前回は、「畠山のスパッとわかる 政治・経済 爽快講義」という参考書を紹介しました。
私が今回紹介するのは「改訂第2版 大学入試 蔭山克秀の 政治・経済が面白いほどわかる本」という参考書です。
この参考書は、「畠山のスパッとわかる 政治・経済 爽快講義」をほぼ理解し終わった後に、さらに早稲田大学に合格するためのレベルにまで高めるという目的の場合必要になってくる参考書です。
著者の先生が早稲田大学 政治経済学部 経済学科 卒ということで、早稲田大学にフォーカスされた内容もたくさん盛り込まれています。
特徴としては、まず、内容がこれほどかというほど濃いです。
実際に早稲田大学で出題された知識などの情報がかなりたくさん乗っていて、非常に有能な参考書です。
「畠山のスパッとわかる 政治・経済 爽快講義」で基礎を固めたあとに使っていきましょう。
ここからは使い方について解説していきます。
まずこの参考書は「畠山のスパッとわかる 政治・経済 爽快講義」よりも知識の量が多いので、まず最初から読み進めていき、その都度知らない単語や説明をペンでチェックしていきましょう。そのあとはその知らなかった単語の意味を理解する作業です。
これを入試直前までやっていきます。
私がそれに加えて実際にやっていたのが、過去問や政治・経済の用語集でわからなかった、理解できなかった単語や知識を、この「蔭山克秀の政治・経済が面白いほどわかる本」のページの余白等に書き込んでページを見るたびに読み返す という方法です。この作業も本当に大事です。
これを巷では「情報の一元化」といいます。
こうして自分なりに1番分かりやすい参考書にすることで、試験直前にササッと目を通すだけで自信が湧いてきます。
地方から上京してホテルに滞在しながら受験をする人はもちろんリュックに入れてホテルまで持っていきましょう。試験の日にそれがお守りというか、自信の源になるので。
政治・経済はあまり時間をかけるべき科目ではないので、国語や英語より政治・経済のほうが勉強時間が長いという状態になるのは絶対に避けましょう。
「早めに全範囲を終了できるから」と選んだ意味がなくなります。
この「蔭山克秀の政治・経済が面白いほどわかる本」をある程度理解すると、すぐに早稲田大学の過去問に取り掛かることができます。
あと申し上げておきたいのが、早稲田の「政治・経済」の入試問題は、満点を取るのはほぼ不可能に近いです。なぜなら、入試問題を作るのは紛れもなく早稲田大学の教授なので、よく大学受験の「政治・経済」から逸脱した問題が出てくるからです。
ですから、取れるところは取るというスタンスで合格点をもぎ取っていくための勉強が正解となります。
そのために「政治・経済」は最短距離で勉強して、ほかの貴重な受験生活の時間は現代文、古文、漢文、そして英語の勉強に費やしましょう!
それでは健闘をお祈りします!!!
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