(あえてネガティブな言い方をするが)3試合勝利がない横浜FC。シーズンの3分の1を終えて、上位との勝ち点差はともかく、依然として順位的には厳しい位置にいるのは紛れもない事実。勝ち星を重ねるしかない状況になっているが、チームとしての形が出来つつあるとはいえ、結局のところ結果に直結していない。負傷者の続出が非常に痛いところだ。
中2日のアウエー連戦を終えて迎える、ホーム三ツ沢での一戦。現在、首位との勝ち点差3の4位徳島を迎え撃つ。連勝し勢いのあるチームである。3年連続最下位から積極補強に転じて3年目、しっかりとした基盤を築き、勝負を賭けるシーズンで、ここまで好位置に付けている。攻守に実力者を揃え、戦術面についても成熟を増している印象だ。
横浜FCとしては、コンディションに不安を抱えているが、この3試合の結果の原因でもある、先に失点することは絶対に避けなければならない。追いかける展開では力を出し切れないのが現状でもある。この「悪癖」を克服しない限り、勝機はないだろう。
昨季は、2戦2敗の難敵。いずれも、横浜FCにとって、いい流れで来たところで対戦、敗戦がその後の失速につながったことを忘れてはならない。この試合もまた、今後を左右する大事な一戦であることは間違いない。
【J2:第19節 横浜FC vs 徳島】プレビュー
中2日のアウエー連戦を終えて迎える、ホーム三ツ沢での一戦。現在、首位との勝ち点差3の4位徳島を迎え撃つ。連勝し勢いのあるチームである。3年連続最下位から積極補強に転じて3年目、しっかりとした基盤を築き、勝負を賭けるシーズンで、ここまで好位置に付けている。攻守に実力者を揃え、戦術面についても成熟を増している印象だ。
横浜FCとしては、コンディションに不安を抱えているが、この3試合の結果の原因でもある、先に失点することは絶対に避けなければならない。追いかける展開では力を出し切れないのが現状でもある。この「悪癖」を克服しない限り、勝機はないだろう。
昨季は、2戦2敗の難敵。いずれも、横浜FCにとって、いい流れで来たところで対戦、敗戦がその後の失速につながったことを忘れてはならない。この試合もまた、今後を左右する大事な一戦であることは間違いない。
【J2:第19節 横浜FC vs 徳島】プレビュー
本来は第2節に行われるはずだった試合。前日前々日に発生した東日本大震災により延期となり、3か月以上経っての対戦となる。「もしも、」の世界になるが、スケジュール通りに第2節で対戦していたら、当時と現在の横浜FCの状況を考えると、全く違う試合内容、結果となったのではないだろうか。それほどまでに大きな変貌、それも、この4試合で遂げている。
とはいえ、気力は充実していても、客観的な視点から見れば不利な要素は多い。ともに中2日での対戦となるが、大分は前節もホームでの試合。その試合で6試合ぶりの勝利を挙げている。横浜FCは、前節は京都での試合で横浜へ戻り、大分へ。コンディションの面を考えると圧倒的に大分に分がある。もうひとつの懸念はケガ人の状況だ。前節は、負傷を抱えている中野・パクテホン・佐藤・井手口が強行出場。この試合でその影響がなければいいのだが・・・。「ターンオーバー」を組める状況ならばいいのだが、それは望めないのが実情だ。
それと、もうひとつ。2001年のJ2入り以来、未だに横浜FCは大分での試合に勝ったことがない。それどころか、昨季の最終節、引き分けたのが初めての「勝ち点」だったのだ。大分は横浜FCにとって「鬼門」とも言うべき場所なのかもしれない。蛇足だが、新潟や千葉でも未勝利である。
4試合負けなしとはいえ、今後のことを考えると、そろそろ勝ち星は必要だ。そのためには、コンディション面では不利でも、大分に先手を許さない展開が必須になる。
【J2:第2節 大分 vs 横浜FC】プレビュー
