よし、雨を遊ぼう。
よし、雨を遊ぼう。
数々の快晴記録を打ち立ててきたなし塾も、どうやら明日はヤバそうだ。朝だけ残っていたりというのはあったけど、一日中雨というのはあまり記憶にない。でもむか〜しむかしにそういう日もあって「ならば雨で遊ぼう!」と頭を切り替え、俺自身も走りまくった。そうだ、急遽耐久レースかなんかにしちゃってみんなで走り倒して、オレは誰かのノーマルCB−SFかなんかで膝スリながら笑ってたんだった………。うん、確かに真冬の雨なんて走りたくもないけど、でも家でコタツに入りながら雨の走行をイメージするのと、実際に走るのとではまったく違う。辛抱強く転ばずにさえ走っていれば、雨のリズムも必ず楽しくなる。もちろんドライではけして学べないスキルも身につく。普段スリップダウンでの転倒が多い人には、最高の勉強材料となるはずだ。
では、雨の日のトミン参考セットアップ。
1 タイヤ空気圧は2.0kg前後で。400以下であればさらに1.6〜7まで落としても問題ないはず。トミンの場合は6速で水溜りに突入して数百メートルのハイドロ、ということはありえないので、エアを上げて面圧を稼ぐより、下げた方がグリップ感を稼げる。ズリズリ感をつかめるまで落とし込んで走ると、精神的にもかなり楽になる。
2 サスも緩める。前後イニシャルを最低でも2回転以上、リヤが段付きの場合には2〜3段抜き。これに伴いテンションも抜く(ストロークスピードが落ちすぎてしまうので、上げるため)。ノッチ式で2〜3、回転式で1〜1/2程度。とりあえずコンプはそのままでいい。
3 メットのシールドの内側を中性洗剤で洗い、外側にはレインエックスを塗る(但し近眼者はオススメしない)。
4 曇り防止のマスクを装着(ない人は自作する。ガムテでも可)
5 1日中雨が予想される場合には、絶対にカッパを着込む。カッパの外側にガムテでバンクセンサーを貼り付ける。
とまあこんなところだろうか。いつでもそうだけど、もちろん雨も、まずは転ばないことが大事。とにかく辛抱強くネバって乗れば、グリップのさせ方を体が覚え始める。そうすると不思議と楽しくなるので、どんどん速くなる。
中排気量に乗る人にとっては、大型を倒しやすい環境でもある。もちろん大型はダメということではなくて(実際に全日本などでも、それぞれのクラスのタイムレベルはほとんど差がない)速くはしれるまでに時間が必要だということだ。これはドライでも同じだ。
出来ればみんなにドライで楽しんでもらいたい。でも、雨が降ったからといって絶望的かというとそんなことはない。ツーリングの雨ほどマゾヒスティックなもんではないから、とにかく遊んじまいましょう。