お初にお目にかかる人は、初めまして。
お会いしたことがある人は、まいとどうも。
徳じろー商店の、徳じろーです。
長年遊び続けていると気になることってありますよね。老害にてすごく真面目なことを長々書くと思いますが、どうぞお付き合いを。
でも、僕はライトに遊ぶのが好きなんですよ。…本当ですよ。

『ゲームは、アイデアが大事?』
という題名で、書いていこうと思っています。

こちらは、ゲームを製作する上で、そして評価する上で、『独自性のあるアイデア』が大事かというお話です。
ちなみに、もう1つ『コンセプト』の問題がありますが、それはまた別の機会に。

それでは、どうぞ宜しくお願い致します。

さて、先に結論を書きますと、『当然、必要ですが、言葉の使い方により必要がないといわれることもある』という、なんとも身も蓋もない結果になりました。
その結論に至るまでの道筋が自身にとっては、とても興味のあるものでした。


まず、1つのゲームが完成し、世にでます。。

ゲームの内面(ゲームシステム)のアイデア
ゲームのパッケージ(収納方法・駒・盤等のシステムとデザイン)のアイデア
ゲームの説明(システムとデザイン)のアイデア
流通(原価と損益・販売場所等)のアイデア

これが組み合ってゲームになっています…のですが、アイデアとは「着想」なのであり、本当の出来上がりである作品のデザイン、つまり、「設計」に関与されない、または出来なかったものも含まれていて尚且つ、

出来上がりの作品(システム&デザイン)自体を総括して『アイデアがよい』という場合さえもあります。

この場合、状況は2つ挙げられます。

『アイデアが作品になったとき、デザインの効果が余すところに発揮されていて、よい』ということで、逆にいえば、デザインにより、アイデアが見えるということ。
もう1つは、『パッケージデザインが良すぎて、ゲームシステムのアイデアがそうでもなくても、気にならない』です。

ここで問題になるのは、

ゲームシステムのデザインと
パッケージデザインは、同じデザインでも『質が違う』ということです。

まず、ゲームシステムのアイデアがあり、デザインされます。
その後、ゲームデザインをより良く見せるために、非常に繊細なパッケージデザインを行う(または依頼する)ことになります。
ですから、プロにお願いしたパッケージデザインがシステムを汲み、魅力的になっていくのはしごく当然です。

さて、ここで遊ぶ側に視点を向けてみますと、『遊びたいな』って思うものが、簡素化されているにせよ、豪華になっているにせよ、使いたい場所、時間、相手と、そして自分の好みによって、変わるわけです。

その場合、評価は状況(時代)により変化し、その時にマッチしたものは高評価となります。
でも、それは果たして独自性のあるアイデアを評価したものとなっているのでしょうか。
でも、遊ぶ側からすれば、今、一番楽しい時間を過ごせたゲームが高評価なのですから、そんな堅苦しくみることなんてしませんし、する必要もないと思います。
と、言うことは、ゲームは、アイデアだけで遊ばれるものではないのかも知れません。

デザインは流行を担います。古びたアイデアが、リデザインにより、生まれ変わることもあります。
また、アイデアは素晴らしくても埋もれる作品は数多くあるはずです。

製作する側として考えれば、独自性のあるゲームシステムのアイデアを見つけた時の喜びは、この上ありません。
そのアイデアをデザインしたあと、その後をどうしますか?

クラシックでも、モーツァルトのように、今を楽しませてから、後世に残るものをつくる人は、余りいません。
バッハのように150年経って評価され、演奏し続けられている人も余りいません。

だからこそ、遊んでくれる人を考えることは当然として、尚且つ、その尊いアイデアを製作する側としては、自分で納得いく形で残すことを考えてつくる努力が必要なのではないでしょうか。

おわり。