とはいえ、気力は充実していても、客観的な視点から見れば不利な要素は多い。ともに中2日での対戦となるが、大分は前節もホームでの試合。その試合で6試合ぶりの勝利を挙げている。横浜FCは、前節は京都での試合で横浜へ戻り、大分へ。コンディションの面を考えると圧倒的に大分に分がある。もうひとつの懸念はケガ人の状況だ。前節は、負傷を抱えている中野・パクテホン・佐藤・井手口が強行出場。この試合でその影響がなければいいのだが・・・。「ターンオーバー」を組める状況ならばいいのだが、それは望めないのが実情だ。
それと、もうひとつ。2001年のJ2入り以来、未だに横浜FCは大分での試合に勝ったことがない。それどころか、昨季の最終節、引き分けたのが初めての「勝ち点」だったのだ。大分は横浜FCにとって「鬼門」とも言うべき場所なのかもしれない。蛇足だが、新潟や千葉でも未勝利である。
4試合負けなしとはいえ、今後のことを考えると、そろそろ勝ち星は必要だ。そのためには、コンディション面では不利でも、大分に先手を許さない展開が必須になる。
【J2:第2節 大分 vs 横浜FC】プレビュー
開幕前は有力な昇格候補と評されながら、ともに出遅れ。勝ち点で並ぶものの、16位京都と17位横浜FCの対戦である。とはいえ、両者ともこのところは好調な状況になっており、上昇気流に乗り昇格争いへ加わるためには、負けられない一戦である。
横浜FCの好調の要因は、岸野監督の目指すハードワークがようやくできるようになったこと。そして、それに伴い、強い気持ち・あきらめない気持ちが全面に出るようになったことだ。連敗を喫していた頃とは全く違う姿である。しかし、泣き所もある。このところ続く故障者の発生である。この3試合CBとして堅い守りを見せてきた中野とパクテホンの出場が微妙という新聞情報もある。またまた、選手のやり繰りに頭を悩ますことになりそうだ。代わって入った選手が働きを見せての結果がこの3試合でもある。この試合でも、その辺りには期待をしたい。
京都は、攻撃陣が好調。前節も上位にいる草津から4得点。もともとJ2でも屈指の多彩な攻撃は、やはり脅威だ。
この京都の攻撃を、横浜FCの守り(攻撃的な)がどう対処するかが焦点のひとつになるだろう。
この対戦は2005年以来となるが、その2005年にそれぞれ所属した選手の因縁を持つ。05年シーズン途中に、京都にも所属していたカズが横浜FCに加入。西京極での一戦は、その前の試合を以てカズがシドニーFCに期限付き移籍をしたことにより実現しなかった。
そして、忘れてはならないアレモンである。05年京都に所属し、J1昇格に貢献。06年シーズン途中に横浜FCに期限付き移籍し、驚異的な活躍を見せて、悲願のJ1昇格の原動力にもなった。ブラジルに帰国した07年7月、交通事故による突然の訃報。両チームの関係者・サポーターにとって大きな悲しみであった。あれから4年、ゆかりの深い両チームの対戦をこの時期に迎えることとなった。心の中でアレモンさんのことを思い、この一戦を見守りたいと思う。
【J2:第18節 京都 vs 横浜FC】プレビュー
横浜FCの好調の要因は、岸野監督の目指すハードワークがようやくできるようになったこと。そして、それに伴い、強い気持ち・あきらめない気持ちが全面に出るようになったことだ。連敗を喫していた頃とは全く違う姿である。しかし、泣き所もある。このところ続く故障者の発生である。この3試合CBとして堅い守りを見せてきた中野とパクテホンの出場が微妙という新聞情報もある。またまた、選手のやり繰りに頭を悩ますことになりそうだ。代わって入った選手が働きを見せての結果がこの3試合でもある。この試合でも、その辺りには期待をしたい。
京都は、攻撃陣が好調。前節も上位にいる草津から4得点。もともとJ2でも屈指の多彩な攻撃は、やはり脅威だ。
