劇団24区ブログ

母体のないベンチャー劇団(早稲田大学公認サークル)のメンバーによる自由なブログ。
http://249.fc2web.com/ ■tokyo249(at)gmail.com

初めまして。24区のクレイジー主催、molです♡
好きな靴は厚底です。私は不本意ながら、「本来の身長」まで育つことが出来なかったので、いつも厚底を履いて「本来の身長」にしています。つまり、厚底を履いている時の私が「本来の姿」なのです。嫌いな靴はヒールです。転ぶからです。

最近困っていることは、一時期見ていた脚を膝下から切除する手術の動画をもう一度見たいのに、タイトルが分からないことです。物凄く匠みに器具を使われていて、本当にぬいぐるみのようにふんわりと足が取れ、動画の最後には、義足をつけた患者さんの笑顔の写真で締めくくるという、医療技術の凄さ(無論リハビリに励まれた患者さんも凄い)を感じられる動画であり、最近の医学生はyoutubeで手術の手法を学ぶのかと感心しました。確か海外の動画です。誰か見たことがある人は連絡ください。

前置きがながびよーん。
りりちゃんが好きだって日記に書いていたので「パーティードレス」と「PINK」を聞いたんですけど、凄い曲だなーって思う。私はここにいるぞ!!っていう叫びがある。ちなみに私は「マジックミラー」が好き。好きびよーん。

〇〇〇

ついに終わってしまったなー。第52回公演「双脚羊の晩餐会」
今ではそんなことやったかなーって感じなんだけど、アルバムとか見ると、確かにあの晩餐会は開かれたんだなって思う。夢みたいな瞬間だった。本来はいるはずのない50年前の人たちが確かにあの場で「生きて」いて(という感想を頂いた)本当に最高でした。

私は、高校でも演劇部で脚演をやらせて頂いていて、高校の時は1時間劇を3本やったので、双脚羊は4作目だったんです。でも、3作目(高校)までとは全然違くて、だって早稲田演劇だし、男性キャラ初めて出したし、先輩に演出つけたの初めてだし(今まで座組は後輩or同輩だった)、規模も出来ることもお客様の数も桁違いに増えたし、てか2時間劇だし、そして本当にやりたい放題させて頂けて、なんか信じられないです。月並みな言葉だけど、座組の皆さんには感謝してもしきれません。そして、改めて各スタッフの凄さを感じました。
皆さんの力があったからこそ、晩餐会は開けました。本当にありがとうございます。

勿論、見に来てくださった皆さんもありがとうございます。皆さんを誘い込めて本当に嬉しかったです。特に、私の全作品を見てくれてる演劇部の後輩ちゃん、そして顧問の先生にも来て頂いて嬉しかったです。相変わらずもろいさんは劇サーでも暴れまくり、ぶっ飛んだブログを書いています。後輩ちゃんたちが、私の書いたブログを全て読んでくれてるらしいので、ここで言及しちゃいます。いつもありがとね!!本当に!!最近暑いから気を付けてね!!五代リハでまた会おうね!!!!!BIG LOVE!!!


〇〇〇

最後に、女子高の思い出でも書いて終わりにしようと思います。
私は女子高(中高一貫ではない)出身で、常に女子高は楽しかったみたいな話しかしないので、じゃあ今は楽しくないんですかぁ?とそろそろウザがられるかなって感じなんですけど、でもやっぱり過去って美化されてしまうものではないですか!!
そんなこと言ってたら、「へぇ楽しくて良かったですね。ほらやっぱり、あななたちは救われたじゃないですか」って脳内の月島軍曹も闇堕ちされてしまうので、正直に、美化フィルターもなしで、あの女子高のことを書いていきたいと思います。

端的にいうと、本当に自由で、かつ面白い場所だったなーって思ってます。早稲田大学も自由で面白い場所なんですけど、女子高は「閉じられている空間」だったので、大学とは別の意味で面白かったです。
まず、女子高なので男子がいません。独特の「閉じた」環境です。なので、本当に、ジャージで闊歩したり、早弁したり、全学年の前でヲタ芸を披露したり、放課後に制服でアニメイトとか行ったりしていました。勿論共学でもやろうと思えば出来たことだとは思うんですけど、中学時代ド陰キャだった私のような小心者には、女子高ぐらい閉じた空間の方が、自分らしく過ごせました。本当に中学まではかなりの小心者だったので、高校も共学だったら恐らく演劇部にも入っていないです。繊細で、かつ大胆で、面白さを秘める私たちの全てを引き出してくれたのは、閉じている故に他者の視線を気にしなくて済む、女子高ならではだったのではないでしょうか。
早稲田は早稲田で、何でも出来るし、面白いし、解放的な空気があるけど、それは人が多すぎる故なのかなーって思っています。


あと、もう一つが、これは女子高は一切関係ないんですけど、将来が「閉じている」のも、あの学校を面白く、そして狂わせていた要因かなって思っています。私の学校は、所謂「進学校」だったので、卒業後の進路は「大学進学」以外はないんです。入学した時からずっと、「大学」とか「進路指導」とか「模試」とかそういうことをひたすら言われ続けるんです。まあよくあることだと思うんですけど。だから、教育には熱心に力を入れていて、公立の割には本当にありがたい環境で勉強させて頂けたと思います。後は、そもそも、それなりに恵まれた場所で育った子が多かったような気がします。勿論、努力で諸々をカバーしてきた凄い子も沢山いました。


