち」。
まあ、とくふく堂を囲む3店舗なんですけどね。
本当はもっと紹介したいんです。お店も人も。
大城文子さん、島さん、へんざんさん、さくもとさん・・。うちの視界の範囲内はホントにいい人達ばかり、おまけに歴史があって今でも現役でちゃんとやっている、まっとうなお店のそろっているエリアです。
市場通りもイロイロですが、この辺に詳しい人も「あの辺はみんな仲よさそうだね。」と口をそろえて言うこの奇跡のエリアでお店をやれて本当によかったです。

市場だけに限らず、他にも仲良くしてくれたお店がたくさんありました。
こんな狭くて小さい店によくしてくれて本当にありがとうございます。
僕がもう少しマメならばもっと紹介できていたかもしれません。
が、ものぐさな上に小さい店らしく、紹介店舗も最小の周囲3店舗のみになってしまいました。スイマセン。


その2
とくふく堂跡地の次のお店。
11日のオープンに向け、日々、前進してます。
うちが閉店したあと、ゆっくりと紹介させてもらいます。
直前まで言い出せずにスイマセン。マイペースな男をお許しください。

11月11日。あの人が!あの場所で!?これは、事件です!どっかーん!!


その3
とくふく堂は、もう、あと2日。
少し前からいろんな人に、「最後に何かイベントとかしないの?」と聞かれますが、
なにもしません。

31日の夜はいつもどおりに8時くらいに閉めます。
支店オープン時にもらった古酒をふるまおうかと思いましたがやめます。
8時くらいだとまだやっているお店もあるし。

開店したときと同じように閉めます。

オープンしたときは、
「そろそろ漆喰も乾いたし、ジッとしているのが嫌だ」と店長判断で、ある日誰にもいわずに急に開けたのです。
急ではないですが、特になにもしないで閉めます。

4年半お店で寝かせていた古酒は、「これは・・古本の味がする・・」とかなんとか言いながら、僕が家で飲みます。

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2011年10月28日

浦崎漬物店

006とくふく堂の右隣の浦崎漬物店。
市場の老舗の漬物屋さんであります。

浦崎節子さんと旦那さんのお店。ですが、お店にいるのはほとんど奥さんのほうです。
もともとは旦那さんのお母さんがここでやっていたそうです。
35年くらい前に浦崎さん達がついで今に至ります。

ずらりと並んだ商品は質量満点で大迫力です。

漬物というか塩辛ですね。浦崎さんのお店のメーンの商品は。


003スクガラスです。
この綺麗に並べられた魚を見てください!

スクガラスは他にもいくつか販売しているところはありますが、このようにキッチリと瓶の中にスクが並べられているのは今では珍しいと思います。
ので、よく観光客に写真を撮られています。

もちろん売れてもいます。
玉城さん与那覇さんのお店の話じゃないけど、ホントに売れてます。どのくらい売れているのかは、もしかしたら僕らが一番知っているかも。横で毎日見ているんだから・・。「昔に比べて人が減ったさ」と浦崎さんは言いますが、まだまだ現役バリバリです。
逆に、とくふく堂がどれくらい売れているかというのは浦崎さんが一番知っているかも知れませんね。むほほ。

このスクガラスを中心として、旦那さんのお母さんの時からずっと変わらない定番商品がいくつかあります。
コーレーグース、わたがらす(カツオのはらわた)、梅干・・

そして、根強いファンがいるのがにんにくです。

004005左が塩漬け、そのまま食べても料理に使ってもよし。

で、右は、黒糖と泡盛で漬けたもの。汁も飲めます。

塩辛などの商品と違い、このにんにくの2商品は販売時期が6月くらいから12月くらいまで。
なので、浦崎さんがちょっといないときに来たお客さんによく聞かれたものです、「にんにくはまだ出てないの?」って。

とても大粒で、しっかりした味です。
お試しあれ!

他にも浦崎さんのお店にはいろんな商品があります。
そろそろブームも落ち着いた感のあるラー油、次に来たのは味噌。商品を見ていると何が旬なのかわかります。

ところで、お店の写真の浦崎さん。なんだかうつむき加減で横を向いていませんか?
たまたまそうなってしまったんじゃなくて、ワザとそうしているんです。

先週帰りに転んでしまって目の周りが腫れてしまったんです。もう治っているように見えるんですが、「まだ少し残っているから写真は来月撮って。」と言われました。まだまだ現役でお茶目な浦崎さんなのであります。

その怪我をした次の日はいろんな人が浦崎さんのところに来ました。
常連さんが「どうしたの?」、近所の人が、「大丈夫?」。お客さんはもちろん近所のお店の方にも人気者の浦崎さんなのであります。

先の二人と同じように、「やっぱりこの辺は商売していて楽しいからね」と言う浦崎さんがこれからの市場に望むことは、若い人に来てほしいという事です。来たれ!若者よ!

