ほんとに死に行く覚悟だった。
風邪とか引いている時点で基本アウトだね。相当にシンどくて、最後は脚が完全に止まってしまった。
でも色々と感じることもあり、やっぱり年に一度の大懺悔はいいなと思った。大気と地面に洗われる禊だ。
39kmポスト付近、全身を恐ろしいほどの痛みに犯されているその最中で
「痛いのは気のせいだ」
とサインボードを出してくれていた応援者の人がいた。すごく気が利いてた。鈴鹿8耐で
「暑いのは気のせいだ」
とサインボードに出されたら、笑っちまうだろうな。
色々とトラブルを抱えまくっていた梨本塾マラソンズだったけど、みんな死ぬほど頑張りました。
現時点で把握している板橋cityマラソン速報結果
訂正版(正式記録:中尾しんちゃん提供)
氏名 ナンバーカード グロスタイム ネットタイム 種目名 種目順位
坂 宏明 2484 3:23:27 3:22:09 フル一般男子の部 641
岡野 訓人 15074 4:08:53 4:04:06 フル一般男子の部 3523
八木 義信 13387 4:37:01 4:19:33 フル一般男子の部 5437
梨本 圭 14370 4:40:28 4:38:29 フル一般男子の部 5670
山内 潤也 9657 4:44:32 4:39:45 フル一般男子の部 5938
中尾 慎一 13364 5:08:54 4:50:52 フル一般男子の部 7365
秋山 吉康 8887 5:16:04 5:05:28 フル一般男子の部 7756
川島 賢三郎 13378 5:21:43 5:09:11 フル一般男子の部 7985
菅谷 誠 15011 5:48:49 5:29:09 フル一般男子の部 8974
梨本 海 14412 5:56:31 5:50:11 フル一般男子の部 9240
竹内 伊佐夫 10442 6:12:27 5:58:58 フル一般男子の部 9619
速報版
バンちゃん(梨本塾)………3時間23分
クニ(八重洲出版)………4時間00分
八木ちゃん(梨本塾)………4時間20分
梨本圭(梨本塾)………4時間38分
山内潤也(梨本塾)………4時間39分
中尾しんちゃん(梨本塾)………4時間51分
川島さん(ケンツ)………5時間1分
バッキー(梨本塾)………5時間10分
菅谷さん(梨本塾)………5時間台
イカ(梨本塾)………5時間台
竹内うさ(梨本塾)………6時間オーバー
小川(八重洲出版)………ハーフ21kmにて制限時間オーバー、足きりリタイヤ
園部さん(キヨシ産業、鈴鹿より上京)………前日発熱により、無念の出走前リタイヤ。ホテルにて3日間過ごす(笑)
ホッシー(八重洲出)………エントリー忘れにより先週ひとり荒川フルマラソン決行………6時間15分
応援にかけつけてくれた人
ホッシー
美保子ちゃん
篠塚さん
西村さん
榎本さん
業務連絡:現在脳みそも筋肉痛ですが、全力で机に向かってます。ジャストウェイト、ノーコールプリーズ。
2012 板橋シティマラソン 梨塾マラソンズ フォトレポート
前日までの降雨により………
河川敷はグチャグチャ。
それでもこの人出。
いつもどおり梨本塾ノボリを設置。
ケンツ川島さんも初参加。
竹内ウサは防寒マント着用。
いよいよシューズ着用で準備万端。
右はエントリーミスにより、前週ひとりフルを敢行したホッシー。なんと似たようなコースをたった一人で走破して見せた。もちろんエイドも自己補給。素晴らしい気合だ。
美保子ちゃんもヘルプ参戦。
トイレは大渋滞。着替えと荷物預け、そしてトイレというメニューをスタートまでにどうこなすかが難しい。ちなみに菅谷さんはスタート1時間半前にはすでに着替えを済ませており………凍えるハメに。但し、遅めに荷物を預けに行くとスタートに間に合わないこともよくある。
スタート&ゴール地点。
後方にはこれだけの人が並ぶ。
いよいよスタート。珍しくキャップを被った。自分のゴルフ起源地である、烏山、アロハカントリークラブのもの。
定刻どおり午前9時30分スタート。
凄まじい勢いで疾走していくトップグループだったが………
その後方は大渋滞。ヤマとクニが手を振っている。
この日はゼッケンが後ろだと、スタートには20分近く要した。自分はなぜか?2分で到達。
バッキー、
八木ちゃん、
しんちゃん、
小川さん(この後の結果を知っているだけに、なんかイラっとする(笑))、
菅谷さんたちがスタート待ち渋滞の中。
イカ。
カニ。
ナス。
クニ。
バイキンマン。
トリ?
