弁護士の岸松江です。

新宿区内における表現の自由が危機に瀕しています。

区立公園の使用基準を見直して、これまでデモの出発地にできる公園を4公園から1つに減らそうというのです。
しかも議会への事前の説明もなく、新宿区みどり土木部長の決裁で決まったというのも驚きです。

新基準により使えなくなる柏木公園は区内9条の会や労働組合などが頻繁に使用している公園で、私たち所員もデモに参加するために利用しているところ。
デモ出発点規制は、憲法に保障された表現の自由への規制であり、本来慎重になされるべきもの、行政部の判断だけで規制強化できるという手続きそのものも大問題で、こんな暴挙は全国初という報道もあります。

多様な区民が暮らし多様な人々が行き交う新宿区は、自由でのびのび表現の自由をおう歌できるようにしてほしい。もちろんヘイトデモには別対策を考えるべき。
新宿区で働く私たち弁護士ら所員はこのような規制は絶対反対です!

問題が明るみにでて間もないにも関わらず、既にネット署名が2000筆も集まっています。
ぜひ署名へのご協力、情報拡散にもご協力ください、よろしくお願いします。

(ネット署名はこちら

★ 東京新聞の報道はこちら
★ 毎日新聞の報道はこちら