でも、それでも、やっぱり皆追い詰められていくんですよね。あの学校は、私以外は基本的に真面目な優等生の子ばかりだったので、熱心に勉強して。特に3年生になったら、皆真っ青な顔して赤本を握りしめて、模試が帰ってきたら引きつった顔を戻すことも出来なくて、そうかと思えば数日後に急にわって泣き出す子がいたり、あとは学校に来られなくなった子も何人か見ました。いじめとか、そういうものがあったわけじゃないけれど、ただ、学校に来られなくなったクラスメイトを私は何人も見て、別にその子たちと特に親しかったわけではないんですけど、忘れることはないと思う。でも、学校に行けないとかまでいっていなくても、色々と追い詰められていた子は沢山いて、どうしてこんな点しか取れないんだろう、どうしてこんな判定なんだろう、どうして授業についていけないんだろう、どうして彼女みたいに点が取れないの、だって、だって私は今までずっと頭が良かったのに、これしかないのに、親にも失望されて、折角お金かけて今まで育ててもらったのに、私は恵まれているのに、どうしよう、どうしよう、なんで私は頭が悪いの、なんで私はこんなにダメなの、なんでなんでなんでなんでなんで
って
そんな絶望の片りんをクラスメートの口から、友達の鍵垢の投稿から、それとも張り出された上位30位の成績者表を最後まで直視することが出来なかった私から、何度か受け取りました。私たちは大胆で面白くていつも変なことばかりして周囲の目なんて気にしない最強の女子高生だったのに、成績の低下に、悪い模試の判定に、大学に受かるか分からない不安に、共通テストの結果に、容易に打ち砕かれてしまうほど繊細だった。それが私たちの全てだった。面白いだけの私たちをどうして誰も肯定できなかったのか、どうして私たちは肯定できなかったのか。その答えは分からないけれど、今となっては、あの「閉じた」空間に対する懐かしさが混じった愛が形成されていくばかりです。繊細な私たちを守り、そして狂わせる、あの場所が好きです。あの「閉じた」空間が大好きです。



思えば、今、受験から解放された私の前には、就職という壁があって、でもそれは高校の時とは違う、もっと広い、「人生」というものが開かれているような気がします。どう進んでも良いわけです。勿論大企業が良い、とかそういう指標はあるかもしれませんが。大学も、自由で面白い場所です。でも「閉じて」はいません。だからこそ、私はより自由でいられます。成績のことで憂鬱を覚える必要はありません。でも、だからこそずっと不安でもあります。高校の友達は、彼氏が出来たり、就職のことを考え始めたりしています。それに、新しい夏服を買わなきゃいけないし、バイトの予定もいれたいし、汗でメイクは崩れちゃったから直さないと。でも数年前、だっさい紺色の制服に全員で身を包み、購買で何のパンを買うのか必死に考え、部活で大騒ぎして、お小遣いは全部漫画に使い果たして、誰もが推しの良さを語り、そして後はただ受験というものの恐怖に心をすり減らしていた、
あの時の私たちは永遠に戻ってこないのです。

正直、今は今で楽しいので戻りたいとは思わないけど、寂しくはあります。
だから、今回、50年前の女子高をモチーフに物語を作ったのかもしれません。彼女たちは、もっと色々な、残酷で恐ろしいものにがんじがらめになっていて、「閉じた」環境にいて、けれど懸命に生きていました。もう晩餐会は終わってしまいましたが、私はコンペのあった4月から今日までの日々を忘れることはないと思います。何故なら、あの日々も、というか大学生活も、そしてこの晩餐会も、永遠に戻ってはこないからです。本当に、今は正直戻ってもう一回やりたい気持ちもあるけど、やがて私が女子高に抱いている思いと同じように、美化された過去として、戻りたくはないけど寂しくはある思い出として、記憶の奥底に積もっていくのでしょう。

あーあ。
楽しかったね。
女子高を舞台にした作品はもうこれで終わりです。


次は、別の場所を舞台にした劇を創りたいので!その時はまたよろしくお願いします!!!
ふわふわのチワワ、ふワワ❣



終ったけど張っちゃうよ〜❢こちらが最強座組です↓皆さんありがとうございました。拍手❢
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劇団24区第52回公演
『双脚羊の晩餐会』
脚本・演出 脆依もる

ねえねえ知ってる?宮咲町の七不思議。

時は1974年。聖宮咲女学園の生徒会は、ひょんなことから町の七不思議を調べることに。やがて少女たちを待ち受ける、七不思議の7番目「双脚羊の晩餐会」の美しくも残酷な真実とは......?

【キャスト】

白餅もなこ
西島由依
蓮文
ペラギン
あがた
がぶ
オーシャン
富澤守
脆依もる


【スタッフ】

脚本・演出 脆依もる
演出助手 依田彩花、京本だぶる
演出補佐 あがた
音響 あがた、湯坂詩興、脆依もる、揺籠カラ
音響操作 レン
照明 キッカ、依田彩花、萌桃百々、梅、オーシャン
照明操作 戌野しっぽ
舞台美術 ナガサワ、ノラ、ギャオス
舞台監督 墓場マデ、レン 
衣装小道具 ヤエ子、レン、キッカ、ギャオス、ノラ
制作 ハチ、白餅もなこ、ペラギン
宣伝美術 依田彩花、脆依もる
WEB ペラギン、レン、ロジャー

【公演日時】
7月5日(金)18:00〜
7月6日(土)13:00〜/18:00〜
7月7日(日)13:00〜

【場所】
早稲田大学学生会館地下2階B203

【チケット】
チケット予約制(フリーカンパ制)
◎公演詳細はこちらから
https://stage.corich.jp/stage_main/296217

◎予約ページはこちら
https://ticket.corich.jp/apply/319799/

【お問い合わせ】
Mail tokyo249@gmail.com
Twitter @gekidan24ku
Instagram @gekidan_24_word
Web https//249.fc2web.com/



どうもです。大学4年生のロジャーです。

千葉県出身の21歳、中高では陸上部に所属していました。アルバイトは塾講師、サークルでは演劇をしています。趣味は油そば、特技はダンスです。いやマジで。


今回は、就活(後?)のお話。





👔👔👔👔





6月のとある日。
僕はとある企業の本社へと向かっていました。

ありがたいことに内々定をいただきまして、この日は内々定者が集まる懇親会の日。とても行きたくなかったのですが、行ける人は強制と言われてしまったので仕方なく向かっていました。


ロジャーくんはステルス人見知りです。

塾講師のアルバイトや新歓係のおかげもあり、そうっぽくは見せないのですが、本当は初対面の人と会話するのが心底ストレスに感じるタイプです。
基本的に仲良くなるまで他人のこと嫌いだもんな。

というわけで、気分が乗らないまま本社に到着。
会社の人に案内されるがまま、懇親会の会場にたどり着きました。さて、どうなることやら…





💼💼💼💼





現場に着いて初めて、その日の参加者が総勢35人であること、それが7人×5グループに分かれること、僕はD班であること、などを知りました。
うーん、多いな。7人かぁ…4人とかにしようよ…とか思っていると、いきなりD班担当の社員さんに手を引かれてD班の場所へと連行されてしまいました。