ボーリングピン………これはオレが出会った人だけど、まったくついていけなかった。相当な健脚な人だった。バイクで着ぐるみ系オチャラケが強くてカッコいいと思ったことは一度もないけど、マラソンの場合は真逆。強くないと、こんなのは着れない。
ユーサク?
タイガー。
ロボコップ。
………ロボコップ。
スタートから2時間と少したったころ(正確には11時5分だった)、ようやく折り返し地点へ。
すでにウンザリするくらい左ひざがいたかったんだけど………(ここまで撮影自分)
あれ?オレが写っている………
ここで西村さんが応援待機していてくれた。疲れがぶっ飛ぶ。ちなみに坂ちゃんはこの先にいるが速過ぎて間に合わなかったようだ。以降、西村さん撮影。
15分後には………
ヤマ到着。
どうやら余裕アリ。
バッキーも。そして………
変な動きをしている人が………(笑)
ロボヤギ。
汗だくです。この時点でオレから遅れることきっかり30分でしたが………40km地点で大逆転された………異常なほどのハイペースだった。
バッシューン。
やや具合が悪そうなのは………
1月に30km走目指してラン、しかし26kmで激痛→疲労骨折を負った竹内ウサ。
この後のハーフをほぼ4時間かけて歩く、というまさに鬼苦行の直前にいる。
ひときわ元気だったのは中尾しんちゃん。
トレーニング成果がしっかりと出ているようだ。
花………嫁………!?
イカ登場。
K−RUN−GP実況兼解説者も無事にハーフを折り返し。
そして山梨から遠征は………
初マラソンの菅谷さん。
まだ余裕がありそうなハイタッチ。
いよいよ足きりタイムが迫る。
アウトだったのは小川さん。なんか確信犯的に見える………来年は宜しくお願いします。
この後、いよいよマラソン本番となる25kmからの苦難が始まった。三年ぶりとなる激痛はやはり慣れることなく、とにかく痛みとの戦いになる。ただポイントごとにいい感じで散らばって篠塚さんや榎本さん、ファミリー系の応援団がいて、それによって大分復活した。
荒川名物、35kmのシャーベット。今回は、俄然ゆっくりと歩いて、相当に時間をかけて食べた。
ゴール直後(美保子ちゃん撮影)。冗談みたいな痛みに襲われている。記録は4時間38分だった。よくもなく悪くもない数字だが、風邪で3週間近く走れなかったことを考えれば、まずは完走が目標だったので十分な懺悔になったと思う。
マラソンでしか味わえない世界が最高だということも改めて実感。今後もこれをレースにする気は一切なく、とにかく一年に一度の陸上禊、大懺悔大会としてやっていくつもりだ。そのためには何歳になってもやはり4時間40分までのゴールとしなければならないとも思う。
大幅ベスト更新、中尾しんちゃん。
バッキー。
ゴール後、1mmも動きたくない中での、完走者同士の握手。
川島監督もゴール。58歳、という言葉を一切口にしなかった。すげえと思う。
菅谷さんも無事にゴール。
この後各々お風呂へ言った後、みんなで打ち上げへ。
遠方なため帰宅した菅谷さん、川島さんは発熱、ウサは心身ともにダメージが大きく打ち上げ不参加。応援に来てくれていた篠塚さん、榎本さん、西村さんが追加参加。
誰でも同じスタートラインに立てて、こんだけ甲斐性試される場面って、やっぱり他にはないね。
最高につらくて痛かったけど、また来年。