この京都の攻撃を、横浜FCの守り(攻撃的な)がどう対処するかが焦点のひとつになるだろう。
この対戦は2005年以来となるが、その2005年にそれぞれ所属した選手の因縁を持つ。05年シーズン途中に、京都にも所属していたカズが横浜FCに加入。西京極での一戦は、その前の試合を以てカズがシドニーFCに期限付き移籍をしたことにより実現しなかった。
そして、忘れてはならないアレモンである。05年京都に所属し、J1昇格に貢献。06年シーズン途中に横浜FCに期限付き移籍し、驚異的な活躍を見せて、悲願のJ1昇格の原動力にもなった。ブラジルに帰国した07年7月、交通事故による突然の訃報。両チームの関係者・サポーターにとって大きな悲しみであった。あれから4年、ゆかりの深い両チームの対戦をこの時期に迎えることとなった。心の中でアレモンさんのことを思い、この一戦を見守りたいと思う。
【J2:第18節 京都 vs 横浜FC】プレビュー
2連勝し、チームとして上向きの状態で迎える、首位・千葉との一戦。この状況下で対戦できるのは、幸いかな、というのが本音だ。
本来のスタイルである「ハードワーク」も見られるようになり、戦えるチームにもなりつつある。とはいえ、不安材料も依然としてある。前節負傷交代した井手口をはじめ、故障者は多いまま。この試合でもメンバー繰りには苦労することになるだろう。また、連勝したことで、気の緩みが生まれないとも限らない。そのような油断を見逃さないのは、千葉の特長でもある。90分+ロスタイムを集中を切らすことなく、ハードワークすることができるかどうかだ。
一方の千葉は、身長204cmの「巨人」オーロイが中心になることは言ううまでもないが、そのオーロイを生かした2次攻撃も要注意だ。昨季もそうだったが、今季も千葉はアウエーでの戦いを苦手としている。昨年の三ツ沢での一戦も、横浜FCが西田のゴールで勝利、これが千葉が昇格を逃す遠因のひとつとなった。それだけに、千葉としては期するところがあるはずだ。
横浜FCにとっては、今後の戦いに大きな影響を与える一戦になるだろう。
最後に、今季初の三ツ沢でのナイトゲーム。この夏は「節電」が必須となるが、どの程度の「照度」となるかも気になるところだ。
【J2:第17節 横浜FC vs 千葉】プレビュー
本来のスタイルである「ハードワーク」も見られるようになり、戦えるチームにもなりつつある。とはいえ、不安材料も依然としてある。前節負傷交代した井手口をはじめ、故障者は多いまま。この試合でもメンバー繰りには苦労することになるだろう。また、連勝したことで、気の緩みが生まれないとも限らない。そのような油断を見逃さないのは、千葉の特長でもある。90分+ロスタイムを集中を切らすことなく、ハードワークすることができるかどうかだ。
一方の千葉は、身長204cmの「巨人」オーロイが中心になることは言ううまでもないが、そのオーロイを生かした2次攻撃も要注意だ。昨季もそうだったが、今季も千葉はアウエーでの戦いを苦手としている。昨年の三ツ沢での一戦も、横浜FCが西田のゴールで勝利、これが千葉が昇格を逃す遠因のひとつとなった。それだけに、千葉としては期するところがあるはずだ。
横浜FCにとっては、今後の戦いに大きな影響を与える一戦になるだろう。
最後に、今季初の三ツ沢でのナイトゲーム。この夏は「節電」が必須となるが、どの程度の「照度」となるかも気になるところだ。
【J2:第17節 横浜FC vs 千葉】プレビュー
数的不利の状況からの逆転勝ちで遅ればせながらホーム初勝利を飾り、巻き返しを図りたい横浜FC。そのためには、何度も言われているように「次の試合」が大事。しかし、苦難は続く状況だ。前節退場した八角は出場停止、逆転の立役者だった高地と荒掘が故障し出場は微妙な情勢、またも苦しいメンバー繰りを余儀なくされることになる。カズのトップ下での先発起用という情報もあり、またも試行錯誤の新システムになりそうなのは不安な材料だ。苦境の連続ではあるが、それを跳ね除ける戦いができるかどうか。