余裕を持って集合時間の20分前に来たのに、D班には既に5人が揃っていました。こわ。みんな早すぎる。

席に座ると、当然ながら5人の注目は僕に。
僕が「あ、どうも〜、あはは〜」くらいしか言えないでいると、5人の中の1人が語り出しました。


「君、名前なんて言うの?ちなみに彼らはね…」
わ、すごい。1人で全員のこと解説してる。めっちゃ目の前に本人達いるのに1人で5人分の他己紹介してる。すごい。すごいしゃべってる。なんだこのひと。

「…そして、僕がトモヤです。よろしく!」
自分の紹介は短いんだ。下の名前だし。とにかく解説は終わったみたいね。


これがD班のリーダー的存在なのかな、仲良くなれないかもなぁ、なんてニコニコしながら考えていると。

「…え、聞いてた?君の名前は?」

ありゃあ、怒られてしまいました。でも確かに、まだ自己紹介してなかったんだった。これは僕が失礼です。

ロジャーです、よろしくお願いします!と名字だけ名乗ると、その他4人から「お願いしまーす」の声。トモヤとやらは無言で頷いています。ボス猿の風格。何度か頷いた後、彼も口を開きました。


「早速なのだが、これはみんなにも聞いたのだけど、君にも質問していいかな?」
はあ。なんですか。

「卒業論文のテーマはどのように設定した?」
それ最初に聞くことかな!?
えー、そんなもんテキトーに趣味から…

「そうか、君の趣味が気になるな」
なんだその言い回しは。普通に聞いてこい。


その他4人は、それぞれ俯いたり遠くを見たり、会話には加わらないぞという様子でした(主観)。ただトモヤとロジャーだけ面接状態のD班。なんなのこれ、どうにかなってくれ…と思っていると。





「遅くなりましたぁぁぁ!」

タイミングよく7人目が到着しました。

「ごめんなさい、電車が遅延しちゃってまして…って、ええっ!みなさんスーツなんですか!」
既存6人、揃って口をあんぐり。この遅れてきた少女が登場早々とても口数が多くて圧倒されたのもありますが、なにより驚いたのは服装。それ、ドレス…?

「えへへ、私服でも可って書いてあったので、つい…」
内々定先の企業の懇親会に《私服として》ドレスを着て来た?え、なに、すごいお嬢さま?


「君、名前なんて言うの?ちなみに彼らはね…」
またトモヤが他己紹介botとしての役割を果たしています。これ紹介される側は便利だな。一旦、水分補給。

「わあ、そうなんですね!ありがとうございます!」
少女、物腰やわらか。トモヤにペコペコしています。
なんか相性よさそうです。そこ2人、試合決定で。
僕はTwitter(現X)でも見てるとしますか…


「どういたしまして。それでは君の名m」

「ロジャーさん大学どこなんですか??」





…ほへ?今なにが起こった?
顔を上げると、トモヤは遅刻少女を、遅刻少女はロジャーを、それぞれ見ている状況でした。え、なんで?


「ロジャーさん、大学、どこなんですか?」

やっぱり僕に聞いているようです。なんでだ。答えない理由もないので、早稲田です、と答えました。


「えー!じゃあ高田馬場ですか!すごい、ご近所さんですよ!うれしいなぁ!」
なんか嬉しそう。え、もしかして君も早稲田?

「あ、違います。大学は青学なんですけど、家が目白なんです!ご近所さんです!」
あら、そう。なにがそんなに嬉しいんだかよくわからないけど、まあ嬉しそうでなによりです。

そうなんですね〜、僕たまに(よく)高田馬場から池袋まで歩くんですよ〜、と返すと。

「私も新宿くらいまでなら歩きます〜!」
えぐ、すごいな。目白から新宿はそこそこ大変だよ。
今日はドレスのお嬢さまだけど、普段はゴリゴリのスポーツ系少女なのかしら。


「まあ、さすがに渋谷までは歩かないんですけどね〜」
そりゃあね。山手線だと6駅分。さすがにね。
「いやあ、本当に渋谷までは歩かないんですよ〜」
ん?え、うん、遠いもんね。
「本当に本当に、渋谷までは歩いてないんです〜」
…え、これ歩いてる可能性ある?

なにこの世界一くだらない心理戦。目白のお嬢、めちゃくちゃムフムフな笑顔です。これなんの時間なn


「ところで名前を知りたいなぁ!」
うわ、びっくりした。なんだトモヤか。今こっちは山手線で盛り上がってるんですけど。

「ああ、ごめんなさい!スズです!お願いします!」
君も下の名前派なのね。もしや名字で答えたの僕だけなのでしょうか。トモヤは満足げな顔です。





👗👗👗👗





「はい、みなさん。おしゃべりの時間は終わりです」
なんだ急に怖いな。デスゲームでもやるんかい。
司会者からのアナウンスです。いよいよ始まるみたい。

「それでは、まず最初に、みなさんには…」
ここで急に暗転。そして5秒間の沈黙。え、なに、どうしたんだろう。なんかトラブル?

「…自己紹介を!!してもらいます!!」

明転。パフパフッという音。いい加減にしろ。目白のお嬢も怖がってるじゃないですか。ギャハッって言ってたよ。


と、いうわけで。自己紹介タイムに入りました。

これがなかなか厄介で。自分以外がした自己紹介について1人1つずつ質問しなければいけないという。
好奇心は結構あるタイプの人間なので、僕は質問する側は楽勝でした。問題は、質問されるターン。このブログ冒頭のように簡単な自己紹介をしたのですが…


「陸上部では、えーっと…砲丸投げですか?」
失礼だろ。体型で判断するな。走り高跳びです。

「油そばって…健康被害とかは…」
初対面で聞くことか??甚大な被害があります。

「特技ダンスというのは、どのような?」
腹踊りです。とは言えず。たまにコサックダンスを嗜みます、と答えました。

「千葉県出身なんですね、いいですね!」
それはもう質問でもなんでもないのよ。


はふぅ…これだから嫌なんです、自己紹介は。
なんとか乗り越えると、またアナウンスが。





「続いて皆様には、ゲームに参加してもらいます」
いよいよデスゲームでしょうか。なんですか。

「それは…(暗転)(沈黙5秒間)(明転)
『ウミガメのスープ』ですっ!!(パフパフッ)」


『ウミガメのスープ』、ご存知でしょうか?
水平思考クイズというやつで、YesかNoで答えられる質問をして文章題の真相を当てるやつです。ggr

全6問が出題されたのですが、例えば1問目…
『タクシー運転手の高橋さんは、一方通行の標識がある道を逆走し、それを警察に見られていました。しかし警察は、高橋さんを咎めませんでした。どうして?』

