1−0 見事な勝利!!
得点者 84分 山尾

5回戦進出 ベスト16入り。
勝利のあいさつ

曇り空の三ツ沢。やや肌寒い気候だったが、それを吹き飛ばしてしまうほどの熱戦だった。

ホーム三ツ沢では、いつもGSをやっている私。三ツ沢で、のんびりと試合開始前の時間を過ごし、目一杯応援できるのは天皇杯くらいのもの。
ゴール裏の一風景
「居酒屋ゴール裏」は今日も大繁盛
今日は、いまやゴール裏の名物となっているこの方の「居酒屋ゴール裏」へも開店から「入店」。

試合開始。今日は選手もサポーターも気合が入っていた。この試合に賭ける強い気持ちが感じられた。
私は、試合前この試合をこう予想していた。前半早いうちに点が入らなければ、1−0の勝負。そして試合が動くのは、後半30分以降と。

試合を通して、やはり守備陣の健闘が光った。多少は危ないシーンがあったが、広島の攻撃をきっちりと凌いだ。攻撃も両サイドを使う横浜FCらしい攻撃が数多く見られた。
広島は、去年ほどの怖さは感じられなかった。ある意味”J1のサッカー”をしていたのかもしれない。相手を受けていたのではないか。そうなると横浜FCにとって好都合。失うものはないのだから。

前半は目論見どおり0−0。試合の流れが良いので、これはいけるかもという気になる。とにかく先取点がほしい。お互い2点入る展開ではないのだから。

後半は広島が盛り返してきたが、守備陣が冷静に対処、ゴールを許さない。普段は、早めに選手交代が行われるが、試合展開が良いだけに監督は動かない。結果的に、それが吉と出る。
広島にとって最大のチャンスともいえる、菅野との1対1。菅野が超人的な反応で、最大のピンチを防ぐ。
そして、その直後のセットプレーのチャンス。混戦から山尾が押し込み、ゴール!!84分、残り6分での先制であった。
そうすると、この1点を守るだけ。それまで使っていなかった交代枠を、守備固めに使用。それが見事にはまった。
ゴール前のFK、CKとピンチが続いたが、最後まで得点を許さず、試合終了。J1相手からの「金星」を挙げた。

本当に素晴らしいゲームであった。選手、監督・コーチ陣、そしてサポーターの「この試合に勝つ」という強い思いが実ったゲーム。みんなでつかんだ勝利。今年のベストゲームといっても過言ではないだろう。
今日のヒーロー山尾選手
天皇杯といえば・・・
5回戦の相手は、ガンバ大阪。日本代表の宮本、得点ランキング2位の大黒や二川、シジクレイら好選手の揃う強豪チーム。今日以上に厳しい相手だが、臆せず強い気持ちで立ち向かってほしい。選手もサポーターも。

弱小チームのサポーターだが、これがあるからサポーターはやめられないんだなあ。改めてそう実感した一日だった。