ゲームには幾つかの面白いポイントがあり、それがどう違うのかを自身のゲームで考察してみようと思う。

ハートフルホース(基本)

ハートフルホースは、5枚の組み合わせを個人シートに揃えて得点するポーカーゲームだ。そして、その間にウソをついているなら、直前のそれを指摘して得点するダウトゲームでもある。

ポーカーゲームとして遊ぶ時の基本の勝ち進め方は3種類、ダウトゲームとして楽しむ時は嘘やはったりをする方法は6種類あって、そこにカードカウントの揺らぎ(黒鼠置き場に溜まったカードと他プレイヤーの個人シートに置いたカードを確認できない)を加えて構成されている。これを自分に合った配分で遊ぶゲームだ。
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しかし、このゲームの面白さはきっとそこではない。

その不確定なところをどのように予測して見逃さないかだと思う。

「みんなからの信頼をどこから得るか」

これに尽きる。

大体の人はウソをついて得点を高くするためにウソをつき、正直とウソを織り交ぜながら、正直にカードを置いているフリをして信頼を得ていくが…

ここで横道に逸れるが、ゲムマサイトに載せる上でこのゲームに

【ウソをつかなくても遊べるダウトゲーム】

というキャッチコピーを提案した話をしよう。ダウトゲームの面白さは勿論どこでウソをつき、それを見破るがだ。でもダウトゲームには「どうしても強制的にウソをつかないと遊べない」というルールがつきものだ。だが、遊び慣れていないと「なぜ見破られるか分からないのに、そのウソは強制的にやらなくてはならず、しかもそれに気づくまで誰もそのことを教えてくれず勝てないし、面白さに気付きにくい(負けても楽しさが分かる人もいる)」。
だからダウトゲームは嫌い、と言われる
。この言葉は、正直者が得をしないシステムに由来している。
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では、得をしやすくしてはどうか。
これが、ハートフルホースの基本で再現したかったルールの根幹となっている。

  • 1.正直な集め方だと得点は高くないが、ほぼ貰える。
  • 2.来たものを白カードなら個人シートに、黒カードなら全体シートに置いていくだけ。
  • 3.誰かが自分にダウトしてきたら、ウソをついていないので、そのご褒美のように指摘してきた相手から得点を貰える。

システム上のウソ(黒を白に、白を黒に置く)をつかないでも遊んでいられると、余裕ができて「他のプレイヤーを観察する」ことが出来て、やっとダウトゲームの楽しさを確認できるようになってくる。
そして、正直にカードを集めても遊んでいられるものの、勝ちづらいことが分かり始めるように出来ている。
そしてルールに載っていないあることに気づく筈だ。

  • 「容易く勝つためには、どこかでウソをつかないとならないため正直であることの信頼を得る必要がある」
  • 「しかし、正直にカードを置いて遊んでいたい」
  • 「それは、正直にカードを置いているのに、まるでウソをついて違うカードを置いたかのように振る舞えば、ダウトをしてくれて得点を得られる」

と、いうことは…

「みんなから、(正直者なのに)ウソをついているという信頼を得る」

という、逆の考え方で信頼を得てダウトされまくる遊び方も出来るということ。
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しかし、その遊び方ではきっと「全てが正直であることに気づかれ、何をしてもダウトをされなくなる」ことに気づくのではないだろうか。

その時にはじめて自身の選択として、「システム上のウソをつく(白いカードを黒鼠置き場に、黒いカードを白馬置き場に置く)」ことになるだろう。

基本ルールは、ダウトゲームが苦手な人も大負けせずに済み、(カードを置く場所に)ウソをつく方が有利であれど正直に遊んでも楽しめ、そこで勝つために必要なウソとは何か、ダウトゲームの楽しさとは何かを肌で感じることが出来るゲームとなっている。

この、カードを置く時の

「自分のしぐさ」


と、約5秒〜15秒ある

「ダウトをするかしないかの相談時間」

の会話に、笑いと思惑とが入り交じる、このゲームの真骨頂があるのだと僕は思っている。