一方の札幌は、2シーズンぶりの連勝でチーム状況は上向きになりつつある。こちらもケガ人を抱え、苦しいメンバー繰りである。「カズ対ゴン」が本来ならこのカードの目玉にもなるのだが、中山は、昨年足の手術後を行っているが、試合出場の目処が立たない状況では、この対決が今シーズン中に実現するかは微妙な情勢である(横浜FCホームは10月2日)。
いい流れを掴みかけてきている両チームだけに、勝ち点の上乗せ、順位の上昇ばかりでなく、今後の戦いに向けての重要な一戦になることは間違いないだろう。
【J2:第16節 札幌 vs 横浜FC】プレビュー
一方の札幌は、2シーズンぶりの連勝でチーム状況は上向きになりつつある。こちらもケガ人を抱え、苦しいメンバー繰りである。「カズ対ゴン」が本来ならこのカードの目玉にもなるのだが、中山は、昨年足の手術後を行っているが、試合出場の目処が立たない状況では、この対決が今シーズン中に実現するかは微妙な情勢である(横浜FCホームは10月2日)。
いい流れを掴みかけてきている両チームだけに、勝ち点の上乗せ、順位の上昇ばかりでなく、今後の戦いに向けての重要な一戦になることは間違いないだろう。
【J2:第16節 札幌 vs 横浜FC】プレビュー
手を変え品を変え、この苦境を脱出しようとする横浜FCだが、その打つ手が全て裏目に出てしまっている状況では、勝利すら遠い有様だ。
今節の東京Vでも新しい手を打つことになりそうだ。「4−1−4−1」のシステム変更。果たして今度こそ結果が出せるのか。また、メンバーも大きく入れ替えることが報じられており、カズのスタメン、井手口のJ初出場が予想されている。井手口に関しては、藤田(優)、柳沢の右SBが相次いで故障離脱。本来はボランチの井手口を右SBで起用する模様だ。
このシステム変更が功を奏すのかどうか。それを生かすか殺すかは、一貫して取り組んでいたはずの「ハードワーク」を試合を通してできるかだ。
岸野監督、カズをはじめ古巣との対決という側面もあるが、大久保と大黒の交錯、シュナイダーの負傷交代による突然の関にとってのJ初出場など、このカードでは予期せぬ出来事が起きたことも、忘れないでおきたい。
【J2:第15節 横浜FC vs 東京V】プレビュー
今節の東京Vでも新しい手を打つことになりそうだ。「4−1−4−1」のシステム変更。果たして今度こそ結果が出せるのか。また、メンバーも大きく入れ替えることが報じられており、カズのスタメン、井手口のJ初出場が予想されている。井手口に関しては、藤田(優)、柳沢の右SBが相次いで故障離脱。本来はボランチの井手口を右SBで起用する模様だ。
このシステム変更が功を奏すのかどうか。それを生かすか殺すかは、一貫して取り組んでいたはずの「ハードワーク」を試合を通してできるかだ。
岸野監督、カズをはじめ古巣との対決という側面もあるが、大久保と大黒の交錯、シュナイダーの負傷交代による突然の関にとってのJ初出場など、このカードでは予期せぬ出来事が起きたことも、忘れないでおきたい。
【J2:第15節 横浜FC vs 東京V】プレビュー
1−2
横浜FC 自分たちのリズムの時間帯を生かせぬまま、またしても競り負け。
熊本 勝負どころを見極め、接戦を制す。今季アウエー初勝利。
得点 横浜 21分 ファビーニョ
熊本 5分 吉井、41分 エジミウソン
続きを読む
横浜FC 自分たちのリズムの時間帯を生かせぬまま、またしても競り負け。
熊本 勝負どころを見極め、接戦を制す。今季アウエー初勝利。
得点 横浜 21分 ファビーニョ
熊本 5分 吉井、41分 エジミウソン
続きを読む