うちは少しは貢献できたかもしれません。
とくふく堂に来ていた人で浦崎さんのところでも買い物をしてた人って結構いました。
お店のレイアウト上、話しやすいので、親しくなりやすいんですよね。何度も顔を合わせていると。
本棚の高さを浦崎さんの台にあわせて作ったのがよかったんだと思います。スバラシイ。

浦崎さんは「まっとうな人」が好きです。まあ僕らもそうですけど。
そして、人を見る目があります。市場を30年以上ジッと見つめ続けてきた目は鋭いです。
県内外問わず、老若男女、カッコつけたりかわい子ぶったりしているだけだと、あっという間にバレちゃうよん!ほーい!

そして、いろんな話をしてくれます。「昔使っていた小さな瓶はアメリカ軍のベビーフードの空き瓶で・・」なんて沖縄の戦後史というか市場史をリアルに語ってくれます。
ホントにこの世代の方のこの辺の話は面白くて飽きないです。誰か本にしてくれないだろうか?古本屋もうすぐやめるんで新刊で買いますよ!

真面目だけれど意外とお茶目、古本屋へぶらっと来る若者にもやわらかく仲良くしてくれる浦崎さん。
おまけにモノは確か。この辺で唯一残っている先代からやっている漬物屋さんです。(その昔、この辺りは、とくふく堂本店支店含め、5軒も漬物屋が続くエリアだったそうです。大迫力だっただろうな・・)

ここまで聞いたら行くしかない!でしょ?
行きましょう!!

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2011年10月26日

与那覇洋服店

とくふく堂の左隣は与那覇さんのお店。

洋服屋さんです。
どういう商品があるのかは、もらい物とユニクロしか着ないような男にはうまく説明できません・・
大体50歳前後の女性の洋服だと思います。たぶん。

あ、ちなみに与那覇さんのお店に名前はありません!
聞いても「別にないわよ」っていうし・・。そういえば看板もない。とりあえず、与那覇洋服店にしておきました。

40年間この場所で洋服を売っています。

市場へ来た当初は、近所の別の場所で女性向けのスーツを中心とした品揃えだったらしい。
ご主人が「日本から輸入していた」らしい。「税関とかがあって大変だったのよ」と、サラッとふり返っていた。
うーん・・。この辺の昔話はホントに面白い。

現在の場所に来てしばらくの間は今の2倍の規模だった。ちょっと僕らにしかわからないような話だけれど、今のとくふく堂の支店のスペースまで与那覇さんのお店だったらしい。知らなかった。

今は中国や韓国製のものがほとんど。

「流行で売るものも変わっていった」と。与那覇さんの年齢とともに扱うものも変わっていったという感じみたい。

ところで、とくふく堂をやっていて、近所のお店を見て、「売れてるの?」と聞かれることがありました。たまに。
「売れているわけないよね。なんでやっているんだろ」と思ってそうな雰囲気で。

もう、あと一週間でやめるんで、言っちゃいます。

IMG_8410売れてます。
全然フツーに売れています。

与那覇さんのお店には、根強いファンのおばさ・・、女性の方々がいるのです。ホントに。
で、あまり悩まずにホイと買って行ったりしてます。
ほとんどが地元の方だが、たまに観光客も買っていく。「あら!安いのね!買うわ」なんて感じで。

それと面白いのは、近所のお店の人がよく買っていく事。

とくふく堂側のマネキンの服は、たぶんその時のイチオシみたいな服なんだと思うんですけど、これがよく変わる。つまり売れていってるんですね。確実に。
あ、マネキンの服が変わった。また売れたんだ。なんて思ってたら、次の日、右隣の浦崎さんがそれを着ていたり。

いやはや・・

ところで、与那覇さんのお店は社交場でもある。
常連のお友達が毎日必ず何人も来ては、おしゃべりしたりお茶をしている。

で、その時にあまったお菓子なんかをよくうちにくれたりする。
いっぱいもらったときは、僕らがうちのお客さんにそれをあげる。

ぐるぐるぐるぐる。

「女の人とのおしゃべりは楽しいし勉強にもなるからね。あと10年は大丈夫だからそれまではお店やるわよ」なんて言ってるが、全然元気なので数十年やりそうな感じだ。ホントに。

冗談が好きな明るい人でもある。あと、ノリがいいですね!与那覇さんは。どこかでエイサーが始まったりするとすぐに見に行っちゃったり。

50歳前後?の女性の皆様。
市場のファッションリーダー与那覇さんの店で服を買っておしゃべりしに来て下さいー。
お待ちしてますー。

tokufukudo at 02:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)