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デジタル一眼レフが欲しくなってきました。
オートフォーカス&オートフラッシュ設定では、
あまり良い写真が撮れないためですね。
今回は、廃ホテル情報を友人知人に聞いたりネットで検索したりしましたが、
有名な場所ではないので、
探すのに時間がかかりました。
しかし結局今回のメイン探索は、偶然見つけた廃墟だったのですが。
車が使えなかったので友人に車を出してもらい、
国道398号線女川から県道220号線いわゆるコバルトラインへ。
暖かい日で、バイクでのツーリングをする人も結構いるような、
眺めの良い道でした。
廃ホテルを探してくねくねした山道をしばらく走っていくと、
ドライブインのような建物が。
建物のガラスがほぼ全部割られ、車の中から一目で廃墟と分かりました。
屋根には白字で大きく、「牡鹿グリーンハウス」。
これは!と思い探索をすることに。
近づくと、正面玄関はたくさんのガラスが散乱。
入口近くのベンチには拙い字で「マムシいるよ」「マムシ注意」とスプレー書きがなされていました。ちょっと笑っちゃった。
入ってすぐは食堂。
各4脚の椅子で8組ほどのテーブルが並べられていました。
粗大ゴミや、不法投棄と思しきゴミが雑然と置かれています。
日当たりが良いのとガラスが割られているのとで、妙な解放感。
廃墟独特の不気味さはありません。
廃墟になってからそれほど時間は経っていない印象。
10年以内、といったところでしょうか。
厨房の天井の剥落や、トイレの割れた便器など、少し心をくすぐる感じのものはありましたが、
見どころは少し薄かったかな。
コバルトラインのドライブ・ツーリング客を目当てとしたドライブインかと思いましたが、
宿泊施設も兼ねているようで、畳敷きの部屋が6室ほどありました。
宴会のための広間と、6畳ほどの客室が5部屋。
畳はガラスが割られているせいか、風雨に晒され、腐ったり、痛んだり。
風にあおられ、建物のいろんな部分がガタガタギシギシ音が鳴るので、
ちょっとビビりつつ探索。
あまり広い建物ではないので、
前回のレジャーランドに比べるとすぐに探索が終わってしまいました。
古川ほど遠出ではないので、
次の廃墟物件を探しにコバルトラインを鮎川方面へ。
途中別の友人に電話で廃ホテル情報を確認。
ホエールランドからさらに先へ行き、かつて殺人事件のあった御番所公園を過ぎると、
ありました。「コバルト荘」。
求めていた、ちょっと大きめの探検しがいのありそうな廃墟。
テンションが急に高まります。
近づいて入れそうな場所を探すと、
お馴染みの、先人によって割われたガラスと開けられた鍵。
窓を開けて浴場からホテル内に入ってみると、
意外なほどにキレイ。
フロントに行くと、
楽天イーグルスのポスターと、見慣れたクーポンマガジンの束…。
どうやら…ここ3、4年で閉館したばかりのホテルのようでした。
どこもかしこもキレイすぎる。
少し手を入れれば問題なくホテルとして営業が可能、
といった状態でした。
あと10年すれば良い廃墟(言ってて変な気分になるけど)になるだろうけど…。
そういうわけで、今回は偶然見つけたグリーンハウスが主な廃墟探訪先となりました。
完全にフォトジェニックな物件とは言い難かったですが、
なかなか楽しかったですよ。
春になったら、岩手県八幡平市の松尾鉱山跡へ行ってみたいと思います。
廃墟と温泉の旅へ。
廃墟探訪は引き続き物件と同行者募集中です。
良い廃墟を知っている方がいらしたら、ぜひお教えいただければ幸いです。