2010年シーズンは、得失点差で6位横浜FC、7位熊本となったが、ともにこれまでの下位からの「躍進」となり、得たものは大きかったはず。その成果を手に「昇格」を目標に掲げて迎えた2011年のシーズンだったが、ここまではっきりと明暗が分かれている。
横浜FCは「負のスパイラル」に陥っている。故障者の続出でメンバーが固定できず、打つ手打つ手の全てが裏目に出る悪循環。危機的な状況にある。その最大の問題点が失点の多さである。逆転勝ちができない体質とともに「先手を許したら、その時点で試合終了」の惨状は目を覆うばかりだ。
ここまで守備に関しては試行錯誤の連続なのだが、この試合を迎え、明るい材料もある。故障で出遅れていた八角の復帰である。チームの要となっている選手の復帰でもあり、期待したいところではあるものの、故障からの復帰であり試合勘にも不安が残ることは否めない。それでも、守備の改善には必要不可欠な選手なことには変わりがない。
攻撃も守備に足を引っ張られる格好で低調なままだが、守備の安定を図りつつ攻め手を増やす必要があるだろう。それだけに、八角が復帰してファビーニョとボランチを組むことで、高地の守備負担を減らせることと、カイオが下がってまでボールをもらいに行くシーンが減ってくることにも期待をしたい。
その横浜FCの攻撃の前に立ちはだかるのが、リーグ最少失点(タイ)の「堅守・熊本」である。昨年の躍進も守備の安定が最大の要因だったが、かつて「ハマナチオ」を確立した高木監督の指導がさらに浸透している。現時点では、守備の完成度において、熊本と横浜FCとでは、天と地ほどの差があるだろう。攻撃には課題はあるもの、しぶとく勝ち点を取るサッカーが実現できている。
ご承知の通り、横浜FCを昇格に導いた高木監督をはじめ、熊本には昨年まで横浜FCでプレーをしていた選手、片山・根占・岩丸がいる。岩丸は故障で離脱しているが、片山も根占もチームに欠くことのできない戦力になっている。(表現は悪いが)岸野監督に冷遇されて移ったチームでの活躍。不調にあえぐ古巣は、彼らの目にはどう映るのだろうか? 古巣へのきつい「恩返し」もありそうな状況だ(監督も含め)。
もうひとり、高卒ルーキー(柏ユース出身)の仲間も挙げておきたい。ルーキーながら、物怖じせず攻撃面で貴重な戦力になっている。横浜FCの守備陣も手を焼くことになるだろう。
熊本を故郷に持つ私にとっては、一番楽しみにしているカード。不調からの脱出のきっかけにしたい横浜FCと、昇格争いの上で、この試合は落とすことのできない熊本。最初の対戦の頃には想像もできなかったシチュエーションだが、これもまた両チームが歩んできた歴史がそうさせるのかもしれない。
【J2:第14節 横浜FC vs 熊本】プレビュー
横浜FCは「負のスパイラル」に陥っている。故障者の続出でメンバーが固定できず、打つ手打つ手の全てが裏目に出る悪循環。危機的な状況にある。その最大の問題点が失点の多さである。逆転勝ちができない体質とともに「先手を許したら、その時点で試合終了」の惨状は目を覆うばかりだ。
ここまで守備に関しては試行錯誤の連続なのだが、この試合を迎え、明るい材料もある。故障で出遅れていた八角の復帰である。チームの要となっている選手の復帰でもあり、期待したいところではあるものの、故障からの復帰であり試合勘にも不安が残ることは否めない。それでも、守備の改善には必要不可欠な選手なことには変わりがない。
攻撃も守備に足を引っ張られる格好で低調なままだが、守備の安定を図りつつ攻め手を増やす必要があるだろう。それだけに、八角が復帰してファビーニョとボランチを組むことで、高地の守備負担を減らせることと、カイオが下がってまでボールをもらいに行くシーンが減ってくることにも期待をしたい。