答えは、『車に乗っていたわけではないから』というもの。タクシー運転手とはいえ歩行者としてダッシュ逆走してるだけでは怒られないよね、という。つまらん。


実は24区で一時期『ウミガメのスープ』が流行っていたので、答えを知っている問題ばかりでした。
そのせいで異様にD班が無双してしまうという珍事態。
なんかごめんなさい…





事件が起こったのは、4問目。

『会社のみんなで写真を撮りました。後日、その写真が各自に届くと、安心する人もいれば焦燥する人もいました。どうして?』

なかなか良問です。そして、これは僕も知らない問題でした。うーむ、なんだろう。

「何日後かは関係ありますか?」「いいえ」
「写真は今後なにか使い道がありますか?」「はい」

そんなこんなで質問をしていくと、なるほど、なんとなく予想できました。まあでも合ってるか不安だし、またD班かよってなるから、とりあえず黙っておこうかな…と、思ったその時。


「きた!わかったぞ!ロジャーくんより早く!」
トモヤです。叫んでいます。

「よし、今度は僕がD班を勝利に導くよ!」
これ勝敗とかないよ。ねえ恥ずかしいからやめて。


「お、☆☆(トモヤの名字)くん、わかった?」
司会者がこちらに気付きました。僕は嫌なのでD班担当の社員さんに答えを言わせていましたが、トモヤは自分で答えたい様子です。

「それでは☆☆くん、答えをどうぞ」


「答えは『集合写真を切り取って社員証にする会社だったから』です!」


…ぬん。それは、ちょっと、うーん。
あ、やばい。他の班がザワザワしています。うちの班はというと、全員が天を仰いでいます。アーメン。

「残念!不正解!」
「えぇ、そんなぁ、マジかぁ!」
トモヤ、悔しそうです。

「えー?じゃあロジャーくん、ひらめいてるんだったら言ってみたらどうだい」
なんかイジけて僕に八つ当たりしてきました。


うーむ、たぶんだけどね?
答えは『レントゲン写真だったから』じゃないかな。

この問題のポイントは「みんなで」という部分。
たぶん、これがひっかけなの。集まっていても複数人で写真を撮ったという記述は無いから。


「わ、それだ!ありがとう!」
「すいませーん、わかりました今度こそ!」
トモヤ、再び叫んでいます。

「お、☆☆くん早めのリベンジだ、どうぞ!」
「答えは『レントゲン写真だったから』です!」
「正解!素晴らしい!」
「やったー!!!」

ピンポンピンポンッという音。他班からの拍手喝采。
うん、やっぱり合ってたや。トモヤが僕を見てピースサインしています。答えを盗ったやつがピースサインしてるのはムカつくけど、まあいっか。幸せならOKです。





🐢🐢🐢🐢





その後、残りの2問も終え、最後の企画へ。

「最後の企画は…(中略)、自由行動です!」

…ほへ。なんですかそれは。

「自己紹介と『ウミガメのスープ』で、同じ班では友達ができたと思います。最後は班を飛び出して、お菓子を食べながら他班の人とおしゃべりしましょう!」
あーね、なるほど、そういうやつか…しんどいな。


そもそもD班は『ウミガメのスープ』無双しすぎて盛り上がらなかったし、マトモに友達できてないんです。この状態で広い世界に解き放たれるのは残酷だよ…

これは自慢なのですが、こういう時ロジャーくんは気配を消すのが極端に上手です。決めた。部屋の隅っこでお菓子を食べながら20分ちょい耐えてやる。モグモグ…


「ちょっといいかな」
なぬ、秒で気付かれました。

「僕と一緒に新しい友達を探しに行かないか?」
トモヤです。なぜか左手がフレミングの法則です。

ぬわぁぁぁ、やだ、おかし、たべてたい…





抵抗むなしく、B班のアジトに拉致されました。

「君、名前なんて言うの?ちなみに彼はね…」
他己紹介botが発動しています。任せとくか。

「彼は、中高時代は砲丸を投げていて、今は『ウミガメのスープ』が得意な男の子だ」
あんまりなめんなよ。死ぬほど低品質じゃねえか。

「そうなんだ?おれもやり投げ好きだよ」
おれ「も」ってなに?僕は違うよ?お前だれ?

「おれらは、まあ簡単に言うと…嘘つきと学歴厨だ」
そんな自己紹介あるかよ。


「実はさ、おれら大学も学部も同じってことに2分前に気付いちゃってさ、今テンションMAXなんだよね」
はあ。それはそれは。

「だから、ちょっと2人だけにさせてもらってもいい?」
ありゃあ。そういう断り方のパターンもあるのか。


その後もいろいろまわってみたものの、結局は班を動かなかった人や近くの同性と話していた人が多かったみたいです。トモヤとロジャーの2人旅は、大した収穫もなく終わりました。





🍭🍬🍫🍩





「それでは、今後について連絡です。まず内々定者の皆様におかれましては…」

解散直前。話を聞きながらも、なんだか今日これでよかったのかなぁ、もう少し積極的にコミュニケーションすべきだったのかなぁ、などと脳内反省会。でも仲良くなったとて一緒に働くとは限らないからなぁ…


「ということで、本日の懇親会は、これにて全て終了となります。ご参加ありがとうございました!」

「「「ありがとうございました!!!」」」





帰り道。どこか心残りがある気分で歩いていると。

「待ってロジャーくん!」
トモヤです。お前いっぱい登場するね。

「聞き忘れたことがあったんだ」
なんだろ。卒論テーマは答えたし…学科とか?

「『ウミガメのスープ』4問目で思ったんだ。君は頼りになる人だなって。かっこいい人だなって」
ああ、あの回答を怪盗したやつ。どうしたの?


