May 29, 2010

スケール感

というものは結構大事だと思うんですよ。相手にとって。

小さいものより大きい(大きそうなもの)の方がプラスも大きそうだし、と考えがちだと思いますし、変な話、一回上映するとすれば、小さい映画館より大きい映画館を選ぶと思います。

十人十色が一人十色になった今(小学館の社長さんの言葉)、興味の対象とかが細分化され、より小さいものの受け手が存在するようになり、商品として世に出やすくなった。でもその結果、その受け手の数は多くならないとなっているのですよね。当然の事ですよね。

もうそれが結構な状態まで来た今、今度はそれをどうまとめるか、つまり、大きく見せるか、を考える時なのかな、と思います。その第一歩が今ポレポレで上映中の「アヒル」と「LINE」のカップリングなのです。

「祝の島」(6/19公開)は、小規模ですが、大きく見せようとしています。夏にはトリウッドで短いアニメーションでどう大きくするか、を考えていますし、秋には別の形を検討中です。

勿論、製作した方々からすると、すぐには納得できない事を言っているかもしれませんが、何となくこの方向が良い気がしています。提示の仕方、つまり「演出」ですよね。そこを我々が真剣に考えれば、いい感じに進む気がします。実際上手くいきつつあるし。



tollywood at 20:29|Permalink

May 18, 2010

こうしたい

「こうしたい」と言い切れる人がいて、「こっちの方が良いと思う」という言い方をする人がいます。後者の方が、理論的に考え、合理的な決断を下した人の様に思えるのですが、僕は、彼等は彼等にとってどうでもいいことをそういっているのだと思っています。

「こうしたい」という人を変えるのは確かにシンドイし、時間も掛かるし、変わらない可能性が高いです。でも、「こうしたい」という人は「これこれこうでこうしたい」の「これこれこうで」の説明が出来ないというか、それが出てくるのが遅いだけなんですよね。だからその瞬発力とかスピードも勿論大事なのですが(効率とか考えるとね)、でもそれが評価にはならないな、と思っています。

なんだか分からないけど「こうしたい」という(自分を含む)人の直感を信じ、それが実現するように動きたいですね。まあ、そこまで信じる人と一緒にやるということだと思うのですが。

 

 

 



tollywood at 18:40|Permalink

May 01, 2010

オシムさんの言葉

昨日のツイッターに書いた彼の言葉の意味を昨日、息子に説明してたのですが、改めて深い言葉だな、と思いました。

好きで好きでたまらない事をしていて、その代表に選ばれたら、嬉しくて一生懸命やるに決まっていると思うのにそうではない、という人達に対して、「本当はそこまで好きじゃないんじゃないの?」という問いかけですよね。

ついオシムさんの過去(戦争とか)を引き合いに出し、その意識の高さを環境のせいにしてしまいがちですが、これはもっと単純に個人の資質や、人生観の問題だと思います。

本当に好きなことを突き詰めて精魂詰めてやっているのか、小手先でやっていないか、勉強を怠っていないか、それこそ命懸けでやっているか、息子に話しながら自分に問い掛けていました。

まだまだですよね。もっと頑張れると思いますし、頑張りますよ。

息子にも、そういうものが見つかればいいなあ。

 



tollywood at 16:19|Permalink

April 18, 2010

1人で

昨日、竹熊さん達と、夏頃に上映する映画の事について話していました。

そこで話題になったのは「ほしのこえ」という作品です。これは、2002年2月にトリウッドで上映し、最終的にDVD売上が全世界で10何万枚という数字に達した25分間の作品です。新海誠監督が1人で作り(声も自分、音楽関連は知り合いです)上げたものです。その時は「1人で作った」という事が作品の面白さと同じ位興味を引き、それも大ヒットに繋がった一つの理由だと思います。

でもその頃は(といっても8年ほど前に過ぎないのですが)、長さの問題もあったのでしょうが、「発信する」「世に出す」という事が今と比べ圧倒的に困難だったと思います。映画館で上映するか、DVDを出すか、テレビで流すか。これらは恐らく今でもかなりのお金が掛かります。WEBが今ほどインフラ整備されていなかった時、「1人で発信」は困難だったのです。これはつまり、誰かの目に留まるのが勝負だったと。

今は「1人で発信」が出来る時代です。それもかなりのクオリティのものがWEB上にあります。で、これからはその中から面白いものを見つけ、どうそれを見せていくのか、つまり商売をしていくかを、我々、これは興行側とかという意味ではなく、大人としてどうしていくのかを問われているような気がします。大人は食っていかなくてはいけないので。

ここは(あまり無い)知恵を絞り、汗をかき、お金を使い、というところなのかもしれません。そこを本気で考え始めている人が増えてきているのは凄く嬉しいです。また進展あり次第、お伝えします。

 



tollywood at 18:38|Permalink

April 10, 2010

今朝

買い物から帰ってきたら、近所の長男の同級生が自宅に遊びに来ました。土日は大体遊びに来てくれているようです。次男もついて行くというので、付き合って行きました。

泥棒と刑事とお店のおじさんと死体の役のどれやる?みたいな感じで聞かれ、彼等がやろうとしている事がイマイチ掴めなかったのですが、説明を聞いていると、そういう設定で撮影をしたいのだ、と気づきました。

とりあえず僕の役は、自転車を直していると撃たれて死ぬ役だったのですが、なかなかタイミングも合わず(合うわけもないのですが)、かなり面白かったです。誰もやりたがらない役があったりして強く言ったり懇願したり、あ、あと隠れ家も見せてもらえました。武器を作る隠れ家だそうです。

