2008年10月09日

夕闇ベネフィット

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ただかなしいだけや、
ただ後ろ向きなだけの言葉は、
気力を奪ってしまいます。


否定には代替案を。代替案には花束を。
花束にはピストルを。ピストルからは星条旗を。



とはいえ、後ろ向きな夜は幾度となくあり、
そういう夜に限って、発信したくなるのは世の常です。

僕はそういうときには全部書いてみて、代替案を考えます。
それでも、もやもやするときは、
寝るか、何も考えないスポットへ行きます。

何も考えないスポットを作るのは、オススメです。

海とか川べりとか、そういうところです。
ぼーっとしていても、変じゃない場所というのが
この世界にはけっこうあって
そういうところには水がつきものです。
水が、いやなことを流していく浮き世です。



空は、お好きでしょうか。

水の流れているところでは、たいてい、まっさらな空が見えます。
さえぎるものがあまりなく、東京だとビルが見えたりしますが、
そんなに邪魔な感じでもなく、ほどよく調和して空が見えます。




あの頃、ひどいことだらけだったのです。

それはけっきょく、自己認識の甘さの問題で
苦手なことを色々と引き受けてしまったばっかりに
結果的に迷惑をかけてしまうという、
ものすごい残念が僕を襲っていたのです。

ありがたいことに
同じようなことを繰り返すたびに、
それなりに乗り越えて来れたので
たぶんこれからだって
軽率な行動は控えよう、などと
自戒し、分をわきまえることなどなく
チャレンジするのだと思います。

やってみないと、わかんないし。



なるだけ、フラットなアングルで
世界を眺めたいと願っています。

人にはそれぞれ、判断基準というものがあって
夢であったり、世間であったり、マネーであったり、
そのそれぞれの価値観を複合的に判断することで
人生は成り立っているのだと感じます。

その上で僕は
なるべく初期衝動から、世界を眺めたいと願っています。
ものすごく不安定だし、一筋縄じゃ行かないだろうけれど
それはずっと昔から、決めていた生き方です。


変わっていくことのほうが多いです。
だけど、僕は空を仰ぎます。

たぶんそのやりかたには、あの時と同じ
感覚が眠っているはずだから。



 
Posted by tokyo4 at 04:37COM(7)
2008年09月29日

嘘的本当

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ごく希望的に、
世界は虚構だと思っています。

虚構とは、実際にはないものを、
あるように見せるやり方のことです。

そうでなければ、世の中なんて、ずいぶんとちっぽけです。


ドルと金が対等に交換できなくなったのはもう40年も前の話で
ただ信じることで、経済は成り立っています。

それを僕は素敵なことだと思うのですが、

人間の欲望には限りがないので、信頼の名の下に、人々はバブルします。
たぶん、そのフレームに入り組んでしまえば、誰だって同じように、自分をなにか限りなく神に近い存在だと見紛い、全能感に満たされて出来うる限りの贅を尽くします。

ぜひあなたには、そういう全能感を感じていただきたい。
方法はたくさんあるので、一度お試しするといいですよ、全額返金保証。



飛行機のはなしで、僕が嬉しくなったのは、日曜日の昼下がり。
今、世界中にある格納庫に、すべての飛行機が収まらないらしいのです。

つまり、飛行機は今も空を飛んでいなければならないのです。
飛んでいることが自明なのです。

飛行機にとっての日常は空を飛ぶことです。

僕らにとっての日常はいったい、何でしょうか。
僕たちすべてに格納庫は備わっているのでしょうか、はたして。


ーあなたのためを思って言うんだけど

僕が一番星を見つけたとき、あなたはそれを人工衛星だと言いました。
ロマンのかけらもないと、まるで鬼の首を取ったように言いました。
望遠鏡で何度も確認したんだ、と笑いました。

僕はそのとき、
人工的な遠くの光が、星みたいに光り輝いていることに
少しだけ、感動していましたが
あなたはまるでロマンなどない、と笑いました。



すべては虚構からはじまるのです。

最初は嘘だとしても、
それを信じる人がいれば、それは本当になるのです。

僕は昔、あの空のことも、東京のことも、あなたのことだって
美しくないと信じこんでいました。

だけれども、絵空事で僕は、
すべてを美しいと信じてみることにしました。

まやかしは僕を嬉しくしました。

今も、ずっと、そういうことです。



僕はすべてを、美しいと信じている。




 
Posted by tokyo4 at 17:12COM(3)
2008年07月18日

青と赤に黄

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Posted by tokyo4 at 07:25COM(3)
2008年04月14日

頭がいい人と悪い人の笑い方

ずっととんでます

「頭がいい人はね、本当には笑わないんだよ」
僕の知り合いの中で一番頭が良さそうな人が、笑いながら言った。
ああ目が笑っていないっていうのはそういうことなのか、と思った。