「僕と、友達になってくれますか?」





…大人になってから初めて言われました。
いや、もっとかな。中学でも言われたかどうか。


思えば彼は、ずっと真剣に向き合ってくれていた。
愛想よくこそしているものの無気力な僕に、その他D班の班員に、積極的に話しかけてくれていた。
空回りも多かったけど、でも彼がいなかったら…

僕は、彼みたいに勇気を出さなくていいのか。





友達に、なりましょう!
できるだけ自然な笑顔で、そう返しました。





「よかった!じゃあQRコード出して」
…え?あれ、もしかして友達って、LINEの?

「私もお願いします〜」
あ、目白のお嬢。いつの間に。ってかD班全員いる!

「実は2人がフラフラしている間に、私たち話してて仲良くなったんです!LINEグル作りましょう!」

なんか、すごい展開です。あんなに会場では打ち解けなかったD班が、帰り道に怒涛の猛追を見せています。


そんなこんなで、D班のLINEグルができました。なぜか作らされたのは僕なのですが。

「ロジャーさん、いずれ目白でお茶しましょうね〜」
「またなロジャーくん、お元気でな!」

これでよかったのかなぁ。まあいっか。





その後、「みんなで食事に行こう!」という話が出たものの、結局なにも動いていないのは、また別のお話。

「みんなで」は、ひっかけなの。





🍚🍚🍚🍚





第52回公演、もうすぐです!!

おそらく来年には社会人なので、24区では最後の夏公演になると思います。さみしいなぁ…


今回も、おもしろい脚本で、おもしろい役をいただいております。存在がネタバレにも関わってくるので詳細は書けませんが。

ひとつ観劇予定の方にアドバイスをするなら、当日パンフレットは上演前に見ておくのをオススメします〜。


どのように完成するか自分でも楽しみだ…!
自己紹介がある役なので、そこもがんばります。










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劇団24区第52回公演
『双脚羊の晩餐会』
脚本・演出 脆依もる

ねえねえ知ってる?宮咲町の七不思議。

時は1974年。聖宮咲女学園の生徒会は、ひょんなことから町の七不思議を調べることに。やがて少女たちを待ち受ける、七不思議の7番目「双脚羊の晩餐会」の美しくも残酷な真実とは......?


【キャスト】

白餅もなこ
西島由依
蓮文
ペラギン
あがた
がぶ
オーシャン
富澤守
脆依もる


【スタッフ】

脚本・演出 脆依もる
演出助手 依田彩花、京本だぶる
演出補佐 あがた
音響 あがた、湯坂詩興、脆依もる、揺籠カラ
音響操作 レン
照明 キッカ、依田彩花、萌桃百々、梅、オーシャン
照明操作 戌野しっぽ
舞台美術 ナガサワ、ノラ、ギャオス
舞台監督 墓場マデ、レン
衣装小道具 ヤエ子、レン、キッカ、ギャオス、ノラ
制作 ハチ、白餅もなこ、ペラギン
宣伝美術 依田彩花、脆依もる
WEB ペラギン、レン、ロジャー

【公演日時】
7月5日(金)18:00〜
7月6日(土)13:00〜/18:00〜
7月7日(日)13:00〜

【場所】
早稲田大学学生会館地下2階B203

【チケット】
チケット予約制(フリーカンパ制)
◎公演詳細はこちらから
https://stage.corich.jp/stage_main/296217

◎予約ページはこちら
https://ticket.corich.jp/apply/319799/

【お問い合わせ】
Mail tokyo249@gmail.com
Twitter @gekidan24ku
Instagram @gekidan_24_word
Web https//249.fc2web.com/

レンです。サーティワンのキャンディアップルが美味しかったのですが、キャンディアップルというりんごあめやさんのいいカモとして生活をしているので、キャンディアップルに踊らされているなぁと思いました。


今回は私がなぜ24区に入ったかの話でもしようと思います!入団してかれこれ一年くらいですからね。すっごーい!(??)タイトルの話をしたのはひと段落だけでした。ウケる。

詳細は一応伏せるのですが私は多分珍しい時期に入団した人です(読んでくれてる24区民も一応伏せてね)。実は私は1年生の時に入ったサークルを総じて辞めていて、それはいくのがめんどくさかったからとか、なんとなく馬が合わないなと感じだからとか、そんな理由なんですが、24区は見学に行った時に変な奴しかいなくて(ほめてる)ビビッときました。ほんとだよ。

演劇もそうなんですがみんなで作ることがしたくて、よく話してる「円陣を組みたい」とかいう変わった動機で劇団に入りました。私が円陣を組んだ記憶は高校の文化祭と体育祭くらいだったのですぐにできそうで思いついたのが文化祭でやった演劇だったのです。
24区は愉快な仲間たちのおかげでこれからもずっとお世話になりたい場所です。感謝してるぜ。ビッグラブ。

今はそんな私でも去年の11月公演までは結構ボロボロ?でした。心を開くのに時間がかかるタイプでもあったし、演劇はほぼ未経験だったので何から何までわからないという状態。価値は感じていたけど、楽しい!と言い切るにはまだ少し難しかったかなと思います。
そんな時期に(いつもだけど)レンのお話を聞いてくれた人がいました。私にそっくりで全然違う、ソウルメイトみたいな人です。私の人生を台風ってくらいに掻き回してる人です。その人は純粋に私が新しいことをやっているのを楽しんでくれていました。

そう、楽しんでくれたんです。

お悩み相談をしたわけでも、お芝居のアドバイスを求めたわけでもなく、こんなことを習った!こんなことをしている!という雑談を聞き、楽しんでくれていたように見えました。まるで自分が楽しんでいるように。
それがよかった。私だけの孤独なものじゃない気がして。

それに思い返せば、私が今になって仲間たちと演劇をしたい!と思ったのは、その人の楽しんでいる姿を見たからでした。その人は私が24区に入る半年前に、舞台に立ちたい思いを叶え、その姿を見て私もふと高校時代を思い出したからなのです。

だから私が24区にあってこのような素晴らしい仲間と演劇をやれているのは、演劇だけではなく日常が変わっていったのは、やっぱり6割7割くらいはその人のおかげなのだと思います。
あの頃と比べて、少しだけ我々を構成するものは変わったけれど、それでも楽しいの伝播は続けばいいと思う。今度は私の楽しいが、その人の何かの楽しいにつながれば良いと思う。次にはその他の人の楽しいにもつながれば良いと思う。


私の今の楽しいは第52回公演です!今は小道具をせっせと作っています。音響操作は不安オブ不安です。機材を破壊しないように気をつけます。
今回の会場はたくさんお席があるみたいなので、誘い合わせてぜひきてください。
それでは!