その横浜FCの攻撃の前に立ちはだかるのが、リーグ最少失点(タイ)の「堅守・熊本」である。昨年の躍進も守備の安定が最大の要因だったが、かつて「ハマナチオ」を確立した高木監督の指導がさらに浸透している。現時点では、守備の完成度において、熊本と横浜FCとでは、天と地ほどの差があるだろう。攻撃には課題はあるもの、しぶとく勝ち点を取るサッカーが実現できている。
ご承知の通り、横浜FCを昇格に導いた高木監督をはじめ、熊本には昨年まで横浜FCでプレーをしていた選手、片山・根占・岩丸がいる。岩丸は故障で離脱しているが、片山も根占もチームに欠くことのできない戦力になっている。(表現は悪いが)岸野監督に冷遇されて移ったチームでの活躍。不調にあえぐ古巣は、彼らの目にはどう映るのだろうか? 古巣へのきつい「恩返し」もありそうな状況だ(監督も含め)。
もうひとり、高卒ルーキー(柏ユース出身)の仲間も挙げておきたい。ルーキーながら、物怖じせず攻撃面で貴重な戦力になっている。横浜FCの守備陣も手を焼くことになるだろう。
熊本を故郷に持つ私にとっては、一番楽しみにしているカード。不調からの脱出のきっかけにしたい横浜FCと、昇格争いの上で、この試合は落とすことのできない熊本。最初の対戦の頃には想像もできなかったシチュエーションだが、これもまた両チームが歩んできた歴史がそうさせるのかもしれない。
【J2:第14節 横浜FC vs 熊本】プレビュー
本来であれば、岡山戦の「観戦記」をアップせねばならなかったのですが、仕事が繁忙だったり体調面で不安があったり(現在は回復)で、その他もろもろの事情もあり、この時期を迎えてしまいました。また、今週は横浜FC関係のサイトを見ていません。そして、あの敗戦には結構凹みました・・・。
大変申し訳ありませんが「観戦記」のアップは取りやめさせていただきます。コメントをいただいた方には、返事ができないことも重ねてお詫び申し上げます。
私自身が楽しみにしている熊本戦に行くことができるのは、幸いだと思わないといけないですね。たとえ、悪天候になったとしても。
大変申し訳ありませんが「観戦記」のアップは取りやめさせていただきます。コメントをいただいた方には、返事ができないことも重ねてお詫び申し上げます。
私自身が楽しみにしている熊本戦に行くことができるのは、幸いだと思わないといけないですね。たとえ、悪天候になったとしても。
横浜FCにとっては前節に続き、下位に苦しむチーム同士の一戦となる。岐阜戦の後半は攻撃に少しばかりの光明が見えてきたようにも見えたが、今節の岡山戦はどうか? 続けて良い形の試合ができないていないだけに(それが現在の順位に直結しているのだが)、前節で見えたヒントを生かして欲しいものである。
おそらくは、カイオとファビーニョを先発から起用する可能性が高いかと思われるが、カイオをどこに起用するのかにも注目したい。足首を痛め戦列を離れていた藤田(祥)も復帰となりそうなのは明るい材料でもある。カイオをFWとして起用するのであれば、岸野監督本来の構想が遅ればせながら実現することになる。
一方、サポーターからの評価が下落している上に、この試合出場停止となる飯尾と、このところ守備の甘さが目立つパクテホンに代えて、中野・森本のCBコンビが起用されそうだ。高さがない面は不安要素でもあるが、巡ってきたチャンスを生かしてほしいと願うばかりだ。また「飯尾不在」がプラス・マイナスどちらに働くのかも気になるポイントだ。この試合次第では、CBの組み合わせの変更も、現実問題として岸野監督に突きつけられることになるかもしれない。
対する岡山は、こちらも守備の要であるストヤノフが出場停止。チームの中心でもあるだけに不在の影響は大きいだろう。しかし、前節は千葉を相手に数的不利になりながら、試合終了間際まで千葉を苦しめた。持っている底力は油断できない相手だ。この粘りに苦しむようだと、またも、望まぬ結果になるだろう。
