どうせ再放送するならやっぱ昼飯は食わないほうが良い(体感

2020年05月03日

(アニメ)君の膵臓をたべたい

【ネタバレあり】

通称キミスイ。

小説を読みました。実写映画も見ました。
で、Eテレで放送されていたアニメ版を見るに至りました。

最後の、"遺書"を読むシーン。
まあ確かに映像化が難しいところではあります。でも、あんなに「お花畑」にしなくてもイイのになー、と思いました。いかにも死後の世界じゃないですか。
あの作品における死は、そういう扱いじゃないと思うんですよね。
だからこそ、病気ではない死に方で、物語の週末を迎えるワケです。
つまり、誰にでも訪れる死が、たまたま重篤な人のもとへ訪れた、というだけのこと。

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)
住野 よる
双葉社
2017-04-27




そこが大きなポイントで。
散々病死のイメージをすり込んでおいたところで、退院という明るい光を差し込ませ、
そこから一気に違うプロセスでの死が訪れる。
ストーリーの意外性だけではなく、「君の膵臓をたべたい」というフレーズは結果的に死に向いていない、ということにもなるんです。
つまり、膵臓が治ったとしても運命としてはあのタイミングで死んでしまうのです。
膵臓を「食べた」としても死からは逃れられない。
生きたいから言った言葉ではないんです。
あくまで、ストーリー構造上、ですけど。
キャラクターとしては、自分の運命が見えていたワケではないですからね。



フォーカスとしてはあくまでも二人の関係性なのです。
そして、二人がお互いの名前を呼ばない、という行動がより意味を持ってくる。
友情や恋人という安直な関係性ではないんだ、と劇中でも言っています。
二人の特別感、ひいてはこの作品の劇場感を盛り上げているんです。
「君の膵臓をたべたい」なんて言い合う二人、普通じゃないですもんね(笑)




このエントリーをはてなブックマークに追加
tomohiro100kg at 22:00│Comments(0)テレビ | エッセイ

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
どうせ再放送するならやっぱ昼飯は食わないほうが良い(体感