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劇団24区第52回公演
『双脚羊の晩餐会』
脚本・演出 脆依もる

ねえねえ知ってる?宮咲町の七不思議。

時は1974年。聖宮咲女学園の生徒会は、ひょんなことから町の七不思議を調べることに。やがて少女たちを待ち受ける、七不思議の7番目「双脚羊の晩餐会」の美しくも残酷な真実とは......?

【キャスト】

白餅もなこ
西島由依
蓮文
ペラギン
あがた
がぶ
オーシャン
富澤守
脆依もる


【スタッフ】

脚本・演出 脆依もる
演出助手 依田彩花、京本だぶる
演出補佐 あがた
音響 あがた、湯坂詩興、脆依もる、揺籠カラ
音響操作 レン
照明 キッカ、依田彩花、萌桃百々、梅、オーシャン
照明操作 戌野しっぽ
舞台美術 ナガサワ、ノラ、ギャオス
舞台監督 墓場マデ、レン 
衣装小道具 ヤエ子、レン、キッカ、ギャオス、ノラ
制作 ハチ、白餅もなこ、ペラギン
宣伝美術 依田彩花、脆依もる
WEB ペラギン、レン、ロジャー

【公演日時】
7月5日(金)18:00〜
7月6日(土)13:00〜/18:00〜
7月7日(日)13:00〜

【場所】
早稲田大学学生会館地下2階B203

【チケット】
チケット予約制(フリーカンパ制)
◎公演詳細はこちらから
https://stage.corich.jp/stage_main/296217

◎予約ページはこちら
https://ticket.corich.jp/apply/319799/

【お問い合わせ】
Mail tokyo249@gmail.com
Twitter @gekidan24ku
Instagram @gekidan_24_word
Web https//249.fc2web.com/

6月11日 火曜日 晴れ
今日も暑い。夏だなぁ。ふと畑を見ると、ハトがたくさんいる。収穫終わりの麦を啄んでいる様子。
こんなにたくさんいるのって珍しいなと思っていたら、ハトが一斉に飛び立った。空中を旋回している。
……思ってたよりも結構長いな。あとなんか既視感……。
あ!!これもしかして日体大の集団行動、、、ーっ!?
なが!!!
ながーい!!!
ながながながーい!!
ながびよーん。
ちょっぴり動画を回してみたけど、その瞬間終わっちゃったの。





6月12日 水曜日 晴れ
バイト疲れたなぁ。乗りたい電車に乗れてよかった。水飲もうと思ってかばんを漁ってたら、横にいたお兄さんから目が離せなくなった。
モデルみたいなスタイルだとか、恰好が奇抜だとか、そんなんじゃない。
だってそのお兄さん、手ぶらでめちゃくちゃ軽装なのに片手にふりかけ持ってたんだよ。
さすがに自分の目を疑ったよ。満員電車の中ふりかけ片手に颯爽と電車に乗り込んでいるお兄さんなんて見たことないよ。
偶然にも同じ駅で降りて、私とは反対側の出口に向かっていったけどさ、ふりかけ買うためだけに都心に出ていったのかな。


🍚


6月13日 木曜日 晴れ
バイト先にご来店した可愛らしいお客様。どうやら4歳の女の子のようだった。
祖父母と母と一緒にご飯を食べに来たらしい。
そして入店直後から自己主張が素晴らしい子だった。
4歳女児「おこさまいすはイヤ!ふつうのがいい!!」
用意されていたお子さまイスには座りたくなかった様子。そうだよね、もうお姉さんだもんね。
さすがに大人用の椅子に座りながらの食事は難しかったようで、渋々お子さまイスに座っていた。偉いね。

順調にお食事を楽しんでいるかと思ったのも束の間。

4歳女児「まま〜、だっこ〜」
母親「○○ちゃん、ママまだご飯食べてる途中だからさ、ママが食べ終わるまで抱っこはちょっと待っててね」
4歳女児「……うぅ……やだ……ままぁ〜……怒んないでよォ〜(ぐずり始める)」

どこからどうみたって母親は怒っていないのに、その子にとってはママが怒っているように感じたみたい。

母親「怒ってないよ〜!!あぁほら、泣かない泣かない、泣くのはおしまい、ね?○○ちゃん泣くと吐いちゃうでしょ?」

まじか。それはまずい。頑張って泣くのをこらえてほしい。
数分後、祖父母と母親のサポートでなんとか落ち着き、再びお食事を楽しんでいた。

それにしても、あの年齢ではっきりと自分の気持ちを言ったり主張したりするのが上手くてびっくりした。
きっとお家でもたくさんおしゃべりしてるんだろうな。
可愛かったなぁ。





今回のブログは長々と日記を書いてしまいました。
ながびよーん。失礼致しました。
初めてPCでブログを書いてみたので、絵文字も使ってみました。なんだこれめっちゃ楽しいな。


さて、これから梅雨入りということで、ジメジメして気が滅入ってしまう時間が増えるかと思います。
しかし!!!7月5日から始まる本公演を観れば、耽美な世界がその時間を忘れさせてくれることでしょう。
ちなみに私は、照明操作として参加しております。初めての経験なのでちょっとビビっておりますが、とっても楽しみです。ワクワクもんだぁ!!

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劇団24区第52回公演
『双脚羊の晩餐会』
脚本・演出 脆依もる

ねえねえ知ってる?宮咲町の七不思議。

時は1974年。聖宮咲女学園の生徒会は、ひょんなことから町の七不思議を調べることに。やがて少女たちを待ち受ける、七不思議の7番目「双脚羊の晩餐会」の美しくも残酷な真実とは......?

