「検察なう」取り調べをツイッターで速報…元外資系証券マンの“奇計”に特捜部は苦虫
《検察五反田分室前なう》−。東京地検特捜部に7日、所得税法違反罪で在宅起訴されたスイス金融大手の日本法人「クレディ・スイス証券」元部長、八田隆被告(48)は、短文投稿サイト「ツイッター」などで取り調べ内容を発信し続けた。八田被告と特捜部は、ストックオプション(株式購入権、SO)で得た利益の納税をめぐって対立。極秘裏に進む検察捜査の一端が“ネット速報”される異例の経過をたどった。
(2011年12月10日 産経新聞)

「検察なう」みたいなキャッチーなフレーズはともかく、所得税法違反で起訴されている本件、実際問題、公判が維持できるのかな?かなり厳しいような気がするのだが。

客観的証拠もない状況で、源泉徴収されていないことの認識があったかどうか、被疑者本人の自供だけで認定しようとしているように見えるんだけど大丈夫か?仮に源泉徴収されていないことの認識があったとして、それは「不正の行為等」にあたるのかな?せいぜい過失までじゃないの?

等々、頭の中を?マークが飛び交っておりますよ。

八田被告はブログも開設されているようで、取調室での検察官とのやり取りなどが、ツイート以上に詳細にレポートされております。

もちろん、一方当事者の目を通してはいるものの、取調べに当たっている検察官自身が公判を維持することのハードルの高さを自覚しているかのような発言もあったりして、読んでみる価値ありです。