2005年09月21日

白金分水(4)自然教育園の池

72c8986b.jpg 自然教育園は正式名称を「国立科学博物館付属自然教育園」といい、隣接の都立庭園美術館とあわせた一帯がかつての白金長者の館跡といわれています。江戸時代には増上寺領から高松藩松平家の下屋敷となり、明治6年には海軍弾薬庫(のち陸海軍弾薬庫)となりました。700mほど西には三田用水道城口分水(2)で取り上げた目黒の火薬製造所があり、軌道で結ばれていたようです。
大正2年には火薬庫が廃止されて「白金御料地」となり、戦後1949年に全域が天然記念物に指定され国立自然教育園となりました。
 園内の緑はあえて手入れをほとんどせずに自然のままに遷移させるという方針の下、武蔵野の自然林がそのまま残っています。また一方で現在の東京の気候に応じ植生が少しずつ変ってきているようです。
 写真は園内中央の水生植物園です。草が伸び放題で生い茂り、湿生植物があちこちで花を咲かせ、まるで高原の湿原の一角にでもいるような錯覚をおこします。

地図


tokyowater at 21:53│Comments(0) 渋谷川下流域(古川)〜麻布、白金、芝の水系を辿る 

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