3−2 「新装・三ツ沢」で開幕2連勝。アンデルソンはハットトリック。
得点 横浜 5分 アンデルソン 52分 アンデルソン 79分 アンデルソン

新しい三ツ沢


苦しみながら開幕戦をモノにして迎えた「新装・三ツ沢」でのホーム開幕戦。三ツ沢球技場改め「ニッパツ三ツ沢球技場」の記念すべきこけら落としである。その初戦は「神奈川ダービー」湘南戦だ。これまでの対戦成績は全くの五分(9勝6分9敗)であり、今シーズンは昇格を争うライバルでもある。

スタメンは前節と同じ。しかし、試合の入り方が全く違った。最初から横浜FCが積極的に試合を進める。そして、早々に試合が動く。5分PKをアンデルソンが決めて先制。PKのキッカーを誰が務めるのか注目だったが、(個人的な)予想に反してアンデルソンだったとは(三浦(淳)か吉本だと思っていた)。これが新しい記録誕生への序曲にもなった。
試合開始早々に優位に立てたこともあってか、横浜FCが試合を支配する展開に。前節とは見違える展開である。運動量豊富に湘南を揺さぶった。いくつか惜しいチャンスもあったが、前半は1−0。

後半も早々にまたしてもPKのチャンス。これもアンデルソンが決めて2点差に。しかし、ダービーでもあり昇格のライバル相手に黙っている訳にはいかない湘南は、ベテラン加藤を投入。64分ゴール前で与えたFKを加藤に決められ1点差に。にわかに試合が動き出す。都並監督は守りに入らず、攻撃的な布陣を敷く、そして、79分、今度はアンデルソンが自らゴールを叩き込み、ハットトリックを達成。05年の富永以来(対徳島戦/鳴門)の記録であり、J2以降三ツ沢では初めての記録だ。
しかし、その直後に失点したのは全くいただけない。この試合の大きな反省点である。結果的には、この3点目がモノをいった。前節同様に湘南の猛攻を辛抱強く凌ぎきり、タイムアップ。横浜FCにとっては、J2以降初めての開幕2連勝。スタートダッシュを不安視する向きもあっただけに、結果を見れば好スタートを切ったとも言えよう。

ただ、前節と同様に中盤が有効に機能したとは言えないし、失点もミスがきっかけだった。結果は出たとは言え、まだまだ改善の余地があるし、チームの完成度は低いと思う。しかし、一方で選手交代を有効に使い、柔軟に戦術を変更できるのは今後にとっても大きな強みとなろう。これが今年の横浜FCの売りにもなる。これから試合を重ねる毎に完成度を高めていくことになるだろう。選手起用や戦術の選択肢を一層増やしていくことが、今後の戦いの中で必要になってくる。

TBS「スーパーサッカー」横浜FC対湘南 スタッツ

[ J's GOAL ]【J2:第2節 横浜FC vs 湘南】レポート