2008年07月05日

コピーすることはオリジナルと同じように苦労がいる

こんにちバルーンファイト。杏野はるなでスイカ。

改めて、書籍「横井軍平 ゲーム館」を読んでみました。

※横井軍平さんとは、任天堂の開発者であり、ラブテスター、光線銃ゲーム、ゲーム&ウォッチ、ゲームボーイ等の開発。今の任天堂に、いやゲーム業界に大きな影響を与えた方です。


 横井軍平さんが何を伝えようとしているのか、ドッシリと実感しました。そしていつ読んでも、読む人を惹きつけるものがたくさんあるのです。

 今では、ゲームも一般ユーザーに広く知られていて、日常の一部となるまでの産業になりましたね。こんな数十年で、電子ゲームから、アーケードゲーム、テレビゲームと猛スピードで進化をとげてきた歴史にビックリしてしまいます。

だからこそ、今のゲーム業界では厳しい状況もあるんじゃないかと。横井軍平さんも言われていたのですが、

それは、あらゆる業界が成熟しきっているなかで、これから世に出ようという人たちには大変な障害が立ちふさがります。とくにインターネットの普及もあるなかで、身につけなければならない知識が膨大な量に膨らんでいくからです。それをすべて吸収しようとすれば、一生あっても不可能なこと。

それぞれがそれぞれの必要とする情報を自分で選び、自分から動く時代になってきた今では、個性を出せるチャンスだと思います。

「専門ばかになるな ジェネラリストになれ」

とても難しい言葉ですね。何かをするにはある程度の知識がなければ、アイディアも生かせない。かと言って、追求しすぎると、はたしてそれがユーザーが求めていることなのか・・・・・・・。

これから新しい商品を生み出そうとしている方々に言えることなのですが、すごい商品はユーザーに必要なく、売れる商品=ユーザーが何を求め、何を求めていないのかを知ることだと思います。

「枯れた技術の水平思考」

横井軍平さんが言われていたことです。要は、最新の技術を用いなくてもいいということ、そして最新が出てきたということは、一歩手前の商品は安くなりますよね?アイロンも、冷蔵庫も、布団も、パソコンも、すべて。その安くなったときこそ、一般の人たちにも手に届き、初めて家庭製品となるわけです。そうなったときこそ、もう一度見つめなおせば、最新技術を使わなくとも練ったアイディアで素晴らしい作品が生み出せるんじゃないかと。

ユーザーはべつに最新でなくても、そこに価値のある、使いみちのあるものであれば納得してくれます。もちろん、最新に興味を持つのは当然だとしても、高すぎて買えないならば意味がないんです。最新技術に頼るアイディアではなく、まずはアイディア重視の二の次に技術でいいんじゃないかと思うこの頃です。

とくにゲームでは、やらせるゲームではなく、プレイヤーがやっているという実感が大事じゃないかとかんじました。私は、プログラマー、プロデューサーとしての一番大事なところに気づく横井軍平さんをとても尊敬しています。



横井さんは残念ながら交通事故より他界されてしまいました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

besidegamesにて杏野はるなが「イース機廚離廛譽て記を書いています。

もし、ご覧頂いてお気に召しましたら黄色いボタンの16連射もよろしくお願いします!!

http://player.besidegames.com/anno-haruna/



tokyozukananno at 21:11│Comments(8)TrackBack(0) *ゲーム* 

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この記事へのコメント

1. Posted by ring   2008年07月06日 03:44
>「枯れた技術の水平思考」
成る程、それでゲームボーイはカラーに移行している時にワンダースワンは白黒で出した訳ですね。しかも画面を縦横にしたり乾電池一個で遊べる様にとか。
まさに任天堂が最新技術を詰め込まずに開発されたDSとWiiでやっている事では無いですか。まあ軽量化と省電力化は最新技術と言ってましたが。
2. Posted by 。   2008年07月06日 05:31
偉大な発明や発見は、その分野のしろうとの人のが多いそうですね。
みんな自分の分野を持っているでしょうが、その外に出た時のほうがひらめくことが多いんでしょうね。
自分の家の中は勝手知った場所ですが、発見は少ないでしょう。でも他人が来た時には、思いがけない指摘をするかもしれない。
逆に、自分が他人の家に行って、なにげない指摘をしても、相手には新鮮は発想に映る。
自分と違う分野の人と話をしたりすると、思いがけない何かが始まるのかもしれませんね。
成熟した社会では、違う専門の人どうしが出会う時に、新しいものが生まれることが多いのかもしれませんね。
3. Posted by 。。   2008年07月06日 17:25
任天堂はプレイヤーの選別をしないってところがいいよね。年齢幅もおおきく設定しているし、かならずしもゲーマ−でなくともたのしめる。いまのゲームは開発者のひとががプレイヤーに何時間遊ばせるかっていることに努力してる気がする。飽きないようにするのはプレイヤーとしてもうれしいんだけど、200時間遊んだからといって他人に誇れるわけでもないし、自分なにやってんだろうな、とおもわないわけでもない。「専門的」=「オタク」的なものが開発者にもプレイヤーにも強くなってきて、「ジェネラリスト」的なものがなくなっているのが昨今の状況でしょうか。。だから、wiiのやってることってPS3や箱○と比べたらバランスとれてていいと思うなぁ。
4. Posted by Mars   2008年07月06日 22:32
こんばんワカメラーメン。

私は、昨今の、動画バリバリのゲームにはついていけない(汗)のですが、、、。
現実も見れない愚鈍な者ですが、ゲームは所詮、ゲームであって、それ以上でも、それ以下でもないと思います。
限られた時間でプレイする以上は、動画バリバリだけでなく、いかに、テンポよく楽しめるか、というもののもあるとは思います。

故横井さんが言われていたことも、仰るとおりだとは思いますが、反対に、いつまでも過去にとらわれ過ぎず、新しい物にも取り組む事も重要だと思います。
そして、それは、アイドルという既定の概念だけではなく、新しい分野を開拓しようとしている、はるなさんの姿にも、共通するように思えるのですが。
5. Posted by めろん   2008年07月07日 09:43
ゲームは。。。
もうすぐ ドラゴンクエスト発売やね
6. Posted by 真澄   2008年07月07日 10:49
子供の頃、ゲーム&ウォッチに感動していたのに、今ではPS3やらWiiやら。技術革新の速さは確かに驚くべきものがありますね。
この技術革新のバックボーンは、やはり情報技術・ネットワークの進歩でしょうね。かつては最新情報は最新誌の発行を待ったり会議での発表を待ったりと、割と緩やかな中で行われていた。それに対し、今ではリアルタイムで最新情報を得られる。発信できる。しかも誰でも。
でもこれも諸刃の剣で、誰でも最新情報にアクセスできるがゆえ、“常識”に着いてくだけで膨大な量の情報を処理しなければならない。個々人の処理容量を超えた情報が巷に氾濫している。
それに溺れないよう、自らを見極めていかないといけないですね。
7. Posted by sei   2008年07月07日 22:15
イベントの打ち合わせをしている時
私の考えを伝えやすく
PS3とDSの話しを良くするんですが
それに似ているなぁと感じました

8. Posted by ろっく   2008年07月08日 00:13
プレイする方だけじゃなく、作るほうも進化についていけなくなってきてんだなぁ。

まぁ、楽しいものを世に広めたいと思う有志がいる限りゲーム業界は滅びぬ。何度でも蘇るさ。

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