これまでの両者の対戦は、横浜FCの4勝1分。しかし、勝った試合も決して楽な展開ではなかったことは、忘れてはならない。
【J2:第13節 岡山 vs 横浜FC】プレビュー
おそらくは、カイオとファビーニョを先発から起用する可能性が高いかと思われるが、カイオをどこに起用するのかにも注目したい。足首を痛め戦列を離れていた藤田(祥)も復帰となりそうなのは明るい材料でもある。カイオをFWとして起用するのであれば、岸野監督本来の構想が遅ればせながら実現することになる。
一方、サポーターからの評価が下落している上に、この試合出場停止となる飯尾と、このところ守備の甘さが目立つパクテホンに代えて、中野・森本のCBコンビが起用されそうだ。高さがない面は不安要素でもあるが、巡ってきたチャンスを生かしてほしいと願うばかりだ。また「飯尾不在」がプラス・マイナスどちらに働くのかも気になるポイントだ。この試合次第では、CBの組み合わせの変更も、現実問題として岸野監督に突きつけられることになるかもしれない。
対する岡山は、こちらも守備の要であるストヤノフが出場停止。チームの中心でもあるだけに不在の影響は大きいだろう。しかし、前節は千葉を相手に数的不利になりながら、試合終了間際まで千葉を苦しめた。持っている底力は油断できない相手だ。この粘りに苦しむようだと、またも、望まぬ結果になるだろう。
これまでの両者の対戦は、横浜FCの4勝1分。しかし、勝った試合も決して楽な展開ではなかったことは、忘れてはならない。
【J2:第13節 岡山 vs 横浜FC】プレビュー
訪問者数
- 今日:
- 昨日:
- 累計:
いま、何時?
※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
横浜FCを応援する仲間の皆さん
ロアッソ熊本を応援します
Links
お見舞い申し上げます
新潟県中越地震、スマトラ島沖地震、パキスタン地震、ジャワ島中部地震、ジャワ島沖地震、能登半島地震、ソロモン諸島地震、新潟県中越沖地震、ペルー沖地震、四川大地震、岩手・宮城内陸地震、パキスタン西部地震、イタリア中部地震、サモア諸島地震、スマトラ島沖地震(09年)、ハイチ地震、チリ地震、中国・青海省地震、ニュージーランド地震、東日本大震災並びに台風・ハリケーン・サイクロン被害、大雪被害、大雨被害、竜巻被害、干ばつ被害、猛暑被害、噴火被害に遭われた皆さま方に謹んでお見舞い申し上げるとともに、災害からの復興を心より祈念いたします。
ご来場感謝します
この思いを胸に
「このチームはいろいろな人の思いでできたチーム。その思いを背負って戦わないといけない」 吉野智行選手(2006-07年横浜FC在籍 現ガイナーレ鳥取所属)
選手たちばかりでなく、クラブのフロント(トップからスタッフに至るまで)も、そして、私たちサポーターも。
選手たちばかりでなく、クラブのフロント(トップからスタッフに至るまで)も、そして、私たちサポーターも。
男の修行(山本五十六)
苦しいこともあるだろう
言い度いこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣き度いこともあるだろう
これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である
言い度いこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣き度いこともあるだろう
これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である
Recent Entries
Categories
コメントは「承認制」とさせていただきます。
Recent Comments
どちらから?
Archives