この世に家がある限り

30数年余に渡って家を買う、借りる、貸す、建てるなど幅広く不動産情報に関わってきたひろぽんこと中川寛子が住まい、街や地盤、暮らしのあれこれについて語ります。

映画も流れる貸本屋、鵠沼海岸「シネコヤ」は地元の人が自慢する不思議空間

ホームズプレス今月1本目の記事は藤沢市の鵠沼海岸。
元写真スタジオという、居心地の良い、一人になれる空間で(もちろん2人でもいいけど)、
ご近所にあったら幸せだろうなあと。

そういえば取材の時に思ったのだが、このところ、誰かと知り合う、
コミュニティの~というような趣旨の空間は意外に増えている、意識されているようだけれど、
一人になれる空間という言い方はそれほど聞かないなあと。
その一方で学生さんたちと話をしていて、自分の部屋でなくても
一人になれる場所はたくさんあるし~という言葉が出たことも思い出した。
他人がいても一人になれる空間はあるだろうし、
一人でいるようでも一人になりきれない空間もあるんじゃないかと思うと、
一人になるというのは簡単そうで難しいのかもしれない。
個人的にはわさわさ人のいる場の喧噪の中にぽつんと一人でいるという感覚が好きで、
本を持って、手ぶらでそういう場所に行き、何かに集中したり、ぼーっとしたりで時間を過ごす。
自宅で一人でも良いのは良いのだが、
時々無性にそういう場に一人でいたいと思うのはなんなんだろうなあ。


那須塩原、石上純也とか、奈良美智とか

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日帰りで那須塩原に庭を見に行ってきた。
最初が石上純也さんの水庭。
実は庭の勉強会で聞くまで石上さんのことは全く知らず。
その土地にこだわる人であることは知っていたが、水庭はあまり予備知識なく訪れることになった。
でも、それが良かったのかもしれない。
すごく良かったし、感動した。
こういう庭もありかと思ったものである。

この庭は隣接する敷地にレストランなどを作ることになり、
普通だった伐採してしまう木を移植することで作られた庭で3000本(!)の木を1本ずつ、
どこにどれを配するかを考え、その間に160もの池を置いて作られたもの。
川から引いた水は池を抜けてまた川に戻るようにもなっているとか。
すごく大変なことをする人だということは聞いていたが、う~む。

訪れた日は雨の晴れ間で、
現地に到着したくらいの時間からしばらくの間だけ、水がきらきらと実に美しかった。
雨の日も雨の日なりに美しく、霧なんぞも幻想的で良いだろうが、
やはり、陽光にはかなわないだろうなあ。
ところでこの庭を見ていると、
木々の向こうから白いユニコーンが出てきそうに思うのは私だけだろうか。
昔読んだヨーロッパの児童小説に出てくる、
この世ではない別の世界のような気がしてならないのである。

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次に訪れたのは奈良美智さんの美術館、N's YARD。

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建物内の写真は×とのことで、写真は外のみ。
内部はすごくあっさりした、ところどころに礼拝堂っぽい雰囲気のある建物で、
そこにあの女の子とか、ノートに書かれたいたずら書きみたいなものとか、
好きなレコードジャケットとかがすっと置かれ、全体が奈良ワールド。


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個人的には建物の回りの回廊に使われていた材が気になって仕方なかった。
ついでに露で濡れた草の様子も。妙にキレイだったのである。

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湿っぽい軽井沢で三笠ホテル見学

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この秋はなんだか、よく出かけている。
先月末は誘われて軽井沢の友人別荘にお邪魔した。
初めて高速バスを利用、到着後小諸をぶらぶらしたのが前回のエントリー。
その後、軽井沢に戻り、ダッシュで見に行ったのが三笠ホテルである。
設計、施工が日本人の手による明治後期の純西洋式の木造ホテルで国の重要文化財。
来年度から数年間改修工事をするそうで、その前に行くチャンスがあればと思っていたので、
ここを逃すと!というところ。

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当時の分厚い、ちょっと歪みの出る窓ガラスとか、それを通してみる緑の濃さとか、
可愛い照明とかを愛で、
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天井に使われている、リゾート感を出すためだろうか、材を見上げ、

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昔のカウンターとか、家具とかをためすがめつ見るという、楽しい時間だった。

ところで、その後、広壮な別荘の並ぶ三笠通りを抜け、旧軽井沢銀座を抜け、
歩いて駅まで戻ったのだが、いやあ、軽井沢って湿っぽいなあというのが感想。
ちょうど前日雨、翌日も雨というタイミングだったからかもしれないが、
三笠通りでふと脇を見やると、そこには白やら茶色やらのきのこ。
別荘の敷地やその他至るところに背の高いからまつがあるから、
日が当たらないんだろうなあ、苔は美しいけれど、その湿っぽさたるや。
関東の空っ風の中、乾燥した地に育った身としては微妙に苦手やも。
湿度の高い地の女性のほうが肌がきれいとは言われるし、
そのあたりに憧れる部分はあるものの、まあ、今さら、そんなことを気にしても仕方なし。
からっとした性分(と自分では思っている)でもあり、
そういうのが好きなんだろうなあと思ったものである。







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