この世に家がある限り

30数年余に渡って家を買う、借りる、貸す、建てるなど幅広く不動産情報に関わってきたひろぽんこと中川寛子が住まい、街や地盤、暮らしのあれこれについて語ります。

2013年01月

「我が家」の子育てに良い街の探し方

子育てに良い街はどこですか?とよく聞かれる。
が、万人にとって良い街はあり得ない。
特に家を買うという話になると、
条件はすごくいいけど、予算が折り合わないということもある。
また、子育てはその家庭ごとに方針も異なる。
そう考えると、漠然と子育てに良い街というのではなく、
我が家の子育てにとって良い街はどこ?と考えるべきでしょというのが、
本日オールアバウトにアップした記事
ウチの場合、どういうところを求めているんだっけを考えるために
ちょっとでもお役に立てば、である。




鯛焼きがあるならマグロ焼きもありということで

maguro

久しぶりに築地場外をぶらぶら。
そこで、妙にかわいい店を見かけた。
なんだろうと近寄ってみると、鯛焼きならぬマグロ焼きの店。
マグロの形をしているだけで、中身はフツーにあんこが入っている。
中トロになるとそこにあんずが入るらしい。
どうせなら、それ以外にもいろいろ魚の形をしたヤツがあったら面白いかもと妄想。
鰺と鰯の区別がつかない人がいるご時世である、
できるだけリアルな鰺焼き、鰯焼き、秋刀魚焼き、河豚焼き、カツオ焼き……なんぞを作ったら、
それで魚種が覚えられるぞ、なあんてね。
ただ、その場合、タコ焼きとか、いか焼きも作るべきかどうか。
う~ん。

どうでもいい話で申し訳なし。



練馬区でひどいことが起きている

実家、練馬区は大泉学園で揉め事が起きている。
どうやら、実家近くでの出来事らしい。
揉め事とはこうだ。
ご存じのように練馬区には関越自動車道が走っている。
その高架下を利用して練馬区は高齢者の機能訓練施設などを作ろうとしている。
さて、それよりも以前、ここに高速ができた時点で
住民は旧道路公団と地元で何かする時には話し合おうねという協定を結んでいた。
ところが、現在の管理者であるNEXCO東日本はそれを無視、
区がそんなことを考え、高架下の土地を管理する高速道路機構が
この件で意見公募をしていることを伝えなかった。
が、住民側は機構のホームページでたたまた意見公募を発見、
慌てて意見を寄せた。
寄せられた意見総数234件。
機構はそのうちの52件の意見をホームページで公表しており、
そのうちの8割以上の意見は反対。
理由は高速道路が大地震に耐えうるとは思えない、
その下に高齢者向きの施設を作ってどうする?というものだった。
そりゃ、そうだと思う。
つい最近、高速道路のトンネルできちんとした維持管理が行われていなかったことが原因での
事故が起きたばかりではないか。
それで耐震基準は満たしているも~んと言われて、誰が信じる?
ところが、機構は反対意見が主張している耐震基準に問題がないんだから、
意見には意味がないと切り捨てた。
そして、練馬区はこのまま、施設を作るつもりだという。
NEXCO東日本、高速道路機構のお役所ぶり、住民無視ぶりもすごいが、
練馬区の知らん顔ぶりもこれまたすごい。
意見公募はそれを施策などに反映させるためにやるモノだと思っていたが、
これでは手続き上、やったか、やらないかに文句を言われないためにやるだけのモノで、
どんな意見が出ようが、そんなのカンケーねぇ(古い!)ということか。
考えたくはないが、これでもし、地震が起き、
それで高架下の建物で被害が起きたとしたら、誰が責任を取るのか。
残念ながら、答えは簡単だ。
誰も責任は取らない。
死んじゃった人はタイミングが悪かったねくらいで済まされ、
そこに施設を作ろうと推進した人の責任が問われることはない。
いみじくも、このニュースを報じた東京新聞の、
同じ日の他の紙面に練馬区の記事が載っている。
それによると、練馬区では小中学校や区役所といった区立施設の3分の2(!)が
建築基準法で定めた工事の完了済検査証を未取得、
建築確認を受けていない建物も多く、
1年以内に撤去が義務付けられている仮設建築物を長いものでは22年(!)も使い続けていた。
しかも、信じられないような、この出来事について
練馬区は資料が無くなっちゃったからなんでこうなっちゃったのか分からない、
責任者が誰かも分からないと言っている。
当然、処分される人もなく、困っちゃったね、建て直さなくちゃと税金が投入されるのである。
なんたる無駄遣い、無責任か。
ため息をつくしかない。

練馬区のこの例に限らず、
意見公募手続きについては、もう少し検討の余地があると思う。
あまり知らされることなく公募され、
せっかく集められた意見も生かされることなく捨てられる現状。
国民の声はどこにも届いていない。
原発問題もそうだったではないか。
このままで良いとは思えない。


なぜか3軒もある

気に入った服はとことん着続けるタイプである。
だが、残念ながら衣類は着れば着るほど、
時間が経つほど劣化する。
今着ているコートはすでに17、18年目で
さすがに袖口などは擦れて、いささか情けない状態に。
そこで、袖口にカフスを付けて、
ついでに前立てにも同じ布を付けてリフォームしようと思い立った。
そうすれば、あと数年は着られるだろう。
どこへ持って行ったら直してくれるかなと考え、
ふと、この街には洋服の直し屋さんが3軒もあることに気付いた。
3軒だよ、これは街の規模を考えると、
非常に多い気がする。
しかも、うち2軒は同じ通りの、数十メートルも離れていない場所にある。
これまで住んだことのある街を考え、
歩いたことのある街の商店街にどんな店があったかを思いだし、
いろいろ考えてみたが、各駅停車しか停まらない規模の駅で、
ほとんど死に体の商店街しかないのに、
なぜか、洋服をリフォームする店が3軒もある。
これは一体、どういうことなんだろう。
良く言えば、モノを大事にする人が住んでいるだろうし、
意地悪く言えば、ケチな人が住んでいるだろう。
では、そういう人ってどういう人なんだろう。
とりあえず、リフォーム屋さんにいろいろ質問してみようと、
ただ今、好奇心で楽しい気分になっている。


時々流用されています

オールアバウトがニュースに絡むブログ、各種ご意見をまとめたサイトを作った。
ニュースを深堀りするというつもりらしく、
NewsDigなるタイトルになっている。
私のブログもエントリーしているので、たまに流用されている。
このところでは、ジャック ダニエルの話やら、
東急東横線と副都心線その他がつながる話なぞが
使われている。
たまにはご覧いただけると幸いである。

ところで、この頃、よく使われている深堀りするという言葉。
あれはなんなんだろうかとたまに考える。
問題を掘り下げるということが言いたいのだろうが、
どうも、私の頭の中には兎が穴を掘っている状況が浮かんできてしまい、
あまり、真剣なことのように思えない。
言葉のイメージ、誤変換は恐ろしいものである。

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