2018年春ドラマ 崖っぷちホテル第5話でクラシック音楽が使われていたので紹介します。
 

崖っぷちホテル!とは


毎週日曜22:30-放送中の老舗ホテルを舞台にしたコメディドラマ。
主演は岩田剛典さん、ヒロインは戸田恵梨香さんで、本記事を執筆時点(2018年5月14日)で第5話まで放送されています。
  
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愛の挨拶(エルガー)




ホテルでの結婚式準備中、強面のフロントマン大田原さんが実はピアノの腕がプロ並みだということが判明し、そのことを示すために弾いたのがエルガーの愛の挨拶です。
また、ホテルでの結婚式のプロモーション動画を作った時にBGMになったのもこの曲です。

作曲者のエルガーはイギリスの作曲家で、この曲と「威風堂々」によって広く知られている方です。
この曲は文字通り愛の挨拶に婚約者に贈った曲です。婚約者の名前はアリスといいます。
アリスはエルガーのピアノの生徒でしたが、身分の格差や宗教の違いがあり、また年齢も8つも上でした。
しかし二人は周囲の反対を押し切って結婚します。そして生涯連れ添いました。

そんな二人の優しいラブソング。
もともとはヴァイオリンとピアノの作品ですが、エルガー自身の手によってピアノ独奏版やオーケストラバージョンが作られています。

ドラマではピアノの独奏でしたが、いまだに一番演奏機会が多いのはヴァイオリンとピアノですね。興味があったら是非聴いてみてください。


結婚行進曲(メンデルスゾーン)




かなりお馴染みのメロディです。
これは真夏の夜の夢という、メンデルスゾーンの劇音楽の一部となります。

この曲だけ異様に有名になり、ピアノ編曲版なども生まれています。

ドラマで演奏されたのはごく一般的なピアノ編曲バージョンと思われます。

興味を持ったらオーケストラで、真夏の夜の夢全体を聞いてみるのもいいでしょう。
松任谷由実ではないですよ、一応。