視点次第で、なんだって、どうにだって、なる。

もうすぐ、僕の中で春が来て
グレーゾーンを突き進む空は明けるか、もしくは消える。


 
Posted by tokyo4 at 12:40COM(2)
2007年12月23日

自意識の空

明けた

昨日、自意識について書きました。
http://blog.livedoor.jp/tokyo4/archives/51849080.html

こういう文章って、自分の恥を晒すことだから、たいして誰も気にしないのに、自分だけが

「こんなに時間かけて書いてるのに、みんな飛ばし読みしてんじゃないかな」とか焦ったりしていて、なかなか興味深いです。

時間をかけるとか、忙しいとか、そう言うのは別に文章とは全く関係ないわけですし。

僕はこいつを自意識ゲームと呼んで、ひとりでコツコツと楽しんでます。

遠慮と無遠慮でバランスをとりたいと思うんですが

なんかいつも過剰に無遠慮になったり、遠慮したりして、自分でも気持ち悪いです。


続きです。


持っちゃいけない方を持っていた僕は「あいたたたたーッ」と叫んで、その刃物を持ち替えました。

持ち替えるとすぐに、見える景色が変わりました。

なんとなく「答えはたくさんあるのでは!」と、思えてきました。余裕のなせるワザです。

自意識が想像力で成り立っている以上、無限の答えがあるのが自然だあ!となったわけです。


ウキウキした僕は取り急ぎ「僕の事なんて誰も見ていない」にしました。

僕という存在は、石ころになったも同然!ならば、しずかちゃん家にッ…!

