
オイアウエ漂流記 (新潮文庫)
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塚本賢司、28歳。接待出張で乗り合わせた飛行機が遭難し、なんと、流れ着いたのは水も火もないポリネシアの孤島!!賢司をコキ使う上司たち、スポンサー企業の御曹司、挙動不審な新婚カップル、小学生とそのじっちゃん、怪しいガイジン。あり得ないメンバー10人での毎日は、黒~い本音も秘密の過去も、隠しきれない生活だけど…。 (「BOOK」データベースより)
面白いだけでなく、サバイバルの描写がリアル。設定が秀逸。さすがの荻原浩。

ゆうとりあ
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定年後に山村への移住を決意した夫婦。移住先の名前は「ゆうとりあ」。「ゆとり」と「ユートピア」をかけたベタなネーミングは、いかにも田舎の役所が考えそうなものだ。
同じく「ゆうとりあ」に住む隣人と、隣の地区の古くから住む住民、そして役所との人間関係。隣接する山から下りてくる動物たち。実際に生活してみれば想定外のことが次から次へと起こるのは必然か。
それでも「里山の生活とはこういうものだ」と割り切ってしまえば、わずらわしいと思っていた人間関係や動物との共存もなんとか受け入れられるものなのだ。
それでも、孔子の一生「六十にして耳順がう」とは、なかなか難しいものである、という話かなぁ。
それにしてもこれまでの作者らしからぬタイトル、文体とストーリー。定年後にロックバンドでデビューする同僚の登場など、荻原浩か?と思ってしまった。
熊谷達也のライフワークと言える動物、特に「熊」との共存についての問題も、これまでと違う手法で提起している、カジュアルな読み口の作品。
文春文庫

廃墟に乞う
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佐々木譲の作品はたぶん初めて。直木賞受賞作品ということと、舞台が北海道各地、ということで読んでみた。
主人公は休職中の刑事。ある事件での体験がトラウマとなってしまって休職療養を命じられている。その間にかつて知り合った人たちから、道内各地でその身内が巻き込まれた事件について力になってほしいと乞われ、出向き、自分なりに調べる。何がしかの情報を得、捜査員に渡し、犯人確保に進展する。
休職中の刑事には、できることはあまりない。実際の捜査の妨害にならないように、けれどその地域の警察署には断りを入れ、周辺をできる範囲で調べる。ほとんど私立探偵と変わらない。これまでにない警察小説の設定だ。
作者によると、この設定は後付けなんだと。元々は北海道各地を舞台にして、その多様な地域性を生かしたドラマを作りたかったと。漁師町、炭鉱跡、札幌という大都市、道内の有名製菓会社をモデルに登場する話もある。なるほど「北海道」内でも、地域によって様々な性格の人たちが描けるものだ。
その街ごと登場する人たちの人間性と、「休職中の刑事」という設定、共に親近感がわき、引き込まれる。
文春文庫

オリンピックの身代金
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東京オリンピックは、戦後復興した日本をお披露目する機会だったんだね。この本を読むと良く分かる。新幹線にモノレール、首都高速道路に各競技場。それぞれの完成を開会式に間に合わせようと、現場では地方からの出稼ぎ労働者が夜を徹して汗水を流していた。
成長と繁栄の象徴となるオリンピック開催と、その繁栄が行き届かない地方との格差が広がる。
そして主人公は、貧しい地方からの出稼ぎ労働者を踏み台にして世界に繁栄をアピールしようとする国に怒り、オリンピックを人質に身代金を要求するのだ。関係各所を順番にダイナマイトで爆破していく。そして開会式当日、最後の標的になったのは、、、。
面白い!さすが奥田英朗!上下巻一気読み。
角川文庫
日曜日の昨日、「葛飾柴又ロードレース」の10kmに参加してきた。
今回は、たまにお手伝いする山登りツアーを主催している友だちに誘われて、さらに会場の近くに住む会社の後輩を誘って、仲間3人での参加だ。
会場は江戸川の土手で、すぐ脇には「矢切りの渡し」があったw
勢いよくスタートで飛び出したのは良かったが、ほどなく彼に前に出られ少し離された。その後、一定距離を保ったまま追う展開に。残り3.5kmくらいから徐々にペースを上げて追いあげたけど、結局最後まで追いつくことはかなわなかった。残念。
今回は、たまにお手伝いする山登りツアーを主催している友だちに誘われて、さらに会場の近くに住む会社の後輩を誘って、仲間3人での参加だ。
会場は江戸川の土手で、すぐ脇には「矢切りの渡し」があったw
スタート前に山屋の友だちと余裕の表情
しかし、今回は彼と「勝負」なのだ!
勢いよくスタートで飛び出したのは良かったが、ほどなく彼に前に出られ少し離された。その後、一定距離を保ったまま追う展開に。残り3.5kmくらいから徐々にペースを上げて追いあげたけど、結局最後まで追いつくことはかなわなかった。残念。
でも、結果は...
自己記録更新!
一昨年の川崎多摩川マラソンで記録したタイムはもとより、30代の時に出した自己ベスト45分59秒を上回る45分切り!40〜49歳の部では、105人中20位。やったぜ!
これも、前を走る友だちに追いつこうとして、引っ張られた結果だ。
これも、前を走る友だちに追いつこうとして、引っ張られた結果だ。
会社の後輩は39歳までの「一般の部」で出場なので、オレたちがフィニッシュしてからのスタート。今回が初めての大会参加だ。がんばれよ!
オレと友だちは、後輩が走っている間に帝釈天にお参り。
松の木が見事ですな〜
その後は仲見世通りの「とらや」という名物草団子屋(寅さんのロケで使われていた店!)で、生ビールにおでんで先に打ち上げ。そのうちにゴールした後輩も合流し、昼前から4時ころまで柴又界隈で3軒はしごしたのであった。
〆は、柴又駅前の店で焼きそば!