【キャスト】

白餅もなこ
西島由依
蓮文
ペラギン
あがた
がぶ
オーシャン
富澤守
脆依もる


【スタッフ】

脚本・演出 脆依もる
演出助手 依田彩花、京本だぶる
演出補佐 あがた
音響 あがた、湯坂詩興、脆依もる、揺籠カラ
音響操作 レン
照明 キッカ、依田彩花、萌桃百々、梅、オーシャン
照明操作 戌野しっぽ
舞台美術 ナガサワ、ノラ、ギャオス
舞台監督 墓場マデ、レン
衣装小道具 ヤエ子、レン、キッカ、ギャオス、ノラ
制作 ハチ、白餅もなこ、ペラギン
宣伝美術 依田彩花、脆依もる
WEB ペラギン、レン、ロジャー

【公演日時】
7月5日(金)18:00〜
7月6日(土)13:00〜/18:00〜
7月7日(日)13:00〜

【場所】
早稲田大学学生会館地下2階B203

【チケット】
チケット予約制(フリーカンパ制)
◎公演詳細はこちらから
https://stage.corich.jp/stage_main/296217

◎予約ページはこちら
https://ticket.corich.jp/apply/319799/

【お問い合わせ】
Mail tokyo249@gmail.com
Twitter @gekidan24ku
Instagram @gekidan_24_word
Web https//249.fc2web.com/

2月ぐらいからNPOのフリースクールでバイトをしています。フリースクールというのは、簡単に言うと不登校の中高生が代わりに通う学校みたいなところです。最近だといちばん有名なのはN高じゃないでしょうか。とにかくそういった場所でバイトをしています。
どんな場所なのか。何時に登校しないといけないといったルールはなく、生徒たちはバラバラの時間に来ます。授業みたいなものも基本ありません。みんな下校時間まで寝ていたり、Tik Tokに励んだり、ポケモンカードをしていたりします。時間がゆっくりと流れています。とても。それから、うちのフリースクールはIT教育に力を入れています。いまどきいちばん職に結びつくスキルがIT関連だからということみたいです。だいたいの生徒がITパスポート試験を受けます。好きなことを自由にやりつつ、社会で生きていくための力をつける。そういったことを大事にしているみたいです。なんだか『暗殺教室』に似ているなと思いました。成績が基準に満たなくて集められたクラスの生徒たちが、自分なりのやり方でこっそりと刃を磨き、やがて自分の力で未来を切り開いていく話。小中学生のころこの『暗殺教室』がすごく好きで、こういう場所が現実にないかなとよく思っていたのですが、考えてみたらいまのバイト先がそうでした。そういった環境にいて実感するのは、普通科全日制いわゆる通常の学校がいかに限定的な層の人としか出会えない場所であるかということです。学校に通うことが困難な人が世の中に決して少なくない数いるというのは統計的に明らかですが、そういった人たちと接する機会が全くないまま生きて、社会のことをごく限られた面しか見ないまま知ったつもりになったら嫌なので、このバイトを始めてよかったなと思いました。

本編は以上です。

最近のいちばんの自分的トレンドはやっぱり就活です。まわりもみんな就活の話をしています。ついに自分も人生のそういうフェーズに入ったんだなと感心していたのもつかの間、ほぼ毎日どこかしらの夏インターンのES締切があってシャレにならないぐらい忙しいです。
自分の内面を振り返ってみると、就活に対するイメージみたいなものはここ数年でずいぶん変わったなと思います。高校生のころはとにかくネガティブなイメージを持っていて、「将来ミュージシャンになるから就活は絶対にしない」とよく豪語していました。いま思うと本当に恥ずかしい。そんななか朝井リョウの『何者』を読んでだいぶ変わりました。就活や就活生をくだらないものとして下に見るような態度がいかに陳腐で想像力に欠けるものであるかというのが、あの本にはとても鋭利に書かれていて泣きそうになりました。そして大学に入ってからだと、去年たまに会っていた1つ上の先輩に影響を受けたなと思います。夏ごろには説明会に行ったりOB訪問に行ったりと非常に忙しそうにしていて、本人もつらいと言っていましたが、自分にはむしろいきいきして見えました。自分の足でいろいろと見て回って自分の未来を切り開いていく感覚が楽しかったんじゃないかなと思います。先輩のそういう姿を見ているので、いまは就活に対してネガティブなイメージはあんまりなくて、前向きなモチベーションがあります。先輩いまどうしてるんだろう。

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劇団24区第52回公演
『双脚羊の晩餐会』
脚本・演出 脆依もる

ねえねえ知ってる?宮咲町の七不思議。

時は1974年。聖宮咲女学園の生徒会は、ひょんなことから町の七不思議を調べることに。やがて少女たちを待ち受ける、七不思議の7番目「双脚羊の晩餐会」の美しくも残酷な真実とは......?

【キャスト】

白餅もなこ
西島由依
蓮文
ペラギン
あがた
がぶ
オーシャン
富澤守
脆依もる


【スタッフ】

脚本・演出 脆依もる
演出助手 依田彩花、京本だぶる
演出補佐 あがた
音響 あがた、湯坂詩興、脆依もる、揺籠カラ
音響操作 レン
照明 キッカ、依田彩花、萌桃百々、梅、オーシャン
照明操作 戌野しっぽ
舞台美術 ナガサワ、ノラ、ギャオス
舞台監督 墓場マデ、レン 
衣装小道具 ヤエ子、レン、キッカ、ギャオス、ノラ
制作 ハチ、白餅もなこ、ペラギン
宣伝美術 依田彩花、脆依もる
WEB ペラギン、レン、ロジャー

【公演日時】
7月5日(金)18:00〜
7月6日(土)13:00〜/18:00〜
7月7日(日)13:00〜

【場所】
早稲田大学学生会館地下2階B203

【チケット】
チケット予約制(フリーカンパ制)
◎公演詳細はこちらから
https://stage.corich.jp/stage_main/296217

◎予約ページはこちら
https://ticket.corich.jp/apply/319799/

【お問い合わせ】
Mail tokyo249@gmail.com
Twitter @gekidan24ku
Instagram @gekidan_24_word
Web https//249.fc2web.com/

お久しぶりです。
もなこです。

突然ですが、とてつもなく疲れていたり、今日はいいこと何にもなかったなと思ったり、そんな日に私を満たす素敵なものたちは意外と身近にあったりするものです。

私は食べることが大好きです。

ひじき煮は私の大好物です。どのスーパーが、どのコンビニが、1番美味しいかしらと日々食べ比べています。しかしながら1番はもちろん、母が作ってくれるものです。

甘いものにも目がありません。

暑さが日に日に厳しくなるこれからの時期におすすめなのは、目白にある志むらというお店のかき氷です。優しい甘さの餡子にふわふわの氷がひんやりと溶けていく幸せで、自然と口角が上がってしまうのです。

