2009年02月28日

横田年昭ライブ 祈りそして神宴

0cecdc49.JPGまだ寒い冬ですが、もうすぐ桜の季節です。
日本人にとって桜は特別な花。江戸、明治、大正、昭和、そして平成になっても、桜の樹の下では飲む者、歌う者、裸になる者など饗宴の響きが絶えません。
しかし深夜、誰もいない満開の桜の下にひとり佇めば、かつてこの世にいた人たちを懐かしみ、ありしの姿を偲ぶことでしょう。
私は桜で思い出すのは、「櫻のしたに人あまたつどひ居ぬ」で始まる萩原朔太郎の詩


櫻のしたに人あまたつどひ居ぬ
なにをして遊ぶならむ。
われも櫻の木の下に立ちてみたれども
わがこころはつめたくして
花びらの散りておつるにも涙こぼるるのみ。
いとほしや
いま春の日のまひるどき
あながちに悲しきものをみつめたる我にしもあらぬを。



詩人が嘆いた桜、私たちが見ている桜、みな同じ桜。
ああ孤独な詩人よ、何処へいってしまったのか。

ところで桜といえば恒例となった、赤羽・静勝寺(曹洞宗)の横田年昭さんの境内ライブ。「祈りそして神宴」が今年も催されます。

横田さんの音楽は日本人の魂を強く感じます。それは大和魂といったナショナリズムではありません。日本人なら誰もが有する、自然や四季に対する畏敬の念です。花見やお月見、お祭りやお正月も日本の魂です。
横田さんは、そんな日本人の魂を音楽により体現できるアーティストの一人です。
しかもクラシック、ジャズといった西洋音楽も全て咀嚼して、日本の魂へと昇華できるのは横田さんだけかもしれません。
使用する楽器は主にフルートですが、尺八、さらには縄文時代を起源とする石笛まで奏でるのは世界でただ一人です。

会場の静勝寺は、太田道灌の砦を発祥とするお寺です。
3月29日、横田さんの美しくも深い笛の音が、満開の桜で彩られた境内に響きます。
今年は万葉集にも登場する幻の和楽器「古代琴」、そして鉄製の打楽器である「波紋音」も加わり、時空を超え、神秘的な音楽空間となります。

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これは1年に1度しかないイベントです。
ぜひみなさんも東京・赤羽まで足を運んでください。

2009年3月29日(日) ★ 祈りそして神宴
場所:赤羽 静勝寺 (JR赤羽駅 徒歩3分)

時間:昼の部 開演13:00(開場12:30)
   夜の部 開演17:00(開場16:30)
入場料:3,000円 当日
出 演 笛・フルート  横田年昭  
古代琴・一絃琴 横田千世子
   ギター     福島久雄
   打楽器     納見義徳
   波紋音     永田砂知子(ゲスト)

詳しくはこちらへ
http://tutibuefuki.inatori.info/liveinfo_20090329.html

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tokyorio at 00:00│Comments(2)TrackBack(0)横田年昭 

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この記事へのコメント

1. Posted by 横田年昭   2009年02月28日 19:11
載せていただき、有り難うございます。
まだ寒い日が続いていますが、3月29日は満開の桜の下、一人でも多くの人がいらしていただけること心より願っています。
2. Posted by tokyorio   2009年03月01日 21:23
皆様もぜひお越しいただけるよう私からもお願いします。
このような癒されるライブは他では鑑賞できませんので、絶対に貴重なお時間になると思います。

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