おもしろ逮捕になりそうなので、やめときました。


さて、そう言う気分で撮っていると、誰かの声が気にならなくなりました。

石ころみたいな僕である以上、気にされる必要がないのです。

木は森の中に隠せば良いし、人は人混みの中に隠れればいいのです。

とっさに、ウォーリーを思い出しました。

「ストライプは目立つ!」


さてと、いろいろと、良い感じでした。

答えが無限にあると言う事実は、なんとなく聞いたことがあったけど、

「ああ、それがこれかッ!」と納得しました。

みるみる撮りたい写真が撮れるのです。


次は、哀れんでみました。

実際、街中で撮っていると、それなりに絡まれます。

「なに撮ってんの?」

なら普通に答えますけど

「だっせー」

みたいなことを普通に言う人がたまにいるんですよね。

そう言う人は、ここから見える景色が見えてないのだから

「なんてかわいそうな人なのッ」と優しい目で見てあげました。


なんだか、おっきくなれた気がしました。


ちなみに「なに撮ってんの?」と聞く人は好奇心の持ち主だと思い

それだけで一目置く僕ですが

歓楽街だと、出稼ぎに来たアジア系女性が多く、観光地では、博識そうなおばちゃんが多いです。

めちゃくちゃ変な体勢で撮ってることが多い僕ですが、バカにせず、興味から入る人間を僕は羨望します。

僕自身は、やっぱり表れちゃう自意識と戦って「ああ、バカにされてんのかなあ…」とか思っちゃうわけですから。


そんな感じで、自意識を巡る旅は続きます。

これは僕の中の小宇宙の話で、こういう言葉を理解してくれる人がひとりでもいれば幸いです。




 
Posted by tokyo4 at 08:49COM(4) ,普通の日記
2007年12月22日

自意識のグラデ

gr


今日は不思議に染まった空から、自意識について考えます。


最近、自意識を意識することが増えました。

自意識で痛ましいことになってる人を見かけることも増えました。

かく言う僕も、自意識の渦に巻き込まれることがとても多いです。

やっと自分のそれが見えてきたので、他の人のそれも見えてきたのでしょうか


この、自意識は中学生の頃を思い返すと、とてもわかりやすいです。

思えば僕は、もんのすごく自意識過剰でした。


ある日僕は、新しいラコステの靴下を買いました。

すると、なんだかクラスのみんなが

「あ、靴下新しい!すごーい!」とか

「心なしか微笑ましげじゃない?」とか

「あいつの、ラコステ新しくね?」とか

「くすくすくすくすッ」とか

口々に僕の噂をしているように感じたのです。


僕はもう、真っ赤になって、

「なんでラコステを履きおろしたくらいでこんな仕打ちを受けなきゃいけないかい!」と憤り

「見っ、見てんじゃねーよッ!」と小声で呟きました。


行き場のない気持ちは、ただ自分の中だけで作り出した幻想です。

靴下が新しくなったことに、僕は優越感と劣等感を同時に感じていました。

どちらも原因は「みんなと違うこと」でした。


写真を撮るようになってからも、この自意識はよく顔を出しました。

人がいる場所で写真を撮ると

「あいつ何撮ってんだ、バカじゃね?」

「くすくすくすくすッ」

と言う、声なき声が聞こえてきました。


「なんだよなんだよッ、おめーに迷惑かけたかよッ!」と言ったところで

何だか訳のわからない汗が出るだけです。


そう言う日々が、何ヶ月か続きました。


とある写真家のオッサンに相談すると

「ああ、俺も一年くらいはそんな感じだったな、そのうち慣れるさッ!」

とさわやかに言われました。

僕は「慣れ」と言う言葉が「気持ち悪い」と思いました。

なんというか「それじゃ失うだけじゃないか」と思ったのです。

彼が「慣れ」と呼ぶものの、正体を知りたいと思い、考えました。


バイクでさまよいました。

でっかい山を眺めているつもりが、そこはもはや、その山のふもとの樹海でした。

「死ぬなあ!痛いぞお!by:不路夜死駄警察」

と書いてある看板を見て

「痛いのはいやだよお!」と思いました。

僕は死ぬ気がなかったので、痛い目に遭わずにすみました。



そして僕は「自意識とは何か」という避けていた壁にぶち当たりました。


自意識とは、自分自身についての意識のことです。

つまり、自分自身の持つ、想像力のことです。

想像力は、僕たちになくてはならないものです。


ただ、こいつは諸刃の剣です。

間違ったほうを持つと、すごく血が出ます。じわじわと、痛みは増します。


僕は、間違ったほうを持っていたことに、気付きました。


「あいたたたー」


長くなったので、今日はこの辺で。

続きは、また明日か明後日に書きます。


 
Posted by tokyo4 at 01:48COM(2) ,普通の日記
2007年12月03日

空に山

擬態

つまり擬態。昆虫や動物はこうして、身を守るのに役立てるのだという。

「コケギスという、コケを食べるキリギリスがいるんだけど、コケを食べて生き、コケにより一層、似ていく。つまり動かなくても良いから、危険も減る。これこそ進化論のお手本のようだ」

と、昆虫撮影家が言っていて、僕にはそれが退化に思えた。

生き延びることがイコールで進化。
遺伝子を残すという目的だけのためにどん欲になるのが進化なのだ、という事実は人間の作り上げたズブズブな世界で麻痺していく。

感傷とか、絆とかいう、なんとなく美化された性善説に彩られていく。


素敵な世界に生きていますね、僕ら。


 
Posted by tokyo4 at 04:01COM(2) ,普通の日記
2007年10月11日

パブロフの空

10月か。


空からただれる光を見ると、よだれが出てくる。



 
Posted by tokyo4 at 16:34COM(4)
2007年10月03日

思い出含有量

三茶のちょっと入ったとこの公園

写真を撮る側と、見る側との情報の格差は激しい。

見る側として、勝手に想像力で補ってくださいまし、とあまり多くのことを語らない人が好きで、そう言う人になる努力をしている。だけどまだ言い過ぎるし、多くのことを、決めつけてしまう。

想像力が大切だ、と僕は言った。
なんてことのないどこにでもある居酒屋での出来事だ。
なんで、と聞かれて、思わず口ごもった。
前提を確認したつもりだったが、相手が自分と同じだと思いこんでいたことを確認するハメになった。

鏡映認知って知ってるか、と聞いて、返事を確認せずに続ける。
鏡映認知って言うのはな、そこに映った自分を自分と認識できるかどうかって事で、二歳くらいまでの人間はそれを他人として認識するんだそうだ、二歳半くらいで頬を触ってそこではじめてそれが自分だと気付くんだが、それに気付いたあとも鏡の後ろを物珍しげに覗く子供がいるんだそうだ、まるで同じ時間に二人の自分が存在するように、な。

そこまで言って、彼の想像力に期待した僕は、何も言わなくなった。別に誤解されてても良いし、誤解も含めてコミュニケーションだし。
彼は、二人の自分が居たとしたら正反対の自分はとても優秀だ、と言った。
僕は優秀の概念が正反対になっていないことを祈りつつ、それも一つの想像力だ、と笑った。
たぶん、誰かからそう教え込まれたから、それを盲信しているだけだけどな。

ここは三軒茶屋で、三宿側で、公園の敷地内で、だらしのない顔で酒を飲んでいる大人が近くに座っていて、うだるような夏で、僕は黒のTシャツに脱ぎ変えた直後で、もうすでに思い出として成立している風景。30日に10日は通り過ぎた公園は、365日に1日通れば良いくらいの存在になってる。

そして、ここで面白いことに、情報の含有量が逆転している可能性がある。
僕にとってのここと、あなたにとってのここはもう多分別の記憶になっていて、もしかするとあなたのここの方が遙かに鮮明かも知れない。
それはその辺の言葉からあなたが作り上げた希望であって、まさに、想像力の賜物なのです。


 
Posted by tokyo4 at 09:33COM(0)
2007年09月09日

このところ

あがる


ひどく好調です、が、何となく寂しいです。
 
Posted by tokyo4 at 01:27COM(7)