空よりも高く、海よりも深い布美枝の愛情
夫や両親だけでなく、どんな人にも優しい心で接するのが布美枝のすごいところ
例えば、、、
太一が意固地になって、こみち書房を訪れなくなったとき、布美枝は自分が小さい頃、ノッポで電信柱とからかわれていたことを引き合いに出して、「人ごととは思えんのよ」と言って、こみち書房に来るように説得します
政志には、家出した美智子が「このままじゃ、美智子さん戻って来なくなる」と言って、探すよう説得します
しかも、一緒に自転車に乗って夜遅くまで深大寺まで探しに行きます(22週では布美枝が家を飛び出して、同じ場所へ行っているところも面白いですね)
で、印象的だったのは、ふつうだったら恨みごとの一つでも言いたくなる相手ですら優しくしていたところ

漫画の筆を折って山梨へ帰った、はるこのことを知らされなかった浦木が茂に食ってかかったシーン
布美枝は、はるこが「会うと別れがつらくなるから黙っていなくなった」と言って浦木を慰めます
半狂乱になった浦木のことが、面倒くさかっただけ?(笑)なんて思いたくないですが、正直な布美枝にしては珍しく嘘をついたシーンでもあります
そして、もっとも印象深かったのは、
富田にも優しくしたシーン


村井家に20万円の不渡り手形を掴ませ、布美枝たちを苦しめていた富田が茂のもとを訪ねて来たとき、布美枝は富田の取れそうな袖ボタンを繕ってあげます
ふつうの人なら塩撒いて「帰れ!あんたのせいで、どれだけ苦しい思いしたと思ってんだ!」って言うところ
それどころか、


印刷工場で働いて「手がガサガサ」だと言っていた富田に、帰り際、「寝る前にクリーム塗ると楽になりますよ」と、そんな言葉まで掛けます
泣けるなあ・・・
と、どこまでも愛情深い布美枝なのでした!
~おまけ~
さて、裏の顔なんてない布美枝の裏顔を、ちょっこし集めてみました(笑)



