2009年10月15日
稽古
先日、劇団員で稽古をした。
といっても公演の稽古ではなく、超久々に公演と公演の間が空くのと、それとは関係なくもっと役者のレベルを底上げしようといった趣旨で、私は見てるだけの劇団員主導の稽古。その日は宇田川による超基礎稽古。
なんかよかったな。
稽古って大事、とか、基礎って大事、とかって実はあまり意味をなさない考え方で、酒飲んでるほうが芝居がよくなればそれでいいし、映画を見まくってそれで基礎がだめだめでもいい芝居をする人は確かにいる。
ようはありきたりなスローガンはあんまり実行力をもたないのだ。
稽古って大事、って漠と思うくらいなら、稽古って大嫌い、って切実に思いながら役者やるほうがいいのだ。
そういうことを理解した上でやる稽古は、とても大事だ。そしてとても身になる。
裏返して言うと、稽古は大事だ。稽古しない役者は馬鹿じゃないかとすら思う。それが職業なのに何なまけてんの?という一言で終わる。毎日素振りをする(してるであろう)イチローを目指せばよいのに、何故か落合を目指す人が多い(落合が現役時代毎日素振りしてたとしたらすんません)。
その日の稽古場には少しそういう切実さがあった。
私は毎週やりましょう。とだけ提案して放置。
小沢さんが終わり際に「こういう時間が劇団を育てる」みたいな趣旨のことを言っていて少し感動した。
少し変わる気がした。
といっても公演の稽古ではなく、超久々に公演と公演の間が空くのと、それとは関係なくもっと役者のレベルを底上げしようといった趣旨で、私は見てるだけの劇団員主導の稽古。その日は宇田川による超基礎稽古。
なんかよかったな。
稽古って大事、とか、基礎って大事、とかって実はあまり意味をなさない考え方で、酒飲んでるほうが芝居がよくなればそれでいいし、映画を見まくってそれで基礎がだめだめでもいい芝居をする人は確かにいる。
ようはありきたりなスローガンはあんまり実行力をもたないのだ。
稽古って大事、って漠と思うくらいなら、稽古って大嫌い、って切実に思いながら役者やるほうがいいのだ。
そういうことを理解した上でやる稽古は、とても大事だ。そしてとても身になる。
裏返して言うと、稽古は大事だ。稽古しない役者は馬鹿じゃないかとすら思う。それが職業なのに何なまけてんの?という一言で終わる。毎日素振りをする(してるであろう)イチローを目指せばよいのに、何故か落合を目指す人が多い(落合が現役時代毎日素振りしてたとしたらすんません)。
その日の稽古場には少しそういう切実さがあった。
私は毎週やりましょう。とだけ提案して放置。
小沢さんが終わり際に「こういう時間が劇団を育てる」みたいな趣旨のことを言っていて少し感動した。
少し変わる気がした。
tomcolumn at 00:19│Comments(0)│TrackBack(0)