0−1 嵐の中ゴールは遠く。フロント不信は頂点へ

サポーターの意志

前節で降格となった直後のホームゲーム。図らずも「真のホーム」三ツ沢での今年ラストゲームである。また、社長の無責任ともいえる発言からサポーターの怒りを買った直後の試合でもある。台風接近で風雨強い中行なわれた試合、いろいろな意味で波乱の予感が漂う試合となった。前回の大宮戦は、試合途中に集中豪雨で試合が中断した。今回もまた悪天候の中での試合だ。両チームのサポーターにとっては気の毒なカードだった。

台風接近

前節から大きくスタメンを変えて臨んだ横浜FCだったが、相変わらず得点は出来ぬまま。両チームとも強い風雨に悩まされる展開であったが、39分CKの連続から痛恨の失点。いつもの通りこの1点が重荷となる。
後半に入り、更に風雨は強くなる。結局両チームとも得点は無く、試合終了。横浜FCにとっては6試合連続無得点という、新たな不名誉記録が加わってしまった。残り4試合で、勝ち点どころか得点すら挙げられずにシーズンを終えてしまう可能性すら現実味を帯びてきた。

試合終了後、横浜FCの運営会社社長から、自身の発言から端を発した一連の騒動についての説明が行なわれたが、納得がいく説明とは到底思えないものであった。発言から混乱を招いたことについては「ご迷惑をおかけした」が、降格についての責任については、全く触れることはしなかった。ここ最近見た、某ボクサーの父親の会見かどこかの政治家・官僚の釈明と同レベルのものだ。到底謝罪とはいえない。

結果的には、サポーターの怒りの火に更なる油を注ぐだけのものだった。

この試合、サポーターは試合中はずっと「三ツ沢の歌」のみを歌い、ハーフタイムには「社長辞めろ」コールを続けた。そして、試合後の社長の説明時には「○○(社長の名)辞めろ」の大きな弾幕を掲げた(残念ながらその場面が撮影できず、こちらにアップすることができなかった)。

こうなると、「事実上のオーナー」の「至極常識的な判断」を以って社長を諌めるか、逆にオーナーの持つ「資本の力」で圧力をかけるか、あるいは大口スポンサーからのプレッシャーでもない限り、責任を取らないのではないのか、この社長は。

このままでは、チームいやクラブ崩壊の危機だ。明確な責任を取らなければ横浜FCの将来はない。

TBS「スーパーサッカー」横浜FC対大宮 スタッツ

[ J's GOAL ]【J1:第30節 横浜FC vs 大宮】レポート