2007年01月08日

人口動態統計より

2006年の出生数-------108万6000人(2万3000人増)
2006年の死亡数-------109万2000人(8000人増)
2006年の自然増加数----マイナス6000人
2006年の結婚件数------73万2000組(1万8000組増)
2006年の離婚件数------25万8000組(4000組減)
2006年の出生率--------1.29

ヤフーのニュースにこういった記事があった。少子化対策は国を存続
させるに最大の懸案であるはず。2050年後の日本の人口は1億人
まで減少する。高齢者は3600万人。実に3分の1が高齢者。
子供を欲しくても生めない環境が改善しないことには日本は大量の
外国人労働者を受け入れるなどしないと経済は立ち行かなくなる。
年金や社会保障、払う人が少なくなれば制度は続かない。将来に
明るい展望を持てなくなったら、子供を持つ人も減るのは当然だと思う。

貯蓄ゼロの世帯が23.8%
単身者世帯では41.1%

といった統計にも驚かされた。実に4世帯に1世帯が貯金0とは。
本当かね。他にも、

正規の職員・従業員--------3500万人
非正規の職員・従業員------1500万人

という統計もある。森永卓郎がかつて年収300万円時代を生き抜く経済学
という本を出して、かなりの流行した。今は、オタクな解説者・お金儲け
のためにマスメディアに出まくってる経済学者に成り下がってる印象もある
が、ここ最近の非正規労働者の増加はまさしく年収300万円代の人の増加
であり、厚生年金など保障もないためにかなり苦労することも多いと思う。
結婚を思い留まる人もいるのは当然だと思う。
自分ですら、早く結婚して専業主婦になって、子供を生むのが夢なんて人
とは結婚できないと思う。結婚となると安易にできないじゃない。
そして、離婚数の多さにも驚いた。

100年安心な年金プラン、もう立ち行かないようじゃダメですよ。もう少し
ちゃんと説明して、国民が納得した形にして下さい。議員宿舎、何ですか
あれは?貧しい国民から税金を増やしておいて使うところはそこですか?
お金はあるところからまず税金を取ってください。
プロ野球だメジャーだフィギュアだと盛り上がるのはいいけど、私達はもっと
怒ってもいいと思う。

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