(15s睦月八日)

(15s睦月八日)

PAKER insignia IIP 

他の萬年筆と抱き合わせならば売ると言う、
諦めた、
他の物はいらない
うろうろと見て回っていると  与力因り素敵な萬年筆を見附た、全部で二千円 見定めてくれないかと言われ 寄せてみれば
先ほどの露店へ

汚れた束の萬年筆の中から彼は一本取りだしこれなるは何と言ふ物と聞く、
彼が欲したのがパーカー45萬年筆
マッハ、超音速といったシャープさを表す時代の萬年筆ステンレスボディー物、
たぶんに後期の物で1960 年代より販売された物、
マリリン モンローやアインシュタインがいた頃だよと教えると、なおの殊更に欲しがり、
露店主も処分時と 千五百円にするといふ、
彼が欲しがった パーカー45は綺麗だったが
他は汚れとインクでべとべと、 
パーカーインシグニアもこの時点では名前も知らなかった
パーカーソネット萬年筆の種類の一つかな程度だ、
与力は様がその萬年筆が欲しいなら其はやるから割り勘で買わないか、残りは引き取ると言うので共に買ふ
出金 七百円也っ、


我舘に戻りバケツに湯を張り束で買った萬年筆を投入、
瞬く間にまっくろけに、
湯の取り替えを四回ほどし、やっとティッシュでインクをぬぐう事が出来るようになった、
樹脂用研磨剤でキズ等取るように本身を磨いたら良い貴賓有る姿に為ってるねひ、



キャップ差し込み口にPAKER USA insignia と刻印があり 早速検索する、
インシグニア75 とインシグニアに別れるらしひ、
合金ペン先でs75 ~s90代の仏パーカー製造品らしひ?
ぐらいしか、今のところ判らんです
試し書きも可もなく不可も無しといった処
使える物に為れば良いけどねひ、


本日は
座敷で使っているメイジのぜんまい式置時計をなおすまでの一時的な時計を買うつもりだった、
水晶式時計が主流で直しがやりずらいし、
お足も出るからねひ、
どんなに良い置時計でも要らぬ者にとっては要らぬ物、
案外に安ひ、
そこでセイコーぜんまい式置時計を見付けた、
木目調の箱形、面白いので買った

座敷にチッチッチの音が戻った、




追記 : 一 二度ぼどインクを入れて何時も骨董店で手に入れた万年筆は力を入れて強弱付けて書く、
金ペン先の弾力性が良く、使ひ勝手が良かった、
パーカー インシグニアは嫁に行った、



           ゼンマイ置時計はまだ動いてゐる、