ごっこ遊びはやはりした記憶がありますが、撮影ごっこは無かったかなあ、と思いました。そもそも撮るなんて事を小学校の1,2年生でどこまで認識していたのでしょうか。

なにか高校生の時に初めて友人と作った映画の事を思い出しました。撮るんですよね(笑)。何も知らなくても。でも映画じゃなかったな、あれは(笑)。



tollywood at 20:35|Permalink

April 03, 2010

撮影と編集

をこの10日間、かなりのスケジュールでずっと見ていました。朝、深夜、日中を問わず、八王子、市川、飯田橋、市ヶ谷、要町、富士見ヶ丘等々に出かけ。

編集の方は、「祝の島」。1月頭から始まった編集が漸く終わろうとしています。

撮影の方は、「バカがウラヤマシイ」。10月から話してきた企画の撮影があと1日で終了(予定)です。

どちらもまだまだ作業は続くのですが、関わった方々の満足そうな顔を見るのは嬉しいです。そりゃ、やり残したこととか、やり直したい事なんて一杯ありますよ。でも、今の自分の力のベストを尽くしてやり切った、という顔は素敵です。

「祝の島」は26日にお披露目となります。「バカが」は10月公開予定です。

楽しみにしていてください。



tollywood at 22:02|Permalink

March 27, 2010

若松孝ニ

と昨晩、トークの後お話させて頂きました。

相変わらず元気で、面白い話をしてくれました。ご高齢にも関わらず、次の次くらいまで作品が決まっているようです。

「次はな、世間を「あっ!」と言わすんだ」と嬉しそうに語る若松監督、いいですよね。様々な場所で言っている事ですが、どうやったら撮り続けられるかを教えてくれる、ある種の生きる手本です。

映画を撮ることがオレの仕事だから(=撮らなかったら食えない)、と断言できる監督がどの位いるのか、若い人はそこに目をつけて欲しいです。

カッコつけずに、「撮りたい」という欲望を表に出し、チャンスを伺い、作るんですよね。「撮らせていただけるのであれば・・・」とか「制約があるとちょっと・・・」とかではない。それは「仕事だから」という一言に集約されています。

昨日はありがとうございました。まだまだ我々を楽しませてください。



tollywood at 17:49|Permalink

March 23, 2010

カッコいい自分

小1の息子とスキーに行きました。近場の簡単で滑らかなコースです。息子はまだ5,6回目で、正直まだまだです。

彼が歌を歌いながら滑っていて、「何唄ってたの?」と聞くと、「100%勇気」(僕も凄く好きな歌なのですが、光GENJIの唄だったのですね)。「おー、いいね。なんで歌いたくなったの?」「滑ってて自分がカッコいいと思ったから」と言っていました。

何か、そういう瞬間っていいですよね。自分がカッコいいって思える瞬間。それが他人からの評価じゃなくて自分の評価だという点。一番難しい気がします。

それを色々な場面で感じてくれればいいな、と思います。

ちなみに次男(3歳)は悔しいらしく、「オレも大きくなったらスキーやる」と言っています。大きくなるとは、5歳になったらだそうです。ちなみに「オレも43歳になったら働く」とも言っていました(笑)。もっと早くて構わないのですが。



tollywood at 19:59|Permalink

March 20, 2010

無茶を言うこと

「無茶」なのですが、「無茶ではない」というか。

「無茶です」「無理です」という、「常識」を言っているだけでは現状から何も変わっていかないのだと思います。

無茶を言うと、大抵の方は困った顔をします。そこで、「無理です」と応えるのもありだと思います。物理的に無理なこともありますし(そういった時に粘るのはだいたい難癖の類だと思います)。

では難癖ではない時、「無理です」と応えると、そこで終わりです。でも、そこでもう一回自分の見方を考えてみる。本当に無理なのか、と。分かりやすい例えではないな、とは思いますが、例えば、自分の考えを1とし、相手の考えを1とすると、折衷案を取っただけでも1.5となると。これは数字が増えたという事ではなく、変わったという事だと思っています。

どう変わっていくか。相手を変えられるか。僕は、「あ、困ったな」と思った瞬間って物凄く頭の中が動くのを感じます。今までの自分の考え方が変わるスイッチが動いたのだと思います。

相手の困った顔は見たくないのですが、無茶は言い続けたいです。結果、それで相手が今の状態から変われば面白いですし、最悪、それが迷惑にならなければそれはいい事だと思うので。

皆さん、なるべく聞いて下さい(笑)。



tollywood at 15:50|Permalink

March 08, 2010

誕生日

あと数時間で終わるので良いと思いますが、今日は誕生日でした。

43歳になったのです。43というのは数字を見ると結構年をとっている気がするのですが、本人としてはまだまだなんですよね。決してまだまだ若いと思ってると云う訳ではなく、まだまだ出来ていないことが多すぎるという意味で。

年齢というのは、幾つになったら落ち着けるのかをひたすら考えながらとっていくものなのでしょうね。50になっても60になってもそんな気がします。世間の43歳も恐らくそうなんだろうと。

朝、お赤飯と尾頭付きの鯛とケーキでお祝いしてもらったのですが、3人で作ったカードが面白くて大笑いしました。僕の好きな「スターウォーズ」のポスターを真似した、4名(妻&息子&僕)の写真の切り張りでした。特に最高だったのは妻のレイア姫(笑)。タイトルは「スターウォーズ43」でした。

ありがとう。

 

 

 



tollywood at 22:20|Permalink