3−3 PK 6−7
激闘。J1首位チームを最後まで追い詰めるも惜敗。
得点 横浜 19分 内田 52分 久保田 94分 小野(信)



 
平日の遠方アウエーでは、現地に行くことはできず。毎度のことながら「伝聞情報」が頼り。

シドニーへと旅立ったカズがいなくなった横浜FC。ナビスコカップ優勝を逃し、リーグ戦優勝にも暗雲が漂い始めたG大阪。両チームにとって、色々な意味できっかけにしたいゲームであったはず。

両チームともメンバー繰りは苦しい。G大阪は日本代表の宮本・遠藤を故障で欠き、大黒・二川はベンチスタート。一方、横浜FCは、CBのやり繰りに苦労。この試合はトゥイードと早川。そして、カズの抜けたFWには、久しぶりの久保田が入った。

試合は、前半の19分に福岡戦に続く2試合連続ゴールとなる内田の得点で先制し、前半を折り返す。
負けられないG大阪は、後半から(本当は温存したかっただろう)大黒・二川を投入。しかし、追加点を奪ったのは横浜FC。久保田のゴールだった。
2点差となって、すぐにG大阪が1点を返し、そのまま試合はロスタイムへ。横浜FCにとっては、またしても、といってもいい大黒のゴールで追いつかれ延長戦に。

延長前半早々、小野(信)のゴールで再び勝ち越し。残念ながら”Vゴール”方式ではなく、前・後半30分やる試合方式。迎えた後半ロスタイム、またしても同点ゴールを許してしまう。試合の決着をつけるべくPK戦へ。

PK戦もサドンデスにもつれ込む激闘となったが、6−7でG大阪が制し、5回戦へと駒を進めた。

2度もロスタイムに追いつかれたことを問題にする向きもあるだろう。しかし、福岡戦の前まで、J1首位のG大阪相手に、これだけの試合をすると思った人たちはどれだけいるだろうか?
選手・チームは着実な成長を遂げていた。この2試合でそう思える。カズがいなくても出来るということを示してくれた。

厳しい状況の中、選手たちは本当によくやってくれたと思う。そして、平日の遠方アウエーという悪条件の中、駆けつけて力強い応援を送ったサポーターの皆さんにも心から感謝したい。
改めて、横浜FCというチームを誇りに思う。

確かに”逃がした魚”は大きい。しかし、この敗戦で得たものも大きかったと思う。J1とJ2との差、勝負への執念、最後まで頑張りぬく大切さ、等々。
後は、この糧をどう生かすかである。

「勝利」という結果は残せなかったが、胸を張って帰ってきてほしい。そして、この試合で得たものを胸に、残りの試合を戦ってほしい。