ひとはどうして花を美しいと思ってしまうのでしょうか。

私はお花屋さんの前を無心で通り過ぎることができない病を持っているようで、このお花を部屋の花瓶に刺す瞬間や、あのお花をあの人に贈ったら喜んでくれるかななんて妄想しながら、ゆっくりと前を通り過ぎたりあるいは少し立ち止まったりするということを必ずやってしまいます。

でも私は切り花と同じくらい道端に咲く花にも心を惹かれます。今の時期は紫陽花が少しずつ色を変えながら咲く様子を短い通学路でみては、そんな季節かと驚かされているのです。

結局、疲弊した1日を過ごした私を最も満たしてくれるのは睡眠かもしれません。

私はタオルケットの優しい肌触りが大好きで、顔をタオルケットに埋めて眠るということを物心ついた頃からやめられません。そのせいか、その瞬間はなんだかこどものような気分が心の奥にふわっと戻ってくるのです。
楽しかった1日をそこで振り返ることもあれば、なんだか無性に泣きたい気分のときもあるけれど、(文字通りの?)包容力で、こどもの心の私を受け止めてくれます。


そんなものたち、他の誰かにとってはとるにたらないものであるのかもしれないけど、私にとっては親愛なるとるにたるものものなのです。

もちろん演劇も、私にとってとるにたるものもののうちのひとつ。

劇団24区第52回公演、今回は役者として参加しております。
ご縁がありましたらぜひお越しください。







いつも豊かで美しい言葉で私の日々を彩ってくれる素晴らしい小説家、江國香織氏の『とるにたらないものもの』に敬意を込めて。


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劇団24区第52回公演
『双脚羊の晩餐会』
脚本・演出 脆依もる

ねえねえ知ってる?宮咲町の七不思議。

時は1974年。聖宮咲女学園の生徒会は、ひょんなことから町の七不思議を調べることに。やがて少女たちを待ち受ける、七不思議の7番目「双脚羊の晩餐会」の美しくも残酷な真実とは......?

【キャスト】

白餅もなこ
西島由依
蓮文
ペラギン
あがた
がぶ
オーシャン
富澤守
脆依もる


【スタッフ】

脚本・演出 脆依もる
演出助手 依田彩花、京本だぶる
演出補佐 あがた
音響 あがた、湯坂詩興、脆依もる、揺籠カラ
音響操作 レン
照明 キッカ、依田彩花、萌桃百々、梅、オーシャン
照明操作 戌野しっぽ
舞台美術 ナガサワ、ノラ、ギャオス
舞台監督 墓場マデ、レン 
衣装小道具 ヤエ子、レン、キッカ、ギャオス、ノラ
制作 ハチ、白餅もなこ、ペラギン
宣伝美術 依田彩花、脆依もる
WEB ペラギン、レン、ロジャー

【公演日時】
7月5日(金)18:00〜
7月6日(土)13:00〜/18:00〜
7月7日(日)13:00〜

【場所】
早稲田大学学生会館地下2階B203

【チケット】
チケット予約制(フリーカンパ制)
◎公演詳細はこちらから
https://stage.corich.jp/stage_main/296217

◎予約ページはこちら
https://ticket.corich.jp/apply/319799/

【お問い合わせ】
Mail tokyo249@gmail.com
Twitter @gekidan24ku
Instagram @gekidan_24_word
Web https//249.fc2web.com/

こんばんは、ペラギンです。
最近暑いですけど、皆様調子はいかがですか?



良さそうですね。
暑いときはやっぱり冷たいものを食べるといいですよね。素麺とか。
高田馬場駅前のビルの中に小豆島の美味しい素麺を食べられる店があって、
たまたま見つけて以降よく行っていたんですけど、
この前行ったら閉店してました。
かなしい。
結構繁盛してたのに…とは思ったんですけど、やっぱり駅前の生存競争は過酷なんでしょうか。
よく一緒に行っていた友人に伝えたら非常に悲しんでいました。悲しいよな。
一週間くらいして彼から画像が送られてきました。
店の入り口に貼られた後継店舗のお知らせの写真で、
閉店の掲示を見たときには張られていなかったものなので、
もしかして毎日確認してたのか?と疑問が浮かびましたが、
怖いので聞かないでおきました。
どうやら後釜には赤からが入るみたいです。それはそれで嬉しいな。

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劇団24区、52回公演絶賛稽古中です!   
各SNSで情報も公開されています               
ぜひ見に来てください!      

それでは



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劇団24区第52回公演
『双脚羊の晩餐会』
脚本・演出 脆依もる

ねえねえ知ってる?宮咲町の七不思議。

時は1974年。聖宮咲女学園の生徒会は、ひょんなことから町の七不思議を調べることに。やがて少女たちを待ち受ける、七不思議の7番目「双脚羊の晩餐会」の美しくも残酷な真実とは......?

【キャスト】

白餅もなこ
西島由依
蓮文
ペラギン
あがた
がぶ
オーシャン
富澤守
脆依もる


【スタッフ】

脚本・演出 脆依もる
演出助手 依田彩花、京本だぶる
演出補佐 あがた
音響 あがた、湯坂詩興、脆依もる、揺籠カラ
音響操作 レン
照明 キッカ、依田彩花、萌桃百々、梅、オーシャン
照明操作 戌野しっぽ
舞台美術 ナガサワ、ノラ、ギャオス
舞台監督 墓場マデ、レン 
衣装小道具 ヤエ子、レン、キッカ、ギャオス、ノラ
制作 ハチ、白餅もなこ、ペラギン
宣伝美術 依田彩花、脆依もる
WEB ペラギン、レン、ロジャー

【公演日時】
7月5日(金)18:00〜
7月6日(土)13:00〜/18:00〜
7月7日(日)13:00〜

【場所】
早稲田大学学生会館地下2階B203

【チケット】
チケット予約制(フリーカンパ制)
◎公演詳細はこちらから
https://stage.corich.jp/stage_main/296217

◎予約ページはこちら
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【お問い合わせ】
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