おげんさんと(ほぼ)いっしょカツカレー

2020年06月04日

水曜日のダウンタウン

2020/06/03(水)22:00~22:57 【TBS1】水曜日のダウンタウン

クロちゃんのリモート企画

テラスハウスであんなことが起こった記憶冷めやらぬ中、
過去散々炎上経験のある番組が、
過去散々炎上経験のある演者がゴールデンタイムを張る。
チャレンジングですよね。

でも、ちょっと分かりました。

水曜日のダウンタウンでのクロちゃんは確かに嫌われ者だけど、
ちゃんと痛い目を見るから、「悲劇」にならずに済む。
「悲劇」は、この場合、クロちゃんが追い込まれること、です。
もちろんクロちゃんのパーソナリティによるところも大きいとは思いますが、
結局、罰ゲームやしっぺ返しで、視聴者は溜飲を下げることが出来る。
だから、"エンターテイメント"に収まっていられる、のかな。




「スカっとジャパン」って番組があるんですけど、
俺、あの番組、めちゃくちゃ嫌いなんです。
というのは、エピソードの主役にとって嫌なことが起こって、
たいがいの場合は、その嫌なことを起こした人が何かしら酷い目にあって、
スカっとする、っていうエピソードが羅列される番組。
(俺が見たときは、そんな番組でした)
なぜ嫌いか、といえば、
「正義」は人によって違う、ということがまるっきり無視されているからです。
あくまでその人にとって面白くないことが起こり、
その人にとって都合の良い仕返しを果たし、
その人にとって愉快な結末を迎える。
そこに相手の気持ちになって考える、という要素が全くもってゼロだからです。
身勝手だなぁ、と思いながら、たまたま見た1つのエピソードが終わってチャンネルを換えたのです。

タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?
戸部田誠 (てれびのスキマ)
イースト・プレス
2014-03-26




炎上は一種のエンターテイメントです。
間違いなく。
タモリさんが「愛があるから戦争が起こる」と言ったように、
人間に好き嫌いがある限り悪意はなくならないし、
「人の不幸は蜜の味」的な感情が消えることはないはず。

「アメトーク」で運動が得意でなければ、番組になる。
学校で同じことが起こったときに、それは嘲笑の対象になるケースは容易に想像できます。
そして、対象になった人が心を病むことは、十分に有り得ることでしょう。

だからこそ難しいし、だからこそ面白いんです、人の感情は。
エンターテイメントに昇華されたときの感慨はひとしおでしょう。

悪意とこだわりの演出術
藤井 健太郎
双葉社
2016-08-17




最初に戻りますけど、
だからこそ、このタイミングで、
「水曜日のダウンタウン」が「クロちゃん」を使って、まるまる1時間番組を作り上げた、
ということがもの凄いなぁ、と思うし、それだけでニヤついてしまうのです。

(何かしらの「作品」にネガティブな感想を抱くことは責められることではありません。
が、その感想をわざわざその作り手の耳元で伝えることは俺にはできないな、とは思います)

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tomohiro100kg at 22:00│Comments(0)

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